趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
今回の、団体旅行ついでの札幌の味噌ラーメン食べ歩きのトリで、本日の二杯目をいただくのは、『純連』をいただいたのならこちらもいただかないと方手落ちということで、『すみれ』をば。実は、以前、新横浜ラーメン博物館に出店されていた頃、いただこうかとお店の前まで行ったのですが、あまりの行列の凄さに断念した覚えがあったりして。
それで純連でいただいた後、徒歩で地下鉄南北線の澄川駅まで戻り、そこで麻生(あさぶ)行きの電車に乗って2駅の平岸駅で下車。そこから地図を頼り15分くらい歩ったところに『すみれ』の本店はありました。(ちなみに私は地図で見て近そうだった平岸駅から歩いてしまいましたが、実際にはお隣の中の島駅の方が近くて判りやすかったようです。)
お店には午前11時50分くらいに着いたのですが、休日はかなりの行列(昨日の日曜日の午後2時前に行った人の話だと、その時間帯でも少し並んだとのこと。)ができるところ、さすがに月曜日のこの時間だと、並ばずにあっさりと入店することが。早速店員さんに窓際のカウンター席に案内され、味噌ラーメンを注文。ところで、今回は味噌ラーメンの食べ歩きということで触れていませんが、昨日お伺いした味の三平や先程のさっぽろ純連、そしてこちらのすみれといい、こちらのほうのラーメン店は、味噌、塩、醤油と、ラーメンで基本的な三つの味を提供するお店が多いようで。(昨日お伺いしたにとりのけやきは、例外的に元から味噌ラーメン専門でオープンしたお店だったかと。)それにしても、綺麗で広い店内ですね。
味噌ラーメン 850円
で、それほど待たずに味噌ラーメンが登場しましたが、まず気が付いたのは、丼から湯気が全く立っていません!よくよく見てみると、スープの表面には、厚さ5mmはあろうかという脂の層。昨日、すすきのにあるこちらの支店に行った人が、「表面の脂の層が、山岡家より凄かったよ!」と言っていたのを思い出しました。そして、その脂をかき分けスープをいただけば、まろやかですがスパイシーな味と香りが結構個性的。また麺は、さっぽろ純連より若干太めでウェーブはゆるめ。それほど特徴的なものは感じませんでしたが、強いスープに負けないくらいの食味は持っていると思います。そして具の炒め野菜はそれほど多くなく、スープや麺と一体化している印象。また、チャーシューはさっぽろ純連同様小間切れにされ、こちらも同様に一体化している気が。 じつはこちらの味噌ラーメンについて事前にネットで調べた時、「さっぽろ純連と味は似ている」などという記述もあったのですが、個人的には結構違うというか、『濃さ』以外は割とオーソドックス(でも、その『濃さ』ばハンパないですが。)に感じたさっぽろ純連に対し、こちらは『濃さ』に加え、スパイスと脂でアレンジを効かせたような印象。とにかく、分厚いラードの層を含めたスープのインパクトが強い一杯といった感じです。
というわけで、今回最後の味噌ラーメン、堪能させていただきました。ごちそうさまです。
平成21年1月訪問
札幌のラーメンにおいて、『純連(すみれ)』というのは、結構有名なお店なのではないでしょうか。ただ、『すみれ』という店が新横浜ラーメン博物館に以前入っていたのは知っていましたし、『純連』と書いて『すみれ』と読む店の存在もどこかで見た覚えが。また、『純連』の読みは『じゅんれん』だと聞いたこともあったりして、正直言って、それらが頭の中でごっちゃになっておりました。
で、今回、行く前に調べて判ったのが、まず、ある女性が札幌市豊平区中の島に昭和39年『純連(これで”すみれ”と読む)』を開業し、その後、休業を挟み昭和58年に札幌市中央区への店舗移転と共に『純連(じゅんれん)』に改名。更にその後、長男が店を継ぐに当たって札幌市南区澄川に『純連(じゅんれん)』澄川店をオープン。(創業者はその後暫くして店を閉めたが、その後別の場所・別の名前で店をオープン。ただし現在は閉店。)また、三男は長男とは別に、札幌市豊平区中の島に平成元年『純連(すみれ)』をオープンさせたとのこと。そして、『純連(じゅんれん)』は平成6年に現在の店舗である札幌市豊平区平岸に移転し『さっぽろ純連(じゅんれん)』となり、『純連(すみれ)』は後にひらがな表記の『すみれ』となり、また、その両店で修行された方が独立して『純連(すみれ)系』と呼ばれるラーメンの一大勢力となっているとのことです。
と、まことに長い前フリになってしまいましたが、団体旅行ついでの札幌の味噌ラーメン食べ歩きの二日目は、この、純連(すみれ)系を代表するというか、両方の本店にお伺いすることにしてみました。
地下鉄さっぽろ駅から南北線の真駒内駅行きに乗り、途中、南平岸で途中下車して『水曜どうでしょう』の聖地、平岸高台公園とHTB(北海道テレビ放送)本社を拝んでから、その南平岸からさらに一駅乗った澄川で下車。そこから地図を頼りに歩くこと10分くらいでお店に到着。着いた時は開店15分前くらいでしたが私が一番乗りのようで、その後、地元の方とおぼしきクルマが開店までに数台来店したところで開店時間を迎えました。
森住製麺の名前が入ったのれんを潜って早速入店すると、店内はそれほど広くはなく、カウンターとテーブル席が2つほど。まず食券を買うよう促されたので、当然というか今回の目的であるみそラーメンの食券を購入。カウンターに座り食券を出すと、衝立で見えない厨房からは何か炒める音やそこにスープを注ぐ音が聞こえてきて、さすがに一番乗りだけあって、あっという間に完成しました。
みそラーメン 800円
そのみそラーメン。見た目は、炒め野菜が麺の上に載った一般的な札幌の味噌ラーメンスタイルに、小間切れのチャーシューが載っているところが特徴的でしょうか。まずスープからいただいてみたところ、一口目から「美味いっ!」と。札幌の味噌ラーメンらしく、基本的にはガラと脂と炒め野菜に味噌の味なんですが、それぞれがどれも濃厚というか、それに更にニンニクの風味も加わった感じで、何ともパンチの効いた、インパクトのある味。ですが、それが美味くまとまっているように感じます。これは、個人的にはライスが欲しくなってしまう味ですなぁ。次の予定がなければ、追加でいただく所なんですが、今回は泣く泣く断念しました。(隣に座った常連さんとおぼしき方が、みそラーメンとライスを旨そうに食べているのが羨ましかったです。)また、森住製麺製の黄色い縮れ麺は、強いスープに負けない味と食感。そして、これだけインパクトのあるスープだと、野菜や挽肉などスープと一体化した具は完全に脇役になっちゃっている感じですが、小間切れにされた柔らかいチャーシュー共々、麺と一緒に口に入った時、きちんと主張して味と食感に変化を与えてくるのですが、その中のモヤシが、きちんと掃除されていたのには感動しました。あと、メンマは風味豊かでいい箸休めになっている気がします。
というわけで、『純連(じゅんれん)』の本店、堪能いたしました。大変美味しかったです。ごちそうさまでした。
平成21年1月訪問
札幌のラーメン食べ歩き2軒目は、先程お伺いした味の三平から15分ほど歩いてこちらのお店に。現在(訪問当時)、新横浜ラーメン博物館にも出店中の有名店、けやきの本店にお伺いしました。
お店には、午後2時半をまわった頃に到着しましたが、店外にはまだ5人ほど並んでいる人が。私もそこに並び、店外に流れているビートルズの曲を聴きながら待っていると、女性の店員さんに注文を訊かれます。まだお品書きを見ておらず、どんなメニューがあるかわからないのですが、とりあえず味噌ラーメンをお願い。それからしばらくして店内に案内されましたが、カウンターのみの店内は、結構な狭さ。そしてまた少し待って、結局並び始めてから20分ほどで味噌ラーメンとご対面しました。
味噌ラーメン 850円
その味噌ラーメン。まずスープからいただくと、札幌の味噌ラーメンらしく、基本的にはガラと脂と炒め野菜に味噌の味なんですが、スープの出汁からは気のせいか魚っぽいようま、また熱した野菜ようなの香りが感じられ、味噌ダレは札幌らしい塩気の他に甘み(タレではなくスープに使われている野菜でしょうかね?)も感じられ、他にも上手く言えないのですが、かなり複雑な味に感じました。また麺は、中くらいの太さの縮れ麺で、口に入れるとゴワっとした固めの食感ですが、加水率低めで熟成期間を長く取っているのでしょうか?そして具は、たっぷりのシャキシャキ野菜と挽肉で、野菜の種類は、スープの中にキャベツ、ニンジン、モヤシ、タマネギ、キクラゲが入り、白ネギが天盛りになってます。
というわけで、札幌の味噌ラーメンの二杯目だったのですが、先程お伺いした味の三平と較べると、ずいぶんとモダーンで、アグレッシブな印象を受けました。さしずめ『元祖』に対する『進化系』といったところでしょうかね。ごちそうさまでした。
平成21年1月訪問
前の記事でも書いたとおり、先日、団体旅行で北海道に行ってまいりました。一泊二日(平成21年1月18日(日)~19日(月))の強行軍でしたが、団体旅行と言っても夜の宴会以外はフリータイムというわりと自由な旅だったので。その間を利用して、札幌市内にある幾つかのラーメン店をまわることができました。ちなみに札幌のラーメンといえば、内地(北海道で本州を指す言葉。)の人のイメージだと『味噌ラーメン』が一般的だと思うのですが、調べてみるといろいろあるというか、ありすぎてだんだん訳がわからなくなってしまい、でも、それらを全て食べ歩くには日程的には厳しいものがあるので、今回は、味噌ラーメンに絞って食べ歩くことにしました。
というわけで、まず札幌に着いて最初に向かったのが、日本で最初に味噌ラーメンを出したとされるお店、味の三平。お店は札幌の中心部というか繁華街にある、文房具店の入ったビルの4階にあるのですが、まさかそんな小綺麗なビルの中にあるとは想像していなかったので、お店を探してビルのまわりを暫くウロウロしてしまいました。そしてビルに入って、ようやくお店の入っているフロアに着いたら、午後1時半過ぎというのに結構な行列。それにしても、文房具店の一角が行列の出来るラーメン屋さんになっているって、何とも面白い光景ですねぇ。で、私もそこに並んで暫し待ち、店内に入っても待ち客用の椅子に座って暫し待ち、店内の椅子に座っている間に注文を訊かれたのでみそラーメンとお品書きを見て気になったシューマイを注文し、カウンターに案内されるとお冷やに加えサービスのキムチが出ましたがまた少し待って、並び始めてから約30分程で、まずはシューマイ、そして、それから程なくしてようやくラーメンにありつくことが出来ました。
シューマイ(一ヶ60円) × 2個
まずは蒸したてが出てきたシューマイですが、提供される時、「ソースか醤油でお召し上がり下さい」とのこと。なので個人的には始めたソースでいただいてみたのですが、結構イケますね。またシューマイ自体も、一ヶ60円とは思えないしっかりした味です。ところで、今回の北海道での食べ歩きで、サイドメニューに餃子を出しているお店はなかったんですが、こちらのほうでは、ラーメンと一緒に餃子を頼むのって、それほど一般的じゃないんですかね?むしろシューマイのほうがどちらかというと一般的なんでしょうか?
みそラーメン 850円
そして、メインのみそラーメン。小振りの丼に入ったスープと麺の上には、ラードで炒めてスープで軽く煮られたであろうモヤシやタマネギ、挽肉が載り、その上にはメンマ(と、彩り?のカイワレが数本)。チャーシューは載っていませんが、それこそまさに個人的な味噌ラーメンの原風景。(子供の頃にいただいていた味噌ラーメンには、チャーシューが載っていなかったんですよね。それがいつの間にか当たり前のように載るようになっていたかと。)早速スープからいただくと、ベースのだし自体はあっさりとしたガラ系主体と思われますが、そこに、ラードの脂っ気、炒めた野菜・挽肉の旨味とコク、それに塩気は結構強めですが、味噌の味と香りはごく控えめな気が。なるほど、これが元祖の味ですかぁ。こちらのお店の先代店主が味噌ラーメンを考案するにあたって、スープの味を殺さない控えめな味噌を全国中探したような記述を何かで見たような記憶があるのですが、まさしく、そんな感じで。また麺は、今やすっかり全国区になった西山製麺製。そして具は、先述の炒めた野菜・挽肉とメンマですが、そこに使われているタマネギがシャキシャキで甘かったです。
というわけで、味噌ラーメンの元祖をいただけて、満足いたしました。ごちそうさまです。
平成21年1月訪問
本日は、宇都宮市で職場の新年会。都合により珍しく一次会で退散したのですが、おかげで駅前のアットプラスさんに寄る事が出来ました。(実は、宇都宮での飲み会の後に寄ろうと思っても、営業時間過ぎていることがままありまして…。)
アットプラスラーメン 660円
で、いただいたのはアットプラスラーメンなんですが、相変わらず旨いですね。 熱々のスープからは、酔っぱらった鼻にもしっかりと感じる煮干しのいい香りと、酔っぱらった舌にもしっかりと感じるその旨味。もちろん、煮干しだけではなく、動物系の旨味と脂のコクもしっかりと感じられるんですが。それから、今日は、麺がプリプリのシコシコに感じられました。見た目は、従来どおりの細くて緩く縮れた麺ですが、今までいただいた時とは印象が異なる気が。(酔っぱらってたせいかなぁ…。)チャーシューも相変わらずトロトロで美味でした。
というわけで、もう、最高のシメで満足!ごちそうさまでした。
平成21年1月訪問
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