たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県宇都宮市 和の中

 気になっていても中々お伺いする機会がないお店というのがあると思うのですが、こちらもそんなお店のうちの1つでした。もともと医食同源の中国薬膳料理というか餃子メインのお店で、ラーメンは後からメニューに加わったそうで。

内モンゴル岩塩ラーメン 714円 + 烏龍茶玉子 120円
内モンゴル岩塩ラーメン 714円 + 烏龍茶玉子 120円 ※ケータイで撮影
 というわけでそのラーメン。だしの材料のうち野菜の占める割合が9割というスープは、何ともあっさりとした優しい味。薬膳料理のお店と言っ麺のアップても漢方臭さは微塵もなく、逆に麺の香りが感じられる程のクリアなスープです。また麺は、ウェーブがかった中くらいの太さの物。ゴリゴリ主張するというより、あっさりとしたスープに合わせたたおやかな食感とでも言いましょうか。そして具は、薬味系の白ネギの他、柔らかいチャーシューとメンマなのですが、どちらもスープと麺に調和するよう調理されている感じがしました。あと、追加した烏龍茶玉子ですが、確かに烏龍茶のような独特の風味があり、これがあっさりとしたラーメンに絶妙のアクセントを与えているように感じます。

本場中国式薬膳ゆで餃子 336円 × 2人前
本場中国式薬膳ゆで餃子 336円 × 2人前 ※ケータイで撮影
 こちらのは一緒にいただいたもの。看板メニューであるゆで餃子ですが、モッチリとしたやや厚めの皮に詰まった餡は、しっかりとした味。こちらも漢方臭さは微塵もなく、またニンニクは入っていませんが、ショウガの風味で後味さっぱりという感じで、何も付けなくても美味しくいただけますね。また、卓上には4種類の調味料があり、中でもにんにく醤油がお奨めだそうですが、色々試した結果、個人的には黒酢が良かったです。(でも、黒酢の風味って、駄目な人は駄目ですよね。)

 というわけで、どちらも美味しくいただいたのですが、他にも食欲をそそるメニューが沢山あり、是非ともラーメン以外のシチュエーションでもお伺いしてみたいと思いました。ごちそうさまです。

平成23年10月訪問

熊本県荒尾市 ダービー (荒尾競馬場 パドック横食堂街) 【閉店】

 前記事に続いて、今度も荒尾競馬場でいただいたものについて。荒尾競馬場のパドック横には4件の食堂が入った長屋があるのですが、そのうちパドックに一番近いのがこちらのお店。もともとこの食堂街で昼食をいただく予定だったのですが、名前に惹かれ、今回はこちらでいただいてみる事にしましまた。

チャンポン 600円
チャンポン 600円
 そこでいただいたのは、この競馬場の食堂のメニューや、競馬場に来る途中のお店の看板でよく見かけたチャンポン。チャンポンは長崎県が発祥ですが、天草灘や島原湾、有明海を挟んだところにある熊本県でもよく食べられているのでしょうか?と、話が逸れましたが、このチャンポン。まず見た目ですが、具がてんこ盛りになってますね。早速その具をかき分けてスープからいただくと、濃い目の味付けの、何ともハッキリとした味。荒尾競馬場のウェブサイト(の、『グルメ de 競馬』というコンテンツ)には「荒尾・大牟田地区(特に県境を中心として)の食堂や食品(菓子・加工品)は、炭鉱があったおかげか味の濃い(特に塩味)仕立ての傾向にある。」と書いてあり、まさしくそんな感じですが、ただ味付けが濃いだけではなく、具材の旨味が溶け込んだ、何とも旨いスープですね。また、太いちゃんぽん麺は、煮込まれてもプリっとした食感が残ってます。そして前述のとおりてんこ盛りの具は、イカなどの海鮮系に、豚肉、練り物系のサツマ揚げとカマボコ、そしてキャベツ、モヤシ、人参、キクラゲなどのたっぷりの野菜類。見た目どおり何とも食べ応えのある1杯で、満足いたしました。

ホルモン定食 750円
ホルモン定食 750円
 こちらは、同行者がいただいた物を例によって。で、これがかなりパンチが効いていました。当地の麦味噌(よく見ると麦の粒が見えました)で味付けられたホルモンはニンニクが強烈に(あと鷹の爪も)効き、前述のチャンポン同様濃い味付け。かなりのハードパンチャーなのでご飯が猛烈にすすむのですが、個人的には焼酎がとても欲しくなりました。(この日はレンタカーで来たので断念しましたが。)なんて言うか、個人的にこれまでいただいたことない味というか、九州のモツ煮というのは慣れ親しんだ関東のものとはまた違ったものでしたが、これはこれで好きかもしれません。

 とうわけで、どちらも美味しくいただいたのですが、これがあと少しで食べられなくなってしまうのは、やっぱり残念でなりません。ごちそうさまでした。

平成23年10月訪問

熊本県荒尾市 荒尾競馬場 スタンド2階立食コーナー 中華そば店(屋号なし) 【閉店】

 先日、用足しとか競馬とか諸々を兼ねて熊本に行ってきたのですが、用足しが済んだその翌日に訪れたのが、福岡県との境にある荒尾市にある荒尾競馬場。今回の旅の目的の1つである競馬って、ここのことだったというか。それで個人的に、競馬場に来ると最初にいただくのはそばかうどんなのですが、荒尾競馬場ではこちらのラーメンが有名とのことで、今回はこちらで朝ラーすることにいたしました。

ラーメン 450円
ラーメン 450円
(薬味でカスタマイズしたラーメン)
(薬味でカスタマイズしたラーメン)
 で、こちらのラーメン。スープは、久留米系の流れを汲むかのようなどっしりとした濃厚さがあるのですが、いただいた感じから呼び戻し製法を使用していない(違っていたら申し訳ない)為かそれほど豚骨の匂いは強烈ではなく、個人的には風味はどちらかというとマイルドに感じました。そして麺は、当地で良くある中くらいの太さでコシのあるもの。それと具は、あっさりとして肉の味が楽しめるチャーシューと、濃厚なスープと良く合うモヤシ、そして海苔が1枚ではなく2枚というのが嬉しかったりして。また、カウンター上には無料の薬味類が多数置いてあり、熊本ではそれほど見かけない(ような気がする)紅ショウガと、熊本ではわりと見かける(ような気がする)揚げニンニクが置いてあるあたりが、福岡県境にある荒尾のラーメンという感じがしました。

 それにしても、競馬場でこれほど本格的で美味しいラーメンがいただけるなんて、ちょっと感動いたしました。でも、この荒尾競馬場は、今年限りで廃止になってしまうんですよね。それが何とも残念というか。
ごちそうさまでした。

平成23年10月訪問


熊本県熊本市 桂仙らーめん

 先日、用足しとか競馬とか諸々を兼ねて熊本に行ってきたのですが、熊本に着いて早々「まずは熊本ラーメンだ」とお伺いしたのがこちら。熊本県菊池市に『桂仙』という昭和45年創業の老舗ラーメン店があるのですが、そちらと関係のあるお店とのこと。お店に入ると早速濃厚な豚骨の匂いにお出迎えされたのですが、その匂いだけで、ものすごくテンション上がってきました。

桂仙らーめん(A麺) 570円
桂仙らーめん(A麺) 570円
 で、いただいたのは、店名を関したこちらのラーメン。こちらのお店で一番ベーシックな物のようです。それでまずはスープを啜ると、久留米の屋台で修行したという菊池市の桂仙の流れを汲み呼び戻し製法で取られた豚骨白湯は、かなりの力強さかと。でも、必要以上に荒ぶっていないのが良いですね。また、上にかかっているのはマー油でしょうか?ニンニクの香りが良い感じで効いています。また麺は、A麺とB麺の2種類から選べるのですが、「もっちりとした食感のやや太麺」というA麺をチョイス。確かにそのような食感で、スープと良く合っていますね。そして具は、さっぱりとした感じのチャーシューが、これまたスープと合っていると思いました。他にも、定番のキクラゲや海苔の他、良い塩梅の味玉が1/2個乗っていました。

桂仙黒丸(B麺) 600円
桂仙黒丸(B麺) 600円
 こちらは、1日20杯限定だそうで、同行者がいただいたものを例によって味見させていただきました。それでスープは、前述の濃厚でパンチのある豚骨白湯に、10日以上熟成させたという特製醤油ダレが塩梅良く効いています。また、マー油というかニンニク風味も、こちらの方が心なしかガツンと感じられるような。こちらもA麺とB麺の2種類から選べる麺は、「シコシコした食感のコシのある中細麺」というB麺にしたのですが、この麺もなかなか。そして、桂仙ラーメンには載っていない具のモヤシが、コッテリとしたスープにとても良く合っていました。 豚骨醤油味とは言っても東京の物とは違い、当地のラーメンをベースに仕立てられたという感じがして良いですね。

 というわけで、どちらもとっても美味しくいただきました。ごちそうさまです。

平成23年10月訪問

東京都千代田区 蟹専門 けいすけ 北の章 【閉店】

 東京駅の南八重洲口地下1階には、名の知れたラーメン店が集まる『東京ラーメンストリート』という所があるのですが、先日、仕事で東京まで行った際に、新幹線で東京駅に到着したのが丁度お昼ちょっと前。なので、昼食にちょっとち立ち寄ってみることに。それでどちらでいただこうか大変迷ったのですが、今回は、たまたま奇抜な格好の丼が目に付いたこちらにお伺いしてみることにしました。

極上渡り蟹の味噌ラーメン味玉入り 950円
極上渡り蟹の味噌ラーメン味玉入り 950円
 で、列に並ぶ前に食券を購入したのは、こちらのお店の一番人気というこちらのメニュー。食券を出してから待つこと少しで登場したのですが、生で見ると更にインパクトありますね、この丼。ちなみに、網走と知床半島の間のオホーツク海あたりに盛られているのはおろし生姜で、好みで混ぜて欲しいとのことでした。それでまずは、丼から直接は無理なのでレンゲでスープを啜ると、蟹の風味がグっと来ますね。個人的には、蟹の風味と旨味を加えた札幌あたりの味噌ラーメンという感じがしたのですが、かなり味が濃いめなところも、そんな印象に繋がったのかもしれません。また麺は、縮れの入った中太の物。加水率低めの硬質な食感が、こちらも札幌あたりのラーメンを思い起こさせます。あと具は、挽肉とモヤシホロッとした食感のチャーシューと、ねっとりした黄身の具合が頃合いの味玉と、細目であっさりしたメンマ、そしてモヤシや挽肉など。また、上に載った柚子が、濃いスープの中で良いアクセントになっているように感じました。そして、途中から前述のおろし生姜を投入してみたのですが、元のスープが大変しっかりしているせいか、全部入れても生姜にもっていかれることなく、良いアクセントという感じですね。

 というわけで、最初は奇抜な丼に目が行ったのですが、お味の方もなかなかというか、美味しくいただきました。でも、味がとっても濃いせいか、無性にライスが欲しくなりますね。ごちそうさまでした。

平成23年10月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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