趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
鶴田店亡き後、隣にバイク用品店もあることから個人的には「山」(山岡家の個人的愛称)のファーストチョイスとなりつつあるこちらのお店。この日も、そのバイク用品店で買うものがあったので、ついでに家人と共にお伺いしました。
【辛味噌ネギラーメン(大辛) 930円 + 味付玉子 120円】
【半ライス 130円】
それで今回は、山岡家での個人的定番のひとつ、辛味噌ネギを激辛では無く大辛(このところの体調を鑑みて、激辛は家人からストップが掛かった。)、味玉トッピング+半ライスで。注文時、味の濃さ等は全部普通でお願いしました。
で、登場したら早速スープからいってみたところ、大辛ならではの適度な辛味。前回、家人がいただいた中辛を味見した時、中辛にしては辛目かなと思ったのですが、大辛は丁度良く感じました。もっとも、個人的には標準が激辛で、そんな人が適度と思うのだから、ひょっとしたら辛目かもしれませんが。(これは是非体調を整えて、激辛に挑戦しないとなぁ。)そしてそれと共に、結構なしょっぱみが。前回、リニューアル後に初めてお伺いした時もひょっとしたらと思った(でも確証が無かったので、記事には書かなかった)のですが、ここは味普通で頼むと、個人的な感覚ではちと濃いかも。これはこれで嫌いじゃないものの、次は味薄めで頼んでみようと思います。(ただ、味薄めにすると極端に薄くするお店もあったので、難しいところなんですが。)
他は、慣れ親しんだ辛味噌ネギと同じというか、まず卓上のおろしニンニクをレンゲにとってスープで溶き、それを全体的に振り掛けたあとで諸々いただきますが、あまり欲張って口に入れない方が美味しく感じる太ストレート麺、甘みのあるコロチャー、そして何より、ラーメンにも半ライスにも合うネギ、あと黄身の固まり具合や味加減など申し分ない追加の味玉など。
ちなみに半ライスは、最初ネギを載せ海苔、そしてそこに味玉やコロチャーを巻いたりしつつ、最後は汁かけ飯でフィニッシュしました。
こちらは、家人がいただいた品。
で、写真を撮らせて貰ったときに気が付いたのですが、特味噌なのに、スープが赤いというか、表面に結構な密度で唐辛子が浮いているのが見て取れました。
特味噌自体、唐辛子が入っているのは承知していましたが、いただいた家人によると、「特味噌なのに辛い、そして味が濃い。」とのこと。個人的には、辛さ、味の濃さ共に強くても、それはそれでお店や作り手の個性だし、先述のとおり嫌いじゃ無いんですが、バッチリ好みの味に持って行くという意味では、やっぱり味薄めコールを試さないといけないかもしれませんね。
というわけで、美味しくいただいたのですが、次回に向けて、宿題が出来た今回ではありました。
ごちそうさまです。
令和4年8月訪問
カレンダー上は平日だけど、世間的にはお盆休みに入っていたこの日。こちらは仕事の合間に、久しぶりの髙なべさんへ。
というのも、夏に入ってからお店のまわりに多数出されていた「冷やしらーめん」という幟旗が気になっていたもので。髙なべさんは、メインの味噌ラーメン類は安定の味わいですが、期間限定やその日限定メニューはエッジの効いたものが多く、機会があればいただきたいんですけども、県北住みということもあってなかなか思うようにいかないんですよね。で、この日はそれをいただくチャンスをようやく作ることが出来たという。
それでその、冷やしらーめん。
まずはスープからいってみたところ、出汁は鶏ガラ、鰹、煮干しだそうですが、それぞれの風味や旨味が感じられつつも、どれかが突出するのではなく、実に良いバランス。この品のPOPに書かれたとおりスッキリした味わいだけど、厚みというか深みもありますね。また、醤油が若干効いた味付けはやや濃いめでしょうか。そこに、白ネギ、タマネギ、そしてカイワレといった薬味系の具が味を引き締めています。
また麺は、細麺のみ選択可。茹でたあと冷たく締められているため硬質な歯応えになっていますが、シコっとした弾力も残っているような。
それと具は、髙なべさんでお馴染みの厚めに切られた柔らかいチャーシュー、半熟味玉、太メンマ。どれもいい塩梅ですが、加えてチャーシューの気遣いに感心したというか、は一度温めてから載せられているため、冷たいスープに浸かりつつもホロトロっと感が残っていて十分に旨味を堪能できます。
というわけで、この期間限定メニューも、美味しくいただき、満足でごさいます。
ごちそうさまでした。
令和4年8月訪問
この日は、昼過ぎから県庁近くで用事があったので、ちょっと早めに出て近くでお昼を。で、乗ってきた車を駐車場に入れて向かったのが、久しぶりとなるこちらのお店。車を運転している時は、「初めてお伺いした時にいただいた味噌チゲラーメンをもう一度いただいてみたいな」などと思っていました。
ですが、暑い中(この記事の公開は10月も下旬ですが、お店にお伺いしたのは8月の半ばです。)歩いてお店に着いた時、1人だったので、待っている人達に先んじて入店することはできたのですが、駐車場からここまで暑さに晒されたあとということもあって、カウンター席に案内されて注文する際、入口付近でPOPが目に入った品に急遽変更した次第。
それが、初めていただく、冷しざるつけ麺。POPには、醤油味、胡麻味噌味、ネバネバ唐辛子の3種類からお選びくださいと書いてあったのですが、一番ネタ度が高そうなネバネバ唐辛子でお願いしました。
注文から待つこと少し。「つけ汁は1度おかわりができます」との案内と共に登場した冷やしざるつけ麺。早速麺を、そのつけ汁につけようとしますが、名前のとおりトロトロで、なかなか麺が浸りません。
それでも麺を浸け、啜ってみたところ、これが!
まず感じたのは、つけ汁から漂う青唐辛子っぽい香り。個人的には、夏をめっちゃ感じる香りです。で、その香りから、辛さを警戒しましたが、辛味はあまり感じられず。ついでにカーっとくるような酸っぱさもないけど、サッパリとした良い味加減。また、トロミの主成分は昆布由来でしょうか?他にも、モロヘイヤ、オクラ、ナメコといったトロミ食材が具として加えられていますが。
また麺は、ウェーブがかった細麺ですが、ツルシコっとした食感が良いですね。あと、冷たく締めても変に固くなっていないのは流石だなと。
そして具は、ホロトロチャーシューと良い味加減の半熟味玉半個分が目立ちますが、パリパリ食感の細切りのキュウリと刻み海苔が薬味的相性の良さ。これらによって味が締まります。
それと付属の唐辛子味噌は、もちろん好相性。つけ汁の味をあまり変えたくなかったので、麺と絡めていただきましたが、辛味とコクが加わって、これが。同様に、麺にかけてみたお酢も、合うには合うけど逆に合い過ぎて、味が決まり過ぎてしまう感も。(余白って大事ですね。)
あと、気を付けていたつもりでもぞっくりと麺に絡むので結局お替りしたつけ汁は、先程よりもネギとゴマがたっぷり加えられていて、これも良かったです。
食べ過ぎだとわかっっていても、POPに「ランチタイムのみプラス250円で半炒飯セットにできます」と書かれていたら、頼んでしまうのがこちらの炒飯。
濃いめの味が逆に良く、炒め加減も文句なしです。
というわけで、美味しくいただいて、味的にも量的にも満足いたしました。
ごちそうさまです。
令和4年8月訪問
初日、2日目と違って旅の3日目は最後まで予定通りに進み、宿泊地の岡山へ。それで今回は、岡山駅から近いところにホテルを取ったのですが、調べたところ、その近くには良さげな居酒屋さんと、良さげなラーメン屋さん、中華そば山冨士本町店がありました。
で、ここはひとつ、旅の最後の夜なので、居酒屋からラーメン屋という鉄板のはしごで〆ようかと思っていたのですが、残念ながら居酒屋は満席。居酒屋の店頭で空席待ちするのもアレなので、とりあえず予定のラーメン屋さんに向かったところ、このご時世のおかげか時短営業中だったもののまだ営業時間内。っていうか、すんなりと居酒屋で飲んでいたら間に合わなかったから、逆にラッキーだったかもしれません。(もっとも、人によってはラーメン食べてから改めて飲むのは嫌かもしれませんが、そこは食いしん坊なのでちょっとしか問題なし。)
お店に入ると、店内はわりとコンパクトな印象。先客がテーブル席でラーメを啜っていました。
店員さんにカウンター席へと案内され、目の前に貼ってあるお品書きを確認。事前に調べた時に、いただくものは決めてきましたが、それでも一応よくチェックしてしまいますね。
それでいただいたのが、こちらのお店を調べた時に有名メニューだとわかったネギ中華。
早速スープからいってみたところ、動物系がガっとくるけどしつこくない味わい。過去何度か、岡山ではラーメンをいただいてきましたが、この動物系が濃い目に煮出された出汁こそが、当地のラーメンの特徴なんですかね。そこに、適度な油っ気と過度には主張しないけどしっかりとした醤油ベースの味付けが加わり、更に青ネギのシャキッとした羣の味がとても合っています。
また麺は、細めのストレート。これまた当地のラーメンで多かったタイプというか。で、こちらのお店のは、スルスルっと入るというよりも、つい噛みたくなる適度な引っ掛かりというか歯応えのある食感。
それと具の、一見懐かしいタイプのチャーシューは、口に入れるとトロっと柔らか。また、支那竹といった言い方が似合うメンマはコリコリとした噛み応えが良いですね。
というわけで、ネギはともなくとして、実に当地らしいラーメンに感じ、美味しくいただくことができました。ほんと、繰り返しになりますが、居酒屋より先にお伺いできてラッキーだったというか。
ごちそうさまでした。
令和4年8月訪問
これから暫くの間、8月の上旬に3泊4日で、中国・四国地方を旅というか乗り鉄した時のネタが続きます。
その第一弾は、旅の初日の夜、山口県宇部市でいただいた、近年ご当地ラーメンとして認知されつつある、『宇部ラーメン』について。
『くさうま宣隊宇部ラーメンジャー』というウェブサイトによると、山口県のラーメンは、県央にある防府市付近を境に東が醤油ラーメン、西が豚骨ラーメンと別れているそう。で、そのうち西の豚骨ラーメンは、福岡市あたりによくみられる比較的さらっとしたスープが多いらしいのですが、ここ宇部市で食べられているのは、福岡県久留米市のラーメンを源流とする、豚骨臭が強い独特のもの。というのも、現在も市内に店を構える「大阪屋」の初代店主が、1940年台後半に当地で屋台のラーメン店を始めた際、久留米で修行。その後、市内でその味が広まると共に、独自の進化を遂げつつ今に至るということで。
それで今回の旅で宇部市に一泊することに決めた際、その大阪屋さんにもお伺いしたかったのですが、今回は宿泊したホテルが宇部新川駅の目の前だったこともあり、そこからとても近かった、一久新川店へ。
ちなみにこの一久さんですが、宇部市とお隣の小野田市、そしてちょっと離れた下松市に合計8つのお店を持つローカルチェーン店というべき存在。もっとも、各店舗ごとにスープをとっているなど、チェーン店と言うより同じ看板で商売しているお店という感じのようですが、個人的にローカルチェーン店大好きなので、これはこれでも是非お伺いしたい存在というか。
そんな一久の新川店。旅の初日の行程が終わり、午後7時半過ぎに宇部新川駅へと着いたあと、駅前広場から道路を渡ってお店に入ると、カウンター席に先客が数組。店内はそのカウンター席が2箇所にある他、テーブル席もあり、私のあとに入ってきた男性グループが早速盛り上がっていました。
そんな中、私もまずは餃子で生ビールを一杯。っていうか、注文の際「生ビールとギョーザ、そしてラーメンに煮タマゴ」という感じでお願いしたら、あまり待たずに生ビールとギョーザが同時に登場しました。
で、まずはグラスまでキンキンに冷えた生ビールをひと口。「最高」以外言うことないですね。
次にギョーザをそのまま1ついただくと、皮は薄めで焼き目にパリっと感。餡はかなりジューシーで、豚肉とキャベツがメインのよう。ニンニクも強めに効いており、味付けも比較的しっかりというか、卓上にあるタレを付けずとも全然いけちゃいます。もっとも、タレはタレで完成されているというか、付けることによってまた違った味わいになり、個人的にはライスが欲しくなりました。
そうこうしているうちに。メインのラーメンが登場。暗めの色をしたスープが只者ではない雰囲気で、更にそこからムっと漂ってくる豚骨臭は、以前、久留米の「呼び戻し」と言われる手法でスープを取っている老舗店でも感じたのと似た匂い。食べ物という認知を外せば「臭い」となりますが、これがラーメンだとこれまでの経験によって「美味しそう」と感じるのが不思議ですね。
それでそのスープからいってみると、色と匂いに相応しい豚骨の旨味。もっとも、匂いほど暴れん坊ではなく、適度なコッテリ感と共に、しっかりとした豚骨出汁の確かな味わいを感じますが、豚骨をよく煮込んだ時に現れる粒子状のものがワイルド感をプラス。更に、それらと釣り合うよう、いい具合にタレが効かされています。それと、卓上には紅ショウガが備え付けられていたのですが、ちょっとチープ(褒め言葉)な感じのもので、これが殊の外合いますね。
また麺は、かなり細めのストレート。麺が柔らかいのも宇部ラーメンの特徴の一つらしいのですが、こちらのはスルスルっと入る口当たりと、適度な歯応えが良い感じ。もっとも、私自身、柔らかい麺は嫌いじゃない(むしろ好き)ため、硬麺好きの人がどう感じるかまではわかりませんが。
そして具は、ラフに盛られたペラっとしたチャーシューが雰囲気ドンピシャという感じ。味的にも懐かしいタイプで、このラーメンとの相性はバッチリですね。あと追加した味玉は、黄身が適度に半熟、そして味染みもバッチリ。
というわけで、初めての宇部ラーメンだったのですが、これまでの経験もあり、美味しくいただけて満足いたしました。山口県の宇部市自体、滅多に来る機会がない場所ですが、もしまた来た時は、宇部ラーメンの食べ歩きも良いですね。
ごちそうさまでした。
令和4年8月訪問
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