趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
下野市の新4号国道上り線側に、ニューラーメンショップが出来たと聞いたの7月の半ば頃。(令和4年7月16日オープン)
ラーメンショップではなく、ニューラーメンョップというところがミソで、現在、栃木県内にいくつかラーメンショップはあれど、私の知る限り(なので間違っていたら申し訳ない)ニューラーメンョップはなかったかと。
一般的にラーメンショップ、いわゆるラーショなんて呼ばれるお店にも、いくつか系統があり、詳しく書いたウェブサイトがちょっと探せば見つかるので詳細は省きますが、看板に「うまい ラーメンショップ うまい」と書いてあるのがオリジナルのらーめんショップの系統らしく、そこから派生したのが、『ニューラーメンョップ(NEWラーメンショップ)』、『新ラーメンショップ』、また個人的に何度かお伺いしている福島県の『椿ラーメンショップ(アサカ商事)』など色々。どこも基本的には、ネギラーメンをウリにした、豚骨醤油ラーメンを提供しています。また、系統というかお店ごとの差も大きく、このあたり、私もそうなのですがマニア心をくすぐられるため、ラーメンショップを食べ歩くファンも数多くいるんですよね。
で、そのニューラーメンョップが、(かつて開業して現在は閉店しているお店があったかは知りませんが)とうとう県内にお目見えとなり、開店以降、私のツイッターのタイムラインにもそのラーメンの写真が挙がるように。それに誘われ個人的にもぜひ一度おいただきたいと思っていたのですが、7月も終わりに近づいた土曜日、ついに決行のチャンス到来。急遽家人も参戦することになり、クルマで国道4号~新4号をひたすら南下して、一時間半ほど。かなりの走り甲斐を感じた頃、左側に赤い看板を掲げたお店が見えました。
ウインカーを出してとても広い駐車場に入ると、誘導の店員さんもいることから、新規開店直後の混雑がまだ続いている様子。実際、到着したのは開店時刻の午前10時をわずかに過ぎた頃だったにもかかわらず、既に複数台のクルマやバイクが停まっていて、入店の際も、券売機のところが混んでいるからと暫し待ってくださいという丁寧な指示がありました。
それでその時に気が付いたのが、入口付近に掲げられた巨大なPOPや、その店員さんが着ていた赤いTシャツの背中に書かれた「主水」という文字。お伺いしたことはありませんが、埼玉県久喜市にニューラーメンョップ主水というお店があるので、そのグループが出店されたんですかね。
券売機のところの人がはけたので、店員さんの案内で入店。店内は広く、カウンターも長く、店員さんの数も多くという感じ。
券売機は写真入りのわかりやすいタイプで、ラインナップはラーメン、ネギラーメン、チャーシューラーメン、ネギチャーシューメンとそれらのつけ麺のほか、サイドメニューはライス、半ライスとネギ丼など。オープンからまだ時間が経っていないせいか、ラーメンとつけ麺は醤油味のみの提供で、餃子も売り切れ表示になっています。
食券購入後、2名連れだとテーブル席も可とのことだったので、そちらに着席。食券を渡したあと、先客のオーダーでかなり待つかと思いきや、10分と経たずに登場しました。
それで私がいただいたのが、ド定番であるネギラーメンと、つい半ライス。
まずは見た目ですが、スープ表面に液体油に加え、背脂もたっぷり。ネギは結構な量が載っていて、チャーシューの角切りはネギと和えられず上に載っているという感じ。あと、海苔が乗っていないのがラーメンショップとの違いでしょうか。
で、最初はレンゲを使ってスープからいってみると、ガっと煮出された豚骨の風味と共に、油と脂のコッテリ感があり、醤油ダレというか塩気がバシっと効いていますが、それら全てが、何というか強いけど軽快感があるというか。コショウはもちろん、ラーメンショップの定番であるおろしニンニク、豆板醤との相性もバッチリです。
また麺は、どうしてもラーメンショップのものとの比較になってしまいますが、それより加水率は低めなんでしょうか?太さも若干太く感じ、加えて、小麦(粉)の風味が香るなど、わりと違いがあるんですね。あと麺の硬さは注文時にカスタマイズできますが、標準仕様でオーダーしたところ、歯応えは弾力というよりも若干硬質な密度感という感想。スープとの馴染みは早めでしょうか。
またネギは、ゴマ油が香るものの、ビンビンに主張するいうよりも、全体的に馴染んでいる感。夏場ということもあり、歯応えはややザキザキしていますが食べづらいことはなく、量もたっぷりめに感じました。
そしてチャーシューは、肉の噛み応えと柔らかさがあり、正直、ネギチャーシューメンにしとけばもっと堪能できたのにと。それとワカメはちゃんと戻されているのが好印象で、やっぱりラーメンショップ系のスープには合いますね。
さらに半ライスは、1枚乗ったタクアンが泣かせます。ラーメンを啜りつついただいても、ネギとチャーシューの一部を移植してかっこんでも良い感じでした。
こちらは、家人がいただいた品。注文時、油少なめにしていましたが、私のネギラーメンと比較すると、確かに表面の液体油と背脂が少なめになっていますね。
で、例によって味見させてもらったところ、タレで和えたネギが載っていない分、より豚骨の味と香りがストレートというか、ガツンと来る感じ。あとこちらも塩気は濃い目に感じました。
というわけで、どれも美味しくいただいたのですが、家人とも感想が一致したのが、ワイルド感や味の濃さなど、「働く男のチカラメシ」たる味わいだったということ。それをまた味わいにお伺いしようと思いますが、その時はぜひネギ丼もいってみたいし、つけ麺も気になるところだし、チャーシューラーメンやネギチャーシューメンも良いな、餃子はいつから販売開始だろうと、先の楽しみが一つ増えました
ごちそうさまです。
令和4年7月訪問
7月も終わり間際だというのに、開けたはずの梅雨が未だダラダラ続いているような天気が続く今日この頃。この日も、那須のお山は真っ黒な雲がべったりと覆っていました。
そんな中、冷やし中華を求めて、お山の様子を見ながら向かったのがこちらのお店。実は先月もそれ目当てでお伺いしたものの、期間限定メニューのお品書きに、冷やし中華は7月1日からとの文字を見て、捲土重来を期したというわけで。
お店には開店時刻の午前11時を少しだけ過ぎた頃に到着も、既に駐車場には車が多数。入店すると、タイミング的にギリギリだったようで、程なくして入店待ちも。いつ来ても感じの良い店員さんにカウンター席へと案内され、早速注文。といってもいただくものは決まっているので、すぐさま手を挙げて「冷やし中華」とだけ言えば良いものの、その際、つい130円増しの「大盛で」と……。
注文からそれほど待たずに登場した、お目当ての冷やし中華。最近の個人的冷やし中華の食べ方に従って、最初に麺とタレのみを少々。こちらのは、木製のスプーンが付いているのでやりやすいですね。
で、まずは麺。通常メニューでは太麺と細麺が選べるところ、この冷やし中華は細麺のみとなっていますが、茹でたあとしっかりと冷たく締められたそれは、ビヨンとした弾力感のあるコシというよりも、どちらかというと硬質な口当たりと歯応えが印象的。自家製麺されるこちらの麺は、細麺に限らず「グルテン」を感じるのですが、冷やすことによってそれがよりハードになるような気が。
次にタレですが、一見オーソドックスな酢醤油に甘みという構成かと思いきや、ちょっとひねたような風味も。これは使われているお酢のものですかね。味のバランスは、お酢同時に甘みも効いたタイプ。酸っぱ甘いだけではなく、まろやかな後味も感じられます。
それと具は、お品書きに「具材は仕入れにより変更になる場合があります」とありましたが、キュウリやトマトといった王道の夏野菜の他、本日はチャーシューが1枚に、煮玉子とメンマというところがラーメン専門店的。ちなみに、冷たい麺の上に載っていても、チャーシューはトロトロで、味玉の黄身もトロトロ。太いけど柔らかいメンマは、後味にゴマ油の風味が。あと、刻んだ紫タマネギというのが珍しく感じましたが、葷の風味とシャキっとした食感が実に良いアクセントになっていました。
また、辛子は添えられていませんが、卓上のラー油を使ったところ、そのゴマ油メインの香りがとてもマッチ。っていうか、こちらのタレは、ラー油を加えるようデザインされたんじゃないかと思える程でした。
というわけで美味しくいただいたのですが、中華料理店ではなく、自家製の麺をはじめとするアイテムがラーメン専門店の冷やし中華という感じを出していて、なんていうか、冷やし中華の奥深さの一端を垣間見た一皿だったといったら言い過ぎでしょうか。世の中には、ラーメンやつけ麺では無く、冷やし中華専門のマニアがいることは承知していますが、その気持ちが理解できたような気がしました。そうなると、自分の理想とする冷やし中華はどういうものか探求したくなってきますが、それよりも今はもっと、色々な冷やし中華を食べてみたいです。
ごちそうさまでした。
令和4年7月訪問
今年の夏は、とにかく冷やし中華、冷やし中華と続けて食べてきたものが、前回ようやく途切れたのですが、正直なところホッとしたというか、これで好きなものが好きに食べられるという思いも。
そんな時、頭に思い浮かんだのが、矢板市にある花火さんの、朝限定のあの品。というわけで7月も下旬となったとある日曜日の朝、お店へとクルマ(この日は訳あってバイクじゃなかったんです)を走らせました。
それでお目当ての朝限定のあの品こと、金色のとりそば。
早速スープからいただいてこると、これが、もう。澄んだスープからは、鶏の良いところだけ抽出したかのような風味と旨味が感じられ、そこに表面に浮くの油(鶏油?)がコクと自然な甘みを加え、それらをまとめるのが、濃すぎない味付けと、更に、青ネギ、白ネギ、紫タマネギといったネギ類の葷の風味。更に、スダチの味変は、香りと酸味のサッパリ感と共に、鶏のクセ(という程のものはありませんが)をいなしてくれるような。
また麺は、全粒粉的風味のある細麺ですが、シコっとした食感と強めの香りが、また良いんですよね。
それと豪華な具たちも、どれも仕事を感じさせるというか、どれもラーメンの具として強すぎない味付けを施された、しっとりとしていて味加減も良い鶏、レアの2種類のチャーシュー、ホロっとした食感のつくね、コリっとしたメンマも良い感じです。
そして今回の、ある意味メインとも言えるのが、このお茶漬け。これまでのお品書きでは、かけそばとセットのみだったものが単品で記載されていたのに気が付いて、店主さんの手か空いたタイミングを見計らい、追加でお願い。
で、残しておいたスープをかけていただけば、これが、また!!思わずビックリマークを2つ重ねてしまうほどの相性の良さ。またこれまではアラレが入っていましたが、今回のは白炒りゴマが入っていて、この香ばしいだけじゃない香りも味わいにプラスになっている気が。当然具としてこちらに入っている鶏肉も合いますし。海苔とワサビが味を引き締めていて。
ほんと、これはちょっと危険な組み合わせですね。
というわけで、今回も美味しくいただき、大満足だったと共に、この金色+お茶漬けは個人的定番となりそう。ですが今回、限定メニューで新たに気になった品も見つかりましたので、また近いうちにお伺いしていただきたいと思います。
ごちそうさまでした。
令和4年7月訪問
この日もまた、冷やし中華を求めて、那須塩原市春日町にあるこちらのお店まで。というのも昨年こちらで初めていただいた、黒酢にたまり醤油といったクセのある材料を使いつつも味のまとまった、ちょっとインパクトのある冷やし中華があればいただきたかったんですよね。でも、基幹メニュー以外は頻繁にメニューの入れ替えがあるこちらのお店。なのでまたあればいただくのもよし、今年バージョンでまた違う冷やし中華が有ればそれもまたよし、という感じで。
で、開店と共にお店に入ってだいたいいつも座るカウンター席に着席。早速タブレットで注文しようとしたところ、今年は冷やし中華そのものの提供、無くなっていたんですね。そういえば昨年だって、ここで冷やし中華を見たのは初めてくらいの感覚だったのをすっかり忘れていました……。
でもそんな時、あるじゃないですか。個人的定番の品が。というわけで、急遽頭を切り替えて、ピリ辛みそ味の野菜ラーメンをチャーシュー1枚トッピングで。それと同行の家人の定番、あっさり醤油を素ラーメンでオーダー。店主さんが大車輪で調理されているのをちら見しつつ待つこと少しで、ラーメンが登場しました。
【野菜ラーメン(ピリ辛みそ)チャーシュー1枚増し 1,040円】
で、早速スープからいただいたところ、正直、以前とちょっと違う味の印象。前回お伺いした時、コク旨塩をいただいた時にも感じたのですが、私の記憶にあるピリ辛みそ味と比べると、全体的に濃さが増したという印象です。
まずスープですが、ベースとなる出汁が、やはり前回同様、濃く煮出されているように感じ、動物系の多いの足し算で構成されたものだと改めて思います。そこに加わるピリ辛味噌ダレも、以前は、辛味が程よく、あとは味噌や香味野菜が一体となってひたすらまろやかな印象だったのが、今回はしっかりとした味噌の存在感が。唐辛子も辛くはないけどしっかりと主張し、味の濃さ自体も、濃く煮出された出汁に合わせてか強めに感じます。このあたり、私自身の体調も前回とは違っているし、その所為で感じ方が変わっただけかもしれないのですが、それだけで済ますにはちょっと変化が大きいかなぁ、と。
それ以外、例えばムチモチプリシコっとした太めの縮れ麺の口当たりや噛み応えや、ホロトロっとしつつも肉の味もしっかり残した見事なチャーシューなどは以前と変わらない気もしましたが、具の野菜にホウレン草が加わっているなど、以前と明らかに変化したところも感じられます。
こちらは、家人がいただいた品ですが、家人もしきりに「濃い」と。例によって少々味見させていただきましたが、あっさり醤油と名乗りつつも、鶏の出汁感というか旨いところまるっと煮出した感が半端なく、こってり感もそれなりに感じられる味わいに。
というわけで、どちらも美味しくいただいたのですが、知らず知らずのうちに、以前というか自分の記憶の中にある味との違いをついつい比較しつついただいてしまったのは勿体なかったなぁ、と。また、研究熱心な店主さんのことですから、味のアップデートは常にされていると思いますが、その店主さんの今一番提供したい味が、これなんだな、と。もっとも、おすすめにある漢字一文字シリーズが、本当のおすすめかもしれないので、今度はそちらも積極的にいただいてみたいと思います
ごちそうさまでした。
令和4年7月訪問
実はこの日、こことは別のお店で冷やし中華をいただこうとクルマを走らせていたところ、お店の前に「冷やし中華」の幟旗が翻るの見て、急遽方向転換し駐車場にクルマをイン!だってこちらのお店って、タンメン専門店の筈なのに、それが冷やし中華を提供されているなんて、夢にも思っていなかったんですもの。
お店に入って案内どおりあいていた席に座ると、卓上には冷やし中華のPOPが置かれていることから、夏場は提供に力を入れている様子。それによると、どうやら通常のものと、それにこちらのお店の名物である炙り肉が載ったものの2種類が提供されているようで。なので家人(実はタンメンが苦手なのにここの入店をオッケーしてくれた)とそれぞれ1つづつ注文し、更には、大盛りにする代わりに餃子の単品を注文。すると店員さんが親切にも、「Gセットのほうが安くなりますので、そちらに変えておきますか?」と。お願いすると、更に「ライスはお持ちしますか?」と訊ねられたので、つい「お願いします」と。(こういう時、ライスを断れないから今の体型があるわけで……。)
そこからあまり待たずに、注文の品々が登場しました。
それでまずは、私がいただいた炙り肉盛り冷やし中華から。
見た目的には、正面の炙り肉がドドドンと主張していますが、それを除けばハム、キュウリ、錦糸卵、トマト、薬味のカラシといった王道的な構成で、特徴的なのはハムが細切りではなくイチョウ切りなくらいでしょうか。
で、早速麺を、炙り肉の影響を受けていない部分のタレに絡めていってみたところ、色味的に濁りのあるタレは、甘みがお酢の酸味と並ぶくらい立った味のチューニング。醤油っ気はあまり主張せず、スープ的なまろやかさも感じられます。
またかなり細めの麺は、締められているにもかかわらず、弾力を失わない食感が良いですね。
そして具は、なんと言っても炙り肉が味的にも頭抜けた主張。黒コショウが効いたタレがたっぷり絡まった豚肉は味が濃く、冷やし中華のタレと違ってあまり甘みはない印象。そのせいかどうかはわかりませんが、甘めのタレの冷やし中華と一緒に食べても、逆に味が炙り肉に持っていかれて違和感がないどころか、パンチのある味わいがなかなか。加えてキュウリが良い仕事をするというか、炙り肉と冷やし中華の味の橋渡し的役割を担っている印象です。あと他の具は先述のとおりですが、錦糸卵が市販品っぽくないことが好印象。
こちらは、家人がいただいたノーマルの冷やし中華。炙り肉以外の構成に差はないので、いつもさせて貰う味見も、今回は省略しました。
そして焼餃子、那須高原餃子と名前が付いていますが、1つ1つが大ぶりで、しっかり目の皮は焼き目が香ばしく、中の餡は適度にジューシー。
あと小ライスは、量的に「小」ではないかと。デブ的には嬉しいのですが、餃子はもちろん、冷やし中華にのっていた炙り肉を一部こちらに移植していただけば、これが、もう。
というわけで、タンメン専門店の冷やし中華を含む品々でしたが、少々お腹がきつくなりつつも、どれも美味しくいただきました。ちなみに、こちらはタンメン専門店といっても、母体は味噌ラーメン店の丸髙屋さんですし、だからこそかもしれませんが、冷やし中華にも安定感が有りましたね。
ごちそうさまです。
令和4年7月訪問
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