趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
この日、自分でも想定外なことが起きたというか、まさか週末に2日続けてバイクがらみで宇都宮に行く用事が出来るとは。で、この日は、前日とは違うお店に用があったので、そのついでにお店の隣にあるこちらのお店、っていうか個人的呼称「山」で、昼食もいただいていくことに。
それで「山」といえば、ここ暫く特味噌ネギか辛味噌ネギしか食べていなかったのですが、この日も一仕事していた朝っぱらからたいそう暑く、気持ち的にラーメンよりもつけ麺を求めていたので、たいそう久しぶりに、辛味噌つけ麺をば。(このブログで調べたら16年ぶりだった。更に「山」でつけ麺自体8年ぶりだった。)ちなみに前回は酢抜き、唐辛子追加と我が儘なオーダーをしてしまい更にはネギと半ライスまで付けてしまいましたが、今回は味玉の食券を追加したくらいで「全部普通で」とお願いしました。
食券提出からちょっと待って登場したら、早速麺をつけ汁に浸けてズルズルと。
で、まずは麺ですが、山岡家標準の太ストレート麺だとは思いますが、つけ麺でいただくと、固さ「普通」で頼んでもわりと柔らかめの食感。もっとも、茹で(ちなみに、ラーメンだと茹で時間7分のところつけ麺だと9分らしい。実際、私と同時にオーダーが通ったラーメンを注文したお客さんよりも2、3分後に出てきた。)過ぎてクタクタというよりも、しっかり芯まで火が通り、ピロピロしつつもコシがある、個人的には大変好みの茹で加減でしたが。
またつけ汁は、最初に感じたのが唐辛子の果実的フルーティーな香り。っていうか、個人的に最近、唐辛子の香りに以前よりも解像度が上がっている自覚があり、それが果実っぽく感じてしまう今日この頃なんです。あとは、味噌の発酵風味や、豚骨スメルなどなど、山岡家ではお馴染みの香り達。味付けはお酢が効いてますが、塩気というか味の濃さもかなり濃く、次は味「薄め」でいいかなと思えるほど。もっとも、割りスープ(というか、お店標準の白湯豚骨だと思いますが。)が最初から付いていますので、適宜割って味わえば良いのですが、全量投入後でも麺を食べた後のスープ割りの際にもっと薄めたかった感も。それと辛味は、最近辛いもの耐性が落ちてきていることもあってか、ピリ辛よりもちょっと辛めの誠に丁度良い具合だと感じました。(昔は標準だと物足りなかったので、唐辛子を別に持ってきて貰ったんですがね。)
そして具は、「山」のネギ系のラーメンではお馴染みの角切りチャーシューがつけ汁の中にはいっていますが、これも甘辛い味が濃く染みて。あとは、ラーメン類と共通の海苔、そしてホウレン草も。追加の味玉は黄身の固まり加減、味加減とも程良く。
それで麺を食べ終わった後の、つけ汁のスープ割りは先述のとおりもうちょっと薄めたかったのですが、同時にお米も欲しかったというか、半ライス追加してぶっ込んだ方が幸せになれたかもしれません。(悩んだ結果、この日はお腹の容量的に諦めてしまいましたが。)
というわけで、美味しくいただいたものの、いつもの特味噌ネギや辛味噌ネギとは違う難しさというか、その品に慣れていない故に、十分にポテンシャルを引き出せなかった感も。
なので次に辛味噌つけ麺をいただく時は、味薄めや組み合わせるトッピング、サイドメニューなど色々と試してみたいと思います。
ごちそうさまでした。
令和5年7月訪問
梅雨が明けたら、連日のように軽く30 度越えの気温が続いているわけですが、こう暑い日が続くと、暑い盛りの時間帯、いわゆる昼食にいただきたくなるものも、どこか冷たいものになってしまいがち。
そんなわけでこの日も、つけ麺を求めてこちらのお店まで。バイクがらみの用事で宇都宮に行ったのですが、その際、用務先とこちらのお店とがわりと近いことに気が付き、約4年ぶり(ちなみに前回の訪問記)の訪問となりました。
お店には、開店時刻の少し前に、お店の前にある駐車場に到着。ちょうど店舗入口の目の前の枠で待っていたところ、店主さんからその枠はこちらのお店の指定スペースでは無いことを教えていただいたので、バイクを移動。
やがて開店時刻となり、入店してカウンターに着席。お品書きを見ると、つけ麺の種類が色々あって目移りしますが、今回は、以前いただいた品の中からもう一度食べたかったこちらの品を、約10年ぶり(ちなみに前回いただいた時の記録)にお願いしました。
それがこの、(醤油)こってりの大盛り。登場したら、箸で麺を適当に取り、つけ汁にザブンと潜らせていただけば、これが、もう。
まずは手打ちを謳う麺ですが、茹でてから冷たく締められたそれは、太さは中くらいでやや平べったく微妙に捻れた形状。口に入れると適度に固いというか、口当たりのツルッとした感触や、噛んだ時に弾力のある歯応えは感じさせつつも、重さもある食感ですね。
またつけ汁は、濁らせずに炊いた出汁が動物系だけではない素材感と思ったものの自信なし。それよりも醤油っ気が効いた甘みや酸味の殆どないスパルタンな味付けが特徴的で、そこに背脂でコクをプラス。更に、これは10年前にいただいた時の記憶に無い(けど、それよりも前、このブログを始める前にいただいた時の記憶には、勘違いかもしれないけど有る)つけ汁にたっぷり入るワカメが風味がグルタミン酸的旨味をプラスして。加えて海苔もその方向の風味を補強し、ネギが全体を引き締めているような。
それと具は、つけ汁の中に、プリっと柔らかいけど肉々しいチャーシュー、そしてコリコリとした食感で発酵風味のしっかり有るメンマが。
で、最初はそのままズルズルといただきますが、途中から麺にお酢を掛けて酸味をプラスすると、これも、また。
というわけで、だいぶ久しぶりで、多分に勘違いですが前回いただいた時の記憶とは微妙に違ったりするものの今回も美味しくいただいて、大変満足いたしました。
また今後は、バイクがらみで近くのお店を利用することが増えそうなので、必然的にこちらのお店にお伺いする機会も増えそうです。
ごちそうさまでした。
令和5年7月訪問
この日は同行者達と、大田原市内で昼食という状況になったものの、うち1人が案内しようとした某店がお休み。で、私に店案内のお鉢が回った来た時にひらめいたのが、先日お伺いしたこちらのお店。
幸いなことに、フラれたお店からさほど遠くないところにあったし、ここなら、あまり親しくない人に紹介しても大丈夫というか、見た目も味も、ツッコミどころがないものが食べられると思ったもので。
お店に着いて、靴を脱いで入店すれば、平日のお昼前という時間帯で、店内はサラッと席が埋まっている感じ。これはちょっと待つかなと思ったものの、道沿い窓側の席が空いていたので、すぐに座ることが。
早速注文ですが、こちらのお店初訪問の同行者達には通常の昆布水つけ麺や濃厚鶏そばを勧めつつ、自分はと言うと、卓上にPOPが置いてあった、夏季限定というこちらの品をお願いしました。
【旨辛!昆布水つけ麺 950円】
【追い飯 120円 ※写真撮り忘れ】
それがこの、旨辛!昆布水つけ麺。前回いただいた通常の昆布水つけ麺と比べると、パっと見、麺用の塩は付くものの薬味のショウガとワサビが無く、昆布水に浸かった麺の上にはパプリカかカイエンペッパーがあしらわれ、またPOPによれば、つけ汁には辣油と花椒が効かせてあるとのこと。
で、まずは麺だけ少し取り、塩でいってみれば、全粒粉を使用したつけ麺にしては細めの麺は、麺自体の味と香りが、やっぱり良い感じ。また食感は、弾力一辺倒ではなく、弾力もありつつ硬質な密度感のある歯応えというか。
次に、つけ汁に浸してから啜れば、これが、もう。ベースはこちらのラーメン、つけ麺に共通の、澄んでいるけど風味と旨味が濃い鶏出汁だと思うのですが、そこに効かされた辣油からは唐辛子と共に、香ばしくフレッシュなごま油の香りも感じられて、更に花椒の華やかな香りと痺れ、他、醤油や白ネギ、あとつけ汁に入った豚バラなどなど、味を構成する各々が個性は出しつつも一体となってまとまっているというか。ちなみに辛さは、辛いものが比較的(いや、最近はほんのちょっとくらいか)好きな私基準だとピリ辛程度というか、決して辛さが売りではなく、辛さは味のアクセントの一つという感じでした。
あとは、具として麺に載せられている低温調理の豚と鶏のチャーシューはしっとりジューシーですし、途中から麺の器に入っていたレモンスライス(結構厚め)をつけ汁に入れ箸で絞れば、この爽やかな風味と酸味が更に食欲をそそります。
そして麺を食べ終わった後は、POPに書かれていた追い飯を追加注文。つけ汁のにドボンしてしまうとつゆだく過ぎると思い、つけ汁を適宜掛けていただけば、このつけ汁、お米ともバッチリ合います。更に残ったつけ汁は、昆布水で伸ばしていただけば、これも、また。
というわけで、今回も美味しくいただいて、大変満足いたしました。
それで次こそは、前回お伺いした時に気になった昆布水つけ麺の塩味か、家人が食べていたのを味見させて貰った濃厚鶏そばをいこうと思うのですが、今回の訪問で期間限定メニューも大変いけてることが判ったので、限定があれば、そっちにしちゃうかもしれませんね。
ごちそうさまでした。
令和5年7月訪問
7月下旬の週末。モビリティリゾートもてぎまで、GTワールドチャレンジ・アジアと、併催のもてぎチャンピオンカップレースを見に来た時のこと。
場内で某有名お金持ちのお仲間イベントをやっていたお陰もあり、グランドスタンド付近の人口密度が比較的高いにもかかわらず、スーパーGTやスーパーフォーミュラといった旧全日本格式クラスの大レース開催時と違って臨時売店の数も少なく、従って開いている飲食売店の多くが、お昼時は行列になっていました。
そんな中、私もお腹が空いたので、その行列に並ぶ必要が。それで今回は、グランドスタンドの裏手にあるフードコートへ。
パっと見で行列が少なかったというのがその理由だったのですが、注文こそあまり待たずにできたものの、注文口とは別の受け渡し口のころが混雑しているという罠が。それでも、注文から10分少々で、注文した品を受け取ることが出来ましたが。
【冷やし担々麺 800円】 ※椅子に置いて撮ったので渡し箸申し訳ない
それがこの、冷やし担々麺。こちらのお店は、食事メニューだとナポリタン、そして豚スタ丼がレギュラーメニューとして提供されているのですが、この日は真夏の暑さにやられて(それでもこの日は最高で摂氏30度少々とピークの日よりは涼しい気温でしたが)いたので、涼と、暑さに対抗する刺激が欲しいと思い、夏季限定メニューっぽいこちらをチョイス。
で、席に持ち帰り、全体を混ぜてからいただけばモチモチっシコシコっとした太めの中華麺に、しっかりした味の肉味噌、コクのあるゴマ、そして唐辛子の刺激が絡んで、これがなかなか。麺がしっかりと冷えていないのが少々残念ではありますが、先述のようにかなり混んでたというか、従業員の方も大レース開催時より少ないようで、厨房もてんてこ舞いになっていたので仕方ないですね。またモヤシのシャキシャキ感とさっぱりした味わいが、濃いめでゴマのコクが主張する味付けの中、とても良い取り合わせ。ちなみに辛味は、最初はそれほど感じなかったものの、唐辛子由来なので口中に蓄積して、最後の方は普通に辛く感じましたが、これをキンキンに冷えたビールで流せば、最高でしょうね。(この日は1人でバイク乗って来ていたので、酒類は手が出せませんでしたが。ノンアルコールビールでも飲めば良かったかしらん。)
というわけで、美味しくいただいたのですが、今度は是非とも酒が飲める態勢でお伺いして、暑い日は(あれば)この品や、あとは一押しという太麺ナポリタンを、是非とも冷たいビールと共に味わって、サーキット飯を堪能したくなりました。
ごちそうさまです。
令和5年7月訪問
このところタイミングが合わずに、というか、お店の近くまで行く機会があっても、営業時間外だったりお昼のどピークで行列が出来ている状態だったりしてなかなかお伺いできなかったこちらのお店。この日は逆に、タイミングがバッチリというか、用足しがてらこの辺りにお伺いした時、今日は何が何でも食べてやるぞと言う覚悟と共にお店に向かったところ、平日の午前11時半頃だったにもかかわらず、なんと、駐車場にすんなりとクルマを停められ、すんなりと入店することが。(もっとも、その直後に、数組の入店待ちが出来ていましたが。)
ちょっと拍子抜けしつつも、あとは注文していただくだけ。とりやさんでの注文は、ここ暫く前からチャーシューメンかネギチャシューメンかの2択(そういえば、タンメンやみそラーメン、あとカレーチャーハンっていつの間にかメニュー落ちしていましたね。)だったのですが、今回は、チャーシューメンを大盛りでお願いしました。
で、早速スープからいってみたところ、これが、もう。澄んだベースは動物系と野菜類でしょうか。そこに、しっかりと角を取られた醤油の風味と、醤油そのものの旨味、そして個人的には丁度良い塩気が加わって、さらにとりやさんならではの個性も。先日たまたま、ラーメン好きな知人と、とりやさんの話になった時、昔ながらの中華そば的醤油ラーメンとはひと味違うスープの風味(タマネギなど野菜類の香り?)について話題になったのですが、この、とりやさんならではの個性って、ほんと、他では得がたいなぁ、と。
また細めの麺は、最近あまり見かけなくなってきた印象の、しっかりと縮れたタイプ。啜る時の、縮れ麺ならではの口当たりに、適度な歯応えがあって、これも、また。
そして具は、スープとは対照的に生醤油っぽい風味のする柔らかいチャーシューが白眉。細いメンマも適度に発酵風味とコリコリした食感が良く、個人的にはワカメもこのラーメンと良く合っています。
それで、お気に入りのラーメンはあまり味変しないでいただくことが多いのですが、こちらのは逆に、コショウやお酢の味変が生きるというか、加えるとこによって、また別の味わいが生まれ、それが元々の味に引けをとらないという。
というわけで、久しぶりのとりやさんでの1杯。大いに美味しくいただき、大いに満足いたしました。
ごちそうさまです。
令和5年7月訪問
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