趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
前々と前の記事から続く、先日所用で滋賀県東近江市に行ったついでにいただいてきた麺類関係の記事の最後は、その東近江市で所用を済ませ、帰途につく前にいただいたこちら。
東近江市に来る前、例によって当地のラーメン店をネットで調べていたのですが、今回利用した名神高速八日市ICの近くに、当地で昭和30年創業という老舗を見つけ、是非ともお伺いしてみたいと思った次第でして。当世の流行りを取り入れたラーメンのお店も嫌いじゃないですけど、その地で昔から愛されているであろうお店に、最近はより魅力を感じたりするんですよね。
チャーシューメン 650円
いただいたのは、お品書きで「おすすめ」となっていたこちら。今時このお値段でチャーシューメンがいただけるって、老舗ならではの価格設定ですね。で、お願いしてからちょっと待って登場したこちら。丼はちょっと小さめなサイズで、それもまた老舗っぽかったりして。それでまずはスープからいただくと、白濁はしてるけど口当たりはサラッと。してそのお味は、動物系メインのしっかりした旨味に、醤油ダレもしっかり効いてます。個人的には、昔ながらのラーメンのスープを白濁させ丸くしたような味という印象だったのですが、同行者は、氏家のラーショのようなライトめの豚骨に近い味という感想。もっとも、どちらにしろ、旨いスープだと思いますが。また麺は、中くらいの太さのストレートタイプ。やや柔らかめな食感という評判もネット上では見たのですが、個人的には丁度良く、スープともよく合っていますね。そしてメインの具のチャーシューは、煮込まれてしっかりと醤油味が付いていますが、歯応えがある昔ながらのタイプ。個人的には、こういうの好きですね。あとはモヤシと青ネギの他、カマボコがわりと珍しく感じました。
ギョーザ 350円
こちらは、一緒にいただいた物。小ぶりで皮が薄いタイプで、中の餡はニンニクが結構効いてます。また焼き加減も丁度良く、何ていうか、ベーシックな美味しさというか。ちなみに、卓上には酢・醤油ではなく、あらかじめ調合されたタレが置いてありました。
ラーメン 550円
こちらは、同行者がいただいた物。ちなみに同行者も結構気に入っていたようです。
というわけで、実際にいただいてみても、こちらのラーメンは、その地で昔から愛されるべき味だったというか。どちらも、とても美味しくいただきました。ごちそうさまです。
平成24年11月訪問
先日所用で旅行がてら宮崎に行った時にいただいた食べ物関係の第4弾は、前の記事の日南市からこの日の宿泊地である宮崎市内に戻って、当地名物の一つである地鶏を使った料理で一杯(で済んではいないんですけど)引っかけた後、〆にお伺いしたこちら。
ところで宮崎県には、最初にいただいた『宮崎ラーメン』と言うべき物の他に、延岡市が発祥の『辛麺』というご当地ラーメンがあり、挽肉やニラ、溶き卵と、たっぷりの唐辛子が入った辛いスープに、そば粉を使った独特の食感の麺という特徴があるそうです。それでその辛麺をいただけるお店が宮崎市内にもいくつかあり、その中で今回お伺いしたのが、宮崎市内の繁華街にあるこちらのお店。飲み屋さんなんかがいくつも入ってるビルの結構奥まったところにあったので、ちょっと迷ってやっとお店を見つけ入ったのですが、店内には若い男女のグループが、見るからに辛そうな麺を、ごく当たり前のように啜っていました。
それでこちらも席について早速注文なのですが、カウンター上に置かれたこちらのお店の注文方法が入ったクリアファイルを見ると、辛さ(レベル0~100まで出来るらしいです。お店のお勧めは8倍とのこと。また、レベルによって値段が変わります。)、サイズ(レギュラーかハーフか。)、麺の種類(デフォルトのそば粉を使った通称『こんにゃく麺』の他、中華麺、うどん、そしてご飯も可。)、トッピングの有無(無料の物と有料の物があります。)を選ぶようになっていて、とりあえずレギュラーサイズでトッピング無し、こんにゃく麺で、そして辛さは何も考えずというか何となくレベル15でお願いしてみました。
辛麺(レベル15) 1,000円
丁度店内のTVでやっていた日本シリーズを見ながら待つ事少しで登場。まずは、唐辛子で真っ赤に染まったスープをいただくと、見た目通りの鋭い辛さ!ですが、使われているのが辛さ一辺倒の唐辛子ではないようで、上手に食べればさほど苦戦せずにいけるレベルです。また、唐辛子の他には、若干甘味の効いた動物系のあっさりしたベースのスープに、ニンニク(結構ゴロゴロ入っています)とニラの風味、そして、卵とじ状になった溶き卵のまろやかさという味の構成なのですが、個人的には一口いただいた瞬間、栃木県矢板市にあるやしおさんのタンタンメンの味を思い出したというか、似ていて驚いたというか。また麺は、最初に書いたとおりそば粉を使った独特のもので、韓国冷麺と同じらしいのですが、暖かい為か冷麺のゴムゴムした噛み切りにくい食感というよりも、通称のとおりコンニャクのような、歯応えはあるけど噛み切れる面白い食感です。
というわけで、栃木から遠く離れた宮崎の地で、まさかの馴染みのある味に出会って正直驚いたのですが、それも含めて美味しくいただく事が出来ました。ごちそうさまです。
平成24年11月訪問
追伸
いただいている時の辛さ的には平気だったのですが、これだけ大量の唐辛子をニンニクと共に摂取したものだから、夜中にやっぱり。嗚呼、またやっちまったよ…。
これからしばらく、先日所用で宮崎に行ってきた時にいただいた食べ物関係のネタが続きますが、その第1弾がこちら。
九州でラーメンと言えば、豚骨などの白湯スープがベースになっている場合が多いのですが、各県というか各地域ごとに結構な違いがあり、当然宮崎県にも『宮崎ラーメン』と言うべきものがあります。で、それは比較的あっさりとしたスープに太めの麺という組み合わせというのが多く、他にも、突き出しにたくあんが出たり、具に細いモヤシが載ったり、薬味にはニンニク醤油という物が使われたりする特徴があるそうです。
個人的には、だいぶ昔(確かコーチというドラマをやっていた頃だったっけなぁ…。)に宮崎市内に泊まった時、お店の名前は忘れましたが繁華街の一角で美味しくラーメンをいただいた記憶があるのですが、それがどんな物だったかは今となっては曖昧というか。なので、そんな宮崎ラーメンをちゃんといただくべく、今回は宮崎神宮近くにあるこちらの老舗ラーメン店にお伺いすることに。お店に着いたのは午前11時を少し回ったところだったのですが、結構広い店内にはお客さんが沢山入っていて、程なく満席になる程の人気ぶりでした。
肉デラ 680円 + 玉子 50円
そこでいただいたのがこちらの肉デラという品。ちなみに「デラ」とは「増し」の事で、「肉デラ」とはラーメン肉増しに、「麺デラ」は大盛りに、「Wデラ」は大盛り肉増しとなるそうで。(更に増す場合は「3倍」とか言っていたような。)あと、お品書きを見て珍しく感じた生卵も、追加でトッピングしてみました。それで突き出しのたくあんが出された後、ちょっと待ってから登場したそのラーメン。丼表面の、写真だと奥の黄色い部分は焦がしラードが浮いており、そのおかげか食欲をそそる何とも香ばしい香りが。しかしあえて、まずは焦がしラード以外の部分をレンゲですくっていただいてみると、白湯豚骨にしてはワイルドなカドが無く、わりとあっさり目ながらも旨味と塩気はしっかりと感じられ、ニンニクの香りも効いています。そのベースに前述の焦がしラードの部分を混ぜることにより、スープにコクと香ばしさが加わり、味にパンチが出てきました。そのスープに合わせられる麺は、中細のストレートタイプ。自家製麺だそうで、スープとの相性も良く、また、シコシコっとした食感も良い感じです。それと具の、水面下に結構な数が埋没してたチャーシューは、九州らしい薄切りでその味付けは薄口醤油を使っているのとの事ですが、わりとシンプルというかスパルタンな感じ。そして細いモヤシは、モヤシ自体の風味と歯応えが強いもので、飴色のメンマは良い味のアクセントとなっているように感じました。また途中から生卵を崩してみたのですが、元々のスープがしっかりした味のためか、絡んだ麺とチャーシュー以外はさほど影響を受けないというか。あと薬味のニンニク醤油ですが、生ニンニクと薄口醤油をミキサーで混ぜた物のようで、少量加えてみたところ、塩気とニンニク風味がアップして、味の輪郭がハッキリする気がします。ですが、入れすぎ注意というか、調子に乗って終盤に追加投入したところ、少々しょっぱくなってしまいました。
ラーメン 550円
こちらは、同行者がいただいた物。わりと気に入っていたようで、優しくて全体のバランスの良いところをほめておりました。
というわけで、だいぶ久しぶりに宮崎市内でラーメンをいただいたのですが、かすかに残る以前の記憶よりも、今回の方が、美味しくいただけたのは間違いのないところというか。ごちそうさまです。
平成24年11月訪問
私がこちらのお店に初めてお伺いして以来ずっと気になっていたのが、券売機の「みそ」と書かれたボタン。それが頼んだラーメンを味噌味化する物だとは知ってはいたのですが、こちらの旨い家系ラーメンをわざわざ味噌味にする踏ん切りがつかず、今日まで押さずじまいだったというか。ですが今回は、意を決して(と言うほどじゃないですが)そのボタンをポチっと。ついでに半ライスや、しばらくお伺いしていない間に加わったトッピングキャベツのボタンもポチっとしてしまいました。
ラーメン 650円 + みそ 50円 + トッピングキャベツ 100円 + 半ライス 100円
というわけで、キャベツの載った味噌ラーメンが半ライスと共に登場。まずはスープを啜れば、確かに味噌味。味噌と元のスープとの相性も悪くはないのですが、個人的にはちょっと勿体ない感があるような気が。モチムチっとした酒井製麺製の中太麺は味噌味でも相変わらず旨いし、トッピングキャベツ(茹で)も甘味があって味噌味とも良く合っていると思うのですが。
そんなわけで、個人的には若干微妙な感じにはなってしまったのですが、もっとも、それはこちらのラーメンの元々の味を知っているからというか、こちらの家系ラー麺は個人的に好きな味だからこその感想であって、これ単体で見たら旨い味噌ラーメンだと思いますよ。ごちそうさまでした。
平成24年11月訪問
この日は、国道461号を西進し、久しぶりにこちらへ。だいぶご無沙汰になってしまっていたのですが、ただ単にタイミングが合わなかったというか。
ねぎチャーシューメン(大盛) 800円
で、いただいたのが、こちらで一番高額なメニューの一つであるこちら。久しぶりだったので、つい大盛りにしてしまいました。(って、前回お伺いした時も同じ事を言っていたような。)それでまずはスープからいただくと、いつものガラ系に丸い醤油が効いたとりやさんの味なのですが、この日はちょっと油が多めに感じ、また塩気がちょっと奥に引っ込んだような気が。ですが、ラー油で和えたピリ辛のネギを混ぜ、ポニョポニョっとした食感の麺を啜りつつ、醤油の効いた柔らかいチャーシュー等の具を食べれば、もう幸せというか。前回は頑張って残したスープも、途中からお酢を投入して全部飲んでしまいました。
というわけで、今回も美味しくいただきました。ごちそうさまです。
平成24年10月訪問
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