趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
これまでの記事でも書いたとおり、所用で徳島県鳴門市に来て、当地で食べられている『鳴門のうどん』をいただいたりしたのですが、折角徳島に来たというのに徳島ラーメンを食べないで帰るのは失礼(誰に?)と思い、連食となりますがこちらのお店にお伺い。で、この『三八』。鳴門市で昭和45年に創業(というか、元々アイスクリーム屋さんだったのが、この年の冬にラーメンを売り出した)の老舗で、そのお店は立ち退きにともなって今はない(徳島市に移転し「田宮店」してい営業)のですが、現存する中で昭和49年にオープンの一番古い支店がこちらの斎田店という事です。
それでお店には午前11時の開店直後に入る事が出来たのですが、わりと広い店内には既に何組かの先客がいて、その後程なくして満席に。で、こちらのお店は徳島ラーメンの有名店なのは間違いないのですが、少々変わっているというか、ラーメンと並ぶ主力メニューとしてお好み焼きと焼きそばがあり、そんなわけで各テーブルには鉄板が装備されていて、先客のテーブルからはお好み焼きを焼く香ばしい匂いが漂ってきました。ちなみに、お好み焼きの生地はラーメンのスープがベースだったり、焼きそばもラーメンの麺を使用しているとのことで大変興味があったのですが、連食となりますので…。
ラーメン肉入り小盛 700円 + 生玉子入り 50円
そんなわけで、いただいたのがこちら。白褐色とも黄褐色ともつかない微妙な色合いの濁りのあるスープは、鶏などの動物系と野菜の旨味が詰まっていますが、重くなく脂感も適度。味付けは、薄口醤油がメインでしょうかね?(ちょっと自信なし。)全体的に、尖ったところのない穏やかな味という印象です。また麺は、ほぼストレートな中細の物。個人的には、歯応え含めおとなしめな印象なんですが、そこが当地の普段着のラーメンっぽいというか。そして具は、徳島ラーメンと言えばの豚バラ肉ではなく何とチャーシューに、メンマ、もやし、青葱、そして玉子入りなので生卵。チャーシューは懐かしい歯応えのあるタイプで、メンマはごくあっさりしとた味付け。また、生卵ですが地元の人はあまり入れないみたいで、まわりで注文しているお客さんはほとんどいなかったような。
ラーメン小盛 500円
こちらは同行者がいただいたもの。シンプル・イズ・ベストといった趣ですね。
というわけで徳島ラーメンを堪能させていただいたのですが、一つ疑問が。事前にネットなどで調べたところ、徳島ラーメンには黒系、白系、黄系という3つの系統があるそうなのですが、こちらの『三八』については、サイトによって白系に分類されていたり黄系に分類されていたりとバラバラなんですよね。(さすがに黒系に分類しているところはありませんでしたが。)まぁ、個人的には美味しくいただいたので、どうでも良いんですが。ごちそうさまでした。
平成23年5月訪問
特製味噌ネギラーメン(脂普通・味薄め・麺普通) 790円 + 半ライス 110円
久しぶりの山で、久しぶりの特味噌を久しぶりに810食法で。で、「前は確か味普通だと若干濃かったかなぁ」などと思って薄めで頼んだら、ホントに薄めだったりして。それでも、美味しくいただきましたけど。
それにしても、頻度は減ったとはいえ、山ってたまに無性に食べたくなりますなぁ。ごちそうさまです。
平成23年5月訪問
山岡家というラーメン店において、特製味噌ネギラーメン(オリジナルは中盛全部普通)と半ライスを注文し、特味噌ネギにはニンニク1杯、半ライスには豆板醤少々を混ぜ、脂を吸った海苔とネギの一部を半ライスに移植していただく食べ方。2005年5月に、2chラーメン板の『★★★ラーメン山岡屋!!最強伝説 Part2★★★』スレッドで、レス番号810氏が紹介したのでその名が付く。なお、そこからライスに混ぜる豆板醤をニンニクに置き換える【ニンニク810食法】、ライスに混ぜるのを豆板醤2杯+ニンニク1杯+スープをレンゲ1杯分とした【新810食法】などのバリエーションが誕生した。
東京に来て、新宿から今は無き特急『ホームタウンとちぎ』号とか、すっかり本数の減ってしまったJRの高速バス『マロニエ新宿』号とか、逆に本数の増えた湘南新宿ラインで帰る前、夕食がてらによく立ち寄ったのがこちらのお店。で、今回、武蔵野市での所用のあと、新宿で一度降りて久しぶりにお伺いしてみる事にしました。
冷し五目蒙古タンメン 850円
それで今回いただいたのがこちらのひと品。こちらの基本的なメニューである『味噌タンメン』を冷し(茹でた麺を締めて別添え)にして、そこに『冷し味噌ラーメン』の激辛スープを足し、更に、『蒙古タンメン』の辛い麻婆豆腐を掛けた、ちょっと豪華なメニューということで間違いなく辛いのですが、お品書きやお店のウェブサイトでの辛さ表示は10段階のうち8になっています。(ちなみに、こちらで一番辛い冷し味噌ラーメンが10、暖かいメニューで一番辛い北極ラーメンが9となっています。)それでまずは、かなり手強そうなつけ汁のみ味わってみると、味噌と野菜と唐辛子などが複雑に絡み合った、まさしく「辛旨」なお味。以前冷やし味噌ラーメンや北極ラーメンをいただいた時は、個人的には9割方「辛いっ!!」と感じたのですが、こちらはしっかりと味わえるギリギリの辛さというか。そこに独特の食感(個人的には「中本の麺」という表現しか思いつかないんです…。)の麺を付けていただくと、もう。スープはあえて混ぜずに麻婆の濃いところをいただいたり、味噌味が染みたクタクタの野菜と共にいただいたり色々と楽しみましたが、並盛りだと麺に対して付け汁が多いかもしれません。でも、その残った付け汁は、後述する印度定食のご飯と共にいただけば、これがまた。ご飯にも合うというか、これはこれでたまりませんね。
印度定食 190円 (手前)、固ゆで北極味玉 110円 (奥)
中本と言えば、辛い麻婆豆腐と小さいライスがセットになった『定食』という有名なサイドメニューがあるのですが、こちらの新宿店は、他のお店にはない印度○○といったカレーを使ったメニューがあり、定食についても麻婆豆腐ではなくカレーとセットになった印度定食というものがあります。で、そのカレーなんですが、事前の情報ではさほど辛くないと聞いていたのですが、個人的には結構辛く感じました。(もっとも、前述のとおりかなり辛いつけ麺と一緒にいただいていたので、余計に辛く感じたせいもあるかと思いますが。)また、付属のライスと共にいただく物だとは思うのですが、前述の冷し五目蒙古タンメンの麺をつけていただいても結構いけました。(あと、今回試さなかったのですが、もっとラーメンのスープを加えて辛いカレーつけ麺にしても美味しかったかもしれません。)それから、北極玉子は辛味の効いた味付け卵といった感じ。北極という名前程辛くはないのですが、しっかりと味が染み、また、固ゆでの黄身の甘味が、こちらの濃くて辛い味のラーメン類には良く合うんじゃないでしょうか。それと、印度定食とも中々のマッチングでしたね。
というわけで、久しぶりの中本さんだったのですが、今回も辛いメニューを大いに堪能させていただきました。ごちそうさまです。
平成23年5月訪問
それにしても、辛い物をいただく度に思うのが、我が身の辛味耐性の低下。食べてる時はとっても美味しいのですが、その後が…。(まさに、「バックドラフト」状態。スティーーーーーーブ!!!!)
東京都三鷹市 中華そば みたか
東京都三鷹市の『江ぐち』といえば、私でも知っているような名店というか老舗で、是非ともいつかお伺いしてみたいなどと思っていたのですが、残念な事に昨年の1月末で閉店となってしまいました。ですが、その『江ぐち』のあった場所に、江ぐち時代に店を手伝っていた方?がお店を出されたと知り、丁度三鷹のお隣の武蔵野市で所用があったものだから、ついでとばかりにお伺いしました。
それでお店には、開店の15分くらい前に着いたのですが、既に数人程待っている方が。なのでその後ろに並ぶと、開店の頃には結構な行列となりました。で、やがて時間となり、開店と同時にカウンターのみの店内は満席に。それで驚いたのが、そのほとんどのお客さんがビール(と竹の子orチャーシュー)を注文したことです。
ビール小 400円 + 竹の子 200円
というわけで、郷に入りては郷に従えという言葉もありますので、私も小瓶のビールと竹の子を注文。サッと出てきた竹の子はいわゆるメンマなんですが、煮上がったメンマにラーメンのタレと魔法の調味料、そして刻んだネギを載せた物で、これがビールと良く合いますね。(ビールは中瓶にしとけば良かったかなぁ。)
ラーメン 450円
そして頃合いを見て、お目当てのラーメンを注文。程なくして、小さめの丼で出てきたラーメンは、見た目からして「中華そば」という感じです。で、まずは醤油で黒々としたスープを啜ると、煮干しの香りにガツンと醤油の味が。タレ自体は先程のメンマにかかっていたもので、どのような味かは先刻承知だったのですが、煮干の風味が強めのスープと合わさる事により、煮干し出汁から出る僅かな酸味や甘味も感じられるようになりますね。それにしても、紛れもなくラーメンのスープなのですが、個人的には蕎麦つゆも連想させる味かなぁ、なんて思ったりして。また麺は、ソリッドな食感の中細ストレート麺。シコシコの中華麺というよりも、どちらかというと蕎麦に近い気がします。それほど量はありませんが、飲んだ後だとこれくらいが丁度良いですね。そして具は、たっぷりの竹の子(メンマ)、細かく刻んだネギ、そして控えめなチャーシューと真ん中のナルトが泣かせます。
というわけで、ビールと竹の子、そしてラーメンを堪能したのですが、こちらのお店って、ラーメン自体の味もさることながら、こちらに来て気さくな店主さんとしゃべりつつ軽く一杯やってからラーメンで〆るという行為そのものが、皆に愛されているんだな、なんて思ったりして。個人的にはラーメン店でビールは頼まないのですが、ここなら美味しく飲めそうな気がしますし、今度来る機会があれば、小瓶ではなく中瓶を、1本ではなく2本くらいいってみたいなぁ、なんて。ごちそうさまでした。
平成23年5月訪問
こちらにお伺いするのは約2年半ぶりなのですが、お店に入ると、カウンターの中にいる店主さんが「券売機がカップラーメン」とおっしゃるので何の事かと思ったら、先日の東日本大震災で食券の券売機が店主さん曰く「シコ踏んだ」際に中のセンサーが壊れてしまい、普段は電源を切ってあるとの事。で、お客さんが来るとカウンターから出て電源を入れてくれるのですが、「自販機荒らしにあったのを無理に使っている状態」との事で、電源を入れて3分後に防犯用のブザーがビーーーー!とけたたましく鳴ってしまうのをそう表現されていたようで。と、店主さんのユニークなキャラクターは変わっておられずひと安心したところで、その券売機で購入した食券は、以下のものたち。
とんこつラーメン 550円
スープは名前のとおり豚骨スープ。基本的にはサラッとしたクセのないタイプなのですが、様々なスパイス類や豚骨スープの旨味と相性の良いチーズなどの追加アイテムで、何とも奥深い味わいです。また麺は、店主さんオススメの固茹ででお願いしましたが、細くて歯応えのある麺が旨いですね。また、チーズと絡めていただくと、これがまた。そして具は、注文毎に丁寧にフライパンで暖めるチャーシューと、半熟具合が絶妙(個人的には、トロトロよりこれくらいの方が好みかも)の味付け卵。それに前述のチーズに、九州の豚骨ラーメンっぽいキクラゲなど。というわけで、熊本っぽくもあり、細い麺は博多の長浜っぽくもあり、チーズなど店主さん独自の改良もあって、とても美味しい一杯だと思うのですが。
焼き餃子 380円
こちらは焼き始める時、半透明のトレーに載った餃子をフライパンに並べだしたので一瞬???となったのですが、さすがはこちらの店主さんが提供する物。普通水を投入するところを、豚骨スープを(けっこうたっぷりと)投入し、じっくりと焼き上げていました。で、お味の方は、パリパリサクサクの羽が付いて香ばしい皮に、中まで豚骨スープの旨味が染み渡ってトロトロの餡の組み合わせが結構いけてるかと。ただし、中の餡は激熱なので、いただく時不用意に口に入れてしまうと、結構つらい事になるかも知れません。
そんなわけで、両方とも美味しくいただいたのですが、それも店主さんのキャラクターがあっての事。ちなみに、件の券売機について、修理しようにも古くて部品が無く、店主さんによると「店を閉めるまでこれで使うしかないね」との事なのですが、いつまでも閉めずに頑張っていただきたいと思う今日この頃でございます。ごちそうさまでした。
平成23年5月訪問
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