趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
こちらは、先日購入した群馬県版の某ラーメン本に載っていたお店。桐生市の国道50号沿いにあって、夜のみの営業と、本で見て以来妙に惹かれてはいたもののお伺いするには結構ハードルが高くちょっと諦め加減だったのですが、先日所用で前橋に行った帰り、いつもは前橋ICから高速で帰るところを国道50号経由にしてお伺いすることにしました。
そんなわけで、前橋市内から暫く走り、その国道50号が片側2車線になってちょっと行ったところに、お目当てのお店はありました。そこからちょっと離れた(前橋方面からだとょっと通り過ぎたところに)ある駐車場にクルマを停め入店。店内は、贔屓目に見てもあまり清潔とは言い難く、いかにも、昔からある『ラーメン屋』といった風情。もっとも、昔からラーメン屋は店が汚いほうが旨いなんて言いますので、個人的には期待が高まってまいりました。そしてカウンターに座りお品書きを見たところ、某ラーメン本に載っていた『特濃』というメニューが見あたりません。壁に貼られたお品書きが2つほど裏返してあり、どうやらそれがその特濃っぽかったのですが、今日は無理なようなので、とりあえず普通のネギラーメンをお願い。目の前で作られるのを見ながら待つこと少しで登場しました。
ネギラーメン 700円
で、そのネギラーメン。見た目からして只者ではなさそうな感じで、スープは茶褐色に濁り、その表面には結構な厚みの液体脂の層があります。それで早速、付いてきた大きなレンゲで脂と攪拌しつつスープをいただくと、ブワっと濃密な『豚』の味が。その豚に味に負けないよう醤油もそれなりに濃く、何ていうか、豪快でスパルタンな、何とも『漢』な感じの濃いスープです。そしてそれに合わせる麺は、中くらいの太さのストレートタイプ。割と硬質な食感で、ストレート故それほどスープを拾いませんが、逆にそれが丁度良い感じがします。(個人的には、これが縮れたりしてたら、ちょっと恐ろしいことになりそう。)それと具は、ラー油で和えたネギと、ハードボイルドな味付け卵が1つ、そしてワカメと海苔。その中でも、特にネギは、この濃いスープにとても良く合うというか、そのおかげで随分と食べやすくなっている気がします。あと、いただいている途中からカウンター上に置かれた見た目のおどろおどろしい辛み調味料を加えてみたところ、これがまた。トウガラシ、ショウガ、そしてゴマっぽい風味が広がり、濃いスープに大変良く合っていました。
というわけで、正直なところはちょっとおっかなびっくりだったのですが、これは凄いというか、ハマりそうなラーメンですね。是非、また機会を作ってお伺いしたいです。ごちそうさまでした。
平成22年8月訪問
群馬県の東毛地区には、こちらのお店を発祥とする手延べラーメンのお店がいくつかあり、一昨年に出た某ラーメン本では『東毛手延べ系』と命名されていました。で、実はこちらのお店、10年程前に1度お伺いしたことのある、個人時に思い出のお店だったんですが、先日、所用で前橋まで行く途中、ちょっと寄り道して思い出の味をいただくことになりました。
それでお店には午後3時半頃到着したのですが、さすがに中途半端な時間帯だけあって先客は1名。以前お伺いした時はお昼時でとても混雑していて、店内にあるガラス張りの麺打ちスペースでは職人さんが忙しそうに麺を打っていた覚えがあるのですが、今回はそこに職人さんの姿はなく、打ち立ての麺とはいかないようです(もっとも、ラーメンの場合、そばと違って打ち立てが良いとは限らないと思いますが。)。で、とりあえずチャーシューメンとギョウザ(と同行者のラーメン)をお願い。そして、待つこと少々でラーメン類から登場しました。
チャーシューメン 1,000円
そんなわけでまずはチャーシューメン。油はほとんど浮いていない澄んだスープは、見た目どおりあっさりとした味わいで、醤油が若干強め感じられます。また手延べの麺は、表面に結構凹凸があり、口に入れるとトゥルトゥルっとした感触。基本的には柔らかめなのですが、太さがまちまちなおかげで食感にバラエティーがありますね。で、同じ手延べ麺でも、先日いただいた真岡市の祇園よりも、以前いただいた足利市の華ざんを思い出しました。(もっとも、あれほどトロトロではありませんが。あくまでも印象ということで。)それと具のチャーシューは、柔らかいけど噛み応えがある、個人的には大好きなタイプ。プルプルっとした食感としつこくない味付けが、このラーメンに大変合っているように感じました。
ギョウザ 400円
一緒にいただいたギョウザは、ステンレスの皿に載って登場するのですが、このあたりも東毛手延べ系の特徴のよう。で、そのお味は、バシっとニンニクが効いたトラディショナルなタイプ。皮はパリっと香ばしく、中の餡にはしっかりとした味があり、そのままでも美味しくいただけました。
とうわけで、両方とも堪能させていただいたのですが、特にチャーシューメンは、思い出の味をいただけて、ちょっと感動だったりして。ごちそうさまでした。
平成22年8月訪問
この日は、珍しく相方から「辛いラーメンが食べたい」というリクエストがあり、こちらへ。で、お店に着いて、タンタンめんを2つと前回お伺いした時に試したくなったライスを1つお願いしたところ、壁の張り紙で『冷しつけめん(辛いみそ味)』というのを発見。店主さんが作成開始前だったようなだったので思わず「1つ冷しつけめんにしていただけますか?」とお願いしたところ、快く了解していただけました。
冷しつけめん 750円
というわけで冷しつけめんなんですが、つけ汁は唐辛子が効いた味噌味で、潔い唐辛子の辛さと香りが良いですね。麺は、こちらのラーメン類共通の物のようですが、締められたことでコシと喉越しが良くなっていて、ツルツルっといくらでも入っていきそうです。また、麺の上載ったザーサイは良い箸休めになり、キュウリとたっぷりのワカメは何とも夏らしい感じをプラスしてくれているような。
タンタンめん 600円
ライス 200円
で、つけ麺を八割方食べ終わった頃、お行儀が悪いのですが同行者がいただいていたタンタンめんと交換。残った麺を速攻でいただいた後にライスを投入すると、これが想像した通りの美味しさだったというか、お腹はだいぶ苦しかったのですが、ライスと共に残った汁を全ていただいてしまいました。
そんなわけで、今回も堪能させていただいたのですが、それにしても、こちらの店主さんが唐辛子を使って作るメニューって、どれも赤唐辛子が良い塩梅に効いている感じがしますねぇ。ごちそうさまでした。
平成22年8月訪問
こちらのお店に前回お伺いしてから少し経った頃、「横浜ラーメン」を名乗るこちらのラーメンのスープが、これまで家系をアレンジしたような感じのものから大幅に変わってしまったという話を聞きました。個人的には好きな味だったので、とても残念に思っていたところなのですが、それから暫く経ったある日、大きく変わってしまったというこちらのラーメンを確かめるべく、意を決して約半年ぶりにお伺いしました。
しかし、入店して席についてお品書きを見たところ、『なみひろラーメン』の文字を発見。もしやと思い、注文の際ある予感と共に「ランチセットのラーメンをなみひろラーメンで」と伝えたところ、店員さんから「コッテリめのラーメンで太麺となりますがよろしいでしょうか?」との説明があり、ここで予感から確信に。内心ホッとしたというか、ちょっと嬉しくなりながら注文した品が登場するのを待ちました。
本日のランチ(ラーメン&ビビンバ) 730円
というわけで、新しく替わったこちらのラーメンをいただく訳が、結局のところ以前と同じなみひろのラーメンになったのですが、やっぱりウマイっすね。この、コッテリしてるけどキレがあり、更には微妙な酸味を感じるスープと、モチっとした中太麺の組合せは。それに、セットのビビンバを付けてこの価格というのは、コストパフォーマンス的にも素晴らしく、味、量共に満足させていただきました。
ごちそうさまです。
平成22年8月訪問
こちらのお店、確か以前は宮環と白沢街道の交差点近くにあったと思うのですが、当時未食だったスープカレーに興味を持ったもののお伺いできないうちに閉店。その後暫く経って、某有名ラーメン店のサイトや今年の3月に出た某ラーメン本でスープカレーのつけ麺が紹介されると共に鐺山に移転しているのを知り、今回ようやくお伺いする事が出来ました。
宇都宮スープカレー 780円
で、まずは始めに登場した宇都宮スープカレー。スープカレー本体は、サラッとしているけどコクのあるスープに、様々なスパイスの風味が絡み合って、かなり美味しいスープカレーになっています。そこに、カリッと香ばしく揚がった別添えの餃子が絶妙のコンビネーション。また、その餃子も、ノーマルな物と鶏皮?餃子の2種類が載っていて、両方とも美味でした。
Bab流カレーつけ麺(ミックス) 950円
そして、Bab流カレーつけ麺ですが、これがまた。スープカレーというか付け汁は、まずそれだけで味見してみたところ、先述の宇都宮スープカレーとはまた違った感じの味付けで、味自体も濃く感じます。そこに北海道直送という中太の縮れ麺を付けていただくと、個人的には、今までいただいた事のあるカレー味のラーメン・つけ麺の中ではトップクラスの美味しさ。後で知ったのですが、味付けには味噌を加えているということで、そのお陰で、鹹水入りの麺との相性が良いのでしょうか?っていうか、カレー味のラーメン・つけ麺って、麺の鹹水の風味とカレーのスパイス類が喧嘩しがちだと思うのですが、これは上手くまとまっているなぁ、と思いました。あと、麺の上に載る具は「ミックス」ということで、素揚げした野菜、目玉焼き、そして焼き目の付いたベーコンとバラエティー豊かで、どれもスープカレーの美味しさをアップしてくれます。 最後は、付属のご飯でスープカレーにしていただけば、先程の宇都宮スープカレーとはまた違った味わいで、お腹も一杯になり満足。
というわけで、両方ともたいへん美味しくいただきました。ごちそうさまです。
平成22年8月訪問
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