趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
一風堂と言えば、今や全国に支店を展開しているので、その気があればどこぞの支店でもいただけるのですが、是非一度お伺いしてみたかったのが大名本店。今年3回目の博多訪問にて、ようやく実現しました。
お店の方は、天神の繁華街?のちょっと奥まったところにあって、この辺りは不案内なものだから少々迷って到着。店内に入れば、さすがに午後11時過ぎに訪問したとあって混雑こそしていませんが、店内は活気が感じられ、そんな中、きちっとした感じの店員さんに席に案内され席へ。そしてお冷や代わりのお茶が出されましたが、そのお茶が何とルイボスティーでした。
そしてちょっと落ち着いたところで、お品書きを見て注文となりますが、本店限定メニューらしい本店かさね味と、ベーシックな白丸元味、そして、“手づくり”ひとくち餃子と 明太子ごはん、おまけに普段ラーメン屋さんではいただかない生ビールまでお願いしてしまいました。ちなみに、これらは同行者の分と合わせ二人前ですので。
本店かさね味 800円
まずは、私がメインでいただいた、本店かさね味。鶏と豚骨、他にも様々な食材が使われていると思われるスープは、口当たりがとてもまろやか。癖が無く、それでいて適度に重く、満足感のあるスープですね。それに組み合わせる麺は、中くらいの太さのストレート麺。一般的な博多の豚骨ラーメンに使われる極細の低加水麺とは全くの別物ですが、これがまたスープと良く合っているかと。確か、固さは普通で頼んだのですが、ハリのある瑞々しい食感に感じました。そして、上に散らされた揚げネギの味と香りが、口に入るたびにチラっと感じられ、とてもよいアクセントになっていると思いました。
白丸元味 700円
つぎに、同行者がメインですが、私も結構な量をへずってしまった白丸元味。最初にいただいた時、割と豚独特の風味を感じたのには少し驚きました。ただ、豚の嫌な部分は当然感じられず、上手に独特の風味を生かして、豚骨ラーメンらしい味を作っているように感じました。また麺は、博多らしい極細麺。ゆで加減は普通で頼みましたが、噛み切る時ボソッと切れる感じではなく、プチッとした噛み応えが。それと、いただいていると、香油でしょうか?ちょっと香ばしい風味が微妙に漂う感じがします。なんていうか、ベーシックですがとても洗練された豚骨ラーメンという感じですね。
明太子ごはん 390円
“手づくり”ひとくち餃子 550円
そして、サイドメニューの明太子ごはんとひとくち餃子。明太子ごはんは、明太子自体に何か一手間加えてあるのか、お酒の様な風味を感じられました。また、結構マヨネーズが効いているのですが、具のレタスの食感と、先述の明太子の風味が絡み合って、ただの明太子ごはんではありませんね。餃子は、薄い皮がパリパリして、中の餡はジューシー。名前どおり一口サイズなので、パクッといただくとその両方の食感が一気に楽しめます。これはビールが進みますねぇ。そして、お皿の端に添えられた柚胡椒を付けるとまた違った味わいがして面白いです。
生ビール 550円
あと、生ビールは別に感想とかいいですかね?ですがジョッキはピカピカで、そのお陰か結構美味しくいただけたんですが。
というわけで、いろいろといただいたのですが、いただいたどれもが、きちんと作り込まれたというか、プロデュースされた美味しさに感じましたが、それは、店員さんの接客や、お冷や代わりのルイボスティー、それに、お店の造りにいたるまで同様に感じ、何ていうか、さすが有名なお店の本店は違うなぁ、と感心いたしました。ごちそうさまです。
平成21年8月訪問
こちらのお店は、地元では昔からラーメン本に必ず登場するような有名店且つ行列が絶えない人気店らしく、また、昨年九州のテレビ局で放送されたラーメンのランキング番組で、見事1位に輝いたとか。個人的には、今年に入って、今回を含め3回ほど福岡に来ているのですが、1回目に来た直後に存在を知り、2回目は時間が無くて断念し、3回目にしてようやくの訪問となりました。それにしても、1回目に来た時は、こちらのお店の存在を知らずに、お店の最寄り駅がある鉄道に喜々として乗っていたんだから間抜けというかなんというか…。
そのお店は、1回目に来た時に乗った西鉄貝塚線の名島駅を降り、地図を頼りに歩いて5分ちょっと。パッと見は、昔ながらのラーメン店という外観なんですが、さすがに人気のお店だけあって、お店に入ると、お伺いしたのが午後3時という中途半端な時間にもかかわらず、席が9割方埋まっていました。
空いてる席に案内され、目の前の壁に貼ってあるお品書きを見ると、ラーメンの他に餃子やおでんもあり、ちょっと興味をそそられたのですが、とりあえずはラーメンを、麺の固さ普通でお願いしました。
ラーメン 480円
替玉 100円
で、程なく登場したラーメン。見た目は、小さめの丼に具は青ネギとチャーシュー1枚という、いかにも博多の豚骨ラーメンという感じ。早速、汁からいただいてみたところ、エキス分というか豚骨の味が薄すぎず濃すぎず、個人的には丁度良い濃度。油は控えめというか豚骨独特の香りも若干感じるので、豚骨ラーメンをいただいている気にさせてくれますが、全体的はとてもスムースに体に入っていく感じというか、尖ったところがなく、これなら、いくらでもいけそうな気がしてしまいます。固さ普通で頼んだ麺は、茹で具合も程良く、スープとの絡みも良く。一般的な博多の麺よりは、若干太い気がしましたが、気のせいでしょうか?チャーシューは、このあたりで多いぴらっとした感じの物。変に凝っていないところが逆に良いですね。それで最初の一杯は、途中からゴマを投入したくらいでいただき、麺が食べ終わる直前に、替え玉を「カタ1つ」と注文。(隣のテーブルで子供がそう言っているのを聞いて真似しました。)すぐに茹で上がり丼へと投入してくれますが、固めだと、当然歯応えと共に、麺から感じる生っぽい『粉』の味がアップ。卓上のタレを若干追加して調整後、これも卓上にある紅ショウガやニンニク、カウンターにある取り放題の辛子高菜など、味の濃い薬味系を投入して味の変化を楽しみつつ一気に完食しました。
それにしても、さすがに長年愛されているお店は違うというか、豚骨ラーメンにあまり馴染みのない自分がいただいても、毎日でもいけちゃうような安心感というか、ホッとするような感覚がありますね。(マニアとかラオタとか呼ばれる方々の中には、物足りないと感じる人もいるかと思いますが。)大変満足させていただき、ありがとうごさいました。そして、ごちそうさまです。
平成21年8月訪問
ことのとろ、二ヶ月に一度のペースで訪問させてもらっているふうふう亭さんです。(本当はもっとマメに来たいのですが…。) その位間隔が空いてしまうと、こちらのお店の場合メニューが変わってしまうことが多いのですが、今回もレギュラーメニューの一部が変わり、更にはセットメニューが大きく変わっていました。それにしても、個人経営のお店で、しかも店主さんほぼ一人で作っている状況で、よくぞここまでいろいろとメニューに加えられるなぁ、と、感心してしまいますね。
で、今回いただいたのは、ふうふう涼麺(りゃんめん)と大根おろしそば。前回、前々回と気になっていたメニューなのですが、今回ようやく、という感じで。また、夏の限定メニューもいただいておかないと、そろそろ終わってしまうかなぁ、というのもあったもので。ちなみに、一人で二品いただいたのではなく、同行者とシェアしていただきました。
ふうふう涼麺(りゃんめん) 819円(ポイントカードにより無料)
まずはふうふう涼麺ですが、別添えのゴマだれをかけていただき、また、好みによってこれまた別添えの辛味調味料?を加えてください、とのこと。綺麗に盛りつけられているのでちょっと勿体なかったのですが、早速タレを回しかけいただいてみたところ、シコシコの麺に甘酸っぱいゴマだれが絡んで美味。麺に載せられたハムやシイタケ、春雨などと、このゴマだれの中に入っている黒ゴマを初めとした様々な食材が絡み合って、それが複雑な味を醸し出している気がしました。また、皿に添えられたトマトやベーコン?、ちりめんじゃこが、食感や味により一層のアクセントを与えているというか。それと、途中から辛味調味料を加えてみたところ、また味が変化というか、更に味に深みが増す感じが。気になってその辛み調味料を単独で味わってみたところ、単純な唐辛子味噌の類ではなく、様々な旨味を持つ食材を唐辛子等のスパイスと共に煮詰めたような、とても深い味わいでした。それにしても、これは、単純なゴマだれの冷やし中華ではなく、かなり凝った料理ですねぇ。
大根おろしそば 525円
それから、大根おろしそばは、大根おろしの入った器に、別添えの付け汁というかつゆを加えていただきます。植物系の香りを強く感じる付け汁は、それだけ味見してみると、甘みや酸味は加えられておらずスパルタンな印象。そこに締められてコシの強い麺を付けていただくと、大根おろしの自然なサッパリ感がいいですね。何ていうか、ものすごく『和』っぽい味に感じました。また、別添えのワサビを効かせれば、その印象はより強まるというか。あと、の鶏チャーシューはホロホロで、メンマも相変わらずいいお味でした。
というわけで、暦の上では夏は終わってしまいましたが、ふうふう亭の夏限定メニュー、堪能させていただきました。両方とも、美味しかったです。ごちそうさまでした。
平成21年8月訪問
前回こちらにお伺いしてつけ麺をいただいた時の記事で、「かつお君とも良く合いそうなので、次にいただくときは、是非追加してみたいと思います。(でも、問題は、次に何時、行けるかなんですよね…。)」なんて書いたのですが、まさかこれ程早くそのチャンスが巡ってこようとは。それで、前回訪問時の記事のとおり、今回はカツオくん入りのつけ麺にして、それを堪能すべく、『大』をいっちゃいました。
ところで、以前ラーメンの大をいただいた時には、食券提出時に店主さんから大丈夫か確認されたのですが、今回は券売機のところに新しく大きさに関する注意書きが貼られていたせいか、特に何も言われませんでした。(余談ですが、今回初めて大を頼んだ同行者が、「大丈夫か訊いてもらいたかった」とがっかりしていました。)
大ラーメン(ニンニク少し) 800円 + カツオくん 150円 + つけ麺 150円
で、お味の方は、予想通りというか、カツオくんのお陰で濃厚和風豚骨つけ麺ただし麺も付け汁も極上バージョンとなって、とっても美味しかったです。ただ、最初は、ニンニクの載った方にヤサイを寄せてニンニクをを混ぜずにいただき、途中からは逆の方にヤサイを寄せニンニクの混ざったほうをいただいたのですが、個人的にはカツオくん入りのラーメン同様、ニンニクは美味しいんだけどちょっと勿体ないというか、思い切って無しにしたほうが好みかなぁ、と。
それはともかく、今回も満足させていただきました。ごちそうさまです。
平成21年8月訪問
また、北の海部屋に入門。そしてまた、肉ミルクを。
肉ミルクラーメン 1100円
ところで、今日のオヤジさんはノリノリ。オバチャンの指示にも「アイヨ~♪(←普段はこの音符無し)」という感じなのですが、こういう時は普段より盛りが良かったような気が。ちなみに、こちらのラーメンって、デフォルトだと、麺は300g、野菜は250g、そして限定の肉は200gあるそうなんですが、肉はともかくとして、麺と野菜はそれ以上にボリューミーだったかと。
そんなわけで、今回はいつも以上に満足したのですが、まさしく、「北海の 腹と心を 満たす麺」(店内の団扇に書かれた台詞より)ですなぁ。ごちそうさまでした。
平成21年8月訪問
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