趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
これからしばらく、先日所用で宮崎に行ってきた時にいただいた食べ物関係のネタが続きますが、その第1弾がこちら。
九州でラーメンと言えば、豚骨などの白湯スープがベースになっている場合が多いのですが、各県というか各地域ごとに結構な違いがあり、当然宮崎県にも『宮崎ラーメン』と言うべきものがあります。で、それは比較的あっさりとしたスープに太めの麺という組み合わせというのが多く、他にも、突き出しにたくあんが出たり、具に細いモヤシが載ったり、薬味にはニンニク醤油という物が使われたりする特徴があるそうです。
個人的には、だいぶ昔(確かコーチというドラマをやっていた頃だったっけなぁ…。)に宮崎市内に泊まった時、お店の名前は忘れましたが繁華街の一角で美味しくラーメンをいただいた記憶があるのですが、それがどんな物だったかは今となっては曖昧というか。なので、そんな宮崎ラーメンをちゃんといただくべく、今回は宮崎神宮近くにあるこちらの老舗ラーメン店にお伺いすることに。お店に着いたのは午前11時を少し回ったところだったのですが、結構広い店内にはお客さんが沢山入っていて、程なく満席になる程の人気ぶりでした。
肉デラ 680円 + 玉子 50円
そこでいただいたのがこちらの肉デラという品。ちなみに「デラ」とは「増し」の事で、「肉デラ」とはラーメン肉増しに、「麺デラ」は大盛りに、「Wデラ」は大盛り肉増しとなるそうで。(更に増す場合は「3倍」とか言っていたような。)あと、お品書きを見て珍しく感じた生卵も、追加でトッピングしてみました。それで突き出しのたくあんが出された後、ちょっと待ってから登場したそのラーメン。丼表面の、写真だと奥の黄色い部分は焦がしラードが浮いており、そのおかげか食欲をそそる何とも香ばしい香りが。しかしあえて、まずは焦がしラード以外の部分をレンゲですくっていただいてみると、白湯豚骨にしてはワイルドなカドが無く、わりとあっさり目ながらも旨味と塩気はしっかりと感じられ、ニンニクの香りも効いています。そのベースに前述の焦がしラードの部分を混ぜることにより、スープにコクと香ばしさが加わり、味にパンチが出てきました。そのスープに合わせられる麺は、中細のストレートタイプ。自家製麺だそうで、スープとの相性も良く、また、シコシコっとした食感も良い感じです。それと具の、水面下に結構な数が埋没してたチャーシューは、九州らしい薄切りでその味付けは薄口醤油を使っているのとの事ですが、わりとシンプルというかスパルタンな感じ。そして細いモヤシは、モヤシ自体の風味と歯応えが強いもので、飴色のメンマは良い味のアクセントとなっているように感じました。また途中から生卵を崩してみたのですが、元々のスープがしっかりした味のためか、絡んだ麺とチャーシュー以外はさほど影響を受けないというか。あと薬味のニンニク醤油ですが、生ニンニクと薄口醤油をミキサーで混ぜた物のようで、少量加えてみたところ、塩気とニンニク風味がアップして、味の輪郭がハッキリする気がします。ですが、入れすぎ注意というか、調子に乗って終盤に追加投入したところ、少々しょっぱくなってしまいました。
ラーメン 550円
こちらは、同行者がいただいた物。わりと気に入っていたようで、優しくて全体のバランスの良いところをほめておりました。
というわけで、だいぶ久しぶりに宮崎市内でラーメンをいただいたのですが、かすかに残る以前の記憶よりも、今回の方が、美味しくいただけたのは間違いのないところというか。ごちそうさまです。
平成24年11月訪問
私がこちらのお店に初めてお伺いして以来ずっと気になっていたのが、券売機の「みそ」と書かれたボタン。それが頼んだラーメンを味噌味化する物だとは知ってはいたのですが、こちらの旨い家系ラーメンをわざわざ味噌味にする踏ん切りがつかず、今日まで押さずじまいだったというか。ですが今回は、意を決して(と言うほどじゃないですが)そのボタンをポチっと。ついでに半ライスや、しばらくお伺いしていない間に加わったトッピングキャベツのボタンもポチっとしてしまいました。
ラーメン 650円 + みそ 50円 + トッピングキャベツ 100円 + 半ライス 100円
というわけで、キャベツの載った味噌ラーメンが半ライスと共に登場。まずはスープを啜れば、確かに味噌味。味噌と元のスープとの相性も悪くはないのですが、個人的にはちょっと勿体ない感があるような気が。モチムチっとした酒井製麺製の中太麺は味噌味でも相変わらず旨いし、トッピングキャベツ(茹で)も甘味があって味噌味とも良く合っていると思うのですが。
そんなわけで、個人的には若干微妙な感じにはなってしまったのですが、もっとも、それはこちらのラーメンの元々の味を知っているからというか、こちらの家系ラー麺は個人的に好きな味だからこその感想であって、これ単体で見たら旨い味噌ラーメンだと思いますよ。ごちそうさまでした。
平成24年11月訪問
この日は、国道461号を西進し、久しぶりにこちらへ。だいぶご無沙汰になってしまっていたのですが、ただ単にタイミングが合わなかったというか。
ねぎチャーシューメン(大盛) 800円
で、いただいたのが、こちらで一番高額なメニューの一つであるこちら。久しぶりだったので、つい大盛りにしてしまいました。(って、前回お伺いした時も同じ事を言っていたような。)それでまずはスープからいただくと、いつものガラ系に丸い醤油が効いたとりやさんの味なのですが、この日はちょっと油が多めに感じ、また塩気がちょっと奥に引っ込んだような気が。ですが、ラー油で和えたピリ辛のネギを混ぜ、ポニョポニョっとした食感の麺を啜りつつ、醤油の効いた柔らかいチャーシュー等の具を食べれば、もう幸せというか。前回は頑張って残したスープも、途中からお酢を投入して全部飲んでしまいました。
というわけで、今回も美味しくいただきました。ごちそうさまです。
平成24年10月訪問
大田原市の道頓堀は、個人的に月イチくらいの頻度でお伺いしている(ここの平日飲み放題、最強です。)のですが、その敷地内にあるのがこちらのお店。で、この哲麺さん。以前、宇都宮のお店にお伺いした時には判らなかったのですが、道頓堀でやっているFC店だったんですね。もっとも、FC店であっても、個人的には旨いラーメンがいただければ全く問題ないのですが。
激哲ラーメン 750円
替玉 50円
それで、いただいたのがこちらのラーメン。この日は、辛いラーメンがいただきたい気分だったので、哲辛ラーメンというのをいってみようと思っていたのですが、食券を買う時、何故か隣のこちらのボタンを押していました。で、食券提出後ほどなく登場。まずは、見た目からはあまり辛そうに感じられないスープからいただくと、最初はこちらのベースである豚骨と鶏ガラを乳化させたクリーミーな味わいが来ますが、その後結構な辛味が。で、この辛味が特徴的というか、口の中にズズンと来る重い辛さではなく、ピリピリっと軽い感じなのですが、辛さ自体はかなりの激辛です。麺は、極細の低加水タイプ。先日いただいてきた長浜の有名店よりも細いです。で、固さは普通でお願いしたのですが、若干しなっとした食感。ちなみに替玉はバリ固でいただいたのですが、個人的にはこちらの方が好みでした。(って、宇都宮のお店にお伺いした時、「次は最初からバリ固で」なんて書いていたのをすっかりと忘れてたりして。)具は、たっぷりと載るネギがクリーミーなスープに合っていて良いですね。
醤油豚骨味玉ラーメン 600円
こちらは、同行者がいただいた物を例によって。で、このメニュー。個人的には宇都宮のお店でいただいた事があったのですが、その時同様の安定感というか。それにしても、こちらのクリーミーな動物系乳化をベースに節系とマー油を効かせたスープって、上手いところついているというか、個性は有るけどとんがってないというか。
というわけで、どちらも美味しくいただいたのですが、こちらは他にもメニューが豊富というか、また別の味も試してみたい今日この頃でございます。ごちそうさまでした。
平成24年10月訪問
東京に所用で来た折りに、何故か結構な確率で寄って帰るのが、激辛メニューで有名なこちらのお店。今回も前々記事と前記事のとおり東京都武蔵野市までやってきたのでずが、その帰りにお寄りしました。
で、昨年お伺いした時と較べると、店内が改装されていたというか、これまでコの字型のカウンター席だけだったのが、コの字型の幅が狭まって、入って左手の壁沿いに2人がけのテーブル席が出来ていました。で、お伺いしたのが中途半端な時間帯だったので、ラッキーな事にそのテーブル席に座る事が出来たのですが、そこでいただいたのは以下の品々。
味噌卵麺 850円
実はこちら、昔から気になってはいた品なのですが、今回初めていただく事に。ちなみに写真だとさほど辛そうに見えないのですが、よく見ると、スープにも具のモヤシにも、赤い唐辛子の粒がたくさんあるのが確認できます。で、ままよとばかりに一口啜ったスープは、かなりハードな辛さ。ベースのコクのある味噌スープに唐辛子の辛味がズバババババーン!!という感じなのですが、個人的な感覚では味わえる限界をちょっと超えている気が。昨年いただいた、中本さんの公式サイトでは同じ辛さ度8となっている冷し五目蒙古タンメンよりも、こちらの方がかなり辛い気がします。また麺は、どうしても「中本の麺」という表現になってしまう独特の食感の物。スープから持ち上げると唐辛子の粒が(北極ラーメン程ではないにしろ)沢山付着するので、そのまま勢いよく啜ると大変な事に。そして具は、モヤシと豚肉とニンニクスライスを炒めた物。こちらも炒める時に結構な量の唐辛子を使用しているので、スープに浸かっていていない部分も結構な辛さがありました。また、ゆで卵のスライスは2.5個分載っているそうなのですが、途中から辛味をマイルドにすべく半分くらい残っていた黄身をスープに溶いたところ、個人的には焼け石に水状態でした。(もっと残しておけば良かったかなぁ。)
北極玉子 110円
こちらは、味噌卵麺と卵が被っても個人的にいただきたい北極玉子。っていうか以前、限定メニューだった時に食べ逃した事があるせいでしょうか。で、名前に北極と付いていても、味噌卵麺よりはだいぶマイルドな辛さというか、途中でいただくとホっとしました。
半蒙古丼 480円
こちらも一緒にいただいたもの。ちなみにご飯の上に載っているのは、こちらの名物である蒙古タンメンの具である、麻婆豆腐(蒙古麻婆)とクタクタの野菜の他、辛い豚肉にスライスゆで玉子と紅生姜。それでまずは混ぜずに個々の具のところをいただいたり、途中からは具を混ぜ合わせていただいたり、更には北極玉子の汁を混ぜて楽しんだりして、最後は味噌卵麺のスープを投入。ぐちゃぐちゃに混ぜると、見た目はカオスですがかなり旨かったです。それにしても、半と付いてますがかなりボリューミーですね。
インド丼 700円
こちらは、同行者がいただいた物で、新宿店名物のいわゆるカレーライス。今回はお腹に余裕がなかったので(また以前、インド定食をいただいたこともあったので。)味見はしなかったのですが、同行者によると結構辛く感じたらしく、「食べられない辛さではないけど、カレーの味よりも唐辛子の味がする。」とのこと。そう言いつつも、頑張って完食していました。
というわけで、今回も辛いメニューを十二分に堪能させていただいたのですが、他にもまだまだ気になるメニューがあるので、また機会を作ってお伺いしたいですね。ごちそうさまでした。
平成24年10月訪問
追伸
いただいた後、今回は一気に爆発はしなかったのですが、翌朝にかけてマグマがボコボコという感じで…。でも、やめられないんだよなぁ。
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