たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県矢板市 九州ラーメン 博多 矢板店

 片岡の国道4号沿いにある、お店。九州ラーメン博多矢板店というのが正式名称らしいのですが、個人的には、昔から「片岡の九州ラーメン」と呼んでおりました。で、丁度お昼時に通りかかった時、久しぶりにこちらのチャンポンがいただきたくなってお伺い。

長崎チャンポン 800円
長崎チャンポン 800円
 このブログを見ると、一昨年の暮れ以来の訪問となってしまったのですが、そんな間隔が空いても、一口いただけば馴染みの味が口いっぱいに。サラッとした白湯に、たっぷりと入るキャベツ、モヤシ、玉ネギ、ニンジン、ニラ、ワカメ、豚肉、イカ、カマボコ、竹輪、サツマ揚げ、油揚げといった具材の旨味が溶け込んで、もう。そして、その旨味が染みたモチモチの麺も。昔いただいた時と較べるとワカメの風味がちょっと前に出ていました(そういえば前回もそんな気がしたような)が、やっぱり、ここのチャンポンは好きな味なんですよねぇ。

 というわけで、久しぶりのチャンポン、旨かったです。ごちそうさまでした。

平成21年9月訪問


追伸

 それと、チャンポンとは関係ないんですが、今回いただいたテーブルは、前回同様昔のテレビゲームの筐体。インストラクションカードが入っていなかったので、何の機種かは判らなかったのですが、画面にはセロファンが貼ってあるっぽく、コントローラー部はダイヤルとボタン1個だったので、ひょっとしたら、大昔の「ブロック崩し」だったのでは…。前回座ったスターフォースといい、完動品なら、ちょっと欲しいですなぁ。(もっとも、置く場所なんてないんですがね。)

栃木県塩谷郡塩谷町 とりや食堂

 痛飲した翌朝、どうしてもこちらのラーメンがいただきたくなってしまいました。というわけで、相方の運転で、国道461号を塩谷町へ。お昼ちょっと前にお店に着きましたが、丁度混雑してくる時間だったようで、私たちが入店して程なくして満席となりました。

 そしていただくはチャーシューメンを大盛りで。価格差を考えると、つい、チャーシュー麺に、つい、大盛りにしてしまう貧乏性でございます。

チャーシューメン(大盛り) 750円
チャーシューメン(大盛り) 750円
 注文からそれほど待たずに、チャーシューメンが登場。早速いただけば、「嗚呼、染みるなぁ………」。濃い目の醤油が、ガラスープの旨味が、この、二日酔いの身体に染み渡る感覚というのは、何ともアンニュイな感じがしていいもんです。昔っぽい食感の麺も相変わらずスープと極上のマッチングで、また、今日はチャーシューがトロトロでした。

 というわけで、今回も満足。ごちそうさまでした。

平成21年8月訪問

栃木県宇都宮市 麺工房 風の杜

 このところ、もんみや8月号の特集に載っていた冷し中華を食べ歩いている(花の季竹末竹風みうら)のですが、今回は、宇都宮市にある風の杜さん。実はこの日、宇都宮に用事があり、ついでに(これも冷し中華特集に載っていた)どる屋さんの冷たい鮎らーめんを堪能してから帰途についたのですが、家に着く間際になって、宇都宮での用足しで忘れた物を思い出し、急遽とんぼ返り(これで約2時間ほど無駄に…)。で、その用足しも終わり、せっかくまた宇都宮に来たことだし、また、丁度小腹が空いたものだから、中休みなしで営業し、しかも、もんみやに載っていたメニューが期間限定でも提供数は限定じゃないっぽいこちらにお伺いすることにしました。

 お店に到着したのは平日の午後3時30分というものすごく中途半端な時間ということもあり、店内は昼時の混みようが嘘のようなガラガラ具合だったのですが、店主さんに愛想良く迎えていただきカウンターへ。で、早速、件の冷伽哩麺ビシソワーズをお願いしました。

冷伽哩麺(ひやかりめん)ビシソワーズ 945円
冷伽哩麺(ひやかりめん)ビシソワーズ 945円
 その、冷伽哩麺ビシソワーズ。もんみやに掲載された写真は、麺の周りにビシソワーズがかかった状態でしたが、提供された物は別添えになっていました。特に説明もなかったので好きにいただくことにしますが、とりあえずは、舌がカレーのスパイスで麻痺しないうちにビシソワーズを味見したところ、乳脂肪分を強く感じる、とってもリッチなお味。これだけでゴクリと飲み干したい衝動に駆られました。(もっとも、ビシソワーズのような「スープ」は「飲む」ものではありませんが。)次に、カレーソースを味見したところ、冷たいながらもしっかりとスパイシーさを感じる本格的なカレーの味が。そしてそれが絡んだ麺をいただいてみたところ、キンと冷えたシコシコの麺に、スパイシーなカレーがマッチ。また、カレーに混ざる具は夏野菜が中心で、甘みを感じるまで火を通されたトロトロの食感が、これまた麺と良く絡みます。これも、このまま食べ進んでしまいたくなってしまいますね。そして、途中からは、ビシソワーズを麺の周りに回しかけいただくと、スパイシーなカレーを、まろやかなビシソワーズが包んで、これがまたいいですね。口の中にスパイシーさが蓄積してくるところを、うまく和らげてくれる感じがしました。

 というわけで、冷たいカレーにビシソワーズと、いただく前は正直言って、『麺』から遠い組み合わせだなぁと思ったのですが、実際にいただいてみると、これが、失礼ですが思いのほか美味しくて驚きました。ごちそうさまです。

平成21年8月訪問

栃木県宇都宮市 らあめん厨房 どる屋

 花の季竹末竹風みうらに続く、もんみや8月号の冷やし中華特集食べ歩きの第五弾は、宇都宮市にあるどる屋さん。提供数が昼の部夜の部とも各10杯というのに加え、提供する日数が限られているためかなりハードルが高いなぁと思っていたのですが、たまたま提供日に宇都宮で私用ができて休暇を取ることになったので、その用足しの後、ダッシュでお伺い。そして、混雑する市役所の駐車場を尻目に近くのコインパーキングにクルマを停め、お店の前に着いたのが11時45分頃で、既に、5~6人の行列ができていました。

 これなら大丈夫そうなのですが、個人的には、ちょっとひっかかるものが。実は、こちらの名物で、期日限定で提供される『鮎らーめん』というのがあるのですが、残念ながらそれは未食のまま、それのバリエーションかどうかはわかりませんが同じような素材を使った『冷たい鮎ラーメン』をいただくことについては若干の葛藤(基本を知らずに応用問題を解くような)があったのですが、まぁ、せっかくの機会ですので、ごちゃごちゃ考えずにいただくことにしました。

冷たい鮎らーめん 900円
冷たい鮎らーめん 900円
 で、その、冷たい鮎らーめん。見た目は、油の浮かない淡い色のラーメンといった感じで、また、ラーメンの入った丼と共に、鮎で作った魚醤の入った小皿が添えられ、店主さんからは「半分くらい召し上がったら入れてみてください」との説明がありました。まず、スープからいただくと、うっすらとした鮎の香りに、奥ゆかしい旨味が。こちらのメインである鯛だしのラーメンは、麺やスープを口に入れるたびに感じる華やかな鯛の香りが好きなのですが、こちらは対照的に、冷たいせいもあって積極的に香ってくると言うよりも、こちらから探るよう感じる、落ち着いた香りが特徴的です。また麺は、ゴワっとした食感のの細縮れ麺で、冷たい麺ならではのシコシコ感とかは感じないのですが、これが逆に、奥ゆかしい感じがするスープと合っているような。それと具の煮卵やメンマは相変わらず美味しく、白美人ネギも食感が柔らかく味的にもいいアクセントになっている気がするのですが、さらに、素晴らしいチャーシューが、落ち着いた感じのラーメンに『華』を加えてる気がしました。そして、半分ほどいただいたところで、別添えの魚醤を投入してみたところ、魚醤の香りとコクのある味が加わって、先程とは全く別のキャラクターに変化!!先程とは反対の、こちらから探らなくても、積極的に感じさせてくれる味になり、残りのラーメンとスープを一気に完食してしまいました。

 というわけで、冷たい鮎らーめんを堪能させていただいたのですが、それにしても、魚醤を入れる前と後の変化にはとても驚いたというか、こちらの店主さんには、感服仕りでございます。やっぱりここは、すごいですねぇ。ごちそうさまでした。

平成21年8月訪問

福岡県福岡市 一蘭 天神店

 これまでの記事にも書いたとおり、今回使用で博多まで来たのですが、そついでのラーメン食べ歩き3軒目は、これも有名なお店らしい一蘭の、天神にある支店に。実は、宿のある天神周辺のラーメン店を探している時、たまたま24時間営業で朝ラーのできるお店ということで発見したので、お伺いしてみることにしました。

 月曜の朝8時過ぎ、ビジネスマンでごった返す大きな明治通りという通りから細い通りに入り、さらに細くて朝なのに薄暗い路地に入ると、奥の方に、明かりの付いた券売機が目に入りました。そこでラーメンの食券を購入し入店したのですが、何て言うか、店内は独特の造りというか、店の奥に向かって幾つか細い区画があり、その一つに声のみで案内されると、さらに驚いたことに、そこにあるカウンターには一人一人のスペースが衝立で仕切られるられていました。後で知ったのですが、これが、特許まで取っているこちらのお店の特徴その1の、「世界初『味集中カウンター』(特許第4267981号)」とのこと。

 そこの、空いてる区画に、これまた声のみで案内されると食券提出となり、そこで初めて店員さんを拝見したのですが、また驚いたのは、カウンター上に置かれた用紙に、味の好み等を記入して欲しいとのこと。これが、こちらのお店の特徴その2である、「元祖『オーダーシステム』」。ちなみに、割り箸が入っている袋には追加注文が可能な物が書かれ、現金を添えて店員さんに見せれば、食券を買わずに(そして、声を立てずに)替え玉などの注文も可能となっています。

 味の好みは、とりあえずこんな感じでとりあえず、初めてなので用紙に書かれたお勧めに従い記入し、再びボタンで店員さんを呼び出すと、その用紙を回収し、ラーメンが作成開始された模様。目の前にかけられた暖簾を眺めているうちにラーメンが登場しましたが、ラーメンが配膳された後は、目の前の暖簾が更に下まで降ろされ、前と左右が囲われた空間になりました。

天然とんこつラーメン 690円
天然とんこつラーメン 690円
替玉 160円
替玉 160円
 で、そこでいただくことになるラーメンですが、見た目は、中央に秘伝のたれがちょこんと載せられている以外は、わりと普通の博多のラーメンといった感じなのですが、よく見ると、デフォルトというか、初めての方へのお勧めだと、油が結構浮いているのに気が付きました。まず、目の前の暖簾に書かれたとおり、中央の秘伝のたれを混ぜないでスープを一口いただくと、見た目どおり口当たりも結構コッテリめで、豚骨のクセはあまり感じませんが、オーダー用紙で「基本」の量をお願いしたニンニクの風味と相まって、わりとジャンクっぽい気取らない味に感じました。麺は、こちらでは一般的な低加水の細ストレート麺。麺の固さ「基本」だと、ほんとうに普通の口当たりですね。そして途中から秘伝のたれを混ぜると、唐辛子だけではない深みのある刺激が加わって、また違った味わいに。これなら、秘伝のたれの量は、「基本」でも良かったかもしれません。ちなみに、カウンター上には、博多のラーメン店では一般的(と勝手に思っている)ゴマや紅ショウガ、辛子高菜などの薬味類や、タレなどの調味料類は一切置いていませんので、途中から味を変える手段は、(ニンニクやオスカランの酸味というのを追加オーダーしない限り)この秘伝のたれを溶かすのみ、となります。そして、一杯目が食べ終わるちょっと前、店員さん呼び出しボタンを押し、箸袋の「替玉、固め」のところに丸を付け、現金と共に店員さんに。追加の替玉は箸袋で今回は箸袋で注文しましたが、本来、というか、券売機であらかじめ替玉(or半替玉)の食券を購入しておけば「替え玉プレート」というものと交換してくれ、それをボタンの上にかざすことにより声を出さずに替え玉の注文ができる「元祖『替玉システム』」(こちらのお店の特徴その3)というものがあるそうで。それで程なくして替玉が登場。前述のとおりカウンター上にタレはないのですが、麺の入った丼に適量が入っているようです。その替え玉を投入しいただけば、「固め」の麺は、当然のことながら歯応えが増し、より、博多のラーメンらしく。個人的には、こちらでは「固め」の方が好きかもしれません。

 というわけで、朝ラーと共に『味集中カウンター』や『オーダーシステム』といった面白い物を堪能させていただいてお店を後にしたのですが、静かな店内から通りに出たところ、とたんに襲いかかる喧噪と暑さ、そして歩道は、相変わらず職場に向かう人々でいっぱいでした。世間はこれから仕事だというのに、こっちは朝ラーを満喫だなんて、なんていうか、とってもいいもんですねぇ。ごちそうさまでした。

平成21年8月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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