趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
よく観光地などで、「地元の有名な食材を使ってラーメンにしてみました」的な物があると思うのですが、高速道路のSA・PAにも結構そういう物があったりして。
で、宮城県と言えば、やっぱり気仙沼のフカヒレということになるのでしょうか。今回(平成21年4月18日[土])、所用で仙台に向かう途中に立ち寄った菅生パーキングエリアで、こちらのメニューを発見し、思わずいただいてしまいました。もっとも、フカヒレを使ったラーメンって、中華料理店でもたまに見かけるメニューなので、無理矢理感はないんですがね。
ふかひれラーメン 1,200 1,000円 + ミニチャーハン 350円
というわけでこのふかひれラーメン。スープや麺は、こういったところでいただくごく普通の醤油ラーメンと変わらないのですが、その上には、気仙沼産のフカヒレの姿煮がとろみのついた餡と共に載り、茹でたチンゲンサイがあしらってあります。そのかわいいフカヒレをいただけば、当たり前ですが、フカヒレって、魚、なんですねぇ。それから、一緒に頼んだチャーハンは冷凍物。両方とも、卓上のコショウがよく合いました。
ごちそうさまです。
平成21年4月訪問
このお店のある下野市って、ここ暫く(それこそ年単位で)の間、行く機会が公私ともに全くと言って良いほどなかったのですが、この日は、珍しく仕事で行くことになりました。で、行ったからには是非とも有名なこちらでお昼でもいただこうと思っていたのですが、仕事の片づいた時間もバッチリで、午前11時過ぎにはお店に着くことが。駐車場にクルマを止め、入り口のところに並ぶと、すぐに後ろに行列ができたのですが、店内からは朝礼と思われる体育会系の声が響いてきて、それを聞きながら開店を待ちました。やがて時間になり、入店。店員さんに席に案内されると程なく注文となりますが、今回は、和だし醤油らあめんとちゃーめしのセットを。
和だし醤油らあめん+ちゃーめし 930円
それでまずは、和だし醤油らあめんからなのですが、色が濃いけど透明なスープをいただくと、まず感じるのが色んな魚の色んな風味。濃い魚系のだしって、個人的にビターに感じる時があるのですが、そんな感じもしますね。またそのバックには動物系のどっしりとした旨味もあるような気も。そして、若干強めに感じる塩気が、味にスジを1本通している感じがしました。またお品書きに『真空ストレート麺』と書いてあった麺は、細めでハリのある硬質な食感。あと具は、チャーシュー、メンマ、青菜、海苔、白ネギと、トラディショナルな醤油ラーメンを彷彿とさせますが、チャーシューは分厚くホロホロと仕上がりで、大ぶりなメンマは柔らかく、青菜はちゃんと『菜っ葉』を感じる茹で加減と、そのどれもがきちんと調理されている感じがします。それとちゃーめしは、ご飯の上に載っている具を最初によく混ぜていただきますが、混ぜる事により具の、チャーシュー、メンマなどがご飯と一体化して、いい感じで味わえるというか。味加減も絶妙で、甘すぎずしょっぱすぎず、濃すぎず薄すぎず。そこに青ネギ、ゴマ、海苔の風味が良いアクセントになっていて、和だし醤油らあめんとも良くマッチしていました。
というわけで、どちらも大変美味しくいただきました。それに加えて、店員さんの接客もキチンとしていて、さすがは行列のできるお店、ですね。ごちそうさまでした。
平成21年4月訪問
これまでの記事でも書いたとおり、今回、所用で愛媛県松山市にお伺いしたのですが、その際に寄らせていただいたお店。例によって行く前にネットで情報収集したところ、地元ではとても有名なお店だそうで。松山市駅から夜行の高速バスに乗って帰る前、駅というかバス停から約5分ほど歩いてお店にお伺いしました。
そのお店は、ラーメン屋さんというより、居酒屋という雰囲気。暖簾をくぐり引き戸を開け店内に入ると、店内は奥へと向かう細長いカウンターと、更にその奥には小上がりが。午後6時半すぎという時間帯もあってか、既に何組かのお客さんが一献傾けています。また、カウンターの上にはおでんの四角い鍋があり、私の地元ではあまり馴染みのない具材などがとっても美味しそうに煮えていたり、カウンター奥に掲げられたホワイトボードには本日のおすすめ品らしきものがズラッと書かれていて、大いに食指が動きました。私も、時間があればそれらで一杯やりたかったんですが、バスの時間もあったので、とりあえず中華そばのみ、空腹だったのでつい大盛(同行者は普通盛)でいただくことにしました。
中華そば大盛 800円
その中華そば。見た目は、白濁したスープに醤油っぽい色がついていて、具はチャーシューというか豚の角煮っぽいものと、メンマと青ネギ。それに、最初からコショーが一振りされています。それでまずは、レンゲでスープを一口いただくと、「あ、甘い!」。こちらのラーメンのスープが甘いという事は、事前に調べた時に知識としては知っていたのですが、実際にいただいてみると、予想を超えた甘みにちょっと驚きました。昔、東池袋大勝軒系のあるお店で、甘みの付いたラーメンにビックリした覚えがあったのですが、今回は、それを上回るインパクトというか。ベースはサラッとした豚骨系のスープだと思いましたが、この甘みが全てを持っていっている気がしました。でも、不思議と嫌じゃない、というか、これがイケルんです。細めのでサクっとした食感のストレート麺との相性も良いし、甘く味付けられた具の角煮とも合っています。また、始めから振ってあるコショーが、ピリっとしたアクセントになって、単調になりがちな甘い味に変化を付けているというか。これは、ちょっとクセになる味ですなぁ。
中華そば 600円
こちらは同行者がいただいたもの。量以外は同じでしょうか。
というわけで、松山のラーメンを堪能させていただいたのですが、こういう、地元にいると味わえない味というか、いただいた事のない味に巡り会えるのも、旅先での楽しみの一つですね。ごちそうさまでした。
平成21年4月訪問
当ブログで初めてこちらのお店の記事をあげた時、「こちらのお店のラーメンは、基本の手打中華(醤油味)の他、味噌・塩それぞれ個性的」と書いたのですが、その時の塩味、次にお伺いした時の醤油味ときて、今度は味噌味をば。
味噌ラーメン 650円
実は、こちらの味噌ラーメンをいただくのは15年ぶりくらいだったりするのですが、出されたラーメンは、モヤシの上に天盛りされた多めのおろしニンニクなど、おおむね記憶の中にあるのと同じ。ただ、記憶とはちょっと違うのが、丼の縁のまわりを彩る唐辛子の赤色で、これは当時は無かった気がしますが、昔のことなので、単なる勘違いかもしれませぬ。その味噌ラーメンを、まずは、出されたままの状態でスープを一口啜れば、ベースの鶏ガラスープがあっさりしている為、味噌と唐辛子の味と香りが結構主張します。次に、天盛りのおろしニンニクをよく混ぜ混ぜしていただくと、そのニンニクが、ベースのスープと味噌と唐辛子を上手くまとめ、更にそこに、ニンニク自体の風味が加わってパンチの効いた味になるような感じがしました。また麺は、手打ちのヌクヌクとした噛み応えがたまりませんが、スープがとてもパンチが効いているので、麺自体の小麦の味というより、スープと一体化した味を楽しむような感じになるような気が。そして具は、モヤシとネギのみ。モヤシの歯応えと瑞々しい味が、パンチの効いたスープの中で、いい息抜きになっていると思います。
というわけで、久しぶりにこちらの味噌ラーメン、堪能いたしました。ごちそうさまです。
平成21年4月訪問
この日は、仕事の途中、同僚数名を引き連れこちらへ。午前の仕事が押して午後1時半過ぎの訪問となりましたが、その時間でも行列こそないものの、店内は混んでますねぇ。で、今回いただいたのは、バカうまラーメンとチェンピンです。
バカうまラーメン 800円 (と、写真には写っていないけど チェンピン 210円)
実は、バカうまラーメンをいただくのは一昨年の暮れ以来なんですが、乳化豚骨魚風味醤油味のスープは今回のは若干マイルドというかライトに感じ、260gあるストレート麺はツルツルの喉越しに噛むとプツっとした食感で、具はトロトロのチャーシュー・メンマ・ホクホクの煮たまご・香りがよく合う海苔・絶妙のアクセントとなる粗く刻まれたネギ・ある意味こちらのお店の象徴のナルトと、相変わらずの量と旨さでした。それと、冬場はスープに柚子の皮の小片が浮かびますが、それが無くなったことに、春を感じますねぇ。また、チェンピンも相変わらず、皮はカリカリのモチモチ、中はものすごくジューシーで美味。ただ、同僚がチェンピンを皿に置いたまま、箸で切ろうとして、中の汁を派手に飛び散らせていたのが、何とも。(同僚曰く、「チェンピンがどういうものか、すっかり忘れていた。」との事。)店員さんの説明は、ちゃんと聞かなくちゃね。
というわけで、今回も堪能させていただきました。ごちそうさまです。
平成21年4月訪問
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