趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
この前日、家人から珍しく「明日は天一(天下一品)が食べたい」というリクエストが。我々が住んでいる栃木県ちょい北部からだと宇都宮まで南下する必要があるものの、折角リクエストいただいたからにはというか、個人的にもそれを聞いて久しぶりに「こってり」を食べたくなったので、国道4号をひたすら南へ。
で、途中で予定外の給油をしたせいもあって、このところお伺いしている末広店だと到着が遅くなってしまう(これまでの経験から開店直後にお伺いしないと結構待つ)ので、久しぶりにその手前の宇都宮店へと向かうことにしました。
お店には、午前11時の開店時刻を3分ほど過ぎた頃に到着したところ、既にテーブル席の空きは2卓ほど。その後も続々と入店して、程なくして2人一緒に座れる席はなくなっていました。(危なかった!)
それにしても、天下一品の、特にこってりって、決して万人向けの味ではないと思うのですが、末広店もここ宇都宮店も、ずっと混んでいるというか人気を保っているの凄いというか。
【鶏唐揚げ定食 1,110円(ランチタイムサービスで100円引き)】
それで今回私がいただいたのが、珍しくも鶏唐揚げ定食。もちろんラーメンはこってりのニンニク入りで。
登場したらまずは、ラーメンのスープを一口。すると思わず心の中で「うぉう!」と声を上げる濃さ。今から20年以上前、こってりにドハマリしていた時、こちらのお店はそれそ週一くらいで通っていましたが、その時よりもドロドロ加減が濃く感じるのは、本当にそうなったのか、それとも、私が歳を取ってしまったからか。ちなみに、こってりと呼称されていますが、脂感は表立った主張せず、鶏そのもの、そして野菜も加えてすり潰したような味と食感。(最近、脂が多いと、食後お腹にキますが、こちらのはそういったことはないですし。)
それに合わせる麺は、四角くて表面のテクスチャがツルっとしていて、食感はビヨンビヨンしたストレートタイプ。このくらいのツルツル加減じゃないと、スープが絡みすぎてしまいます。
そして具は、以前よりも美味しく感じるミシっとしたチャーシュー、柔らかいメンマ、そして何より必要なのが、九条ネギっぽい青ネギ。
で、最初にひと口ふた口ノーマルの味わいを堪能したあとは、コショウ、そして唐辛子味噌で味変。特に唐辛子味噌は個人的に必須のアイテムで、辛味とコクのあるしょっぱみが、ラーメンの味に一本芯を通してくれますし、セットのライスとの相性も増しますね。
また、セットの唐揚げは、ニンニクビンビン効いてます!下手すりゃニンニク入りこってりよりも効いているかもしれません。
当然揚げたてで、肉のジューシーさはあまりないものの、表面がカリっとクリスピーなタイプでした。
【チャーハン定食 1,040円(ランチタイムサービスで100円引き)】
こちらは、家人がいただいた品。ちなみにラーメンは、こってりのニンニク無しで。
美味しい美味しいと食べていましたが、量的に厳しかったらしく、チャーハンは味見以上に私が引き受けることに。で、こちらのチャーハンですが、パラっと加減としっとり加減が程よく、濃くない味付けも好み。こっち頼んでも良かったなぁ、と。
というわけで、どれも美味しくいただいたのですが、特に久々のコッテリを堪能させていただきました。
ごちそうさまです。
令和4年6月訪問
(この記事の公開は8月ですが、この記事のお店を訪れた当時は)梅雨入りしたら急に寒くなり、ちょっと前まで着ていた春秋冬のジャケットやらパンツやらを引っ張り出して着ている今日此の頃の私ではありますが、そんな時はことさら温かいラーメンが恋しくなり、高根沢町のこちらのお店まで。店頭の駐車場がいっぱいで、バイクを向かい側の砂利敷きの駐車場に停めましたが、こういう時、クルマ用の区画に停めちゃって良いのか、バイクの免許を取って1年以上経った今でも悩んでしまいます。
【背脂煮干ラーメン 800円 + 味玉 100円 + 温野菜 50円】
それでこちらにきていただくのが、すっかりこの組み合わせが個人的定番化している、背脂煮干ラーメン+味玉+温野菜。丼が目の前に置かれると、煮干しと醤油の香りが何とも言えませんね。
で、早速スープからいってみると、眼の前に置かれたときよりも強く香る煮干しに、効いているけど角は落としてあってまろやかな醤油と若干甘みを感じる味付け、背脂の甘い香りとコッテリ感が相まって、これが、もう。
また麺は、端のほうがピロピロ、中心部がモチモチの幅広な平打麺ですが、これがまた。っていうか、このスープにはこの麺じゃないとという、個人的にはベストパートナーだと思います。
そして具は、ホロトロっとした厚めのバラチャーシューが2枚と、しっかりとしてるけど濃すぎない味のメンマ、よく合う海苔といった標準で付く面々も良いのですが、追加した温野菜はスープの味の強さの和らげでさっぱりさせてくれますし、スープと同じく若干甘みを感じる味玉も黄身の固まり加減味の染み加減ともに申し分なく。
今日は最後、お酢を投入してさっぱり感もプラスし、気が付くスープまで完飲していました。
というわけで、今回も美味しくいただいて満足しました。
ごちそうさまです。
令和4年6月訪問
6月のとある平日。この日はどうしても出勤前に朝ラー、というか、ラーショをガッツリ決めたくなってしまい、贅沢にも高速道路を使ってこちらのお店まで。午前6時半頃、お店に到着し、早速入店したところ、この日は比較的空いていて、マスターの手も空いていたのですぐに注文。
それで前回お伺いした時は、マスターおすすめとお品書きに書かれたネギミソを、「味濃いめ」でお願いしてライスと共にいただきましたが、今回はあえて味濃いめとは伝えず、そしてつい中盛りでお願いしました。
それで注文後、最初のロットで登場したネギミソの中。早速、最初はあえてネギを混ぜずにスープを一口いってみたところ、今回も豚骨ベースの出汁に、他のラーショの味噌味よりも角が取れたまろやかな味噌ダレが優しく合わさっていて、これが、もう。実は前回、味濃い目にしたところ、確かにしょっぱみが強まって、もろに自分好みの味わいにはなったのですが、でもこちらのラーショの真骨頂は、朝からいただける優しい味わいではなかったのかと思ったのも事実だったというか。で、やっぱりこのスムースかつジェントルな味わいは、やっぱり良いものですね。更にその後、ネギを混ぜたり、ニンニクを投下したり、更には豆板醤や紅生姜やお酢を投入しても揺るがない、しっかりとした強さも兼ね備えていることに気付かされるのですが。
また麺は、ラーメンショップ的な細めのストレート麺ですが、このスープによく合うたおやかさ。この、人によっては若干柔らかいと感じるとは思うけど、コシや歯応えもちゃんとあるくらいの茹で加減が、何とも絶妙でございます。
そしてネギは夏場に差し掛かった今の頃らしいザキザキっとした歯応え。具のチャーシューは、軟らかいけど肉的噛み応えもあって、これもまた。ちょっとだけ甘みを感じるメンマも、ワカメもモヤシも、そしてここの隠れた名物である溶けやすい海苔も、良く合っています。
というわけで、今回も美味しくいただき、満足いたしました。
ごちそうさまでした。
令和4年6月訪問
昨年バイクを買って以来、っていうか暖かくなってきて以来、特に予定のない週末の朝は、バイクに乗って散歩がてらラーメンというのが定番になりつつあるのですが、この日は、那須塩原市の黒磯文化会館近くにある、昨年暮れにオープンしたというこちらのお店に初訪問。それでこちらのお店。昼時は麺'sラッキーパンチ、朝と夜はSDGs魚菜園という二毛作営業をされているそうで。
お店には、午前8時過ぎに到着。砂利敷きの駐車場にバイクを停めお店に入ると、チャポチャポという水音が。その音の主は、以前、お店のTwitterでツイートされていた、アクアポニックスですね。
あいていたカウンター席に着席してお品書きを手に取ると、店主さんが座ったところからやや遠いところに置いてあったもう一枚のお品書きを持ってきてくれました。
それで、何をいただこうかそれらを見て悩むこと少し。朝限定の、その名も朝ラーメン(500円)もあったのですが、ここは、一番お値段が張る品=看板メニューでは?ということで、次の品を注文。ニンニクの有無が選べるので、有りでお願いしました。
あまり待つことなく登場したその特鮮ラーメン。まず見た目ですが、パっと見、いろいろと載ってい具材やその上に振りかけられた唐辛子に目が行って気が付かなかったものの、よく見ると、スープ表面は液体油で覆われていて、かなり手強そう。
なので温度を警戒(表面が油で覆われている系のラーメンは熱いことがままあるので。)しつつ、唐辛子やニンニクが載っていない部分のスープをいってみたところ、温度はいただきやすいくらいで一安心。で、口に含むと具の牛モツの香りがしてきます。この油の全部かどうかはわかりませんが、牛モツ由来の油もわりと含まれているんですかね。そして、そのモツの香りの奥には、油のコクと共に、何の出汁でしょうか?暴力的ではないけれどわりとリッチな旨味があり、醤油ベースの味付けはさほど強くなくというバランス。そこに、上にかかった唐辛子を混ぜてみると、唐辛子の香りと共にピリ辛程度の辛味が加わり味を引き締め、更にニンニクを混ぜると、こちらの辛味と鮮烈な香り、そして旨味も加わり、とてもパンチが強くなりますね。
次に、具の下から麺を引っ張り出したところ、色が浅黒い、スクエアな断面の太縮れ麺といった感じ。口に入れると、表面のテクスチャはツルっとしていて、噛むとモチっとした弾力が。自家製麺だそうで、量もたっぷり埋蔵されていました。
それと具は、牛モツの他、チャーシュー、そして鶏チャーシューと3種の肉類が物量で圧倒。牛もつはコリプリっとした食感で、特にハッキリとした味は付けられていなかったでしょうか。チャーシューは大判でホロっと柔らかく、味付けは穏やか。鶏チャーシューはしっとりとした食感で、塩味しっかりという感じ。それとワカメが風味的にわりと主張し、メンマはコリッとして発酵風味が十分に感じられる仕上がりになっていました。
というわけで、朝からヘヴィ級の一杯に圧倒されたのですが、ほんと、若い胃袋が欲しかったです。それと次に朝ラーでお伺いする時は、素直に朝ラーメンあたりをいっとこうかと。(でも、台湾ラーメンも気になるんだよなぁ。)
ごちそうさまでした。
令和4年6月訪問
とある日曜日の朝。この日は昼に用事があったので、バイク乗ってのラーメンは朝に限られていたところ、今回は今年に入って何度かお伺いしている、宇都宮市にあるこちらのお店まで。お店のTwitterアカウントで、この日の朝ラーメニュー、限定メニューはチェック済みだったりします。
それで今回は、限定メニューの中から蛤と干し貝柱のら~めんを。塩味と醤油味から選べたので、今回は塩味をチョイスしました。
程なくして登場したその蛤と干し貝柱のら~めん。まず見た目的に、貝出汁のせいか少し白濁したスープに、蛤が沢山。朝の部のラストオーダーが近かったため店主さんにお気遣いいただいたとはいえ、かなりの個数が乗っていますね。
で、早速スープからいってみたところ、予想では貝出汁の風味がゴリゴリ来るかと思いきや、最初に口内をノックしたのは、これまでいただいてきたこちらのラーメンにも共通するような、どことなくミルキーな鶏っぽい軟らかい風味。こちらのお店のラーメンであることを主張する、とても食欲をそそる風味だと思います。で、そこに、この品では干し貝柱や具の蛤からの旨味がプラスされているような。これにしたって、イマドキの一部のお店でやられているようなこれでもかという抽出ではなく、節度感のあるプラスアルファですね。更に、真ん中に乗っているのはアオサでしょうか?その風味がとても良く合います。
また麺は、何度かいただくうちにすっかりとおなじみになった、中細の全粒粉を使用しているかのような見た目のもの。プリシコモチっとした食感で、ちょっと強めの香りが個性を主張しています。
それと具は先述のとおりたっぷりの蛤や風味の良いアオサの他、シャクっと軟らかい穂先メンマが。あとこちらのお店のラーメンに共通して乗っている、ややモシャっとした葉っぱを刻んだものの正体は何なんですかね。風味を邪魔せず、フレッシュ感をプラスしているように感じるのですが。
というわけで、今回も美味しくいただいたのですが、私の舌の経験と知識が不足なため、いろいろと不明な点も残った次第。そんな奥深さに、また朝ラーの時は(自宅から結構遠いけど)お伺いしてしまいそうです。
ごちそうさまでした。
令和4年5月訪問
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