趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
宇都宮の平塚さん(初代)と言えば、かつて在った頃はそれこそ毎日昼時にはものすごい行列ができる有名店で、個人的にも何度かお伺いしたことがあったのですが、ある日突然閉店してしまいとても残念な思いをした記憶が。で、かつてそこで働いていた方が、宇都宮の南の方に「二代目」として平塚をオープンさせたのが昨年6月。それ以来、いつかお伺いしてみたいと思っていたのですが、今回ようやくそのチャンスが訪れました。
お店には、午前11時の開店から15分ほど経った頃に到着。平日にもかかわらず店頭には10人ほどの行列が出来ていたのですが、その中に知人を見つけて軽く驚きました。それで私も早速その列に並んだところ、この時点で注文を聞かれたので、後述のラーメンと餃子をお願い。その後、店員さんの案内で入店してからも店内でちょっとだけ待ってカウンターに通されたのですが、そこから程なく、お店に到着してからだと約25分で、平塚さんのラーメンと餃子に感動の再会と相成りました。
煮玉子ラーメン 850円
まずラーメンは、見た目的には記憶にある初代平塚と同じもの。で、早速スープからいってみたところ、あっさりしたダシに、醤油は強くないけどしっかりとした塩気の味付けに、硬質な食感の細縮れ麺、そして分厚いチャーシューの組み合わせは、まさしく平塚。しかもチャーシューは、嬉しいことに端の部分!ローストビーフで言えばエンドカットで、適度に肉の歯応えがありつつホロホロ感もある食感や良い塩梅の味付けに表面の香ばしさが加わって、これはたまりませんね。また、何気に好きだったメンマの味付けや、煮玉子の濃くない味付けや黄身のトロトロ具合も以前と変わらず、一口ごとに嬉しくなってしまいました。
餃子 一人前(3ケ) 240円
こちらも、見た目的には記憶にある初代平塚と同じもの。1つ1つが大ぶりで、ムチモチっとしつつも焼き目はカリっとした厚めの皮に包まれた、やや大きく刻まれたキャベツたっぷりの餡は、もう。以前と同じように、1つはそのまま、2つめ以降はお酢とラー油だけ(餡自体の味付けは濃くないけど、醤油を付けなくても美味しくいただける点も相変わらずでした。)でいただけば、以前の記憶が甦りました。
というわけで、どちらも美味しくいただきました。で、今日もかなり混んでましたが、この味なら、店頭に初代と同じような行列が出来る日もそう遠くは無いと思います。(個人的には、初代で好きだったつけ麺が復活してくれると大変嬉しいんですが。)ごちそうさまでした。
平成29年2月訪問
この日は、午前中に矢板市に所用からのついでに昼食という予定だったのですが、時間にちょっとだけ余裕が出来たので、矢板市内を抜けて箒川を渡って野崎街道に入り、東北新幹線の高架下にあるこちらのお店まで。実は、何度もお店の前を通って気にはなっていたのですが、お伺いするのは初めてなんですよね。
それで駐車場にクルマを停めお店に入ったところ、店内は街の中華屋とは違う立派な中華料理店という感じで、回転テーブルや座敷も。お伺いしたのが平日のお昼時とあって、作業着姿の人たちも。その他、地元の方々とおぼしき老若男女で結構な賑わいです。それと、店内には栃木県出身の偉大な作曲家である船村徹先生に関するものが多く飾られていると思ったら、こちらの女将さんが先生の門下生だったそうで。
華泉ラーメン 880円+税
そんな中いただくのが、初めてのお店で迷った時はお店の名前を冠したメニューということでこちらの品をお願いしたのですが、登場したラーメンは、うっすらと色が付いたスープの上に、麺が見えないほど具材がたっぷり載っていました。それで早速いただいてみたところ、しじみがベースというスープは、あっさりしているけど何とも滋味深い味わい。またメニューにはラー醤を効かせたと書いてあったのですが、最初、それっぽい香りはすれど辛味はほとんど感じなかったものの、ただいているうちに唐辛子由来の辛味が口の中に蓄積していくような気がします。また具材はトロミでまとめられているのか口当たりが柔らかく、種類のバラエティーも豊かで、卵に豚肉、白菜、ニンジン、ピーマン、タケノコ、キクラゲ、ワカメに、海苔とナルト、そして薬味的な白ネギと、10種類以上使われていたかと。また麺は、老舗の中華料理店っぽい細縮れ麺で、「ムニっ」をやや硬質にしたような歯応えでした。
若鶏の唐揚げ 1000円+税
こちらは、一緒にいただいたもの。お店のお勧めっぽかったのでつい頼んでしまったのですが、そのボリュームにちょっとびっくり。(実は今回、同行者がいたので、何とか完食できましたが。)火傷しないよう注意しながらかぶりついてみると、香ばしい衣は卵を使っているのかハード目にサクっフワっという食感。そして中の鶏肉はとってもジューシー。そのままでも十分いけますが、付属のスパイス入り塩を掛ければ味が締まって更に良いですね。
というわけで、どちらも美味しくいたいたのですが、今回いただいた他にも気になる品が沢山有りましたので、またお伺いしたいと思います。ごちそうさまでした。
平成29年2月訪問
実はこちらのお店。四半世紀以上前からお店の横は幾度となく通り、存在も認知していたにもかかわらず、その暖簾をくぐったことは一度もありませんでした。ですがとある日曜日だったこの日、色々な事が重なってお店の前を通ったところ、店舗横の2,3台しか停められない駐車スペースに空きが。これは、このチャンスを逃すと一生訪れないままになってしまうと思い、急いでそこにクルマを入れました。
それで店内に入ると、カウンターの中にはかなりお年を召した男性と、前にラーメン本で見たことがあるような気がする女性が。で、天井奥の照明が点いていないので店内はちょっと独特な雰囲気だったのですが、そんな中カウンターに座り、以下のものをいただきました。
ラーメン 450円
昔、某ラーメン本に載っていたミソラーメンも大変気になったものの、今回は初めてということで、ラーメンを。で、注文からほとんど待っていなかったにもかかわらず、男のかたから「お待たせして申し訳ありません」と出していただいたのですが、何ていうか、ものすごくシンプルな見た目。早速スープからいってみたところ、きわめてアッサリしていて、薄めの色のとおり味付けはライト目というか塩気控えめ。お陰で、具のザーサイ風味が結構際立つのが個性的ですね。また麺は、細めの緩く綴れたもので、ツルポニョッとした食感です。そして具のチャーシューは、プリサクの食感で、小ぶりながら肉の味がしっかり、味付けも良い塩梅です。これなら、チャーシュー麺でも良かったかなぁ、と。あとザーサイは味もかなり濃く、唐辛子の辛味が効いていました。
ギョウザ 300円
こちらは、一緒にいただいたもの。で、結果から言うと、これが個人的にはかなりのヒットでした。まず、口に近づけただけで香ってくるニンニク・スメルで、それがかなり効かされていることが想像できるのですが、やや厚めで、パリサクなクリスピー食感の皮に包まれた餡が解き放たれると、想像どおりのニンニクがガツンっ!と。ただ、それだけではなく、餡自体にちゃんと味が付いていて、そのままでも全然いけるというか、逆に醤油付けちゃうと勿体ない感が。また、餡の中に入ってるキャベツなどの野菜が大振りで、若干シャキシャキ感の残る仕上がりになっていたのが面白かったです。
というわけで、特にギョウザは美味しくいただいたのですが、今度はそれと共に、是非とも名物のミソラーメンをいってみたいと思います。ごちそうさまでした。
平成29年1月訪問
こちらのお店にお伺いした時は、毎回同じような書き出しになってしまうのですが、時たま無性にいただきたくなる、個人的味噌ラーメンの原点であるどさん子の味。今回はそんな時にたまたま家人のリクエストがあり、これ幸いとばかりにお伺いしました。
みそバターラーメン 650円
それで今回もいただいたのが、こちらの品。ほんと、毎回毎回これなのですが、これが食べたくてこのお店に来るので仕方が無いんです。で、ニンニクがバキっと効いた、これぞオレの中でのスタンダード味噌ラーメンというスープや、とても良く合うモヤシやキャベツ、コーンなど野菜類に、懐かしい風味のメンマ、ここならではの茎ワカメは相変わらずだったのですが、今回のは麺が、記憶にある(って勘違いしているだけかもしれませんが)動きが固いという感じの食感ではなく、ムチポニョっとした動きのある瑞々しい食感で、正直こんなに良かったっけ?という感じでした。そして、最後はひき肉とコーンが底に沈んだスープを飲み干せば、もう。やっぱりこの味、好きなんだよなぁ。
半チャーハン 350円
こちらは、一緒にいただいたもの。若干しっとりしたところが逆にいかにもラーメン屋のチャーハンといった感じで、味付けもしっかりキマってます。
というわけで、どちらも美味しくいただいたのですが、今時この値段でこのラーメンと半チャーハンをいただけるなんて、何とも素晴らしいなぁ、と。ちなみに、私と同じみそバターラーメンを毎回いただいている家人も、「やっぱりラーメンはこうじゃなきゃ」的なことを申しておりました。そりゃ、値段の張る食材を贅沢に使って作ればそれなりに美味しいものはできるんだけど、それが例えば、ラーメンだけで1杯千円を軽く超えるようなものだと、個人的にはそれって別にラーメンじゃなくても、なんて思ってしまうところもあるんですよね。(もっとも、そういうラーメンも嫌いじゃないというか、機会があれば有り難くいただきますが。)そういう意味では、こちらのは、昔からほとんど変わらない値段設定で「旨い!」と思わせるんだから凄いことだと思いますし、ほんと、有り難いことだと思います。ごちそうさまでした。
平成29年1月訪問
このところ続く団体旅行ネタですが、その旅行二日目。この日は、博多から長崎へと移動してまずは某所を観光する予定となっていたのですが、悪天候でスケジュール変更を余儀なくされ、午前中から市内を徒歩で観光することに。それでオランダ坂から大浦天主堂、グラバー園などをまわり昼食となったのですが、それが先に回った観光スポットからも程近いところにある、元々ちゃんぽんをいただくべく予定されていたこちらのお店。
といっても予約はしていなかったので、空く時間帯を見計らって午後1時半過ぎにお伺いしたところ、それでも混んでおり、席の関係で少々待ってから別室のようなところに案内されました。で、こちらのお店については、個人的には約5年前にお伺いして以来4度目の訪問となったのですが、折角今日は大人数で訪れているので、メインのちゃんぽん以外にも色々頼んでいただいてみることに。
合多司(ハトシ) 486円×2人前
それでまずは、長崎の郷土料理的なものにもなっているハトシから。ウィキペディアによると、食パンに蝦のすり身などを挟んで揚げた料理。長崎の場合は元々明治時代に清国から伝えられ蝦多司という料理が起源で、その広東語読みの「ハトシ」という呼び方が広まって定着したとのこと。ですが、こちらのはお品書きにも明記されているように、蝦ではなく肉をパンで巻いて揚げたものになっています。で、いただいてみるとサクサクの食パンの内側には、肉の餡がたっぷり。香辛料も効き味付けもしっかりしているので、「付けて食べてください」と言われた酢醤油はなくても美味しくいただけました。
干烧虾仁(エビのチリソース) 1512円
こちらは同行者が注文したもの。チリソースの赤に銀杏の緑が良いコントラストになっているのですが、銀杏の他にもタマネギといった野菜類が入っていたのが珍しく感じました。で、プリプリのエビはもちろんなのですが、チリソースが旨いです。ちなみに、辛さは万人向けといった感じでした。
炒飯 972円
これは、お米が食べたかった私が頼んだもの。ぱっと見、とても細かく切られた具材が印象的で、特にニンジンは珍しく感じました。それでお味のほうは、風味がどことなくチャイニーズスパイシーというか、サラダ油で炒めたふつうのチャーハンとはちょっと違う気が。どちらかというしっとり感が残るタイプで、味付けもただの塩コショウだけじゃないような気が。(具材のせいですかね?)
ちゃんぽん 972円
そしてメインのちゃんぽん。スープはこっくりとまろやかで、ベースの白湯や、肉や小エビ、イカやカマボコ、そして野菜といった具材から濃厚な旨味がこれでもかという感じ。また麺は、食感が今回のに関しては若干柔らかめに感じましたが、スープの旨味を吸いまくり。そして具は、前述のとおりバラエティー豊かなのですが、以前と比べると量が若干減った様な気も。(今回たまたまかもしれませんが。また、お値段が据え置きだったことを考えると致し方ない部分もあるかもしれません。)あと、前回いただいた時とは味の印象が違うんですよね。もっとも、これは前回いただいた時にも思ったことで、これだけ間隔が空いたら、前回いただいた時の味は正確には覚えていない筈ですから、アテにならない印象なのですが。
というわけで、どれも美味しくいただきました。ごちそうさまです。
平成29年1月訪問
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