たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県那須塩原市 げんこつ

 那須塩原市の中でも、旧黒磯市の地区って、昔からラーメンの隠れた激戦区という印象でした。で、その中でも、特にラーメン店密度の濃いエリア(と言っても首都圏のようパッと見渡すと何軒も目に入るというわけでもないんですが。)があるのですが、その一角に、こちらのお店が。道路沿いに『げんこつらーめん』と手書きっぽい看板がある他は店名の表示も見あたらず、正式な店名や営業時間や定休日不明の、個人的にはちょっと謎のお店だったんです。

 というわけで、平日のお昼時、意を決して初訪問。駐車場にクルマを停め入店すると、それほど広くない店内には、愛想のいい店主さんと、松山千春のBGM。そして、豚骨を静かに煮出している時のような香りが漂っていました。
ラッキーなことにカウンターに空席があり、着席してらーめんを注文。その後程なくして数名の待ち客が出たので、タイミング良かったみたいですねぇ。それにしてもこちらの店主さん、お店を一人で切り盛りされてるのですが、来客に対しての応対を含め、作っている時も提供する時も、始終何かしら喋っているような感じが。その、面白いマシンガントークを何となしに聞いているうちに、らーめんが完成しました。

らーめん 600円
らーめん 600円
 「熱いから気を付けてね~」と目の前に出されたラーメンは、入店した時に感じた香りのとおり、きれいに澄んだスープに薄く醤油色が付いてます。まずはスープからいただいてみると、見た目に反して豚骨の旨味は結構濃い感じがします。店名のとおり、豚のげんこつを使ってダシを取っているんでしょうか?でも、脂がほとんど浮いていないせいもあるのか、後味はわりとサッパリめ。また、塩分がそれほど強くないのも好印象です。また麺は、熟成感のある縮れ麺で、スープとよく絡む印象。そして具は、トロトロのチャーシューと、きちんと味付けされたメンマなど。特にチャーシューは、食感がトロトロしているのですが、余計な脂は落とされ、とっても上品なお味でした。

 というわけで、初めてのげんこつ(らーめん)だったのですが、店主さんのトークを含め、堪能させていただきました。ごちそうさまです。

平成20年12月訪問

栃木県宇都宮市 バカうまラーメン 花の季

 毎度おなじみの、花の季さんです。約一ヶ月半ぶりの訪問となってしまいましたが、その間に、今年もラーメンに柚子が入るようになってました。こちらのラーメンに柚子が入ると、個人的には、もうすぐ冬だなぁ、なんて思ったりして。で、注文のほうは、ものすごく久しぶり(このブログ始めてからは初めてでしょうか。)のワンタンメンに、極上半熟味玉をプラスしていただきました。

ワンタンメン 780円 + 極上半熟味玉 160円
ワンタンメン 780円 + 極上半熟味玉 160円
 そのワンタンメン。こちらのノーマルなラーメンに入ってるチャーシューの替わりに、ワンタンが5個ほど入っているのですが、白河系などの極薄でツルッとした餡のほとんど入っていない口当たりや喉越し主体のワンタンとは違って、挽肉主体でショウガのちょっと効いた餡がこみっちりと入ったしっかりとした食べ応え。ちなみに、個人的なワンタンメンの食べ方だと、白河系のワンタンメンは、麺とワンタンを一緒に頬張って口の中で食感の違いを楽しんだりするのですが、こちらのワンタンだと、ワンタンのみをしっかりと味わうような食べ方になるというか。スープはお馴染みのド乳化和風豚骨スープですが、ここ数回の訪問で感じたライト路線というか、以前と比べると軽い飲み口になっているような気がします。(気のせいですかね?)麺は相変わらずツルツル。そして追加の極上半熟味玉は、以前いただいた時と同様の、卵自体も味付もかなり濃ゆい感じでした。

 というわけで、久しぶりのワンタンメン、堪能させていただきました。ごちそうさまです。

平成20年11月訪問

岡山県岡山市 天神そば

 用足しついでの岡山のラーメン食べ歩き第二弾は、前の記事のやまと同様に、こちらも超有名店の天神そばです。

 お店の方は路面電車(岡山電気軌道~通称おかでん)も走る大きな通り(桃太郎大通り)沿いの、そのおかでんの城下電停に程近いところにあって、お伺いしたのは開店直後だというのに、あまり広くない店内は早くも満席。更に、この日は雨が降っていたので、店外の待ち客が店員さんの誘導により店内に入り、ただでさえあまり広くない店内はかなりの人口密度になってました。そんな中、かなりタイトなテーブルに案内され、早速注文。こちらのお品書きには、下の写真のとおり品名と番号が書いてあり、番号で注文するのが通らしいので、同行者のも含め「1番と2番」とお願いしました。

天神そば(1番) 750円
天神そば(1番) 750円
 混んでる割りにはあまり待たずに登場した1番(天神そば)と2番(肉ヌキ玉子入り)ですが、スープと麺は共通で、品名のとおり具のみに違いが。私のいただいた天神そばは、薄目に切られたチャーシューが多め(他にも『肉の多め』というメニューもあるので、これで標準らしいです。)に載り、他にはモヤシとカマボコと青ネギが。まず、スープからいただくと、かなり『鶏』が濃いですねぇ。聞くところによれば、スープには大量の鶏ガラを使用しているとのことで、その圧倒的な物量を感じられるスープになっていました。また、営業時間中は随時鶏ガラを追加し追い炊きを行っているとのことで、確かに、開店直後のせいか、濃いけれどフレッシュ感がありました。でも、開店直後の状態でこの濃さなのだから、営業時間が進むにつれ、もっとコッテリと濃厚になるのでしょうかね?そして麺は、細めのストレート麺で、食べ始めは若干固めの茹で上がりに感じましたが、食べ進むにつれスープと馴染んで絶妙のマッチング。あと、具のチャーシューはミシっとした食感の懐かしいタイプで、モヤシは先日のやまとと同様の細めで歯応えのあるものでした。

肉ヌキ玉子入り(2番) 650円
肉ヌキ玉子入り(2番) 650円
 こちらは、同行者がいただいたもの。

 というわけで、岡山の老舗のラーメンを堪能させていただいたのですが、なんとも歴史を感じる、美味しい一杯でございました。また機会があれば是非お伺いしたいのですが、その時は、今回と時間帯を替えて、また違うであろうスープの味を味わってみたいですね。ごちそうさまでした。

平成20年11月訪問

岡山県岡山市 やまと

 もう先月の話になってしまったのですが、所用で岡山県岡山市を訪れたの時、そのついでにご当地のラーメンをいただこうと、事前にネットで調べたところ、こちらのお店が。かなり有名なお店のようで、ラーメンはもちろん、ドミカツ丼も美味しいとのこと。ちなみにドミカツ丼とは、ご飯の上に揚げたトンカツを載せドミグラスソースを掛けたカツ丼で、岡山の名物になっているとのことです。

 そのお店の方は、市の中心部というか、繁華街の賑やかなところにありました。午後5時半過ぎにお伺いしたのですが、パッと見で満席だったため繁華街をぶらついてから午後6時頃にもう一度お伺いすると、今度は店の前に行列が…。ちょっと失敗してしまいましたが、さすがに有名なお店ですねぇ。で、気を取り直してその行列に並びましたが、回転は早く、また、並んでいる時に注文を訊かれるので、席に着いてからはさほど待たずに済みました。で、その注文ですが、当初の予定通り中華そばとドミカツ丼(お品書きには普通に『かつ丼』と書いてあります。)、そして、気まぐれメニューと書かれたコロッケ小皿もお願いしました。(これで、例によって2人前です。)

中華そば 700円
中華そば 700円
 まず最初は、小振りの丼で登場した中華そばから。目の前の置かれると、見るからにコッテリとしてそうなスープからは煮干しっぽい魚系の香りが漂っています。早速一口、スープをいただいてみると、ゼラチン質が多そうなトロッとした口当たり(翌日見た岡山のタウン誌によると、スープを取る際に豚皮を加えているとのこと。)に、見た目のとおり濃厚な動物系と、香りのとおり濃厚な魚系両方の味と香りをビンビン感じ、また、タレはそれに合わせてしっかりとした味。また麺は、ふわっとした食感の細めのストレート麺で、強力なスープとは対照的。そして具は、やや薄目に切られたミシッとした食感のチャーシューが2枚と、青ネギ、メンマ、それと細くて歯応えのあるモヤシ。そんなわけで強力なスープに、優しい麺、青ネギの香りと、モヤシの食感の組み合わせが、何とも美味しい一杯でございました。

かつ丼 750円
かつ丼 750円
 それから、岡山名物のドミカツ丼ですが、揚げたて熱々サクサクのカツと、トマトの酸味の効いたドミグラスソースの組み合わせ。カツも、ソースも、ちゃんとした洋食なのに、丼というのが何とも面白いというか。

コロッケ小皿 350円
コロッケ小皿 350円
 また、コロッケ小皿は、トマトソースの添えられたポテトコロッケに、茹で野菜(ブロッコリーとキャベツとニンジン)の付け合わせ。コロッケも、ソースもきちっとした洋食屋さんの味で、美味しゅうございました。

 というわけで、中華そばもドミカツ丼も、ついでにコロッケも堪能したのですが、こちらのお店って、昔ながらの洋食屋さんという感じなんです。前述のとおり洋食メニューも美味しかったのですが、そんな中で美味しいラーメンをいただくなんて、ちょっと面白い体験でした。また機会があれば、是非お伺いしたいです。ごちそうさまでした。

平成20年11月訪問

栃木県那須塩原市 ふうふう亭

 約2ヶ月ぶりの訪問となってしまった、黒磯のふうふう亭さんです。その間に、また、期間限定のメニューが出来ていたようで。最近、こちらにお伺いする時、その限定メニューが楽しみになってきた今日この頃なんですが、今回も、その限定の肉しおラーメンと玉子麺、そして、こちらは定番のサイドメニューから鶏の唐揚をいただきました。(ちなみにこれ全部で、同行者の分と合わせて二人前ですので、誤解無きよう。)

肉しおラーメン 840円
肉しおラーメン 840円
 まず、肉しおラーメンですが、前回いただいた肉みそラーメンの塩味バージョンといった感じ。スープ自体は澄んでいますが、ベースとなるスープや、野菜と一緒にの動物系の旨味の他、大量に使用される野菜の風味と旨味がどっさりと。ただ、肉みそラーメンと違いスープが塩味なので、より野菜の味が強く感じられました。また、量も肉みそラーメン同様にたっぷりあって、これ一杯でお腹一杯になりますね。

玉子麺 525円
玉子麺 525円
 それから玉子麺は、熱々の麺に卵などが絡んだ状態で登場したのですが、いただいてみると、何ていうか、濃厚なラーメン風カルボナーラといった感じ。麺に絡んだ卵からは、卵自体の味のほか、ウニのような風味とコクも感じられ、何か一工夫してある様子。で、そのままいただいても大変美味しいのですが、更に、付属のスープに浸けていただくと、口当たりが変わり味もマイルドになって、また違った美味しさです。

鶏の唐揚 147円×3個
鶏の唐揚 147円×3個
 あと、暫くぶりにいただいた鶏の唐揚ですが、やっぱり美味しいなぁ。そのままで香ばしく、レモンを搾ってサッパリと、そして、タレを浸ければこっくりとした味が楽しめます。またタレは、付け合わせの繊キャベツにかけても非常に美味しいですね。

 というわけで、今回も満足させていただきました。ごちそうさまです。

平成20年11月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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