趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
平日だけど所用のため半休を取ったこの日。その所用は早々に終わったものの、午後2時近くという中途半端な時間に、宇都宮で昼食を食べていないという状況になりました。
ですが逆に、これは普段混雑ゆえに敬遠しているお店に行くチャンスかもしれないということで、その時、頭に思い浮かんだ、蒙古タンメン中本さんへ。道中、他のお店は駐車場がガラガラなところ、こちらのお店は、クルマがそれなりの台数停まっていました。
で、前回、宇都宮店の開店からちょっと経った頃にお伺いした時は、この時間でも入店待ちがあったのですが、それから数年経ち、開店後のブームも落ち着いたのか、すんなりと入店。もっとも、食券を購入後「お好きなお席にどうぞ」と声を掛けていただいたものの、3面あるカウンター席はどれも半分以上埋まっている状態で、後客も続々と入ってきていましたが。
それで今回のメインは、中本さんでは珍しい辛くない(非辛)メニューの中から、冷し醤油タンメンを。というのも、この日は気温が摂氏30度を超えた酷暑だったため、まずは中本だと「冷し」と呼ばれるつけ麺が良いとなり、更に、最近辛さに対する耐性がとみに落ちている自覚があったので、非辛メニューの中からこちらの品を。ちなみに、冷し醤油タンメン自体は中本の伝統的メニューの一つで、中本で辛いメニューを極めると、逆に非辛メニューの良さに目覚める人も多いのだとか。
で、登場したら、早速麺を適宜取り、野菜がたっぷり入ったつけ汁に浸けていただけば、これが。
つけ汁は、濁りのないさらっとしたベースに、具にもなっている肉や野菜の炒めた風味が感じられ、更に、野菜類の一つとして結構な量が入っているニンニクスライスから、その風味がガツンと効いています。味付けは醤油ベースですが、塩気と醤油っ気がしっかり効き、一般的なつけ麺の味付けに多く使われているお酢は全く使われていないような。
一度茹でてから冷たく締められた麺は、中太タイプですが、中本さん独特のモソっとした動きの鈍い啜り心地。歯応えはしっかりとした弾力が感じられます。麻婆豆腐のトロミだったり、大量の唐辛子粉など粘度が高い中本さんのスープやつけ汁に合うような麺ですが、サラッとしたこの品のつけ汁とも悪くない相性ですね。
それと具は先述のとおり、豚肉と、モヤシ、キャベツ、ニラ、ニンジン、ニンニク、キクラゲといったたっぷりの野菜を注文ごとに炒め(てスープと合わせた)ものですが、日の通し加減が絶妙で、シャキっとした歯応えが心地良いです。
こちらは、一緒にいただいた品。メインに冷し醤油タンメンを選んだものの、中本さんに来たらやっぱり辛いメニューも少しは欲しいということで、麻婆豆腐単品か、ブチスープの冷し味噌かと悩んでこちらに決定。
で、食券は買ったものの、やっぱり麻婆豆腐単品か、冷し味噌ブチスープの方が良かったかなと正直思っていたのですが、一口食べて、これが正解。というのも、中本さんでいただくのは久しぶりなこともあり、唐辛子の刺激がものすごく強く感じられたので、ご飯の存在でそれが薄まるこれにして良かったというか。(逃げ場がない麻婆豆腐や、こちらのお店で一番辛い冷し味噌だとどうなっていたか。)
あ、お味の方は、辛いながらも、その背後にはサラッとした旨味もあり、あと、唐辛子の香りが思った以上にフルーティーに感じたというか。
というわけで、どれも美味しくいただいて、満足いたしました。
しかしながら、以前の自分と比べると、更なる辛味耐性の低下は実感したのが寂しいなぁ、と。
ごちそうさまでした。
令和5年7月訪問
個人的にちゃんぽんが食べたくなった時、これまでは、昔さくら市(の旧氏家町)に住んでいた時から30年以上通っていた、矢板市の国道4号沿いにある某店にお伺いしていたのですが、残念ながら暫く前に閉店してしまいました。
それ以来、ちゃんぽんとは無縁の生活をしていたものの、暫く前からちゃんぽんが食べたい欲求が。で、この日たまたま宇都宮まで行く機会があり、そのついでに、かなり久しぶりに(このブログの過去記事見たら、前回は2010年だった!)お伺いして、ちゃんぽん欲を満たそうかと。
お店に着いた時にはお昼時の真っ最中にもかかわらず、ラッキーなことに、駐車場や店内に空きが。もっとも、程なくして軽くウエイティングが出来るほどに盛況となりましたが。
それでいただくは、数多くのちゃんぽんメニューの中から、もっともスタンダードなこちらの品。注文してから、かなり早い時間での登場となりました。
で、まずはスープからいってみると、だいぶ久しぶりにもかかわらず感じる安心感。ベースとなるコクがあってまろやかな白湯に、野菜や具材の旨味がそこはかとなく溶け込んだ味わいは、長崎の専門店や九州各地の食堂(ちゃんぽんは、九州だと、どこにいってもある印象)でいただくようなものとは違うものの、これはこれでヨシというか。
また、あまり太くないストレートなチャンポン麺は、素早い提供時間からもあまり煮込まれていないことが判りますが、プリシコっとした弾力が強めで、これもこれでヨシ。
それと具は、キャベツやモヤシなど225gもの野菜類に加え、豚肉、小海老や練り物もちゃんと入っています。
あと味変は、卓上のコショウがベストマッチ。香りと辛味が、まろやかなスープをしっかりと引き締めてくれました。
こちらは、同行の家人がいただいた品。っていうか、「スモールサイズでよい」と言っていたのを、「私も食べるから」とレギュラーサイズに変えさせてしまったという。
そんな訳なので、半分ほどいただいたのですが、細麺はパリパリ感が強くて、餡のトロミはかなり強め。味加減は申し分ないですが、練り辛子やお酢、専用のウスターソースで味変すると尚良いですね。
というわけで、どれも美味しくいただき、ちゃんぽん欲も満たすことが出来ました。
ごちそうさまです
令和5年7月訪問
7月のとある平日。この日は所用のため仕事を休んだものの、二度寝から目覚めても用足しまでには未だ時間がある状況。ならばとバイクに跨がり、向かった先がこちらのお店。
お伺いした当時、朝の営業時間は午前9時30分までだったのですが、午前9時ちょうどに到着したところ、店外で入店待ちしている人影はなし。ひょっとしてオーダーストップになったのかと思い(だって、こちらのお店は、大抵は入店待ちが発生しているという認識だったので。)、恐る恐るドアを開けましたが、未だ大丈夫なようだったので、入り口のところの券売機で食券を買って、改めて入店しました。
それで今回は、券売機のところにPOPがあった限定メニューに惹かれたので、その、「きのこ香る極塩らぁめん」に、味玉追加でいただくことに。それにしても、毎回感心してしまいますが、朝早くからこちらの店主さんと店員さんは、ほんと、気持ちいい接客をしてくださいますね。
食券提出からさほど待たずに登場した、今回のラーメン。その際、店員さんから、キノコの種類と、混ぜてからお召し上がりくださいという説明がありました。なので、写真を大急ぎで撮ったあと、全体をよく混ぜてからいってみたところ、これが、もう!
まずはスープですが、固形分が沈殿しているのか混ぜると濁りましたが、それによってキノコの香りと旨味がベースの出汁と一体になって、とても風味豊かに、そして滋味深く。使われているのは、ヒマラヤヒラタケという種類だそうですが、キノコ特有の味・香り的主張が、マイルドだけどしっかりしているというか。それとこの手のキノコは油との相性が良いので、個人的にはオリーブオイルやバターで炒めることが多いのですが、そんな油との相性の良さというか、キノコ+このラーメンに使われている油分が合わさったコクやまろやかさも、スープに奥行きを与えているように感じます。元々らいけんさんのスープは、深い味わいけどクリアーだという印象でしたが、このキノコのお陰で別物になっていますね。
また細めの麺は、以前に比べると食感が変わったような。このあたり、私の記憶が相当当てにならないので、多分気のせいだとは思うのですが、以前の記憶より加水率が低い、食べ始めが若干ゴワっとした食感。ですが、この味の強い茸味とも言えるスープと、今回の麺との相性は、とても良いと感じます。
そして具にも使われているキノコは、単体でいただくとシコシコっとした歯応えが良いですね。それと水菜やさらし葱のシャッキリ感は良いアクセントだし、追加した味玉子も、ゆる過ぎない黄身の固まり加減が絶妙で味加減もバッチリです。
というわけで、今回も大変美味しくいただき、満足いたしました。
ごちそうさまです。
令和5年7月訪問
この前日、こちらのお店にお伺いした時、卓上のお品書きが置かれているところで、気になる期間限定メニューを見つけました。で、翌日も仕事の都合でによりさくら市で昼食を摂るのが確定していたので、2日連続となりますが、こちらのお店までお伺いしてその品をいただこうかと。
それがこの、味噌らー餃子セット。味噌ラーメン+餃子3個+半ライスで1,000円を切ったお得メニューですが、食べ盛りでもないのに惹かれたのは、そのセットになっている味噌ラーメンのビジュアル。というのも、メニュー写真を見こたところ、ラーメンにチャーシューが載っていなかったんですよね。個人的に最初に食べた味噌ラーメンというか、1980年代頃の味噌ラーメンって、チャーシューが載っていないものが多かった(私がいただいていた範囲だと、むしろ載っている方が珍しかった。)こともあり、今でも、味噌ラーメンにチャーシューが載っていると、嬉しい反面、なんか違うという気も。もっとも、こちらのお店のレギュラーメニューの味噌らーめん(869円)は、炙りの入った大判のバラチャーシューに加え黄身がトロトロの煮玉子まで載った豪華版ですが。
で、更に当時(というか、1980年代後半から1990年代初頭の、私が食べ盛りだった頃)、そんなシンプルな味噌ラーメンに合わせることがいちばん多かったサイドメニューが餃子で、更に、半ライスまで付ければ相当豪華な食事だったな、と。(これが醤油味のラーメンだと、半チャーハンになったりしたのですが。)
と、昔語りで長くなってしまいましたが、そんな思い出の品を今回いただこうと、まずはラーメンのスープからいってみたところ、当然のことながら味的には思い出の味というより当世流の、ベースの出汁(鶏ガラ+野菜+昆布?)からも合わせる味噌ダレからも味の情報量が多い、コッテリ感があってパンチがあって全体的には濃密なもの。
また麺は、プリっとした歯応え強めの太麺で、このスープと好相性ですね。
そして具は先述のとおり野菜のみで、キャベツとモヤシ、あと薬味の白ネギという構成。っていうか、スープが濃密な分、チャーシュー入っていない方が、個人的には良いバランスに感じます。あと、キャベツとモヤシは茹でではなく炒めだったのは嬉しいサプライズ。(メニュー写真見た時には茹で野菜だと思っていた。)炒め加減も絶妙で、熱は入っているけどシャッキリしているのがとても良い感じです。
また餃子は、こちらのお店で通常出されている(5個300円)ものと同じでしょうか。薄皮の中の餡は、お肉たっぷりでジューシー。これで半ライスを半分くらいいったあとは、残りをスープに投入して締めれば、また。
というわけで、見た目の懐かしさで注文したけど、味わった感想としては今どきの味わいでしたが、結局のところすべて美味しくいただき満足いたしました。もっとも、胃の方は、こんなセットを食べていた若い頃より衰えたため、食後は胃薬のお世話になってしまいましたが。
ごちそうさまです。
令和5年7月訪問
7月はじめのものすごく暑い平日のこと。こちらのお店にお伺いした時の、毎度毎度の書き出しではあるのですが、この日のランチは仕事の都合で、さくら市の国道4号沿いにある、みやこ家さんまで。
で、こう暑い日は、去年いただいた夏季限定の冷やし中華でもいただきたいなと思っていたものの、カウンター席に座ってお品書きを見ても、冷やし中華のそれは見当たらず。まぁ、毎年提供していたわけではないので、無いものは仕方が無いのですが、暑さのせいで、何を食べるか碌に考えていなかった(冷やし中華で思考停止していた)ため、ここで「早く何か注文しなきゃ」と妙に焦ってしまい、結果さしたる理由も無いままに決めたのが、相当前にいただいたきりだったこちらの品。ちなみに、このブログの過去記事調べたら、前回いただいたのが平成20年6月、って15年も前じゃないですか!(つか、過去記事1つ1つ見ていったら、海老つけめん食べ過ぎだわ、オレ。)
それがこの、あっさりつけめん。みやこ家さんの看板メニューは何と言っても「濃厚つけめん」ですが、それのベースのスープから変えた(白濁した濃厚魚介豚骨から、澄んだガラ(豚ガラ、鶏ガラ)+香味野菜+昆布へ)品で、開店以来ずっとある、こちらのお店の定番メニューの一つですね。
で、濃厚つけめん同様、つけ汁が石焼き容器にグラグラと煮立った状態で登場。ちなみに麺の入っている器内の構成は(多分)濃厚つけめんと同じだと思います。
それでまず、麺をつけ汁に浸け、飛沫が服に跳ねないよう気をつけつついってみると、最初は極太麺の、ツルっとした口当たりと、弾力というか歯を弾き返すような歯応えを感じます。
それと同時に、熱々なつけ汁の旨味というか、先述のスープの旨味、コッテリ感をわりと感じるくらいの油と、醤油ベースに甘みやちょっとのお酢や唐辛子的辛味も入っているでしょうか?個人的には「あっさり」というよりも、各要素が強めでしっかりした味わいだと思いますが、確かにこちらのお店の「濃厚」と比べるとアッサリしているような、バランス良く感じるつけ汁の味が口に広がります。
そして具は、炙りの入った大判のバラチャーシューが、見た目的にも結構なインパクト。ホロトロ系ですが、出てきたら速攻でつけ汁に入れると、更にトロトロになって良い感じです。また、味加減や黄身の固まり加減が絶妙な味玉は、食べる直前に温める感じでつけ汁へ。それと柔らかいメンマは、つけ汁には入れず、冷たいままにしておいた方が箸休めにグッド。あと、薬味的ポジションの貝割れ菜が、とても良く合っています。
最後は、卓上におかれた割りスープでつけ汁を適宜薄めて味わいますが、するとつけ汁の底の方に、結構な量の挽肉が入っているのを発見。これでつけ汁の旨味を補強していたんですね。
というわけで、美味しくいただいた満足したのですが、昔の記事では大盛り(当時は大盛りの麺量600gだったかと。)でもいけてたのが、並盛りでお腹いっぱいになってしまうところに、15年の時の流れを感じたというか……。
ごちそうさまです。
令和5年7月訪問
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