たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県宇都宮市 麺屋 きく凛

 きく凛さんといえば烏山にある無化調のお店で、いつかお伺いしたいなと思っていたのですが、それが昨年暮れ、突如?宇都宮市下岡本に移転したようで。で、それを知ったのが、某栃ナビのラーメン特集。そこに載っていたカレーラーメンが美味しそうだったんですよね。それで、このところ公私共に宇都宮づいているの利用して開店と同時にお伺いしました。

醤油ラーメン(細麺) 680円
醤油ラーメン(細麺) 680円
 
 ですがいただいたのは、こちらの醤油ラーメン。入店して券売機で食券を買う際、つい、「当店のオススメ」とPOPの貼られたこちらのボタンを押してしまったというか。(それに、このお店のシチュエーションなら、さほど頑張らなくてもまたお伺いできますし。)それで、食券を渡してから(この日最初の客だったもので)程なく登場したそのラーメン。まずはスープを一口啜れば、最初、節や魚介系の華やかな風味とピシっとハッキリめの味付けが「つかみ」の役割を果たし、そこに、それら+動物系のじんわりした旨味が一拍おいてやって来る、これぞ無化調という感じの味の構成。これはなかなか奥深いというか、もっともっと味わってみたくなるスープですね。そして麺は、太麺と細麺から選べるのですが、今回は細麺をチョイス。といっても中~中太くらいの太さ(切り刃は18番とのこと)なのですが、県産小麦タマイズミ100%を真空練りという製法で作られたそれは、「真空」と付く製麺方法に共通の様な気がする軽めでソリッドな食感と、ツルツルっとした啜り心地を兼備。微妙なウェーブがスープと絡みやすく、それがスルスルと口の中に入っていくようです。そして具は、炙りの入ったチャーシューが印象的でした。

Bランチセット(ミニチャーシュー丼) 220円
Bランチセット(ミニチャーシュー丼) 220円
 こちらは、一緒にいただいたもの。通常300円のミニチャーシュー丼が、ランチタイムは220円とお得にいただけるようで。それでそのお味なのですが、タレの味もさることながら、マヨネーズの味がインパクト大。っていうか、ラーメンが無化調のじんわりした味だったので、こちらのマヨのハッキリした味とで、メリハリが付いている様な気がしました。

 というわけで、どちらも美味しくいただいたのですが、これだけ良い感じのお味だと、今度は、こちらにお伺いするきっかけとなったカレーラーメンや、その他の汐や辛味噌、またつけ麺類もかなり気になるというか。ごちそうさまです。

平成26年2月訪問

栃木県宇都宮市 ラーメン 豚珍 【閉店】

 このところ妙に宇都宮づいているのですが、この日も所用で行くことに。それで、半ばお約束となっている帰りのラーですが、今回は、柳田大橋近くのこちらのお店に。こちらの店舗自体には、(大○軒だった頃から)かれこれ10年くらいはたまにお伺いしていたのですが、その店がの主が昨年替わってからは初めてというか、いわゆる「G系」とか「二郎インスパイア系」といったお店になっていたんですね。

ラーメン豚入中盛(無料トッピング全増し) 930円
ラーメン中盛(無料トッピング全増し) 730円
生玉子 80円
生玉子 80円
 それでいただいたのが、こちら。お店に入った時は、普通にラーメンをいただこうかと思っていたのですが、お品書きに書いてあった麺量が、並盛りだと200gとなっていたので、「せっかくG系に来たんだから200gじゃ大して多くないな」などと思って麺量300gの中盛りにしてしまい、更には無料トッピングを聞かれた時に思わず「全増しで」なんてカッコ付けてしまったものだから、こんなになってしまったという。ちなみに、小山の山頂部の物体は、無料トッピングのひとつである豚の「アブラ」でございます。で、登場後、早速その小山に取りかかったのですが、まずは無理矢理レンゲを突っ込んでスープをいただくと、確かに油感や豚のダシは感じますが、以外とさらっとしているというか、元ネタになったお店(といっても、あちらはお店ごとにかなり違いますけど。)よりもだいぶ食べやすい印象。その印象は麺も一緒で、かなり太くてスクエアな形状のそれはあまりゴワゴワもしていないし、密度感がハンパないわけでもなく、ちゃんと啜って食べられるというか。また、「豚」は厚めのチャーシューといった感じで、食感はわりと柔らかめ。そして「ヤサイ」ですが、キャベツ1:モヤシ9くらいの割合で、コールすればこのような結構な盛りに。茹で加減はシャキよりも若干シナ寄りという感じで、卓上のカエシがのお陰で無理に天地返ししなくてもそれを掛ければいただきやすいかと。それでニンニクを絡めつつ、更には一部を生玉子に付けてすき焼き風(これは間違いない味です。)にしつつ、また途中から無料トッピングのタマネギ(良く合っていました。)を冷蔵庫から出してきて追加しつつひたすらいただいたのですが、固形物は食べきったものの、さすがにスープ完飲は断念しました。つい5,6年前なら余裕でイけたと思うんですがね。

 というわけで、ガッツリといただいたのですが、さすがに食後はつらかったというか、その日の夕食はパスした次第で。でも、中盛りとかヤサイ増しにしない限り、ボリュームは常識の範囲内だと思いますし、更には、有料のトッピング(今回いただいた生玉子の他、カツオの魚粉とか紅ショウガ、チーズなど全部で9種類程ありました。)も豊富でカスタマイズする楽しみもあるかと。なので、好みに応じて色々と楽しめるんじゃないでしょうか。ごちそうさまでした。

平成26年2月訪問

栃木県宇都宮市 神田ラーメン 友喜 【県外移転】

 この日は、珍しくというか、最近行く機会に妙に恵まれている宇都宮への出張だったのですが、午前中で仕事を済ませ、帰る途中にラーをということで。それで今回お伺いしたのが、ちょっと前に買った某ラーメンWalkerや某もんみやに載っていたこちらのお店。実はこの日の出張は上司と一緒だったのですが、その方がコッテリ好きということもあり、前述の雑誌のなかで気になっていたそれ系のお店をチョイスした次第で。

のり玉ラーメン 900円 + ネギ
のり玉ラーメン 900円 + ネギ
 そこでいただいたのが、こちら。じつは、入口のところの券売機で「人気No.1」と書かれた「のり玉ラーメン」の食券を買った筈だったのですが、出てきたのは上にネギがトッピングされていたというか。でも、店員さんから直ぐにかつ丁寧に謝っていただいたので全然問題ないというか、むしろ、トッピングをオマケして貰った感があり逆に恐縮するというか。それでまずはスープからいただけば、のっけからかなりコッテリとした豚骨醤油がグワっと。こちらのお店って、いわゆる「家系」とは謳ってはいないのですが、印象としてはそれに近いというか。(こころなしか「豚」のダシが強い感じもしますが。)なので、卓上のニンニクとの相性は言わずもがな。途中から投入すれば、更に旨さが際立つというか。そして麺は、手もみによる捻れの入った、やや平べったい中太のもの。モチモチした食感が濃厚なスープと良く合いますね。そして具のチャーシューは、スモークされたもも肉と低温調理されたロースの2種類が入っているとのことですが、確かに片方はスモーキーな風味が香ばしく、また片方は柔らかくも歯応えを残した食感が良かったような気が。あと、味玉の味加減や黄身の具合も良い感じだし、海苔は相性抜群だし、多めのほうれん草も嬉しいし。更にはトッピングのネギも、辛味が良い感じでアクセントになっていました。

玉子かけご飯 300円
玉子かけご飯 300円
 こちらは、一緒にいただいたもの。玉子かけご飯って、ちょっと前には「TKG」なんて呼ばれ流行ったと思うのですが、個人的に大好きなんですよね。それでこちらのTKGですが、ただのTKGではなく、結構たっぷりな輪切りの白ネギと細切れのチャーシュー、そしてゴマ、更にはタレも掛かった状態で出てきました。それで全体を混ぜていただくと、タレの味が濃い気もしましたが、ネギの辛味と共に何ともパンチの効いたTKGという印象。ラーメンから海苔を一部移植したり、スープを混ぜてみたりして色々と堪能させていただきました。

 というわけで、どちらも美味しくいただいたのですが、今度はベーシックなラーメンと白米で、こちらの味を存分に味わってみたくなったというか。っていうか、このラーメンって、(TKGも悪くないのでかすが、)絶対に白米が合うと思うんですよね。ごちそうさまでした。

平成26年2月訪問

追記

 つい先日知ったのですが、こちらのお店は3月31日で閉店となり、その後東京に移転するのと事です。

栃木県那須塩原市 竹風

 宇都宮の鶏白湯スープで有名な竹風さんが那須塩原にお店を出されたのは、確か数年前のことだったと思うのですが、今回そちらにようやくお伺いすることが出来ました。それにしても、その数年ですっかり人気店になっているというか、この日は旗日だったせいもあってか、開店から10分少々で満席に。っていうか、お店に着いたのがそのくらいの時刻だったのですが、すぐには店内には入れず、入口のところで暫し待ってからの入店となりました。

青葱醤油らーめん 650円
青葱醤油らーめん 650円
 それで今回いただいたのが、こちらの品。まずはスープを一口啜れば、もうすっかり「竹風といえば」という感じになった鶏白湯。ここ暫くの間にやたらと濃厚な鶏白湯スープのお店が出来ているせいもあって、今や「濃さ」はそれほど感じないというか、どちらかというとサラっとした舌触りなのですが、鶏の風味はしっかりと出ていて、そこに、どこか甘味を感じる醤油ダレと爽やかな青葱の風味が加われば、これはもう、間違いのないお味ですね。また、そこに合わせる麺は自家製で、スクエアな形状の細ストレートタイプ。わりとソリッドな歯触りなんですが、噛むと粘らずに、潔くプツっと噛み切れる感じというか。そして具は、柔らかいチャーシューと良い塩梅の煮玉子、そして若干甘味の効いたメンマが良く合っていました。

本日のごはん(屋台風まぜごはん) 200円
本日のごはん(屋台風まぜごはん) 200円
 こちらは一緒にいただいたもの。それで、入口のところに置いてあるメニューボードには「屋台風まぜごはん」と書いてあったのですが、見た目はわりと黒々としているのに、これがまた良い塩梅だったというか。また具のチャーシューは、上に載っているもの以外にも細かいのが炒りゴマと共にご飯に混ぜられていて、そこに天盛りの海苔と青葱、そして柚のアクセントが加われば、もう。これはまたいただきたくなるサイドメニューでした。

和風醤油らーめん 700円
和風醤油らーめん 700円
 こちらは、同行者がいただいたもの。例によって少々味見させて貰ったのですが、個人的に感じていた「竹風=鶏白湯」というイメージを、良い意味で裏切ってくれたというか。澄んだスープは、何とも和風(別皿の揚げ玉と魚粉を加えると尚更に)な感じで、何やらそばやうどんのつゆのような印象なのですが、それでいてちゃんとラーメンしてるというか。これは今度お伺いすることがあったら、是非とも自分で注文していただいてみたくなりました。

 というわけで、初めてお伺いした那須塩原の竹風さんなのですが、なるほど、混むのも頷けるお味だったというか。ごちそうさまでした。

平成26年2月訪問

追伸

 こちらにお伺いした時、駐車場にて先日の雪が凍り付いたところにクルマをスタックさせてしまったのですが、たまたま居合わせた他のお客さん、そしてお店の方に助けていただきました。失礼ながら名も告げずに立ち去ってしまったのですが、この場を借りて御礼申し上げます。その節は、本当にありがとうございました。

栃木県宇都宮市 中華そば 花菱

 この日は、珍しく宇都宮でお仕事。それが丁度良い時間に片付いたので、帰りがけにラーチャンスとなったのですが、そんな時に思い浮かんだのが、用務先からもほど近いこちら。ちょっと前に買った某もんみやのラーメン特集(毎年この号だけは欠かさず買ってたりして。)に、ちょっと気になる品が紹介されていたもので。

濃厚焙煎海老そば 850円
濃厚焙煎海老そば 850円
 それがこの濃厚焙煎海老そば。1日10食限定とかなりハードルが高かったので、今回の仕事は本当にラッキーだったというか。それで開店直後にお伺いして早速注文。ちょっと待ってから登場したのですが、まずはスープを一口啜ると、これがまた何とも「濃密」。名前のとおり、香ばしい海老がメインになっているのは間違いないのですが、単純にそれが濃いというのではなく、いくつもの素材から出た味が幾重にも重なり合い、その中で一番グっと来るのが海老の風味や旨味という印象。しかもその海老も、単調というかモノトーンではなく、いくつかの海老のそれらが重なり合って迫ってくるというか。ほんとうに、密味の度がとても濃いスープですね。そして、それに合わせる麺は、4種類の中から「中華麺(平打ち麺)」をチョイス。謳い文句のとおり、もちもちしこしことした食感が良いですね。そこに濃密なスープが絡めば、もう。それと具は、ホロトロのチャーシューが良いですね。また、鶏そぼろはネギと共にアクセント的な感じなのですが、そんな中、柚の皮の香りが光っているというか。

竹セット 250円
竹セット 250円
 こちらは、一緒にいただいた平日限定のセット。餃子がとってもジューシーで美味でした。

 というわけで、どちらもとても美味しくいただいたのですが、やはり濃厚焙煎海老そばの濃密さというか密度感が一番印象に残ったというか。実はこちらのお店、お伺いするのは5年ぶり(ちなみに前回の記事はこちら)なのですが、確かその時も味の情報量について書いていたので、それがこちらのお店の「味」なんですね。それにしても、本当はもっとマメに来ないと駄目というか、今度はそんなに間隔を空けずにお伺いさせていただきたいと思います。ごちそうさまでした。

平成26年2月訪問


 そういえば、つい先日行った甲府の武田氏の紋って、いわゆる「武田菱」が有名なのですが、他にも「花菱」も使っていたんですよね。なんたる偶然!

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馬 たひお (@uma_tahio)
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自己紹介:
栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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