たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県さくら市 中国料理 敦煌

 平日のこの日。仕事の都合もあって、昼食はさくら市でとなったのですが、今回は久しぶりに、こちらのお店まで。
 店内はテーブル席が3卓しかありませんが、良いタイミングだったのか、相席せずに座ることが出来ました。(別に相席になんつても問題ないんですがね。)
 それでマダムが持ってくてくれたメニューから、今回はタンメンをオーダー。厨房からは、マスターが鍋を振る熟練の手さばきが、音だけで伝わってきます。

【タンメン 700円】
タンメン 700円
ランチタイムサービスのおにぎり

 それから程なくして登場したタンメン。
 早速スープからいってみると、これが、もう。ベースは、トラディショナルな中華屋さんのあっさりした清湯スープですが、そこに炒めた野菜と豚肉の旨味や油のコッテリ感がいい具合に加わって、塩気も丁度良く。
 また麺は、やや太めの縮れ麺で、ツルッとした表面とモチモチとした噛み応えが、また。
 そして具の野菜と豚肉は、細めにカットされているのがこちらのマスターの流儀でしょうか。彩りも良く、好物のきくらげが載っているのも嬉しいところ。また当然、火の通し加減は完璧です。
 更には、ランチタイムに付くおにぎりも、とても良いサービスですね。(だってお米食べると、満足感が違いますもの。)

 というわけで、美味しくいただいて満足いたしました。
 実はなかなかお伺いする機会が作れないお店なのですが、今後も可能な限りお伺いして、マスターの熟練の業を堪能したいですね。
 ごちそうさまでした。

令和5年1月訪問

北海道苫小牧市 味の大王 生粋

 北海道のラーメンといえば、札幌の味噌ラーメンや、函館の塩ラーメン、旭川の醤油ラーメンなどが道外に良く知られていますが(って、マスコミの取り上げ方だと土地ごとに特定の味付けがメジャーなイメージがありますが、個人的には、北海道では一部の専門店を除けば、どこの土地のどのラーメン店に行っても醤油、塩、味噌の3種類は大抵あるように思うんですがね。)、近年(といっても2000年代に入った頃からと結構前ですが。)知名度が上がっているのが室蘭や苫小牧あたりで提供されているカレーラーメン。室蘭のは当地出身の人気アイドルの発言がきっかけだったと思いますが、苫小牧のは(2022年の)大晦日に放映された某グルメドラマにも取り上げられましたね。

 それで今回の北海道汽車旅2日めのちょうど昼頃、列車乗り継ぎの関係で、苫小牧駅で2時間弱の待ち時間が出来ました。
 だったらその時間を利用して、前述の某グルメドラマに取り上げられたお店にお伺いするのも一興かと思ったものの、調べてみると駅から歩けない距離ではないけど結構遠く、道中慣れない雪道だし、聖地巡礼のお客さんで混んでたら時間内に食べられない可能性もあると思い、駅から徒歩10分ちょっとのところにある、こちらのお店にお伺いすることに。
 ちなみにこちらは、「味の大王」の支店になるのですが、味の大王の公式サイトによれば、苫小牧の味の大王こそカレーラーメンの元祖だそうで、他で知った話と総合すると、この苫小牧市で創業した味の大王がカレーラーメンをメニュー化し、一時は岩見沢市にお店を移したものの、また苫小牧市に戻り、今では支店を数店舗構えるまでに繁盛。また、岩見沢時代?にそこでラーメンを食べたある人が弟子入り修行したのちに室蘭で味の大王室蘭本店を開業し、こちらも後に支店ができるほどに。更に、これら両方の味の大王で働いた人が新たに店を出したり、全く別のお店でもそれぞれ工夫をこらしたカレーラーメンをメニューに加えているのが、苫小牧と室蘭のカレーラーメンの現状らしいです。

 と、前置きがたいへん長くなりましたが、苫小牧駅の北口から出て、ドンキホーテ、そして公園の横を通り、最後は住宅地を抜け、広い道路に面したお店に到着。某マップで調べた所要時間13分でしたが、慣れない雪道をヨチヨチ歩いたせいか、実際には15分ほどかかりました。
 駐車場にはそれなりにクルマが停まっていたので、混雑がちょっと心配になったものの、店内はかなり広く、席には余裕が。
 注文は、入口付近の券売機で食券を買う方式で、いざ食券を買おうとしたところ、とてもメニューが多いのにびっくり。というのも、カレーラーメンだけでも標準的なもののほか甘口と辛口、汁なしなどがあり、更には北海道のラーメン店では当たり前の、味噌、塩、醤油の各種ラーメンに加え、味噌カレー、塩カレー、醤油カレーというのも。あとラーメンのトッピングのほか、セットメニューやチャーハン、ライスは量によって3種類、餃子に至っては中身違いで6種類と、ほんとすごいことに。
 それでも食べるものは決まっているので、その中から標準的なカレーラーメンと、絶対に欲しくなるであろうライスの一番小さいサイズの食券を購入。それらを店員さんに渡し、カウンター席に座り待つこと少しで、注文の品が登場しましたが、やつぱりカレーの風味は強いというか、匂いだけでとても美味しそうに感じます。

【カレーラーメン 980円】
カレーラーメン 980円
【ちょびっとライス 150円】
ちょびっとライス 150円

 で、まずはカレーラーメンのスープを一口いってみたところ、自然なトロみが結構付いてますね。味と香り的には(当たり前のことながら)カレーですが、スパイシー且つ、どこか懐かしさもあるような味わい。塩気も丁度良いのはもちろん、しっかりと「ラーメンのスープ」になっているのはさすがですね。
 また麺は、がっしりとした強(こわ)い食感の太めの縮れ麺。スープにトロみがあるので良く辛み、カレー味とも良く合っています。
 それと具は、2枚も入るバラ肉を巻いたチャーシューが、煮豚だと思って齧ったら結構スモーキーだったのにはちょっとびっくり。でもその風味が、ラーメンの中で良いアクセントになっていて、ホロトロかつ肉も感じる食感も良い感じ。それと、茹で?モヤシのシャキシャキ感が、濃いめ重めのスープには良く合います。あと、カレー味にもかかわらずたっぷりのネギや、更にはワカメも違和感なくまとまるのは、スープがちゃんとラーメンのスープしているからかなぁ、なんて。
 そして最後は、残ったスープにちょびっとライスを投下。当然スープはカレールーとは違いますが、これはこれで合っているというか、最後の1粒まで夢中になって食べてしまいました。

 というわけで、美味しくいただき、とても満足いたしました。実はカレーラーメンという品だけなら、栃木県内にもあるCoCo壱番屋で(私の味覚だと)結構美味しいのを食べることができるのですが、北海道まで来ていただくのは格別というか、いつかまた、今度はバイクで渡道した時にでも、室蘭、そして苫小牧と食べ歩きするのも楽しそうですね。
 ごちそうさまでした。

令和5年1月訪問

栃木県矢板市 らぁ麺屋 麺処 花火 【移転前店舗(現:麺処 一心)】

 こちらのお店は、レギュラーメニュー以外にも、限定メニューを積極的に出されていて、それも楽しみになっている今日この頃の私ではありますが、この日もそんな感じでお店のSNSを見て明日の限定メニューをチェックしていたところ、何と、「背脂煮干し」という文字が。
 実はここ暫く前から、個人的に煮干し出汁のスープに背脂という組み合わせが殊の外好きになっていて、それがこの花火さんでもいただけるとなれば、もう、行くしかないでしよう!そんなわけで、1月半ばの土曜日の朝。ウキウキしながらクルマでお店へと向かいました。

【背脂煮干しそば 970円 + 那須御養卵の味玉 120円】
背脂煮干しそば 970円 + 那須御養卵の味玉 120円

 それでその、背脂煮干しそば。
 まずはレンゲでスープからいってみたところ、これが、もう!しっかりと風味と旨味は出てるけけどクドくなりすぎない出汁加減に、適切に調理された背脂の甘い風味、そしてコクとコッテリ感が加わって、更に醤油ダレがバシっと効き味に芯を通す感じが、何とも良い感じです。加えて、白ネギ、青ネギ、紫タマネギといった3種類のネギが風味と味を引き締め、スープの中で適度にバラける(まさしく)バラ海苔の香りがベストマッチ!もう、何も言うことはございません。
 また麺は、こちらのお店では個人的にお初の、平打ち太縮れ麺。スープとの相性はバッチリで、ピロチュルっとした若干柔らかめの食感が、個人的には好みですね。
 そして、しっとりして肉の味も楽しめるレアチャーシューや、しっかり調理されたメンマ、更に追加した玉子自体の味が濃くて固まり加減味加減共にバッチリな味玉といった具たちもいつものクオリティで、何ていうか、それらがまとまった一杯は、しっかりと、「花火の背脂煮干ラーメン」になっていました。

 というわけで、美味しくいただいて大満足だったのですが、これでまた、お気に入りの限定メニューが1つ増えてしまいました。次にお伺いする時、どの品をいただこうかという嬉しい悩みが、また深くなってしまいますね。
 ごちそうさまでした。

令和5年1月訪問

栃木県塩谷郡高根沢町 麺処 いろ葉

 この日は、珍しいことに何だか塩ラーメンな気分。(袋麺の場合は、某一番の塩味一度なんですが。)しかし、平日だと行けるお店も限られているからどうしようかなと諦めかけたところ、いつも背脂煮干ばっかり食べてたのでパっと思い浮かばなかったこちらのお店にも、塩ラーメン、あるじゃないですか。この日に居たところからなら何とかなりそうだったので、午前中の仕事が終わり次第、風のように烏山街道を走ってお店へと。
 幸い、駐車場も1、2台分空いていて、更にはちょうど何組か退店するタイミングと重なったこともあり、すんなり店内に。このあたり、実はこの日も時間との戦いで運が悪ければここまできて諦めるしかなかったのでラッキーでした。
 あとは、券売機で食券を購入してカウンター席に着席。店主さんたちのキビキビした調理を眺めつつ待つこと少しで、食べたかった塩ラーメンとご対面です。

【塩ラーメン 750円 + 味玉 100円】
塩ラーメン 750円 + 味玉 100円

 まず見た目的に、この季節限定の柚子の皮の小片が載っているのが嬉しいですね。もちろんその香りも食欲を唆るものの、丼に顔を近づけた時に印象的なのは、スープからの出汁素材の掛け合わさった風味と、麺からの全粒粉的香り。
 それは、スープを口に入れても同様で、香りと共にじんわり、しかし深い旨味が国の中に広がり、これが、もう。味付けというか塩加減もバッチリです。
 次にツルッとした口当たりの麺を啜れば、こちらも香りと共に、麺自体のしっかりした味が広がり、これが、また。シコシコっとした噛み応えも良いですね。
 また、具の方も抜かりがないというか、バラ肉のチャーシューはホロトロ感と味加減が、太めのメンマも柔らかめの歯応えと味加減がどちらも良い感じだし、追加した味玉は、醤油っぽい風味が逆にアクセントとなって、ゼリー状の黄身までしっかり染みた味がこれまた良いですし。あと、ネギが偉大というか、この風味があってこそ、スープと麺の風味に調和が取れるというか。

 というわけで、美味しくいただいたのですが、いつもは背脂煮干だけど、たまには塩も悪くないなぁと、改めて思った次第です。
 ごちそうさまでした。

令和5年1月訪問

栃木県宇都宮市 シン・ノジジ

 暫く前から営業休止していた宇都宮市御幸町の粗炊中華そばのじじさんが、リニューアルオープンしたと聞いたのが、昨年末のこと。早速ネットで調べたところ、昼間に提供されていた荒炊きスープの中華そばは無くなってしまつたものの、週末と祝日の朝ラー営業は健在で、しかも、私が殊の外好きだった貝出汁もメニューに残っているとのことで。

 というわけで、1月7日の土曜日。この日は昼前から宇都宮市のバイク屋さんに用事があったので、朝ラー営業のラストオーダー(午前10時)ちょい前を狙って国道4号をひたすらバイクで南下。この日は実にスムースに走ることが出来、予定よりは30分くらい前に到着しましたが、入店して以前と変わらぬ券売機の前に立つと、貝出汁中華そばは残念ながら売り切れ!他の数量限定?メニューの牛骨中華そばも売り切れでしたが、逆に折角の機会なので、朝ラーの基本メニューと思われる、煮干中華そばsapphire(サファイア)をいってみることに。それにしてもこのサファイアって、ポケモンのルビー・サファイアから取られたんですかね。

【煮干中華そばsapphire 700円 + 煮玉子OPTION 100円】
煮干中華そばsapphire 700円 + 煮玉子OPTION 100円

 食券提出から程なくして登場した、そのサファイア。早速スープからいってみたところ、煮干の風味と旨味がしっかり濃い目。ただ、煮干しだけじゃない動物的の旨味というかボディーのしっかり感もあるというか。表面の油のせいか、はたまた動物系の出汁素材も使っているのかはわかりませんが、とにかく、旨味が分厚いですね。そこに、醤油ベースの味付けがビシっと決まり、油のコッテリ感、薬味的具のタマネギ、青ネギ、そしてアオサの風味がマッチして、これが、もう。最近、煮干がペーストになったような濃厚ビターな煮干系のスープはちょっと苦手になりつつあるあるのですが、こちらのは苦味も心地よい程度で、個人的好みを加味しても、ほんと、良いバランスだと思います。
 また、そこに合わせるのは、バツっと低加水ならではの歯切れが心地よい、従来と同じ?中細のストレートタイプ。実に良いマッチングですね。
 それと、朝ラーメニューにチャーシューが入らないのは以前同様。(個人的に、朝はあればあったで嬉しいけど無くても全く問題なかったりする。)タンパク質を取りたくて追加した煮玉子OPTIONは、黄身がゼリー状の味付けがしっかりしたタイプです。

【CONTINUE追い玉 200円】
CONTINUE追い玉 200円

 そして麺を食べ終わったあと、予め買っておいたCONTINUE(追い玉)の食券を提出。
 CONTINUEするのは久しぶりですが、麺の上に煮干し粉と青ネギとチャーシューフレーク?、麺の下に油とタレ、器のふちにバルサミコ酢とブラックペッパーという構成は、インターパークののじじさんと同じ構成でしょうか。
 これ、単体でも、バルサミコ酢とブラックペッパーのお陰で変化に富んだ味わいが楽しめ、最後は残ったサファイアのスープでつけ麺風にして堪能。最近、和え玉など味付き替え玉というべき品が流行っていますが、CONTINUEの洗練された感は、初登場からだいぶ経っても色褪せていませんね。

 というわけで、こちらのお店での久しぶりの朝ラーを、どれも美味しくいただいてして満足いたしました。
 次は是非、今回食べ逃した貝出汁も言ってみたいですし、リニューアルされた昼間のメニューも当然いってみたいですし、これは国道4号を南下する頻度が上がっちゃいますね。
 ごちそうさまでした。

令和5年1月訪問

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馬 たひお (@uma_tahio)
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自己紹介:
栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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