たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

群馬県安中市 上信越自動車道 横川SA(下り線) スナックコーナー 【改修前】

 先日所用で、今年二度目となる岐阜まで、クルマ日帰りで行ってきたのですが、その際に朝食をいただくべく立ち寄ったのがこちら。それでSA・PAではそば・うどんの類をいただくことが多いのですが、この時は、スナックコーナーに貼られた『押忍!麺喰い番長信州決戦 必食』というポスターを見て、その該当メニューであるこちらのボタンをつい押してしまいました。

まいたけ天ラーメン 750円
まいたけ天ラーメン 750円
 ベースの醤油ラーメンは、東日本あたりのこのテのところでいただく標準的な、あっさりとした感じの醤油ラーメンなんですが、そこに入る具が最大のポイントというか、ポスターによると雪国まいたけの天ぷらが100gほどトッピングされています。それで実は、天ぷらと中華そばというか中華麺の組み合わせが以外に良く合う事は、個人的経験から実感しているところではあったのですが、こちらも醤油味のラーメンに香ばしい舞茸の天ぷらが加わる事により、スープのコクや、なんとも食欲をそそる香りが生まれ、結構良いですね。

 そんなわけで、こちらのスナックコーナーで出しているメニューに使われる食材の組み合わせとはいえ、限られたリソースの中で健闘しているというか、美味しくいただくことができました。ごちそうさまです。

平成22年11月訪問

栃木県日光市 ゼンジー南京 鬼怒川店

 ものすごく久しぶりになってしまったのですが、ゼンジー南京さんのラーメンをいただこうと同行者(カミさんじゃないです)に運転を任せてお店に向かったものの、どういう訳か今市ではなく、気がつくと、高徳の交差点へと出てしまいました。(どうやら、塩谷町の丁字路で直進してしまったらしい。)で、仕方なく国道121号で今市まで戻ろうと思ったのですが、程なくして停まった交差点でふと左を見ると、『ゼンジー南京 鬼怒川店』の看板というか店舗を発見!昨年鹿沼に支店を出されたのは知っていたのですが、最近(後で調べたところ、今年2010年の2月4日開店との事)鬼怒川にも支店を出されたのですね。そんなわけで、怪我の功名というかもっけの幸いというか、初めてこちらでいただいてみることになったのですが、お願いしたのは、こちらの看板?メニューである焼豚チャーシューメンに、半チャーハンとサラダが付いた、焼豚チャーシューセット。ちなみに焼豚チャーシューメンの麺は太麺と細麺の選択制なのですが、今回は細麺でお願いしました。

焼豚チャーシューセット 980円
焼豚チャーシューセット 980円
※店内撮影禁止につきラーメンの写真なし
 それで、こちらのお店にもあったサービスの焼豚をつまみながら、待つ事暫しで登場したそのセット。まずは、焼豚チャーシュー麺の、黒々としたしょっぱそうな見た目のスープを啜ると、見た目に反して自然な甘味を感じるまろやかな味わい。「そうそう。これがゼンジー南京さんの味なんだよなぁ。」と、つい嬉しくなります。また、かなり細めの麺はスープとの絡みも良く、啜れば前述のスープをガバと抱き込んで口の中へ。そして具は、焼き豚とチャーシュー(煮豚)の両方が楽しめるのですが、その味や食感の違いを存分に堪能する事が出来、全く別のものながら両方とも美味。それとメンマも何気に良いんですよね。あと、セットの半チャーハンは、シンプルなながら、パラっとというかしっとりさ加減と丁度良い味付けでラーメンとの相性が良く、これまた美味です。

 というわけで、久しぶりにゼンジー南京さんの味を堪能させていただいたのですが、とても美味しく、個人的好みとも合うことを再認識いたしました。ごちそうさまです。

平成22年11月訪問

栃木県宇都宮市 塩ラーメン専門店 麺や 一徹

 『日本初塩ラーメン専門店』を謳うお店が宇都宮駅東口のカンセキ近くにあるのは知っていたのですが、今回が初めての訪問となりました。で、この日は男3人でお伺いしたのですが、メニューの上から順に、モンゴル岩塩、ボリビア岩塩、青い真珠(沖縄)ラーメン(と、各自食べたいと思う250円のセット)を注文し、その中で私はモンゴル岩塩をいただく事に。ちなみに、お品書きに書かれたラーメン類は、名前の先頭がカタカナで始まる物(今回のだとモンゴル、ボリビア)はあっさり系、漢字で始まる物(今回のだと青い真珠)はこってり目との事です。

モンゴル岩塩ラーメン 577円 +塩煮たまご 100円
モンゴル岩塩ラーメン 577円 +塩煮たまご 100円
モツ煮込みセット 250円
モツ煮込みセット 250円
 というわけで、そのモンゴル岩塩ラーメン。まずはスープを一口啜ると、適度な塩気が、コクと旨味を持つスープと共に口に入ってきました。塩ラーメンをウリにするお店は、拘りがあるというかちょっと難解というか、高尚な味の組み立て方をするスープが多いような印象があるのですが、こちらのは馴染みやすい味というか、どこか懐かしいホッとする美味しさ。また、具のモヤシをはじめとする野菜の風味が、一層そのような印象を与えているような気もします。また麺は、中くらいの太さの、プリッとした食感の物。ごく一般的な中華麺という感じですが、かえってそれがこちらのスープには合っているのかも知れません。そして具は、前述の野菜類の他、表面に焼き目の付けられたチャーシュー、メンマに、そして追加の塩煮たまごは黄身がほとんど液状でトロトロ。中でもチャーシューは塩味で調理されていて、おかげで肉の風味がけっこう前面に出てるのですが、醤油が前面に来ない分、スープの味が壊れないというか、以前、別のお店で塩ラーメンをいただいた時、チャーシューの味付けに使われた醤油の味と風味が妙に浮いていた記憶があるので、こういう配慮というかこだわりは良いですね。それと、一緒にいただいたモツ煮のセットは、手作り感があって美味。また、値段もお得感がありました。

 というわけで、美味しくいただいたのですが、今回一緒に訪問した私以外の2人のも各々、スープを一口づつ味見したところ、どれも違う味付けになっていたというか、同じアッサリ系であるモンゴルとボリビアにもちゃんと違いが感じられたのには、ちょっと驚きました。なので、今度お伺いする時は、今回いただかなかったどちらかのをいただいてみたいと思ったのですが、それに加えて、お店をやっていらっしゃるご夫婦?がとて感じが良く、そういった面でももう一度お伺いしてみたいと感じるお店でした。ごちそうさまです。

平成22年11月訪問

富山県富山市 らーめん王国 まるたかや 牛島本店

 先日、昨年に続いて富山に行った際、昨年いただいた富山ブラックとは違うラーメンを食べ歩いてきたのですが、前の記事に続くその2軒目はこちら。

 今でこそ富山県内に直営、フランチャイズあわせ7つのお店を構えるこちらも、もともとは昭和27年に屋台として開業したそうで、そこからお店を構えたのが昭和40年。そして現在の牛島本店の場所に移転したのが昭和50年という、かなり歴史のあるお店だそうです。で、こちらのお店はラーメンの他、おでんも有名とのことで、ノーマルなラーメンにおでんと小ライスのセットを付けていただきました。(続けざまの2軒目なんですが、まぁ…。)

ラーメン 630円
ラーメン 630円
 まずはスープを一口啜ると、見た目は澄んでいますが、醤油と共に感じる豚骨の旨味。聞くところによれば、ダシは100%豚骨で取られているそうなのですが、パンチの効いた力強い味ですね。そして麺は、製麺所にオリジナルオーダーというウェーブがかった中太麺で、ツルっとした啜る心地とプリっとした食感に感じられます。これだけでも十分美味しいのですが、お品書きの表紙に書かれているとおり、適脂かすのアップ宜卓上のコショウ(白と黒両方有り)やすり下ろしニンニク、そして、自家製の脂かすを投入すれば、もう。特に脂かすは、こちらのお店最大の特徴であり、こちらのラーメンにぴったりの香ばしさとコクが加わって、ものすごく良いですね。ちなみに、その脂かすですが、ミンチにした背脂を熱して(自らの油で揚げて)作られる物で、元々はお店で使うラードを作る際の副産物で、食べずに捨てていたそうなのですが、ある日、捨てる前のそれをお客さんがラーメンに入れたところ美味しいという事になり、今ではそれ専用にわざわざ作って提供するようになったとの事です。それと具は、肉肉しい食感のチャーシューと、味付けは薄い塩味だけというシナチク、そして薬味系の白ネギなのですが、中でもシナチクは、その薄い味が、全体的にパンチのある味の中で丁度良い箸休めになっているかと。また、こちらのお店も、注文時にスープの味の濃さ(こいめ、うすめ)や麺の固さ(かため、やわらかめ)、それにネギの有無がお願いできるようで、前述の脂かすやニンニク、白と黒のコショウ、それに加えて置いてあるラーメンのタレなどと合わせ、好みの味に調整ができるのも良いかと思います。

おでんセット 300円
おでんセット 300円
 そして、もう一つのこちらの名物であるおでんですが、今回お願いしたセットだと、豚串、大根、玉子が各1つづつ盛られていたのですが、どれも良く出汁が染みていて、あっさりとした味付けが良いですね。また、豚串と大根には生姜の風味が効いた味噌ダレが掛かっていたのですが、これがまた丁度良いアクセントになっているというか。これはご飯でも良いのですが、個人的には、ちょっとお酒が欲しくなる味というか。ちなみに、こちらには焼酎を甘い葡萄酒で割った『赤割』というお酒があるそうなのですが、クルマでなければそれも是非いただいてみたいところでした。

 というわけで、両方とも美味しくいただいたのですが、パンチのあるラーメンと、あっさりしたおでんの組み合わせは食が進み、連食だったにもかかわらず、きれいに完食させていただきました。ごちそうさまです。

平成22年11月訪問


小ラーメン 500円
小ラーメン 500円
 こちらは、同行者のいただいたものです。美味しかったとのこと。


 それから最後に、こちらのお店の店内に貼ってあったポスターがこちら。

【おいしいとやま食べきり運動のポスター(1)】
おいしいとやま食べきり運動のポスター(1)
【おいしいとやま食べきり運動のポスター(2)】
おいしいとやま食べきり運動のポスター(2)
 このおかげで、こちらの前にお伺いした店にミニサイズがあったり、こちらのお店も小があったりするんですかね?それで、何ていうか、とても素晴らしい取り組みだと思います。

※詳細は、『おいしいとやま食べきり運動』のウェブサイトをご参照ください。

富山県富山市 柳の下 末弘軒 本店

 前の記事から続く、先日、富山に行った時の話なのですが、実は富山には昨年も伺いしており、その時、当地名物という富山ブラックと呼ばれるラーメンをいただきました。ですが調べてみると、一部では有名だあるらしいのですが、当地では決して主流ではないとの事。なので今回は、当地で昔から食べられているような老舗や、普段から親しまれているようなお店にお伺いしたいな、と思い色々と下調べしてから向かいました。

 して、その1軒目がこちら。現在は市内に支店を含め何店舗かあるそうなのですが、元は昭和6年創業の支那そば屋台で、その後、昭和11年に柳並木の下に店を構えた事から『柳の下』と呼ばれる事となったというお店だそうで。お品書きを見ると、麺類の他丼物やセットメニューなどかなり品数が豊富なのですが、手打ちの麺やワンタンが有名との事なので、今回はワンタンメンをいただきました。

ワンタンメン(並) 780円
ワンタンメン(並) 780円
 まずは、油のほとんど浮いていないスープを一口啜ると、アッサリとした鶏ガラと煮干しの旨みがじんわりと。醤油は常識的に濃さに感じましたが、頼めば味薄めや濃いめも対応してくれるとの事です。次に、全体的に細めですが手打ちらしいばらつき感のある太さと、ポコポコとした表面を持つ麺をいただくと、それらが何とも心地良い啜り心地。歯応えは若干硬質な感じがしましたが、こちらも頼めば固めや柔らかめに対応してくれるとの事です。そしてワンタンは、極薄の皮が白河系のワンタンを思わせるのですが、餡はそれより多く入っています。レンゲですくっていただくと、スープと一緒になってトゥルトゥルっと口に入ってきて、餡の存在を感じた後、スッと喉の奥に吸い込まれるよう。個人的には大好きなタイプで、そのまま喉越しを堪能したり、麺と一緒に口に入れ食感の違いを堪能したりしました。また具のチャーシューは、噛み応えのあるトラディショナルな物(個人的にはこれも大好きなタイプだったりします)ですが、噛みしめるごとにじわじわっと旨みが。肉は色々な部位が入っているようで、味や食感の違いが楽しめました。あと。メンマも安心する味ですし、薬味系がなじみ深い白ネギ(日本海側というか北陸地方はは白ネギが主流なんですかね?)で良く合っている気がしました。あと、こいういラーメンは、コショウが大変良く合いますね。

 というわけで、老舗のラーメンを堪能させていただいたのですが、最近こういうラーメンが大好きになってきた事もあり、大変美味しくいただきました。何ていうか、出汁と醤油と粉の風味が織りなすシンプルな味は、とっても安心できるんですよね。ごちそうさまでした。

平成22年11月訪問


中華そば(ミニ) 370円
中華そば(ミニ) 370円
こちらは、同行者がいただたもの。美味しかったそうです。

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馬 たひお (@uma_tahio)
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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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