趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
1月下旬のとある土曜日。家人と昼食の算段をしつつクルマを走らせていた時、「出遅れたのであそこはすでに行列。あそこは気分じゃない。」などと好き勝手言いつつていずっぽうに進みますが、どうも決定打が出ない状況。
それで結局駐車場にクルマを停めたのは、こちらのお店の。こんな時に頼りになるのは、馴染みのある、間違いのない味のお店なんですよね。
そんなわけで今回は注文も、こちらのお店で一番多くいただいている、みそバターを2人分お願い。定番の餃子も付けちゃいました。
その後厨房から、鍋を振る音が聞こえてきたら、程なくして登場。写真ほパパっと撮ったあと、家人が苦手な茎わかめとメンマを貰い、いざ。
まずはスープからいってみれば、ニンニクがバシっと効いて食欲をそそり、味噌ダレの塩梅も良い感じ。ベースはあっさりしているけど、炒めたモヤシやキャベツ、挽肉の旨味が加わった味わいは、これこそ、トラディショナルな味噌ラーメンだなぁ、と、しみじみ思います。
また、チュルシコモチっとした麺も、このスープに良く合っていて。
更に、先述の野菜類もシャキッと感を残した良い感じに火が通り、コリコリした茎わかめと柔らかいメンマは絶好の箸休めです。
個人的に、こちらの餃子のファンというか、ある時、何気なく頼んで以来、お腹に余裕があればだいたいは(ノーマルorしそ餃子を)頼むほどに。
そりゃ、1つ2つ餡がはみ出ている時もあるけど、味的には全く問題ないですし、焼き目がサクっ、上はモチっとした焼き加減も完璧。
中の餡は滴るようなジューシーさはないけど、ニンニクのパンチがガツンと効き、味付けがしっかりしているのでこのまま何も付けずにいただいても十分ですが、お酢だけ、お酢+ラー油、お酢+コショー、更には醤油も加えて、好みに合わせ自由自在にいただけます。
こちらは、家人のみそバター。同じ品ですが、一応写真だけ。
というわけで、今回も家人共々、馴染み深い味を美味しくいただいて、満足でございます。ほんとこういう時、ここの存在はありがたいですね。
ごちそうさまでした。
令和5年1月訪問
平日のこの日。仕事の都合もあって、昼食はさくら市でとなったのですが、今回は久しぶりに、こちらのお店まで。
店内はテーブル席が3卓しかありませんが、良いタイミングだったのか、相席せずに座ることが出来ました。(別に相席になんつても問題ないんですがね。)
それでマダムが持ってくてくれたメニューから、今回はタンメンをオーダー。厨房からは、マスターが鍋を振る熟練の手さばきが、音だけで伝わってきます。
それから程なくして登場したタンメン。
早速スープからいってみると、これが、もう。ベースは、トラディショナルな中華屋さんのあっさりした清湯スープですが、そこに炒めた野菜と豚肉の旨味や油のコッテリ感がいい具合に加わって、塩気も丁度良く。
また麺は、やや太めの縮れ麺で、ツルッとした表面とモチモチとした噛み応えが、また。
そして具の野菜と豚肉は、細めにカットされているのがこちらのマスターの流儀でしょうか。彩りも良く、好物のきくらげが載っているのも嬉しいところ。また当然、火の通し加減は完璧です。
更には、ランチタイムに付くおにぎりも、とても良いサービスですね。(だってお米食べると、満足感が違いますもの。)
というわけで、美味しくいただいて満足いたしました。
実はなかなかお伺いする機会が作れないお店なのですが、今後も可能な限りお伺いして、マスターの熟練の業を堪能したいですね。
ごちそうさまでした。
令和5年1月訪問
北海道のラーメンといえば、札幌の味噌ラーメンや、函館の塩ラーメン、旭川の醤油ラーメンなどが道外に良く知られていますが(って、マスコミの取り上げ方だと土地ごとに特定の味付けがメジャーなイメージがありますが、個人的には、北海道では一部の専門店を除けば、どこの土地のどのラーメン店に行っても醤油、塩、味噌の3種類は大抵あるように思うんですがね。)、近年(といっても2000年代に入った頃からと結構前ですが。)知名度が上がっているのが室蘭や苫小牧あたりで提供されているカレーラーメン。室蘭のは当地出身の人気アイドルの発言がきっかけだったと思いますが、苫小牧のは(2022年の)大晦日に放映された某グルメドラマにも取り上げられましたね。
それで今回の北海道汽車旅2日めのちょうど昼頃、列車乗り継ぎの関係で、苫小牧駅で2時間弱の待ち時間が出来ました。
だったらその時間を利用して、前述の某グルメドラマに取り上げられたお店にお伺いするのも一興かと思ったものの、調べてみると駅から歩けない距離ではないけど結構遠く、道中慣れない雪道だし、聖地巡礼のお客さんで混んでたら時間内に食べられない可能性もあると思い、駅から徒歩10分ちょっとのところにある、こちらのお店にお伺いすることに。
ちなみにこちらは、「味の大王」の支店になるのですが、味の大王の公式サイトによれば、苫小牧の味の大王こそカレーラーメンの元祖だそうで、他で知った話と総合すると、この苫小牧市で創業した味の大王がカレーラーメンをメニュー化し、一時は岩見沢市にお店を移したものの、また苫小牧市に戻り、今では支店を数店舗構えるまでに繁盛。また、岩見沢時代?にそこでラーメンを食べたある人が弟子入り修行したのちに室蘭で味の大王室蘭本店を開業し、こちらも後に支店ができるほどに。更に、これら両方の味の大王で働いた人が新たに店を出したり、全く別のお店でもそれぞれ工夫をこらしたカレーラーメンをメニューに加えているのが、苫小牧と室蘭のカレーラーメンの現状らしいです。
と、前置きがたいへん長くなりましたが、苫小牧駅の北口から出て、ドンキホーテ、そして公園の横を通り、最後は住宅地を抜け、広い道路に面したお店に到着。某マップで調べた所要時間13分でしたが、慣れない雪道をヨチヨチ歩いたせいか、実際には15分ほどかかりました。
駐車場にはそれなりにクルマが停まっていたので、混雑がちょっと心配になったものの、店内はかなり広く、席には余裕が。
注文は、入口付近の券売機で食券を買う方式で、いざ食券を買おうとしたところ、とてもメニューが多いのにびっくり。というのも、カレーラーメンだけでも標準的なもののほか甘口と辛口、汁なしなどがあり、更には北海道のラーメン店では当たり前の、味噌、塩、醤油の各種ラーメンに加え、味噌カレー、塩カレー、醤油カレーというのも。あとラーメンのトッピングのほか、セットメニューやチャーハン、ライスは量によって3種類、餃子に至っては中身違いで6種類と、ほんとすごいことに。
それでも食べるものは決まっているので、その中から標準的なカレーラーメンと、絶対に欲しくなるであろうライスの一番小さいサイズの食券を購入。それらを店員さんに渡し、カウンター席に座り待つこと少しで、注文の品が登場しましたが、やつぱりカレーの風味は強いというか、匂いだけでとても美味しそうに感じます。
【カレーラーメン 980円】
【ちょびっとライス 150円】
で、まずはカレーラーメンのスープを一口いってみたところ、自然なトロみが結構付いてますね。味と香り的には(当たり前のことながら)カレーですが、スパイシー且つ、どこか懐かしさもあるような味わい。塩気も丁度良いのはもちろん、しっかりと「ラーメンのスープ」になっているのはさすがですね。
また麺は、がっしりとした強(こわ)い食感の太めの縮れ麺。スープにトロみがあるので良く辛み、カレー味とも良く合っています。
それと具は、2枚も入るバラ肉を巻いたチャーシューが、煮豚だと思って齧ったら結構スモーキーだったのにはちょっとびっくり。でもその風味が、ラーメンの中で良いアクセントになっていて、ホロトロかつ肉も感じる食感も良い感じ。それと、茹で?モヤシのシャキシャキ感が、濃いめ重めのスープには良く合います。あと、カレー味にもかかわらずたっぷりのネギや、更にはワカメも違和感なくまとまるのは、スープがちゃんとラーメンのスープしているからかなぁ、なんて。
そして最後は、残ったスープにちょびっとライスを投下。当然スープはカレールーとは違いますが、これはこれで合っているというか、最後の1粒まで夢中になって食べてしまいました。
というわけで、美味しくいただき、とても満足いたしました。実はカレーラーメンという品だけなら、栃木県内にもあるCoCo壱番屋で(私の味覚だと)結構美味しいのを食べることができるのですが、北海道まで来ていただくのは格別というか、いつかまた、今度はバイクで渡道した時にでも、室蘭、そして苫小牧と食べ歩きするのも楽しそうですね。
ごちそうさまでした。
令和5年1月訪問
こちらのお店は、レギュラーメニュー以外にも、限定メニューを積極的に出されていて、それも楽しみになっている今日この頃の私ではありますが、この日もそんな感じでお店のSNSを見て明日の限定メニューをチェックしていたところ、何と、「背脂煮干し」という文字が。
実はここ暫く前から、個人的に煮干し出汁のスープに背脂という組み合わせが殊の外好きになっていて、それがこの花火さんでもいただけるとなれば、もう、行くしかないでしよう!そんなわけで、1月半ばの土曜日の朝。ウキウキしながらクルマでお店へと向かいました。
【背脂煮干しそば 970円 + 那須御養卵の味玉 120円】
それでその、背脂煮干しそば。
まずはレンゲでスープからいってみたところ、これが、もう!しっかりと風味と旨味は出てるけけどクドくなりすぎない出汁加減に、適切に調理された背脂の甘い風味、そしてコクとコッテリ感が加わって、更に醤油ダレがバシっと効き味に芯を通す感じが、何とも良い感じです。加えて、白ネギ、青ネギ、紫タマネギといった3種類のネギが風味と味を引き締め、スープの中で適度にバラける(まさしく)バラ海苔の香りがベストマッチ!もう、何も言うことはございません。
また麺は、こちらのお店では個人的にお初の、平打ち太縮れ麺。スープとの相性はバッチリで、ピロチュルっとした若干柔らかめの食感が、個人的には好みですね。
そして、しっとりして肉の味も楽しめるレアチャーシューや、しっかり調理されたメンマ、更に追加した玉子自体の味が濃くて固まり加減味加減共にバッチリな味玉といった具たちもいつものクオリティで、何ていうか、それらがまとまった一杯は、しっかりと、「花火の背脂煮干ラーメン」になっていました。
というわけで、美味しくいただいて大満足だったのですが、これでまた、お気に入りの限定メニューが1つ増えてしまいました。次にお伺いする時、どの品をいただこうかという嬉しい悩みが、また深くなってしまいますね。
ごちそうさまでした。
令和5年1月訪問
この日は、珍しいことに何だか塩ラーメンな気分。(袋麺の場合は、某一番の塩味一度なんですが。)しかし、平日だと行けるお店も限られているからどうしようかなと諦めかけたところ、いつも背脂煮干ばっかり食べてたのでパっと思い浮かばなかったこちらのお店にも、塩ラーメン、あるじゃないですか。この日に居たところからなら何とかなりそうだったので、午前中の仕事が終わり次第、風のように烏山街道を走ってお店へと。
幸い、駐車場も1、2台分空いていて、更にはちょうど何組か退店するタイミングと重なったこともあり、すんなり店内に。このあたり、実はこの日も時間との戦いで運が悪ければここまできて諦めるしかなかったのでラッキーでした。
あとは、券売機で食券を購入してカウンター席に着席。店主さんたちのキビキビした調理を眺めつつ待つこと少しで、食べたかった塩ラーメンとご対面です。
まず見た目的に、この季節限定の柚子の皮の小片が載っているのが嬉しいですね。もちろんその香りも食欲を唆るものの、丼に顔を近づけた時に印象的なのは、スープからの出汁素材の掛け合わさった風味と、麺からの全粒粉的香り。
それは、スープを口に入れても同様で、香りと共にじんわり、しかし深い旨味が国の中に広がり、これが、もう。味付けというか塩加減もバッチリです。
次にツルッとした口当たりの麺を啜れば、こちらも香りと共に、麺自体のしっかりした味が広がり、これが、また。シコシコっとした噛み応えも良いですね。
また、具の方も抜かりがないというか、バラ肉のチャーシューはホロトロ感と味加減が、太めのメンマも柔らかめの歯応えと味加減がどちらも良い感じだし、追加した味玉は、醤油っぽい風味が逆にアクセントとなって、ゼリー状の黄身までしっかり染みた味がこれまた良いですし。あと、ネギが偉大というか、この風味があってこそ、スープと麺の風味に調和が取れるというか。
というわけで、美味しくいただいたのですが、いつもは背脂煮干だけど、たまには塩も悪くないなぁと、改めて思った次第です。
ごちそうさまでした。
令和5年1月訪問
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