趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
先日東京から帰って以来、風邪気味で難儀しているのですが、そんな中、ネギラーメンではなく野菜がたっぷり入ったラーメンがいただきたくなったので、こちらのお店へ。
味玉野菜ラーメン(しお味) 830円
というわけで、今回はしお味の野菜ラーメンなのですが、ほんと、安定の味というか。しかも、今回のは豚骨スープがトロっとコッテリ濃い目に感じ、まことに好みな感じ。黄身がトロっとした味玉も相変わらずの旨さなのですが、それにしても、ねぎっこさんの野菜ラーメンしお味って、実質タンメンというか、まぁ、美味しければ何でも良いんですがね。
にんにくギョーザ 280円
こちらは、一緒にいただいたもの。ラーメンはネギにしなかったくせに、こちらは風邪っぴき中=ニンニクが良いだろうということで、安易に頼んだというわけで。それで、だいぶ久しぶりにいただいたのですが、確かにニンニクは効いてるものの、暴力的という程では。中の餡は汁がしたたるとまではいきませんが、なかなかにジューシーで悪くないです。
というわけで、これで風邪もどこかに行ってくれると良いのですが。ごちそうさまでした。
平成28年1月訪問
前の記事で書いたとおり、ウインズ後楽園で一日勝負したあと、今回上京したメインの目的であるライブに向かうのですが、その前にせっかく東京に来たのだから、東京ならではのラーメンをいただこうかと。それで後楽園周辺のお店を事前いくつか調べておいたのですが、その中から、ラム(羊)を使ったラーメンやつけ麺などをウリにするこちらのお店にお伺いすることにしました。
それでお店には、午後5時の(夜の部)開店時間の10分くらい前に到着。店内からは、開店前の朝礼じゃなく夕礼の、元気な(体育会系の)声が聞こえてきます。やがて開店時間となり、店内へ。入口のところにある自販機で食券を購入してから着席というスタイルになっているのですが、品数豊富で迷うなか、以下の食券を購入しました。
ラム豚骨らーめん(味玉のせ) ¥850
それでそのラーメン。まずはスープからいってみると、「トロっ」というよりも「ドロっ」とした感じの、コッテリ感のある濃厚さがすごいです。ダシはラムのげんこつが30%、豚骨(げんこつは使わない)が70%とのことですが、確かに、ラムの特徴的な風味を生かしつつ、豚骨で幅を出したという印象です。また、中太の麺は自家製で、パスタに使うデュラム種の小麦粉をブレンドして作るそうですが、そのお陰かソリッドかつ噛み応えのある食感。そして具のチャーシューですが、中央部に載った角切りのものはラムでしょうか?酸味のある味付けが印象的でした。また、和風ダシの香りがする味玉も印象的。それと、特製のスパイスや自家製七味、カルダモンと生姜の甘酢など卓上のスパイスも凝りに凝ってっていて、その中でも、ほうじ茶のパウダーがラムスープにとても合うのには驚かされました。
というわけで、ほんと、東京ならではの、珍しい素材を使い、色々とだわりのある凝ったラーメンだったというか、田舎じゃこういうのって、なかなかお目にかかれないんですよね。ごちそうさまでした。
平成28年1月訪問
この日は、相方共々、こちらのラーメンがどうしてもいただきたくなって訪問。で、開店直後にお伺いしたのですが、店内にはオヤジさんが1人で他の店員さんの姿は無し。なので一人で調理から接客まですべてされていて大変そうでした。
みそセット 1200円
そんな中いただいたのが、今日は味噌と餃子な気分だったので、こちらのセットを。「お待たせして申し訳ありません」ということで、ゆで卵がサービスされていたのですが、かえって恐縮してしまいます。それでまずは味噌らーめんですが、煮干し出汁をベースに若干トロっとした白味噌?味のスープは、まろやかで素直に美味しく、更にはお酢たらして良い感じですね。また麺は、太目のウェーブがかったものなのですが、以前から馴染みのあるグミっとした食感ではなく、それよりもみずみずしさはキープしつつもモチっとしているように感じたのですが、気のせいかもしれません。そしてメインの具は柔らかいチャーシューなのですが、他にも、天盛りされたたっぷりの白ネギが全体にとても良く合い、そこにニラやゴマが良いアクセントになっています。こちらのお店は醤油味の方が有名だとは思うのですが、何気に味噌らーめんも完成度が高いと思いますね。それと餃子は、ガブリと噛むと汁が滴るジューシーさ。ライスの半分はその餃子と共にいただき、残り半分はスープに投入して堪能し尽くしました。
名代にぼし正油らーめん 750円
こちらは、同行者がいただいたもの。「何時食べても美味しい」と申しておりました。
というわけで、今回も満足させていただきました。ごちそうさまです。
平成28年1月訪問
天童を後にして向かったのが、南陽市の赤湯というところ。この日最後となる一杯は、現在、新横浜のラーメン博物館にも出店されている、赤湯辛味噌ラーメンの総本山、龍上海の赤湯本店です。
それでちょっと興味深いのが、この辛味噌ラーメンの成り立ち。詳しくはお店や新横浜ラーメン博物館の公式サイトに載っているのですが、昭和の中頃、当時はお店で醤油味の中華そばしかお店で出していなかったそう。そこで残ったスープを自宅に持ち帰り、味噌を入れて食べていたのがその起源で、更に特徴的なのは、そこに唐辛子とニンニクからなる辛味噌を加えたことによって、赤湯辛味噌ラーメンが唯一無二の存在になっています。で、これが札幌で味噌ラーメンが誕生した(ちなみにその元祖とされているお店がこちら)のとほぼ同時期というのが、大変興味深いですね。
そのお店は、赤湯駅からみぞれが降る中をやや早足で歩くこと15分ちょっと。お店に到着したのは午後4時半頃という中途半端な時間帯だったのですが、店外待ち10人、店内待ちもそれくらいといったところで、さすがは人気のお店というか。その最後尾に付け、暫く待ってようやく店内に入り、そこで注文となったのですが、チャーシュー切れでそれ系のメニューは出来ないとのこと。元からスタンダードな辛味噌をいただく予定だったので問題はなかったのですが、その後また暫く待ってカウンターへ案内されてすぐ、今度は、麺を茹でる釜のお湯を替えるので20分ほど待って欲しい、とのこと。この時点で、ここから先の列車の時刻が気になり出したのですが、ここまで来たら食べずに帰るわけにもいかないので、待つ事を決意。結局それから約30分後、お店に到着してから1時間ちょっとで、ようやくご対面となりました。
赤湯からみそラーメン 830円
というわけでそのラーメン。パっと見、表面の油はかなり多いですね。それで早速スープを啜れば、一口目に、煮干っぽい魚風味が香りますが、動物系も使われているのでしょうか?ベースのダシは、どちらかというとあっさり系だとは思うのですが。そして味噌の風味が強く、前述のとおり油も多いのでコッテリ感もあって、ハッキリとした味の強さは持ちつつもバランスは取れてる感じがするというか。また麺、捻れのついた平中太タイプ。どのくらいの加水率かは判りませんが、多加水っぽいチュルモチっとした食感が良いですね。それから具のチャーシューは、柔らかくも歯応えも残してあるという、個人的に大好きなタイプのもの。チャーシュー切れになるのがわかりますね。で、このラーメンのアイデンティティーというべき辛味噌を、途中から徐々に溶いていったのですが、そのニンニクと唐辛子の味が加わることにより、パンチが出ると共に味の輪郭がハッキリとしてきました。
というわけで美味しくいただいたのですが、惜しむらくは、電車の時間を気にするあまり、大急ぎで食べてしまったことでしょうか。ホントはゆっくりと、味わいたかったんですがね。ごちそうさまでした。
平成28年1月訪問
新庄を後にして次に向かったのが、将棋の駒で有名な天童というところ。何でも当地では、鶏だしの蕎麦が良く食べられているそうなのですが、それをルーツに持つというか、元々はそば屋さんのまかない料理で、鶏だしのそばつゆに中華麺を投入した鳥中華なるご当地ラーメンがあると聞き、お伺いすることにした次第で。
で、折角なので、その元祖を謳うお店にしようと思い、小雨がパラつく中、天童駅からやや早足で歩くこと10数分。立派な作りのお店に到着し、店内に入ると、午後2時過ぎという本来ならピークが過ぎた時間にもかかわらず、ほぼ満席という混みようで、店員さん達もとても忙しそう。程なくして囲炉裏っぽい大きなテーブルに相席での案内となったのですが、たまたま暖房の吹き出し口の直下だったため、駅からここまで一生懸命歩いてきたこともあり、汗が引きませんでした。
元祖鳥中華 700円
そんな中いただいた元祖の鳥中華。つゆは蕎麦つゆっぽいというか、かえしの醤油とみりん的味付けでしょうか?また、鶏の出汁感はそれほど主張しないという印象ですが、天かすが実に効いているというか、後述する中華麺とそばつゆの間を上手く取り持ってくれているような気が。また、海苔や白ネギの香りで最初は気付きづらかったのですが、最初から胡椒が効かされていますね。(もっとも、卓上には一味唐辛子しか置いてないので、後から追加しようにも出来ないのですが。)また麺は、(昔からの品=細縮れ麺という思い込みがあったので)以外に感じた太めの縮れ麺で、最初はツルツルっというよりも若干ゴワっとした口当たりなのですが、いただいているうちに意外と柔らか目な噛み心地になっていったというか。そして具は、歯応えのある鶏肉がゴロゴロと。それにしても、麺もつゆもボリューミーというか、つゆまで飲み干せば、お腹いっぱいになりました。
というわけで鳥中華だったのですが、そば(or うどん)つゆ+天かす(or 天ぷら)+中華麺という組み合わせは、以前鳥取や、大昔のことなので記事にこそしていませんが大阪などでもいただいたことがあって、それらの発生過程とか考えると実に興味深かったというか。中でもこちらのは、そこに更に鶏と言う要素が加わっているのが面白かったです。ごちそうさまでした。
平成28年1月訪問
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