趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
先日、昨年に続いて富山に行った際、昨年いただいた富山ブラックとは違うラーメンを食べ歩いてきたのですが、前の記事に続くその2軒目はこちら。
今でこそ富山県内に直営、フランチャイズあわせ7つのお店を構えるこちらも、もともとは昭和27年に屋台として開業したそうで、そこからお店を構えたのが昭和40年。そして現在の牛島本店の場所に移転したのが昭和50年という、かなり歴史のあるお店だそうです。で、こちらのお店はラーメンの他、おでんも有名とのことで、ノーマルなラーメンにおでんと小ライスのセットを付けていただきました。(続けざまの2軒目なんですが、まぁ…。)
ラーメン 630円
まずはスープを一口啜ると、見た目は澄んでいますが、醤油と共に感じる豚骨の旨味。聞くところによれば、ダシは100%豚骨で取られているそうなのですが、パンチの効いた力強い味ですね。そして麺は、製麺所にオリジナルオーダーというウェーブがかった中太麺で、ツルっとした啜る心地とプリっとした食感に感じられます。これだけでも十分美味しいのですが、お品書きの表紙に書かれているとおり、適脂かすのアップ宜卓上のコショウ(白と黒両方有り)やすり下ろしニンニク、そして、自家製の脂かすを投入すれば、もう。特に脂かすは、こちらのお店最大の特徴であり、こちらのラーメンにぴったりの香ばしさとコクが加わって、ものすごく良いですね。ちなみに、その脂かすですが、ミンチにした背脂を熱して(自らの油で揚げて)作られる物で、元々はお店で使うラードを作る際の副産物で、食べずに捨てていたそうなのですが、ある日、捨てる前のそれをお客さんがラーメンに入れたところ美味しいという事になり、今ではそれ専用にわざわざ作って提供するようになったとの事です。それと具は、肉肉しい食感のチャーシューと、味付けは薄い塩味だけというシナチク、そして薬味系の白ネギなのですが、中でもシナチクは、その薄い味が、全体的にパンチのある味の中で丁度良い箸休めになっているかと。また、こちらのお店も、注文時にスープの味の濃さ(こいめ、うすめ)や麺の固さ(かため、やわらかめ)、それにネギの有無がお願いできるようで、前述の脂かすやニンニク、白と黒のコショウ、それに加えて置いてあるラーメンのタレなどと合わせ、好みの味に調整ができるのも良いかと思います。
おでんセット 300円
そして、もう一つのこちらの名物であるおでんですが、今回お願いしたセットだと、豚串、大根、玉子が各1つづつ盛られていたのですが、どれも良く出汁が染みていて、あっさりとした味付けが良いですね。また、豚串と大根には生姜の風味が効いた味噌ダレが掛かっていたのですが、これがまた丁度良いアクセントになっているというか。これはご飯でも良いのですが、個人的には、ちょっとお酒が欲しくなる味というか。ちなみに、こちらには焼酎を甘い葡萄酒で割った『赤割』というお酒があるそうなのですが、クルマでなければそれも是非いただいてみたいところでした。
というわけで、両方とも美味しくいただいたのですが、パンチのあるラーメンと、あっさりしたおでんの組み合わせは食が進み、連食だったにもかかわらず、きれいに完食させていただきました。ごちそうさまです。
平成22年11月訪問
小ラーメン 500円
こちらは、同行者のいただいたものです。美味しかったとのこと。
それから最後に、こちらのお店の店内に貼ってあったポスターがこちら。
【おいしいとやま食べきり運動のポスター(1)】
【おいしいとやま食べきり運動のポスター(2)】
このおかげで、こちらの前にお伺いした店にミニサイズがあったり、こちらのお店も小があったりするんですかね?それで、何ていうか、とても素晴らしい取り組みだと思います。
※詳細は、『おいしいとやま食べきり運動』のウェブサイトをご参照ください。
前の記事から続く、先日、富山に行った時の話なのですが、実は富山には昨年も伺いしており、その時、当地名物という富山ブラックと呼ばれるラーメンをいただきました。ですが調べてみると、一部では有名だあるらしいのですが、当地では決して主流ではないとの事。なので今回は、当地で昔から食べられているような老舗や、普段から親しまれているようなお店にお伺いしたいな、と思い色々と下調べしてから向かいました。
して、その1軒目がこちら。現在は市内に支店を含め何店舗かあるそうなのですが、元は昭和6年創業の支那そば屋台で、その後、昭和11年に柳並木の下に店を構えた事から『柳の下』と呼ばれる事となったというお店だそうで。お品書きを見ると、麺類の他丼物やセットメニューなどかなり品数が豊富なのですが、手打ちの麺やワンタンが有名との事なので、今回はワンタンメンをいただきました。
ワンタンメン(並) 780円
まずは、油のほとんど浮いていないスープを一口啜ると、アッサリとした鶏ガラと煮干しの旨みがじんわりと。醤油は常識的に濃さに感じましたが、頼めば味薄めや濃いめも対応してくれるとの事です。次に、全体的に細めですが手打ちらしいばらつき感のある太さと、ポコポコとした表面を持つ麺をいただくと、それらが何とも心地良い啜り心地。歯応えは若干硬質な感じがしましたが、こちらも頼めば固めや柔らかめに対応してくれるとの事です。そしてワンタンは、極薄の皮が白河系のワンタンを思わせるのですが、餡はそれより多く入っています。レンゲですくっていただくと、スープと一緒になってトゥルトゥルっと口に入ってきて、餡の存在を感じた後、スッと喉の奥に吸い込まれるよう。個人的には大好きなタイプで、そのまま喉越しを堪能したり、麺と一緒に口に入れ食感の違いを堪能したりしました。また具のチャーシューは、噛み応えのあるトラディショナルな物(個人的にはこれも大好きなタイプだったりします)ですが、噛みしめるごとにじわじわっと旨みが。肉は色々な部位が入っているようで、味や食感の違いが楽しめました。あと。メンマも安心する味ですし、薬味系がなじみ深い白ネギ(日本海側というか北陸地方はは白ネギが主流なんですかね?)で良く合っている気がしました。あと、こいういラーメンは、コショウが大変良く合いますね。
というわけで、老舗のラーメンを堪能させていただいたのですが、最近こういうラーメンが大好きになってきた事もあり、大変美味しくいただきました。何ていうか、出汁と醤油と粉の風味が織りなすシンプルな味は、とっても安心できるんですよね。ごちそうさまでした。
平成22年11月訪問
長崎ちゃんぽんぎょうざ5個セット 730円
長崎チャンポンは、現在無料で麺が増量(通常200gのところを、1.5倍の300gか2倍の400gに)できるそうなのですが、とりあえずノーマルで注文。コクをブーストしたかのような白湯スープに野菜などの具材の旨味が加わり、とても解りやすい味かと。一口目に、「あ、美味しいな」と思ってしまうというか。また餃子は、米粉をブレンドしたという皮がパリッとして、添えられた柚胡椒でいただくとサッパリして良いですね。というわけで両方とも、マニア的にはどうかわかりませんが、何時、誰と行っても、安心していただける味というか。
実は、リンガーハットにお伺いするのって、個人的には4年ぶりくらいだったりするのですが、その間に微妙に値段が上がっていたり(それでも、恐ろしい程安いと思いますが)、使用している野菜類が全て国産品になっていたりするなど、色々と変わった点はあるものの、チャンポンの味の印象については同じように感じる事って、ある意味すごいのかな、と思ったりして。ごちそうさまでした。
平成22年11月訪問
柚子の実が黄色く色づいているのを見るにつれ、「今年も花の季のラーメンに柚子が入る頃だなぁ」などと思っていたのですが、いろいろあって、中々お伺いする事ができませんでした。でも、11月も半ばとなった先日、ようやく、今シーズン初めての柚子入りラーメンをいただくことが。
チャーシューメン 980円
チェンピン210円
大根の甘酢漬け(サービス)
ちなみに、こちらのノーマルなチャーシューメンをいただくのって、(これだけお伺いしている割りには)今回が初めてだったりするのですが、こちらのホロホロトロトロのチャーシューが4枚も入ると、麺を啜る度に崩れたチャーシューが絡んで、とろける肉好きにはたまらない状態になるかと。そして、それと一緒に、肉汁溢れる肉々しいチェンピンをいただけば、何というか色々にカタチでコッテリと「肉」を堪能したひとときとなったのですが、最後に、残しておいた先付けというかサービスの大根の甘酢漬け(こちらにも柚子が入っていました。)をいただくと、何ともサッパリとした後口になり良い感じです。
それにしても、やっぱりこちらで柚子入りのラーメンをいただくと、秋の終わりというか、冬の訪れを実感するなぁ。ごちそうさまでした。
平成22年11月訪問
このブログの管理人
【ご注意】 このブログに記載された情報は訪問当時のもので、現在のものとは異なる場合があります。あしからずご了承ください。
ツイッター
カテゴリー
ブログ内検索
最新記事
カレンダー
アーカイブ
忍者ツールズアクセス解析