たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

北海道函館市 函館麺厨房 あじさい 函館JRA店

 函館競馬場での勝負は続いているのですが、ここに来る前というか事前に調べた時、必ずいただいておこうと思ったのがこちらのお店。だって、「あじさい」さんと言えば函館塩ラーメンの有名店ですし、それが競馬場内でいただけるなんて、ねぇ。そんなわけでお昼もだいぶ過ぎた午後2時半ころにお伺い。遅くなったのは、前の記事のそば以外にも朝から色々といただいてしまいお腹がなかなか空かなかったというのもあるのですが、こちらは昼時はものすごい混雑という話も聞いていたからでして。おかげでいくつかの品は売り切れになっていましたが、お目当てだったこちらは、すんなりといただくことが出来ました。

味彩塩拉麺 700円
味彩塩拉麺
 それでまずは透明なスープを一口啜れば、あっさりながらもコクがあり、またダシの素材からの香りだけではないどこかスパイシーな風味も感じられる、結構広がりのある味というか。何のダシがメインで、何でアクセントを付けているか気になるところではありますが、残念ながら私の舌では…。そして細めの麺は、若干硬質な食感で、スープと違ってそんなには主張しないというか、中庸という感じで。またチャーシューはバラ肉で、ほんの少しだけワイルドな風味も。それとお麩が当地の塩ラーメンっぽいのですが、老婆心ながら充分冷ましてからいただくのが吉というか、スープが熱い序盤にいただくと口の中やけどしますので。

 というわけで、万人向けというか尖りすぎず、だけれども適度に個性もあって、「なるほど」という感じのお味だったというか。ごちそうさまでした。 

平成25年8月訪問

青森県青森市 長尾中華そば 西バイパス本店

 弘前城を観て本日の観光予定は終了。あとは、函館行きのフェリー乗り場へ向かうだけとなったのですが、その前に夕食をば。ちなみに、今朝は朝からPAのそば、稲庭うどん、そして(自分だけ)おやつにラーメンと、麺類ばかりいただいてきたのですが、ここまできたらというか、折角なのでというか、夕食も麺類で。

 で、そのお店なのですが、来る前に色々と調べていた時、フェリー乗り場から(クルマだと)ほど近い所に、平成16年のオープンながら短期間で津軽の煮干し系のお店としてかなり有名になったこちらを発見!寄らせていただくことにしました。

こく煮干し 700円 + 双子の味付玉子 100円
こく煮干し+双子の味付玉子
 そこでいただいたのは、お品書きに「店主おすすめ」と書かれたこちら。まず、濁りのあるスープですが、品名のとおり、メインは煮干しの魚ダシとガラ系のコクが合わさったもの。旨味が豊かというか、水平方向に広いというか。また、煮干しはその風味が結構前面に来るように使われていますね。麺は、手打麺、中太麺、細麺の3種類から選べるのですが、今回は中太麺をチョイス。国産小麦を使用し、かん水をを極力減らしたとのことですが、食感も良く、かなりキャラクターの強いスープにも負けていないと思ったのですが、他の麺も試してみたいですね。そして具の、低温調理で仕上げたというチャーシューは、ロース肉と珍しい皮付きのバラ肉の2種類。当然肉の味や食感は違うのですが、共通するのはしっとりとした感じで、これが低温調理の賜でしょうか。また、追加の味付け玉子も良い塩梅でした。

とろろめし 300円
とろろめし
 こちらは一緒にいただいたもの。お品書きを見た時、どんな物か興味が湧き、ついお願いしてしまいました。実はとろろって、大好きなんですよね。で、お品書きには(青森)県産長芋+煮干だし+津軽みそ+温泉卵と書いてあったのですが、味噌汁がベースの素朴な田舎のとろろめしというお味。また、ご飯が少なめというか、とろろとダシが多く、「食べる」というより「飲む」感じでした。

納豆 50円 と ライス 50円
納豆とライス
 ご飯物については前述のとろろめしを最初に頼んだところなのですが、お品書きをよく見たところ、残ったラーメンのスープにライスを投入する『にぼめし』なる食べ方が紹介されていました。で、それだけだったらだいたい味の想像もつくのでスルーするところだったのですが、更に、そこに納豆を投入した『にぼ納豆』なる食べ方も。それを見た途端、どうしても気になってきたというか、実は納豆も大好きなので、つい、追加で注文してしまいました。それで早速残ったスープに両方を投入。納豆は挽き割りなんですね。それをレンゲで混ぜていただくと、このスープがライスは勿論、納豆とも良く合うというか、煮干と納豆のクセが良い感じに引き立て合うというか。

あっさり 550円 + 双子の味付玉子 100円
あっさり+双子の味付玉子
 こちらは、同行者がいただいたもの。例によって少々味見させて貰ったのですが(って、どんだけ食べれば気が済むんでしょう…。)、まさしくシンプル・イズ・ベストというか、何とも風通しの良い、きわめてスッキリとしたお味。また麺は、こちらのあっさり系のメニューでのみ選べるちぢれ麺にしたのですが、それも相まって、津軽のラーメンの原風景という感じで。

 というわけで、どれも美味しくて満足させていただいたのですが、こういう遠方のお店は次にいつ来られるかわからないので、ついつい食べ過ぎてしまったというか。(さすがにこれだけいただくと、お腹がかなり苦しくなりました…。)ですがそれも、旅のついでの食べ歩きの思い出かなぁ、なんて。ごちそうさまでした。

平成25年8月訪問

秋田県能代市 曙食堂

 秋田市にある久保田城を堪能した後は、この日最後の目的地となる青森県弘前市にある弘前城に向かうべくクルマを走らせていたのですが、その途中で立ち寄ったのがこちらのお店。実は今回の旅に出る前、ルート上というか近くのラーメン店をチェックしていた時に発見したというか、以前より名前は知っていたお店は「あ!ここにあったんだ!」という感じで、見つけたからには是非ともお伺いせねば、と。

 それで、お店のある旧二ツ井町に到着したのが午後2時頃。お店に入ったのは午後2時をほんの少しだけ回った頃だったのですが、私が入店して程なく、店じまいの準備が。事前に調べた情報では営業時間は午後4時までとなっていたのですが、現在は午後2時までとなっているようで(よく見ると店内に、火曜日定休と、5月から営業時間が午前11時~午後2時になる旨の張り紙がしてありました。)、本当に危ないところでした。

中華そば 600円
中華そば
 で、いただくのは、こちらの中華そば。ちにみに壁のお品書きは、中華そばとチャーシュー麺、そしてその大盛りだけという潔さです。それでまずは白濁したスープからいただくと、かなり強めな煮干しの風味と旨味の他、動物系のコクも感じられる、とても美味しいもの。話によると、この中華そばにも載っている名物の馬肉チャーシューを漬け込んだタレ使用しているらしいのですが、だとしたらこれは馬肉から出たコクでしょうかね?麺は、細めのウェーブがかった物。昔ながらの中華麺という感じですが、スープと良く合っています。そして前述の馬肉チャーシューですが、これがまた。確かに、豚でも牛でもない風味の肉には醤油ベースのしっかりとした味が付けられ、一口目から、そして噛めば噛むほどに旨さが溢れてきます。また、細めのメンマが良い箸休めになっていますね。

 というわけで、とても美味しくいただいたのですが、なんていうか、この地で、このお店で、独自に進化を遂げた味という感じがしました。そんな一杯を、旅のついでにいただけるなんて、なんと素晴らしいというか、本当に来て良かったと思います。ごちそうさまでした。

平成25年8月訪問

栃木県那須塩原市 ふうふう亭

 先日お伺いしてからあまり間を置かずの再訪なのですが、その目的は、こちら。

味噌つけ麺 680円 + ライスセット(小ライス)
味噌つけ麺+ライスセット(小ライス)
 前回、相方がいただいていたものを味見させて貰った時、「これは是非とも一人前いただかないと」と思った次第。というわけで早速太い平打ち麺を付け汁浸けズルズルっといくと、味噌とショウガのエッジの立ったキレのある中に、背脂の甘味とベースとなるスープの旨味も感じられ、これがもう。前回ちょっとだけいただいた時と較べ、こころなしかマイルドになっているように思えたのですが、それがブレなのか、こちらのコンディションの所為かは判らずも、やっぱり理屈抜きで旨いと感じるというかたいへん好きな味です。なので、麺が減るのが早いこと早いこと。相方が1/3食べる前にこちらは食べ尽くしてしまい、割りスープをお願い。到着後、熱々のスープで適宜付け汁をのばした後、とうとう、前回出来なかったライス投入!こちらのラーメン類のスープって、すべからくライスと合うと思うのですが、中でもこれは、トップクラスの旨さではないでしょうか。実は、後述する相方がいただいた辛味噌つけ麺にも投入(お下品で申し訳ない)するべく、ライスを半分弱残していたのですが、それもぶち込んでしまいたかったというか。

辛味噌つけ麺 700円
辛味噌つけ麺
 こちらは同行者がいただいたもの。前述のとおり残った付け汁を貰ったのですが、こちらは前回に較べ、より尖ったチューンに感じられたのですが、気のせいですかね。で、こちらも割りスープで適宜のばしてから残ったライスを投入していただけば、こちらはこちらで旨いというか、これなら、こちらもライスセットにして、それぞれに小ライス全部投入でも良かったんじゃなどと思ってしまいました。

 というわけで、意地汚く相方の付け汁まで完食してしまったのですが、ライス投入は、やっぱり旨かったというか。今回も満足させていただきました。ごちそうさまです。

平成25年8月訪問

栃木県那須塩原市 麺(ヌードル) みの作

 この日というか前日から、相方が「辛味噌が食べたい」と申していたのですが、個人的にも辛味噌は好きというか望むところ(実は、辛味噌好きなんです。)なので、新たなというか、どうせならいただいた事が無い辛味噌をと思いネットで調べていたところ、ラーメン天華グループのこちらのお店がヒット。お店自体には何度かお伺いさせていただいたことがあったのですが、こちらの辛味噌はまだでした。

辛味噌麺(激辛・太麺) 714円
辛味噌麺(激辛・太麺)
 というわけで注文は一択なのですが、お品書きに書かれた3種類の辛さ(ピリ辛、中辛、激辛)のうち、激辛でお願い。で、登場したそれは、結構期待させるビジュアルというか唐辛子の赤が食欲をそそります。それでまずはスープからいただくのですが、赤いのは表面だけのようなので、レンゲでよく混ぜながらいただくと、味噌の主張と唐辛子の主張がどちらもハッキリしていてかなりシャープというか、エッジが立っているというか。ですがその奥にはしっかりとコクや旨味があり、辛味との調和もバッチリ。また、甘味が控えめなのも良く、これは個人的に好きな味ですね。また、太麺と細麺が選べる麺は、太麺をチョイス。太麺と言っても中太くらいの太さなのですが、モッチリムッチリとした食感で、(辛味噌なのであまり勢い良く啜り込めないというのもあり)噛み締めていただくという感じになりますが、これがまたなかなか。そして具は、チャーシューが柔らかいけど噛み応えのあるタイプ。半分載る味玉は、こちらのウリの一つだけあって毎回安定の出来というか、味加減、火の通し加減とも丁度良いです。そして野菜はモヤシの他も夏場なのに白菜が入っていました。余談というかどうでも良い事なのですが、先日、同じく天華グループのお店で味噌ラーメンをいただいた時も白菜が入っていたので、こちらのグループでは夏でも必ず入るというか拘りがあるんでしょうかね?

辛味噌麺(ピリ辛・細麺) 714円
辛味噌麺(ピリ辛・細麺)
 こちらは、相方がいただいたもの。一番辛くないピリ辛だと、見た目というか色からして違うというか。で、お味の方(例によって少々味見させて貰いました)は、一味をちょっとだけ入れすぎた味噌ラーメンというか、唐辛子が前面に来るのでは無く、個人的には、その風味と辛味がスパイシーなアクセントになっているという感じでした。(辛さの感じ方は個人差大きいですが。)それと、こちらは細麺でお願いしたのですが、こちらの太麺がそのまま細くなったような印象。ですが、到着してからちょっと時間が経ってからの印象なので、出来たてはまた違った印象かもしれません。ちなみにというかどうでも良い事なのですが、注文する時「せっかくだから中辛にしたら」と相方に言ったところ、「(辛味噌と言っても)辛いものが食べたいのではなく、美味しいものが食べたい。なので美味しく食べられるであろう辛さを選んだ。」とのこと。確かに、正論ですな…。

 というわけで、こちらでの初めての辛味噌だったのですが、これはなかなかに好みの味で、美味しくいただくことが出来ました。これなら、もっと早くにいただいておくべきでしたね。ごちそうさまでした。

平成25年8月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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