趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
7月の雨の日曜日。
この日は、一人だったこともあって、普段はあまり行かないエリアで朝ラーしようとクルマを走らせていたのですが、紆余曲折あって、最終的にこちらのお店を目指すことに。
実は最近、SNSをきっかけに個人的ラーショ熱がわりと高まっており、ネットで情報を漁るうち、こちらはその中でもいつか行ってみたいお店の一つになっていたところでした。
お店には開店時間の10分くらい前に到着したところ、駐車場には既に、開店待ちと思しきクルマが数台。そこから、店主さんが暖簾を出すタイミングで人が降りてきて、私もその人たちに混じって入店。その後も続々とお客さんは増え続けたのですが、天気の良い時なら、もっと混雑したでしょうかね。
で、先に入った常連さんと思しき人の注文の仕方を見たところ、カウンター近くの冷水機でお冷を汲みがてら、近くにいるホール担当の女性店員さんに告げていくというスタイル。先客に続いてそれを真似、後述の品々をお願いしてから店内中央のカウンター席へ。もっとも、そこで注文しなくとも、席で待っていれば注文を取りに来てくれたようでしたが。ちなみにメニューは、醤油、味噌、塩味となるラーメンショップの標準的な品(ラーメン、ネギラーメン、つけ麺など)のほか、「椿」のお店で見かけた七味お酢ラーメン、更には他であまり見ない激辛(ネギ)ラーメン・つけ麺というのもありました。
【ネギラーメン 830円 + 味付け玉子 100円 + ばらのり 100円】
それで今回私がいただいたのが、基本のネギラーメンに、ラーメンショップではそれほど見かけない味玉と、「おすすめ」と書かれたばらのりトッピングを追加して。店主さん手づから持ってきてくださったラーメンは、2品もトッピングを足しているのに綺麗な盛りつけですね。
で、定石では最初にネギをよく混ぜるべきところ、あえて混ぜずにスープだけいってみたところ、これが、もう!!。豚のワイルドな香りはなく、出汁が丁寧に取られていることがわかるのですが、同時にまろやかな乳化具合が、見た目にわかりやすいコッテリ感はさほどないものの量的には結構な脂が溶け込んでいることを想像させます。そして次に、定石通りネギをよく混ぜてからいただけば、これが、また!!こうすることによって、ネギ、そしてネギに纏ったタレの味や香りがスープに加わって、とても完成された味わいに。醤油ダレの塩梅も丁度良く、あまりの完成度にラーショでは個人的お約束の、ニンニクを入れるのを躊躇するくらいです。(結局途中から入れてしまいましたが。当然、それでも良かったです。)
また麺は、ラーメンショップでは一般的な、たおやかでゆるっとした啜り心地の細麺ですが、標準だと、若干柔らかめな噛み応え。「麺硬め」で注文していた人がわりといたようですが、個人的にはこのくらいの方が好きですね。
そして具は、先述のとおり追加しただけあって盛りだくさん。うち、チャーシューは、全量が刻まれてネギの混ざるのではなく1枚ものも載ってくるタイプでしたが、結構な厚みがあるにもかかわらず、適度に柔らかい食感とライト目な味付け(にもかかわらず豚のワイルドさは無し)が、具としてとても良いですね。あと追加の味付け玉子は、黄身の固まり具合と味加減が何とも良く、ばらのりは全体に磯の香りを追加されますが、スープが丸いのでそれと合わさると何とも良い感じに。ちなみに味付け玉子とスープを吸ったばらのりは、後述するミニねぎめし載っけても良かったです。
こちらは、一緒にいただいた品。ネギラーメンとネギが被るのですが、滅多に来られるお店じゃないので、今回は欲望の赴くままに。
それでお味の方ですが、こちらもいい塩梅ですね。
ご飯の上に、タレで和えられたネギ+チャーシュー小間切れが載って、海苔やゴマがあしらわれているという、別のお店ではネギ丼とも呼ばれるスタイルですが、これまでいただいたことがあるその類の品の中でも、バランスが良いというか。
あと何気に、ネギの良さがわかるというか、夏場にもかかわらず、またスープで加熱されないにもかかわらず、ザキザキ指定ない食感が良かったです。
というわけで、どちらも美味しくいただき、大変満足させていただきました。
簡単にお伺いできないところにあるこちらのお店ですが、今回いただいた2品以外にも、ぜひとも食べたくなった品々がありますので、また何とか機会を作ってお伺いしたいですね。
ごちそうさまでした。
令和3年7月訪問
個人的に、フラストレーションが溜まると、色々と無茶がしたくなってしまうのですが、ここ数日そんな感じだったので、この日は仕事を休んで県境を超え、こちらのお店で朝ラーを。
それで今回のメインは、初めてとなる黒ばらのりラーメンに味付け玉子を追加して。
早速スープからいってみたところ、ベースはいつもの、背脂多めなコッテリ豚骨で、豚を感じるワイルドな香り。そこに黒ばらのりの乾物的かつ磯の強い香りが加わって、これが!!こちらのお店のネギやネギ味噌ラーメンの場合、豚を感じるコッテリスープとゴマ油香るネギの組み合わせが、あたかも、奔放に旋律を奏でるリード楽器と、それを支えるタイトなバッキングといったように感じられるのですが、これはツインリードの2つの楽器が、お互い自由に旋律を奏でるような奔放さ。(分かりづらい例えで申し訳ない。)途中からにんにくを入れると味が落ち着きましたが、逆に勿体無い感も出てしまったなぁ、と。
また味付けは、醤油ダレを使用しているんでしょうか。醤油、味噌にかかわらず、いつも濃い目のこちらのお店ですが、今日のはしょっぱみが強い味わい。これはこれで、白ごはんにめちゃくちゃ合う味なのですが、この日は後述するサイドメニューにしてしまったのが、ちょっと勿体無かったです。
そして麺は、いつもの細いけど若干ゴワっとした食感のある自家製麺。ただ、ここのこの色々と濃いスープには、これじゃないと駄目なんですよね。
それと具は、先述の黒ばらのりがたっっっっっぷりと入り、それが丼内に拡散してどこを食べても一緒に入ってくる程。チャーシューはいつもの柔らかかつ肉の食感も楽しめるもの。メンマはあっさりめの味付け。追加した味付け玉子は、黄身の火の通し加減が程よく、若干甘目の味付けが合っていますね。
こちらは、一緒にいただいた品。
ネギ(ネギ味噌)ラーメンではないので、こちらでネギ分を補充しようと思って注文したのですが、やっぱり間違いない味わいです。
こちらは、同行の相方がいただいた品。
あいかたも、今日のはしょっぱみが強いと申しておりました。
というわけで、どれも美味しくいただいたのですが、特に黒ばらのりラーメンは、かなりインパクトのある品でした。
ごちそうさまです。
令和3年6月訪問
平日のお昼時。たとえ、お店の前を通ったとしても、駐車場が満車で諦めることが多いこちらのお店ですが、この日は奇跡的に空きがあったので、即座にクルマをイン!もっとも、店内はほぼほぼ満席で、入り口のところで少々待つことになったものの、程なくして小上がり席にご案内となりました。
それでこの日は暑かったこともあり、味噌味のつけ麺を。っていうか、ここでつけ麺をいただくのは今回が初めてだと思っていたところ、このブログの過去記事見ると、10年以上前に醤油味のをいただいていたんですね。でも、味噌味は今回が初となります。
注文から程なくして登場すると、標準で大盛りとなる麺の量に少々驚かされるのですが、早速その麺をつけ汁に浸けていただけば、これが、もう。スープを拾う適度な凹凸はあるけれど、表面のテクスチャはツルッとしていて、茹でた後で締められているゆえ歯応えは硬質な密度感もありますが、噛むとしっかりとグルテンが効いたモチっシコっとした食感の、極上の手打ち麺。やっぱりみうらさんの麺は最高ですね。
そしてつけ汁は、ラーメン同様に鶏出汁でしょうか?基本はあっさりしているけど、味に丸みがあるというか、旨味が濃いというか。その味付けは、味噌の他、お酢と、ほんのり辛味も効いているような。(自信なし。)濃さは、ラーメンよりもやや濃いくらいでしょうか、そのまま飲み干すにはちょっとしょっぱいけど、これが実に後を引く味わい。そこに、ネギとゴマがアクセントとして機能しています。
それと具は、スモーキーでミシっとした食感のチャーシュー、味付けごくあっさりのメンマ、ほうれん草、ナルト。ラーメンの時と違ってスープに浸かっていない分、単体でいただくにはどれも一歩引いたような味なんですが、麺と一緒に摘んでつけ汁に浸けていただけば、これが、また。麺との相乗効果か、具だけつけ汁に浸けるよりも、味わいがグレードアップします。
というわけで、大変美味しくいただいたのですが、手打ち麺にあっさり系のつけ汁という、私がこれまでいただいいてきた味噌味のつけ麺とは方向性が違う味にもかかわらず、個人的な好みとしては、トップクラスの味わいだったかな、と。ここまで印象的ならば、10年以上前にいただいた醤油味のつけ麺のことを覚えていても、また思い出しても良さそうなものですが、そうならないのが不思議なところなので、今度はあまり時間をおかずに、醤油味のつけ麺もいってみたいと思います。
ごちそうさまでした。
令和3年6月訪問
この日は、我が家恒例のインターパークでの用達があり、ではついでに、某もんみや6月号の「辛い麺スタンプラリー」の続きをばという流れに。
で、インターパーク、そして帰り道となる砂田(すなった)街道にもいくつかの対象店舗があるなか、この日は激辛な気分だったので、(お店によって対象メニューの辛さLvが1から3の3段階あるなか、)最も辛いLv3の品を提供されている、こちらのお店まで。
そんなこちらのお店の、スタンプラリー対象辛さLv3のメニューが、このGT(激烈担々麺)。さすがはLv3だけあって、まず見た目からしてインパクトがあるというか、スープは唐辛子っぽい赤みを帯び、その上に乗る肉味噌のさらに上から掛かっている黒いものは山椒でしょうかね。更に、ニラの微塵切りが彩りを加えているのですが、赤と黒に緑が加わって、彩りというよりも手強そうな雰囲気。更に匂いからは、複数の唐辛子(辛味成分も)そして山椒が伝わってきました。
で、最初は、あえて肉味噌は混ぜないで端の方からスープをいってみると、ゴマ感よりも、ベースとなっている豚骨白湯?のまろやかさが主張する感じ。そこに唐辛子の辛味がズドンとくるものの、ベースの出汁によって多少は抑え込まれているため、まだ味わっていただける余裕がありますね。もっともこのテの辛味は口中に蓄積していくので、序盤は本領を発揮していないことが多いのですが。
次に肉味噌を混ぜると、その甘味などが加わって味わいが複雑になり、辛味も肉味噌の上に掛かった四川山椒が行き渡ることによって結構強烈な痺れが加わり、更に香りもより重層的になるような。なるほど、これが本来の味わいなんですね。
また麺は、このGTのために特注という平打ち麺。ストレートタイプだけど、スープがドロっとしてるのでしっかり絡みます。ちなみに麺単体では、ツルツルシコシコっとしたナイスな食感。
そしていただいていると、案の定、口の中に辛味によるダメージが蓄積してきて、途中から修行モードに突入。でも、旨味も強いので、ただ辛いものを口に入れている感はなく、最後まで味わって、気が付くとスープも全て無くなっていましたが。
こちらは、相方とシェアしつつ一緒にいただいた品。辛いラーメンの息抜きにはライス類が合うという目論見で注文しました。
で、そのお味ですが、味付けはしっかりめ。食感も程よく、普通にチャーハンとしていけてます。平日限定とはいえ、この半チャーハンがこの値段でつけられるのはかなりお得ですね。
こちらは、相方がいただいた品。
豚骨白湯+ピリ辛肉味噌という組み合わせで、例によって味見させてもらったところ、辛さで口の中をやられていてディテールまで良く判らなかったものの、これがなかなか。相方はかなり気に入っていた様子でした。
というわけで、どれも美味しくいただき、満足いたしました。
で、これでスタンプラリーの目標である3店舗には達したものの、元から辛いものは好きだし、期限まで(これをいただいた後も)あと1月ちょっとあるので、あと何店舗か頑張ってみたいと思います。
ごちそうさまでした。
令和3年6月訪問
先日から始めた、某もんみや6月号の「辛い麺スタンプラリー」ですが、その2店舗めが、個人的には久しぶりとなるこちらのお店。午前10時45分と、一般的なお店より少し早い開店時間が嬉しく、この日のブランチという感じで、相方と共にお伺いしました。
それでこちらのお店のスタンプラリー対象メニューが、この味噌冷やし担々麺。メニュー写真だと、辛そうなラー油っぽい真っ赤な液体がタレの表面を覆っていて、3段階ある辛さLvのうち一番下のLv1にもかかわらず結構手強い印象だったのですが、実物はその赤色が全く見当たらず、逆に野菜たっぷり載った、ヘルシーな冷やし中華というビジュアル。錦糸卵が更に冷やし中華感を高めています。でもって実際、味見のためにタレを舐めてみても、辛さは感じず、甘酸っぱい冷やし中華のゴマダレといった味わいです。
次に、結構な量が載った味噌味の肉味噌を混ぜていただくと、これが、とっても甘い!辛味よりも塩気よりも甘味がガツンと前面に来るチューニングに、ちょっとびっくり。そういえば、こちらのお店の看板である日光味噌ラーメンも、かなり甘めの味付けでしたっけ。そこに、天辺にのった糸唐辛子と花椒(ホワジャン)の香り、そして軽い辛味と痺れが、これが担々麺であると主張しています。
太めの麺はツルシコ食感で、具の水菜、白ネギ、ミョウガのフレッシュ感やシャキシャキとした食感も合っているのですが、添えられた味変用のマヨネーズが、再び冷やし中華感を思い出させます。というのも有名な名古屋に限らず、栃木のお隣の福島県あたりでも、冷やし中華にマヨネーズが付いてきた覚えがあったので。ちなみにこのマヨネーズ、冷やし中華に加えるのはありえないと強硬に反対する人もいるのですが、このメニューでは、味的にとてもマッチしていると思いましたが。
そして途中から、卓上のラー油をたっぷり掛けたところ、ようやく「辛い麺」と言える感じに。っていうか、辛味によって味が引き締まり、より食べやすくなりました。
こちらは、相方がいただいた品。ちなみに相方は、「甘い味噌好き」と言いつつ完食していました。
というわけで、辛い麺というよりも最初は甘い麺だったのですが、たまにはこういうのもアリという感じで。
ごちそうさまでした。
令和3年6月訪問
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