趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
栃木市に、(日本で)一般的な物とはちょっと違う担々麺を出す人気のお店があると聞き、お伺いしてみることにしました。
お店に着いたのは祝日(体育の日)の午前11時30分過ぎだったのですが、既に店内はほぼ満席。たまたま丁度2人分空いてたカウンターに座れたのですが、その後、程なくして軽く行列が出来ていました。それで後述の品を注文後、目の前で調理しているところを見ていたのですが、店主さんとおぼしき方が麺を大きな中華鍋で茹でているところを見て、「こちらのお店というか店主さんの出自は、ラーメン店ではなく中華料理店なのかなぁ」などと考えているうちに最初の品であるたんたんめんが完成しました。
たんたんめん 600円
そのたんたんめんですが、見た目は、濁りのあるスープの表面にはゴマがびっしりと浮かび、中央にはネギとチャーシューを和えたものが載っています。このあたりからして、既に一般的な担々麺とは別物と思ったのですが、更にスープを一口啜ると、アッサリとした中に煎りゴマの香ばしさとお酢の酸味が感じられ、辛みは後から密やかに来る感じが。そして、丼中央のネギとチャーシューがそれに絡んで、もう。そして中くらいの太さでやや長細い断面の麺は、モチッとした食感で、これがまたスープや具材と良くマッチしているように感じられました。また途中から、卓上のラー油や唐辛子味噌を投入して、辛みを効かせていただいても美味。そんなわけで実際にいただいてみても、一般的な担々麺とは別物なんですが、これはこれでとても美味しい『たんたんめん』だと思いました。
餃子(5ヶ) 380円
そして餃子は、、たんたんめんを啜っている途中に登場。大きさは一口で食べられないジャンボサイズで、一人なら3ヶの方で十分でしょうか。今回は二人でいただいたので大丈夫でしたが、もし食べきれなくても持ち帰り出来るそうです。で、それを、最初は、何も付けずにがぶりと。焼き目がサクッと香ばしい厚めでモチっとした皮の中に、野菜メインのジューシーで優しい味の餡がたっぷりと入っていました。次に、お酢とラー油、最後はそれに醤油を加えていただくという、個人的な餃子ルールに加え、今回は卓上の唐辛子味噌も加えてみましたが、どの食べ方でも美味しくいただけました。(個人的には、お酢+ラー油が一番好きかもしれません。)
というわけで、たんたんめんと餃子、両方とも満足させていただきました。ごちそうさまです。
平成21年10月訪問
一夜明け、岐阜での所用の日。その所用の前に朝兼昼食として立ち寄ったのがこちらのお店。個人的には昨日いただいたベトコンラーメンと同じく、東海圏のご当地ラーメンと言って過言ではないと思っている、『寿がきや』さんです。その昔は関東圏にも沢山のお店があったのですが、今はこちらの方に来ないといただけないようですね。
ラーメン 290円
で、今回、確か8,9年ぶりくらいにいただいたのですが、一口食べた瞬間、「あ、『寿がきや』だ」、と。今でこそ一般的になった豚骨魚介系ラーメンですが、最初にいただいた時は、他にはない結構衝撃的な味だったような記憶が。それを今、改めて、というか久しぶりにいただいてみると、「これはこれで結構アリかも。というか、結構旨いなぁ。」何て思ったりして。麺がどうとか具材がどうとか言うようなラーメンではないのですが、これが290円というのは、とても良心的だと思いすよ。
それと、寿がきやと言えば、ラーメンフォーク。以前と比べ形状が変わっていたのですね。個人的には以前のフォーク部分がオフセットされた形状の方が食べやすい気がするのですが、どうして変更になったのでしょうかね。(もっとも、新しいのにもすぐに慣れましたが。)ちなみに、このラーメンフォークですが、ニューヨーク近代美術館(MoMA)のミュージアムショップで売られており、しかも結構な人気商品とか。
というわけで、久しぶりの寿がきや、堪能させていただきました。ごちそうまです。
平成21年10月訪問
京都での所用を終え、今宵の宿のある愛知の一宮に来たのですが、宿に行く前に夕食をいただくべく立ち寄ったのがこちらのお店。
愛知県と岐阜県の境目あたりというか、愛知県一宮市と岐阜県岐阜市を発祥とするご当地ラーメンに、『ベトコンラーメン』というものがあります。それで『ベトコン』といえば、個人的にはベトナム戦争の時の『南ベトナム解放戦線』を連想するのですが、名前の由来は、そのベトコンの勇敢さから名付けられたとか、はたまた、(後付けという話もありますが)食べると『ベストコンディション』になるから(ベトコン=ベストコンディションの略)とかあるようです。また、その始祖とされるお店も、一宮市と岐阜市それぞれにあり、一宮市のほうのお店が、今回お伺いしたこちらの『新京本店』。現在調理されている方は、このメニューが登場した当時と別の方になっているという話をどこかで聞いたのですが、今回はお店に敬意を表して訪問しました。
それでお店に到着したのは土曜日の午後6時50分頃だったのですが、店内は、既に満席で、5人ほど待ち客も。こちらも待ってる間にそれとなく見回すと、ほとんどが地元の方のようで、そのほとんどが、当然のごとくベトコンラーメンを注文していました。そんな中注文したのは、当然のことながらベトコンラーメンなんですが、他のお客さんが食べるのを見ていたらこちらも食べたくなってしまったトリカラも、ついでにお願いすることに。
トリカラ(小) 880円
注文後、待つこと暫し。やがて出てきたトリカラは、個人的な『鶏の唐揚げ』観を覆すジャンボサイズ。早速かぶりつこうとするも、揚げたて熱々でちょっと手こずるのですが、そのお味の方は、衣のカリカリ感はあるものの全体的にものすごくソフトな食感で、下味が程良く効き、そして、ものすごくジューシー。また、付属のレモンを搾っても、一緒に出てきた五香塩を付けても一味違って美味でした。
ベトコンラーメン 850円
そして、トリカラが来てからまた暫く経ち、ようやくご対面となったベトコンラーメン。唐辛子の効いた野菜炒めの載ったラーメンの中に、ニンニク片がゴロゴロと多数入っているのが、見た目からも判ります。それでまずスープからいただくと、その炒めた野菜の旨味と、唐辛子のパンチ、そして、ニンニクの味と香りが、醤油味のスープに溶け込んで美味。また、人によっては辛く感じるとは思う唐辛子の具合も、個人的には丁度良く感じました。また麺は、縮れの入った中くらいの太さのもの。そして具は、前述のとおり唐辛子の効いた野菜炒めと、大量のニンニク。ニンニクは、かろうじて形をとどめているくらいまで火を通され、口に入れるとムニュッと潰れる柔らかさです。
というわけで、トリカラと初めてのベトコンラーメンだったのですが、両方ともたいへん美味しくいただきました。特にベトコンは、とっても美味しいラーメンというか、ラーメンとして、かなり完成されたメニューという印象を受けました。ただ、ニンニクが駄目な人には当然ながら駄目というか、いただいた翌日に、同行者(ニンニク苦手)から「臭い臭い」と言われてしまいましたが…。でももう一度いただきたいというか、お店営業時間の関係で今回お伺いするのをあきらめた岐阜市の始祖のお店にも、是非いつか行ってみたくなりました。ごちそうまです。
平成21年10月訪問
前の記事で、京都駅近くにある2軒並んだ有名なラーメン店の片方である、第一旭の本店の事を書いたのですが、そこでいただいたからには、もう一方のこちらでもいただかないと片手落ちかな、と思いまして、続けざまになるのですがお伺いしました。でも、いざ注文になったら、しっかりと名物のヤキメシまで頼んでしまい…。
中華そば(並) 650円
ヤキメシ 500円
で、ヤキメシも中華そばも、以前、久御山町の支店でいただいた時と同様に、醤油で真っ黒に染まった見た目に驚きますが、実際にいただいてみると、両方ともの見た目どおり醤油のアミノ酸的旨味全開。それに加え、ヤキメシはしっとりとした口当たりですがとても香ばしく。また中華そばは、濃い醤油の風味にマッチした動物系のコクを感じるスープに、麺は中太のストレートと言う組み合わせ。先ほどいただいたお隣も同じような麺だった事にちょっと驚いたのでが、こちらのほうがやや太いですかね?それに、九条ネギとチャーシューがたっぷりと載っています。ちなみに、以前、久御山町の支店でいただいた時と同様に、両方とも黒々とした見た目に反して塩分は常識的な範囲内と感じました。
それにしても、このしっとりとしたヤキメシと、中華そばは、とっても相性がいいですねぇ。お隣のラーメンと餃子でお腹は相当くちくなっていたのですが、結局は旨い旨いと両方平らげてしまいました。ごちそうさまです。
平成21年10月訪問
京都駅の近くで、京都を代表する有名なラーメン屋さんが2軒並んで、しかも早朝から営業しているのですが、そのうちの1つが、こちらの第一旭のたかばし本店。今回所用で京都まで来たのですが、京都市内に到着したのが朝だったので、まずはこちらで朝ラーと洒落込みました。
お店には、午前9時過ぎに到着したのですが、店内はほぼ満席。一つだけ空いていた一番奥のテーブルに案内されました。そして注文ですが、こちらのお店のごくノーマルなラーメンをいただこうと思っていたのですが、お品書きの『特製ラーメン』という文字が目に入り、ついそれに。そして餃子と、同行者用の(ごくノーマルな)ラーメンお願いしました。
特製ラーメン 800円
特製ラーメン(左)とラーメン650円(右)の比較
待つ事少々で登場したその特製ラーメン。見た目は、同行者のラーメンと比較すると丼が一回り大きいのですが、それ以外に明確な差異は発見できません。で、とりあえずスープからいただくと、動物系の旨味、醤油の風味と塩気、そして油のコッテリ感がガツンと来ました。何ていうか、結構スパルタンというか、遊びのないストレートな味に感じられます。そこに合わせる麺は、太めのストレートで、ずっしりと来る啜り心地と噛み応え。また一面に載るチャーシューはあっさり目というか、肉と脂の味がよく判る味付けで、プリプリサクサクの食感。それに、デフォルトだと少なめ(頼めば増減できるみたいですが)のモヤシのサッパリ感と、たっぷり載る九条ネギの味や食感が、スープや麺とよく合っていました。そして、同行者のラーメンも味見させて貰ったのですが、味的に明確な違いは感じられず。なので『特製』というのは、要するに『大盛』、ということでよろしいのでしょうか?
餃子 250円
それから、栃木県外ではなかなか無い価格の餃子は、薄目の皮がパリッとして、中の餡はジューシー。お味の方も、ラーメンとベストマッチというか、これ以上ないくらいの組合せに感じられました。
というわけで、両方とも美味しくいただいたのですが、特製とノーマルなラーメンの違いがイマイチ実感できずに多少はモヤッとしたものが残ったのは事実というか。ごちそうさまでした。
平成21年10月訪問
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