趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
先月に続く、栃二郎ですが、数えてみると、開店してから約1年で、今回を入れて8回目の訪問となりました。で、今回は、前々回以来2回目の『大』にチャレンジ。実は前回、小豚でギブアップ寸前だった自分が不甲斐なく、今回はそんな自分に活を入れるべく、大ラーメンのピンク色の食券を購入。店主さんに「大盛りですが大丈夫ですか」と確認された時も毅然と頷き、トッピングコールはニンニクのみでお願いしました。
大ラーメン(ニンニク) 750円 + 生たまご 50円
その大ラーメン。まず見た目ですが、今回のは写真のとおり野菜の盛りが美しく、綺麗な円錐形になっています。それを崩さぬよう手元に降ろし、そして、カウンターにあるレンゲを突っ込んで一口スープをいただくと、カネシ(醤油)も脂も今回はややライトめに感じられたのですが、やっぱり、この豚骨感は旨いよなぁ。そして、最初はライトめに感じたスープも、食べ進むうちに丁度良くなってきました。また麺は、前回と同じドゥルドゥル系の柔らかさ。個人的にはここの麺は柔らかめが好きなので、モロに好みの茹で加減。カネシとスープをしっかりと吸い込んでいて、たまりませんなぁ。そして野菜はちょっとウエッティーな感じでしたが、豚と一緒にいただけば問題ナッシング。その豚は、前回に続き今回も絶品。場所によってホクホク、トロトロしてますが、歯応えも適度にあって、味の入り方も絶妙。というわけで旨い旨いと順調に食べていたのですが、結局最後の方は、やっぱり苦しくなってしまいました…。おまけに、もうすぐフィニッシュという時になって、丼の底の方から固まり状の豚が発掘されるにいたっては、ヘロヘロになってボスキャラを倒した後に真のボスキャラがいきなり現れたようで、いつ自分の限界が訪れるかドキドキしながら必死に完食しました。
二郎の味を知って約1年。何時の日か大豚ダブルをと思っていましたが、「小ラーメンくらいが自分には合っているのかなぁ…」と、食後のパンパンに膨らんだお腹をさすりながら思った次第で。ごちそうさまでした。
平成20年11月訪問
前回10月の訪問に続いて、今回も所用で清原に向かう途中にいただきました。で、その間に若干の価格改定があったようで、ラーメン類と定食類が、50円ほど値上がりしていました。(つけ麺は変わらずです。)それで今回いただいたのは、ブログのネタ的には面白くないのですが前回相方が食べていたつけ麺(こってりスープ)と、一緒に焼餃子をば。
つけ麺(中盛・こってりスープ) 800円
付け汁は、前回相方のをちょこっといただいた時に感じたのと同じく、丸信のあっさりした鶏ガラスープをベースに、濃いめの醤油と背脂、そしておかかと唐辛子が利いた、甘みのないけっこう男らしい味の付け汁ですが、よくよく味わってみると、前回感じられなかった揮発系の香りが。そして、食べてる途中、付け汁の入った丼の底からは、みじん切りされた生タマネギを発見。そのタマネギが、食べ進むうちに徐々に感じられるようになり、麺を最後まで飽きずに食べさせてくれます。また麺は、中盛りにしたこともあって、結構なボリューム。ややウエッティーな感じですが、シコッとした固めの食感がいいですね。麺を食べ終え、最後は、店員さんにスープ割りをお願いすると、スープの入った魔法瓶を持ってきてくれました。これだと、自分の好みの濃さになるまで薄められるのがいいですね。
焼餃子 250円
それから、焼餃子は、かなりコストパフォーマンスいいですね。この値段(5個250円)でも、結構きちんとした味でした。薄目の皮は焼き目がパリっとして、中はジューシー。そして餡は、ニンニクのパンチが効いていました。
というわけで、両方とも、結構旨く満足させていただいたのですが、用事前にしてちょっと食べ過ぎた感が…。でもやっぱり、丸信はいいですねぇ。ごちそうさまでした。
平成20年11月訪問
大田原にある、本格的な豚骨ラーメンのお店、西記さんです。実は、約2年ぶりの訪問となってしまったのですが、ピカピカに磨かれたオープンキッチンのある清潔な店内と件の店主さんは、以前と変わらない様。で、今回は、辛味とんこつラーメンと醤油とんこつラーメンプロトタイプ、そして小盛ご飯&温泉玉子セットをいただきました。(あ、でもこれ、同行者の分と合わせて二人分ですので…。)
辛味とんこつラーメン 600円
小盛ご飯&温泉玉子セット 150円
で、まずは辛味とんこつラーメン。とりあえずスープからいただきますが、辛味はアクセントというかそれほど主張せず、あくまで主役は豚骨スープという感じ。で、その豚骨スープも、タレなどで一工夫(というか、かなりの工夫)が加えてあり、味わってみるとエビやニンニクの風味がして、ちょっとエスニックな印象も受けました。また細めの麺は、固茹で(注文の際に「普通」と「固茹で」から選べます。)でお願いしましたが、この茹で加減はスープと絶妙に合いますね。そして具は、チャーシューと味付き玉子が半分に辛味の効いた白ネギ、そして海苔と青ネギが載ってます。チャーシューはきちんとフライパンで暖められ香ばしく、また、味付き玉子もいい塩梅。というわけでこちらのメニュー、何て言うか、豚骨ラーメンにただ単に辛みを足しただけではなく、更にひねりを加えたような美味しさです。そして、麺を食べ終わった後は、小盛ご飯&温泉玉子にスープをぶっかけていただけば、これがまたたまりませぬ。
醤油とんこつラーメンプロトタイプ 630円
それから、醤油とんこつラーメンプロトタイプですが、こちらは辛味とんこつにも増してタレなどが懲りまくっているというか。魚系や鶏ペーストの旨味、他にも、スパイスの類が効いているような気もしましたが、とにかく、豚骨スープをベースにいろいろな味が混ざり合い、何とも複雑な味。何となく、『プロトタイプ』というネーミングに納得したのですが、これはこれで美味しいラーメンかと。それと、こちらも麺は固茹ででお願いしましたが、このスープにもこの茹で加減がとても合っているように感じました。
そんなわけで、辛味とんこつも醤油とんこつプロトタイプも美味しくいただきましたが、こちらのお店が話題に上る時、よく引き合いに出されるのが店主さんの事。個人的には、この店主さんがこちらのお店の魅力というか、この店主さんでなければこの味は出せないような気がします。ラーメンを作る様も、これはこれで個性というか、美味しいラーメンを提供する為、とても丁寧に作ってくださっていると思いますし。これからも、美味しいラーメンをお願いしますね。ごちそうさまでした。
平成20年11月訪問
今回所用で広島県福山市にお伺いしたのですが、当然そのついでに福山のラーメンをいただいてこようかと。で、行く前にネットで調べたところ、「福山のラーメン=十八番」とばかりにやたらとヒット。そんなわけで、市内に三店舗(ちなみに鞆の浦のほうにある同名のお店は無関係とのこと。)あるなか、本店とおぼしき三吉店にお伺いしました。
お店のほうは、市街地というか、東城往来という歴史を感じる名前の道(国道313号)沿いにあり、駐車場も広め。店の前には出前用のバイクが何台も並び、なるほど、地元に密着したお店のようです。正午前に入店したところ先客が結構いましたが、まず驚いたのは、お店の作りというか、店内は細長く、まず、厨房に沿って長いカウンターがあって、通路を挟んだ反対側の壁際にも長いカウンターが。そのカウンターには回転寿司のような蛇口が各所に付いていて、そこからはお冷やが。また厨房では、スープの入った羽釜の周りに、タレの入った並盛り用と大盛り用とおぼしき2種類の丼が、シャンパンタワーよろしく、うずたかく積み上がっていました。このへんのことは事前にネットで情報を得ているとはいえ、実際に見ると、結構びっくり。壁際のカウンターに座り、自分用の中華そばと同行者用の焼きそばを注文しました。
中華そば 550円
それほど待たずに両方とも登場したのですが、まず、自分用の中華そばから。見た目は、大きめの背脂が控えめに浮いていて、一見すると一般的な尾道ラーメンのよう。ちなみに、一般的な尾道ラーメンと福山のラーメンの違いは、浮いている背脂が尾道は揚げた物が多いのに対し福山のは煮た物が多く量も尾道に較べ少ないとか、尾道では小魚をスープに使うところが多いのに対し福山では使わないところが多いとか、平打ち麺が多い尾道に対して福山では中細麺を使うところが多いとか、他にも、具やタレの濃さなどちょっとした違いがあるとのことですが、個人的には上に載る青ネギが、西日本のラーメンを感じさせます。若干濁り気味のスープを啜ると、動物系の旨味が濃いですね。強めの火加減で、エキス分をぐらぐらと煮出したような味に感じました。また、それに負けないだけのタレの強さもあり、尾道ラーメンよりもあっさりしていると聞いていましたが、いただいてみると結構パンチがあります。また中細のストレート麺は程よい茹で加減で、歯応えが小気味よく。そして具は、小さめのチャーシューが3枚に、メンマと青ネギとシンプルですが、そのどれもがこのラーメンとよく合っています。
焼きそば 640円
それから、同行者の焼きそばも味見させてもらいました。麺は中華そばと同じようですが、茹で加減は固めで歯応えあり。それと炒める時にラーメンのスープを使用するとのことですが、そのおかげか結構ジューシーな仕上がりで、個人的にはこういうしっとりしたのも悪くないですね。ソースはスパイシーですが、こちらのほうのお好みソースのような甘みを結構感じます。また具は野菜と豚肉ですが、野菜はキャベツとモヤシの他、ネギやタマネギやニンジンが入るのが珍しい感じ。それにしても、個人的にはご飯が欲しくなる焼きそばでした。
というわけで、福山のラーメン(と焼きそばも)堪能したのですが、さすがにあれだけ検索でヒットするだけあって、(両方とも)美味しゅうございました。ごちそうさまです。
平成20年11月訪問
今回所用で広島県福山市にお伺いしたのですが、広島空港から福山に向かう途中、尾道に立ち寄ってラーメンをば。ただ、尾道に着くのが午前9時過ぎの予定で、その後、福山でもラーメンをいただこうかな、などと思っていたので、出発前にネットで調べたところ、こちらのお店が朝9時からやっているということでお伺いしました。
そのお店は尾道駅にも程近い海沿いにあり、周囲は再開発されて遊歩道や公衆トイレなど整備されており、その一角の小綺麗な建物の一部がお店になっているようでした。以前このあたりは雁木のある船着き場に木造の建物が密集する風情のあるところだったそうで、是非その時にお伺いしたかったな、なんて、お気楽な観光気分で訪れた私は思ってしまいますが、とりえずお店の道路挟んだ向かい側の有料駐車場にクルマを停め、いざお店へ。店内はかなり狭く、朝の10時前にもかかわらず地元の方とおぼしき年かさの男性数名が、思い思いの肴で一杯やっているようでした。
店内のショーケースには煮魚など、地魚を使った料理が並べられ(こちらのお店は、地魚料理でも有名だそうです。)たいへん興味をそそられたのですが、目的のラーメンを注文。何故か大盛りにしてしまいましたが、それでも600円というのは、ものすごく安いのではないでしょうか。(ちなみに同行者のいただいた並盛りは450円です。)注文を済ませると、曇り空で少々寒かったのですが店外海側のテラス席に移動。この、海の向こうに向島の造船所が見える席は、かつて、この向島の造船所に原寸大ロケセットを組んで撮影の行われた映画『男たちの大和/YAMATO』に出演した反町隆史と中村獅童が来店した時に座った席だそうで、そこでラーメンをいただくことにしました。(実は私と相方で、2006年の春先にそのロケセットを見に来たこともあったりして。)
尾道ラーメン(大) 600円
ほどなく登場したそのラーメンですが、見た目は、油がほとんど浮いていない、そしてモヤシが載っている濃いめの醤油色のラーメンという感じ。まず、スープからいただいてみると、ガラと野菜ベースのオーソドックス(だけど旨味は充分効いてます。)なスープに、見た目ほど塩気が濃くない醤油味が丁度いいです。麺は、縮れのついた黄色く細めの麺で、茹で加減は若干固めで、どこか懐かしい食感。具は、これまた懐かしい感じのチャーシューとメンマに、茹でモヤシとネギが載ってます。というわけで、一般的に有名なタイプの尾道ラーメン(揚げた背脂が浮き、スープは出汁にガラの他小魚を使い油も味も濃いめの醤油味で、平打ち麺使用。)とは違う、ごくごくオーソドックスなガラスープのラーメンだったのですが、これこそが、昔から地元の方に愛されている『支那そば』の味かなぁ、なんて思ったりして。(出汁の小魚については1990年代に土産物用の尾道ラーメンで一般的になったという話もありますし。)
尾道ラーメン(並) 450円
同行者は並サイズを。「美味しい」と申しておりました。
あと、店内の雰囲気やお店の方々もとても感じが良くて、美味しいラーメンの味共々、堪能させていただきました。ごちそうさまです。
平成20年11月訪問
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