趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
地元もしくは近所にあって、昔から存在を知りつつも未だお伺いしたことがないお店ってあると思うのですが、自分にとってこちらはそんな感じのお店だったというか。
ハルチョンラーメン 650円
ライスセット 250円
いただいたのは、店主さんに「お勧め」と言われたこちら。熱々になている平たい鉄鍋で登場したラーメンからは、ニンニクと、モツなどの具材、そして中華麺を煮込んだような香りが立ち昇っています。それでまずはスープからいただくと、動物系を筆頭とした旨味が感じられるのですが、今時のドロドロ系とはまた違った濃厚さというか。そして味付けが不思議で、塩でも醤油でも味噌でもないというか、塩気は十分に感じられるものの、塩味だけではない醸造したような味もしっかりと感じられ、また自然な甘みも有りますね。それと、表面の唐辛子は、辛さ抑えめの韓国産唐辛子だと思うのですが、全体に混ぜてみてもあまり辛くならず、唐辛子自体の香りもマイルドです。また麺は、中くらいの太さのストレートタイプ。鉄鍋で煮込むのが前提のせいか、かなり固めのゆで加減。ですが、これはこれで悪くないです。そして具は、キャベツ、タマネギ、モヤシなどの野菜類に、細く切られたモツ(お品書きにはてっちゃんとありました。)。ちなみにモツが苦手な方は豚肉に替えてくれるそう。あとちょうど良い具合に半熟の味玉は、薄めの味付けでした。それと、一緒にいただいたライスセットですが、お品書きではライス+キムチと書いてあるところ、白菜漬けに韓国唐辛子が載った物でした。(まぁ、あまり問題はないですが。)で、最後の〆に、残ったライスをスープに投入したところ、スープの旨味が濃いので、ライスと良く合いますね。
というわけで、初めてのお伺いだったのですが、個人的には今までいただいたことのないラーメンで、興味深かったですね。ちなみにこちらお店、このラーメンを含めて、一般的なラーメン類がないのが面白いというか。ごちそうさまでした。
平成24年3月訪問
先日、所用で和歌山、そしてその翌日に名古屋競馬場に行った時にいただいた食べ物関係の記事の4つめは、前の記事のもそうっちゃそうなのですが、今度こそ登場の和歌山ラーメン。(ですが当地では「ラーメン」ではなく「中華そば」という言うらしいです。)和歌山での所用を済ませ、お伺いしたのがこちらのお店。
余談ですが、和歌山ラーメンが全国区になったというか、このブレイクをきっかけに全国のご当地ラーメンがメジャーになっていったのが1990年代終わりの頃。で、その時に有名になった乳化した濃厚な豚骨スープの中華そば(ラーメン博物館にも出店していた『井出商店』が有名ですね)というのは、実はもともと和歌山では数で言うとそれほど多くはなかったとの事。では、何が主流だったかと言えば、豚骨を鍋一杯の醤油で炊き込んだ後、その豚骨を煮出してスープを取る、一部では『車庫前系』とも呼ばれる屋台の中華蕎麦が発祥の系統だそうで。して、今回お伺いした丸高中華そば六十谷店ですが、その車庫前系の元祖と言われる、アロチというところにある丸高とは親類関係にあるなんて話もあるそうで。(ちなみに、店主さんによれば、お店を開いて約20年だそうです。)
中華そば 600円
と、前置きが長くなりましたが、いただいたのはノーマルな中華そば。小ぶりの丼で登場したのですが、パッと見スープが黄金色。「こちらって、乳化豚骨のほうの系統でしたっけ?」と思ったのですが、表面を覆う油の下は、黒々としてさほど乳化していないスープがありました。まずはそのスープを適度に攪拌していただくと、動物系のダシや醤油のコクと旨味、そしてどこか生クリームを思わせる表面の油の風味が相まって、力強くもどこか優しい味わいというか。また麺は、太さは中くらいで、柔らかくもどこか硬質な食感のストレート麺。当然ながら、スープと良く合っています。また具は、肉っぽい風味の残る、どこか懐かしい感じのモモ肉?チャーシューと、色は濃いめだけど味はそれほど濃くなくラーメンに良く馴染んでいるメンマ、そして薬味系の青ネギに、千代巻きというカマボコが載っています。ちなみに、この4つが、標準的和歌山ラーメンの具材らしいですね。
早ずし 100円
おでん 1本100円
これらは、一緒にいただいた物。早ずしは鯖の押し寿司の事で、乳酸発酵を利用して作る熟(な)れ鮨(琵琶湖の鮒鮨が有名ですが、和歌山北部では鯖で作られていたとの事。)に対して、酢を用いて発酵させずに作る早熟れ鮨から早鮨となったらしいです。ちなみに、当地で中華そばをいただく時は、一緒にいただくのがお約束で、こちらのお店ではあらかじめ各テーブルに置いてありました。で、こちらも1ついただいてみたのですが、中華そばがわりと小振りなので、一緒にいただくと丁度良い感じですね。またおでんも、当地では中華そば店に置かれていることが多いらしく、基本的にセルフ方式で客が勝手に取っていただくようになっているそうです。(こちらのお店でもそうでした。)で、今回は、牛スジ、コンニャク、ごぼう巻き(これらの他にも、豆腐や玉子などのタネがありました。)をいただいたのですが、どれも味がしっかり染みていました。
というわけで、実は和歌山ラーメン初体験だったのですが、何とも美味しく、大変満足させていただきました。和歌山ってあまり来る機会が無いのですが、いつかまた当地を訪れ、こちらの他にもいろいろと食べ歩いてみたいですね。ごちそうさまでした。
平成24年3月訪問
先日、所用で和歌山、そしてその翌日に名古屋競馬場に行った時にいただいた食べ物関係の記事の3つめは、先程朝食を食べたばかりだというのに、更にいただいてしまったこちらのラーメン。(っていうか、本当はここで朝食の予定だったのですが、空腹に耐えかねて前記事のうどんをいただいてしまったというのが本当のところだったりして。)
で、前出のとおり今回和歌山に行ったわけなのですが、和歌山といえば、個人的にはなんと言っても和歌山ラーメン。そんなわけで、事前に和歌山ラーメンについて調べている時に発見したのがこちらのお店のてんかけラーメンというもの。何でも、数年前に某県民SHOWで取り上げられたそうで、そこで和歌山市民に広く親しまれているラーメンと紹介されたそうです。(もっとも、その番組って、地元民でもかなりマニアックな存在のものを、さも地元では一般的なものとして紹介することがあるので…。)
てんかけラーメン 380円
それでそのてんかけラーメン。スープのベースはあっさりした鶏ガラ醤油味なのですが、そこに天かすのコッテリ感と香ばしい香り、甘酢漬けショウガのピリッとしたスパイシー感と酸味、そして具のワカメの磯の風味が加わって、何とも面白い味になっているというか。お店がこういう形態なのでスープは工場で大量生産(自社開発みたいです)なのですが、そこにチョイ足しすることにより、これはこれで完成された味になってるというか、個人的には美味しく感じました。また麺は、細目のストレート麺。ツルツルっとした食感で、量的にはさほど多くないのでスナック感覚でいただけます。ちなみに、大盛りやセットメニューもありますので。ガッツリいきたい向きはそちらをということで。
中華そば 400円
こちらは同行者がいただいた物。例によって少々味見させて貰いましたが、天かすが入っていない分、かなりあっさり目というか。また、具のモヤシが、味的にも結構効いていますね。
ちなみに、こちらお店なのですが、お茶屋さんの奥にファストフードコーナーがあるという感じで、またメニューもラー麺類からカレーに丼物、粉物に甘味とひととおり揃っており、なんて言うか、ちょっと不思議な感じがします。(宇都宮にも抹茶ソフトと抹茶シェークくらいならいただけるところがあったと思うのですが、ここまで本格的な飲食スペースがあるところは初めて見たというか。)でも、そんな中でいただくラーメンは、値段からすれば、かなり満足できる物でしたね。ごちそうさまでした。
平成24年3月訪問
しまった!もともと、こちらは抹茶ソフトがウリだったというのに、それをいただくの、忘れてしまった!!(って、どんだけ喰う気なんだ、と。)
さくら市氏家の登竜さんといえば、現在は矢板と岡本に直営の支店、また、さくら市内にも餃子やキムチの直売所に定食メインのお店を出されたりしているのですが、それらが出来るだいぶ前、そちらで修行された方が暖簾分けで出されたのがこちらのお店。(なので、登竜さんのウェブサイトにも載っていなかったりして。)
ラーメン定食(Aセット) 850円
そこでいただいたのは、ラーメンにギョーザ3個と半ライス、お新香が付こちら。ちなみにラーメン定食には、AからKまで11のセットがあったりします。また、デフォルトでは正油ラーメンななるのですが、差額を払えば別のラーメンにも変更できるみたいですね。で、まずはスープからいただくと、ちょっと懐かしいラーメン店の味というか。動物系メインの清湯スープという感じで、旨味も十分ですがスッキリ感もあるというか。そして縮れのある中太の麺は、シコシコの食感で喉越しも良いですね。また具のチャーシューは、柔らかくも噛み応えがある食感で、お味の方は結構豚肉を主張するタイプ。あと、メンマはあっさりとしたタイプで、ゆで卵とワカメが泣かせるというか。それと、セットの餃子は、皮がシナッとした食感ですが、中の餡は結構ジューシーでした。でもって、これらを平らげた頃合いを見計らって、コーヒーが出されました。最近は定食にコーヒーが付くなんてあまりない(昔は、そういうお店が結構あったんですよ。)ものですから、個人的には、ちょっと嬉しくなったりして。
というわけで、最近の、色々と凝ったラーメン専門店も良いのですが、ちょっと昔のラーメン専門店といった趣のこちらのようなお店も、個人的には好きだったりするんですよね。ごちそうさまでした。
平成24年3月訪問
坂内食堂と言えば喜多方の超が付く有名なお店ですが、その名前を冠したチェーン店がこちら。で、実はこちらのお店、これまで何度かお昼時にお店の前を通ったことがあるのですが、チェーン店にもかかわらず(と言ったら失礼ですが)いずれも店外待ちが出るほどの盛況ぶりだったので、ちょっと気になっておりました。
焼豚ラーメン 850円
それで今回初めてお伺いしてみたのですが、そこでいただいたのはこちらの品。その見た目は、本家である坂内食堂の肉そば同様、丼の表面は焼豚で覆い尽くされています。で、まずはスープからいただくと、豚と塩っ!という感じでシンプル極まりない坂内食堂に対して、こちらは醤油が立った、何ともわかりやすいというか、向こうから積極的に「美味しいでしょ?」と訴えかけて来るようなお味。これはこれで悪くないというか。また麺は、縮れの入った太めの物。啜り心地も悪くなく、コシも結構強いですね。そして具の大量のチャーシューは、トロトロ系ではなく、サクっとした噛み応えの物。その量と相まって、ものすごく「肉」を食べている気にさせてくれます。
というわけで、結構美味しくいただいたのですが、お店の盛況っぷりもわかるような気が。マニアな方にはモノ足らないというか対象外のラーメンでしょうが、普通にいただく分には、これで充分なんですよね。ごちそうさまでした。
平成24年3月訪問
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