たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

京都府京都市 新福菜館 本店

 前の記事で、京都駅近くにある2軒並んだ有名なラーメン店の片方である、第一旭の本店の事を書いたのですが、そこでいただいたからには、もう一方のこちらでもいただかないと片手落ちかな、と思いまして、続けざまになるのですがお伺いしました。でも、いざ注文になったら、しっかりと名物のヤキメシまで頼んでしまい…。

中華そば(並) 650円
中華そば(並) 650円
ヤキメシ 500円
ヤキメシ 500円
 で、ヤキメシも中華そばも、以前、久御山町の支店でいただいた時と同様に、醤油で真っ黒に染まった見た目に驚きますが、実際にいただいてみると、両方ともの見た目どおり醤油のアミノ酸的旨味全開。それに加え、ヤキメシはしっとりとした口当たりですがとても香ばしく。また中華そばは、濃い醤油の風味にマッチした動物系のコクを感じるスープに、麺は中太のストレートと言う組み合わせ。先ほどいただいたお隣も同じような麺だった事にちょっと驚いたのでが、こちらのほうがやや太いですかね?それに、九条ネギとチャーシューがたっぷりと載っています。ちなみに、以前、久御山町の支店でいただいた時と同様に、両方とも黒々とした見た目に反して塩分は常識的な範囲内と感じました。

 それにしても、このしっとりとしたヤキメシと、中華そばは、とっても相性がいいですねぇ。お隣のラーメンと餃子でお腹は相当くちくなっていたのですが、結局は旨い旨いと両方平らげてしまいました。ごちそうさまです。

平成21年10月訪問

京都府京都市 本家 第一旭 たかばし本店

 京都駅の近くで、京都を代表する有名なラーメン屋さんが2軒並んで、しかも早朝から営業しているのですが、そのうちの1つが、こちらの第一旭のたかばし本店。今回所用で京都まで来たのですが、京都市内に到着したのが朝だったので、まずはこちらで朝ラーと洒落込みました。

 お店には、午前9時過ぎに到着したのですが、店内はほぼ満席。一つだけ空いていた一番奥のテーブルに案内されました。そして注文ですが、こちらのお店のごくノーマルなラーメンをいただこうと思っていたのですが、お品書きの『特製ラーメン』という文字が目に入り、ついそれに。そして餃子と、同行者用の(ごくノーマルな)ラーメンお願いしました。

特製ラーメン 800円
特製ラーメン 800円
特製ラーメン(左)とラーメン650円(右)の比較
特製ラーメン(左)とラーメン650円(右)の比較
 待つ事少々で登場したその特製ラーメン。見た目は、同行者のラーメンと比較すると丼が一回り大きいのですが、それ以外に明確な差異は発見できません。で、とりあえずスープからいただくと、動物系の旨味、醤油の風味と塩気、そして油のコッテリ感がガツンと来ました。何ていうか、結構スパルタンというか、遊びのないストレートな味に感じられます。そこに合わせる麺は、太めのストレートで、ずっしりと来る啜り心地と噛み応え。また一面に載るチャーシューはあっさり目というか、肉と脂の味がよく判る味付けで、プリプリサクサクの食感。それに、デフォルトだと少なめ(頼めば増減できるみたいですが)のモヤシのサッパリ感と、たっぷり載る九条ネギの味や食感が、スープや麺とよく合っていました。そして、同行者のラーメンも味見させて貰ったのですが、味的に明確な違いは感じられず。なので『特製』というのは、要するに『大盛』、ということでよろしいのでしょうか?

餃子 250円
餃子 250円
 それから、栃木県外ではなかなか無い価格の餃子は、薄目の皮がパリッとして、中の餡はジューシー。お味の方も、ラーメンとベストマッチというか、これ以上ないくらいの組合せに感じられました。

 というわけで、両方とも美味しくいただいたのですが、特製とノーマルなラーメンの違いがイマイチ実感できずに多少はモヤッとしたものが残ったのは事実というか。ごちそうさまでした。

平成21年10月訪問

栃木県さくら市 ラーメンショップ 氏家店 【閉店】

 車中2泊で鳥取までクルマで行き、更には鳥取に居た時は台風による雨でずぶ濡れになったりしたものだから、帰宅後に若干風邪っぽい症状が出たので、そんな時はラーメンショップでネギラーメンと餃子のコンボを。

ネギラーメン(普) 730円
ネギラーメン(普) 730円
手造り餃子 350円
手造り餃子 350円
 ラーメンには当然、ニンニクを三点爆撃してからいただけば、う~ん、ネギとニンニクが効くぜ。

 というわけで、そのおかげで風邪もどこかに行ったので、この夜から再び車で遠出することができました。ありがとう、ラーメンショップ!ごちそうさまでした!!

平成21年10月訪問

鳥取県鳥取市 武蔵屋食堂

 所用で鳥取にクルマで来たついでのラーメン食べ歩き2軒目は、『素ラーメン』というメニューで有名らしいこちらのお店。素ラーメンについては後述しますが、お店の方は、鳥取の市街地の、一方通行の細い路地を入ったところにありました。

 お店の前にクルマを停め入店すると、食堂というかそば屋さん(西日本なのでうどん屋さんでしょうか?)といった雰囲気。席に着くと店員さんが箸袋に入った割り箸を持ってきてくれます。壁に掲げられたお品書きを見てもうどん・そばがメインで、他には丼物とラーメン類が。お腹が空いていれば丼物なんかもいただきたいところなのですが、生憎数時間前に1軒目のお店でいただいた後だったこともあり、とりあえず目的の素ラーメンと、それとは別にお品書きを見て気になった中華そばをお願いし、お行儀が悪いのですが、同行者分けていただく事に。

素ラーメン 460円
素ラーメン 460円
 というわけで、まずは、素ラーメンから。何でも『素ラーメン』というのは、うどんのつゆに中華麺を入れた物らしいのですが、見た目は、醤油色のあまり付いていないスープに中華麺が入り、具はかまぼことモヤシが載り、スープ表面には天かすが浮いています。また、それにネギが白ネギというのが珍しい(個人的なイメージだと西日本=青ネギなので)かな、と。それで早速スープからいただくと、確かに、魚系など『和』のダシに、みりんの甘さを強く感じる味付けで、まさしくうどんつゆ。また、使われている醤油は薄口のようで、塩気も強めに効いている感じが。そこに入る中華麺は、細めの縮れ麺。麺を啜るとスープをよく拾い、また、表面に浮く天かすとも良く絡んで一緒に口の中に入って来ます。この天かすの油感が、この一杯をラーメンたらしめているというような記述をネットで見かけましたが、まさにそのとおりだと実感。また、具のモヤシとかまぼこも、実に良く合っていますね。

中華そば 550円
中華そば 550円
 一方、中華そばのほうは、一目見て、素ラーメンと全く違う濁ったスープが目に付きました。その濁ったスープをいただくと、ザラッとした舌触りがあり、粒子状の物が口の中に広がる感じが。一瞬面食らうというか、予想だにしなかった口当たりに驚きつつもさらにもう一口いただいてみると、そのザラザラというかツブツブから、肉系の味が感じられる気が。後日ネットで調べたところ、中華そばのスープは豚骨醤油との記述もありましたが、個人的には『天下一品』のような動物系のすり流しのようなスープに感じました。それから、味付けは素ラーメン同様甘みが強く、塩気も結構感じる味です。また麺は、素ラーメンと共通でしょうか?そして具は、ごくアッサリしたチャーシュー(というかお肉)とメンマの他、素ラーメンと共通のモヤシとかまぼこ。モヤシはこのあたりのラーメンではお約束なんでしょうか?また、ラーメンには付き物だと思っているネギの類が(素ラーメンには入っているにもかかわらず)入っていないのも興味深いです。

 というわけで、両方とも美味しくいただいたのですが、何て言うか、どちらも一般的なラーメンと違う部分が多く、大変興味深かく、かつ面白かったです。ごちそうさまでした。

平成21年10月訪問


追伸、というかどうでもいいこと

 今から20年以上前、少しのあいだ大阪市の住吉区というところに住んでいた事があるのですが、その時に行きつけの食堂に、『天ぷらラーメン』というメニューがありました。その中身は、うどんのつゆっぽい甘みのあるスープに中華麺が入り、具は茹でモヤシと、駅の立ち食いそばなんかによくあるタイプの、型で揚げた丸いかき揚げでした。で、それが、今回いただいた素ラーメンとかなり近い物があると思ったのですが、各地の食堂で、この素ラーメンっぽいものが、自然発生的に出来ていたんですかね。

鳥取県鳥取市 ももちゃんラーメン

 これまでのいくつかの記事で書いたように、今回、所用で鳥取県鳥取市にお伺いする事になったのですが、当然の事ながら、ついでにご当地のラーメンもいただいてこようかと思いネットで調べたところ、鳥取駅近くの繁華街、というか飲み屋街にある、こちらのラーメン屋さんの名前が。

 途中道に迷ったりして、お店に着いたのが、今まさに昼の部の営業が終わらんとしているところだったのですが、我々を見つけた店主さんは、嫌な顔一つせずに、というかむしろ快くお店に迎え入れてくれました。で、その店内はカウンター席のみで、席に座り早速お品書きを見てみると、ラーメンは醤油味のみの潔さ。なので、基本っぽい醤油ラーメンと、限定品ですが幸いなことに残っていた牛すじラーメンをお願い。店主さんが目の前で調理してくれるのを観ながら待っていると、程なくして完成しました。

醤油ラーメン 600円 + 味付ゆでたまご 50円(半個分はサービス)
醤油ラーメン 600円 + 味付ゆでたまご 50円(半個分はサービス)
 それでまずは醤油ラーメンから。見た目は、わずかに濁りのあるスープに、醤油ラーメンながらモヤシが載っているのが珍しく感じます。最初はスープからいただきましたが、動物系のコクが感じられ、また、使われている醤油のせいかどうかは判らないのですが、ほんのりと甘みも感じる、丸いんだけども力強さもある味に感じました。また麺は、加水率が低めっぽい細縮れ麺。強めの縮れが啜る時にスープをよく拾ってくれ、また、味や食感もスープと良く合っていると思います。そして具の、バラ肉のチャーシューは柔らかくもプリプリサクサクの食感で味付けもいい塩梅。太めのメンマはしっかりと味が入ってます。あと追加の味付ゆでたまごは、写真の通り黄身がトロトロで、味加減も丁度良く。スープをはじめ全体的にやや濃い目の味ですが、その中で、モヤシの瑞々しさが良い箸休めになっている気がしました。

牛すじラーメン 800円
牛すじラーメン 800円
 そして途中からは、お行儀が悪いのですが、同行者と丼を交換して牛すじラーメンをば。で、スープや麺などは醤油ラーメンと共通のようですが、上に載ったトロトロの牛すじの甘辛い味が、元の醤油ラーメンととても良く合っていて、また別の美味しさが。これはとても良いですね。

 というわけで、両方とも、とても美味しくいただき、大満足。ランチタイムはお得なセットもあるようですし、また、飲んだ後のシメにも、こんな美味しいラーメンがいただける鳥取の方が、何ともうらやましくなりました。ごちそうさまでした。

平成21年10月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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