趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
私が子供の頃、栃木の片田舎には、ラーメン専門チェーン店といえば、札幌ラーメンをウリにした「どさんこ」くらいしか無かった記憶があります。で、その「どさんこ」ですが、実は、運営会社が全く違う『どさん子』、『どさん娘』(正確には「どさんむすめ」と読むらしい)、『どさん子大将』の3系統があって、その間にはかつていろいろとあったようで…。ただ最近は、どの「どさんこ」も店舗数を大幅に減らしている印象があるのですが、野崎街道には、そのうちの『どさん子』が、今もしっかりと残っていて、今回、そのお店に行ってみました。
みそバターラーメン 650円
そこでいただいたのは、みそバターラーメン。実は、味噌バターラーメンを初めていただいたのって、今は亡き矢板の「どさんこ」(確か、国道4号線沿いで東北本線との間にあったお店)だった記憶があり、当時その美味しさに衝撃を受け、その後、自宅でいただくインスタントラーメンやらカップ麺に、やたらとバター(実際はマーガリンが多かったのですが)を入れまくっていました。と、話が逸れましたが、そのみそバターラーメンは、何とも懐かしい味。ベースのスープは昔っぽくあっさりとしていると思うのですが、そこにニンニクがかなり強めに効いた味噌ダレが加わり、さらに、上に載ったバターの風味とまろやかさが加わると、何とも安心できる旨さというか。そしてそのスープと共に、あまり加水感のない麺を啜れば、昔いただいた時の記憶が甦るような気がします。また具は、モヤシにコーン、挽肉にメンマ。やっぱり、懐かしい感じのする味噌ラーメンには、チャーシューは不要かと。それと、茎ワカメが入っているのが珍しいですね。
というわけで、ノスタルジックな味を美味しくいただいたのですが、それと同時に、とても凝った専門店のラーメンが増えた昨今、逆にこういうラーメンをいただくと、何ともホッとする今日この頃でした。ごちそうさまです。
平成22年5月訪問
肉ミルクラーメン 1100円
昨年の暮れ以来となった北の海部屋入門ですが、いただくはいつもの肉ミルク。今回のはスープがマイルド目な印象でしたが、でもやっぱり旨いなぁと完食完飲してしまいました。
で、今回、こちらの『肉』を食べるのは初めてという奴(栃二郎小ブタ完食経験有り)を連れて行ったのですが、何とか肉は食い切ったものの、麺と野菜を少々残し撃沈(曰く、「二郎よりもキツイ」)。また、隣のテーブルの若い二人連れは、会話からここに来るのが初めてっぽかったのですが、出されたラーメン(うち一人は肉ラーメン)を見て絶句し、案の定撃沈。今日は親父さんがノリノリじゃなかったので、麺や野菜の量はこちらのお店のデフォルトだったと思われるのですが…。(老婆心ながら、こちらで初めていただく時、大食いに自信の無い方は、注文時に「野菜少なめ」とコールするのも良いかもしれません。)
ごちそうさまでした。
平成22年5月訪問
宇都宮の環状線沿いにあって、以前の某チェーン店からこちらに替わった時からかなり気になっていたお店でした。
お店に入るとメニューの多さにちょっとびっくりしましたが、とりあえず初めてなので、基本っぽいしょうゆらーめんと、ランチタイムでお得にいただけるミニ牛すじ丼、そして焼きギョーザまでいただいてしまいました。
しょうゆらーめん 650円
で、まずはしょうゆらーめん。スープは、あっさり穏やかですが旨みは結構強く、後述する手打ち麺との相性も良く感じました。そしてお店のウリである手打ちの麺は、コシがありつつも多加水な感じのトゥルっとした口当たりもあって、個人的にはかなり好印象。またデフォルトで3枚載るチャーシューは、あっさり目で柔らかな食感が、これまた麺やスープと良く合っていると思いました。
ミニ牛すじ丼 250円(ランチタイム価格)
焼きギョーザ 400円
それと、一緒にいただいたミニ牛すじ丼は、柔らかく煮込まれた甘じょっぱい牛すじが、ご飯とよく合っていますね。また、プルプルっとしたりホロホロっとしたりする食感のバラエティーも楽しいです。あと、焼きギョーザはとってもベーシックな美味しさでした。
というわけで、色々と堪能させていただいたのですが、同行者の注文した焼こってりやさっぱりも美味しそうだったし、メニューにあったトマト菜らーめんというのも大変気になったので、今度はそれらもいただいてみたいですね。ごちそうさまでした。
平成22年5月訪問
今回の熊本でのラーメン食べ歩き2軒目にして最後は、熊本市の繁華街にあるこちらで。
で、お店のウリらしい煮干しラーメンと、小ぶりな半熟煮玉子丼がセットになったにぼらやセットというのをいただきました。
にぼらやセット 850円
まずは、ラーメンのスープを一口啜ると、煮干や節系など魚介系、それに昆布の旨みを中心としたまあるい味が。無化調なので一口目インパクトはありませんが、ジワジワと美味しさが込み上げてくるようなスープで、また、無化調のラーメンにありがちな強めの塩気がないのも好印象。あと、食べ進むうちに感じる柚子の香りが、絶妙のアクセントになっている様な気がしました。そして麺は、プリッとした食感とハリのある中細麺。最初はちょっと固めな歯応えに感じましたが、そのうちスープと馴染んで良い感じに。あと具の、キチンと仕込まれた感が伝わってくるバラチャーシューも美味しいですね。それとセットの半熟煮玉子丼ですが、いい塩梅の煮玉子とフレーク状のチャーシューなどが、ご飯との上に割とたっぷり載っていて、これもまた。
というわけで、旨い旨いと両方とも一気にいただいてしまったのですが、カウンターに置いてあって何に使うのかよく判らなかった鰹節って、実は各自ラーメンに投入していただく物だったのですね。帰ってからこちらのお店のウェブサイトを見つけそのことを知った時、ちょっと残念だったというか、鰹節無しでも十分に美味しくいただけたのですが、フレッシュな鰹節の香りが加われば、更に美味しくいただけたのでは、なんて。それでも、まさか九州でこんなに美味しい煮干ラーメンがいただけるなんて、正直言って、ちょっと驚きでした。ごちそうさまです。
平成22年5月訪問
例によって、遠出ついでのラーメン食べ歩きなんですが、今回は熊本まで。
熊本県の熊本市を中心とする地域には『太平燕(タイピーエン)』と呼ばれる春雨を使った料理があり、その元祖と言われるお店がいくつかあるのですが、そのうち1つが、今年1月にお伺いした紅蘭亭下通本店。そして今回お伺いしたのも、元祖と言われるお店の一つであるこちらなんですが、そのお店は、熊本市の交通の要衝である熊本交通センターに隣接する百貨店『くまもと阪神』8階にあり、レストラン街の中にある中華レストランのテナントといった感じでした。
タイピーエン 945円
で、いただくのは勿論タイピーエンなんですが、まず見た目は、スープが以前いただいた紅蘭亭さんよりも透明感があり、上に載った玉子も、揚げ卵(虎皮蛋)ではなく煮玉子のよう。早速スープを啜ると、清湯寄りのあっさりとした中華スープがベースと思われるのですが、ゴマ油の香りが強く、また具にたっぷりと入った椎茸の味も割と主張してきます。また具は、野菜(前述の椎茸と白菜が中心でした)と豚肉、そして魚介類白菜など。野菜が全て細(ほそ)切りなのは、春雨と絡み易いようにとの配慮でしょうか。また煮玉子は、八角の香りが効いています。そして春雨は、固めの食感ですが、それほど強固ではなく、適度に柔らかさもありました。
というわけで、個人的には2回目のタイピーエンだったのですが、今回は、お店よってかなり違いのある物だということを認識した次第です。また当地を訪れた際には、別の店でいただいいて、さらなる違いを味わってもいいかな、なんて。ごちそうさまでした。
平成22年5月訪問
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