趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
この日は、久しぶりに或るアーティストさんのワンマンライブを観るために上京。で、その途中で腹ごしらえをしていこうと思うのですが、そんな時思い浮かんだのが久しぶりとなるこちらのお店。中本の情報ではいつもお世話になっているウェブサイト「蒙古タンメン中本の道」さんによれば、かねてよりいただいてみたかった限定メニューが提供中だったので、お伺いすることに。
それが、この胡麻極辛(ごまきょくしん)。前述の「蒙古タンメン中本の道」さんによれば、辛さレベルは10段階中の8だそう。また。麺の量は標準で1.5玉とのことで、食券を渡す際「麺少なめで」とお願い。で、麺を減らしておいてなんなのですが、このラーメンでお米が食べてみたかったので半ライスもいっときました。
胡麻極辛(麺少なめ) 930円
半ライス 120円
それで食券提出からさほど待たずに登場したのですが、パっと見ではゴマのお陰か唐辛子の赤さは控えめ=大人しそうにも感じられるものの、刺さっているレンゲを動かすと、ツユには固形物が多くてドロドロっとした感じがしてやっぱり手強そうな気も。で、そのツユを早速口に運ぶと、ドロドロの正体はすりゴマでしょうか?芝麻醤を使った日本式担々麺のようなクリーミーなコクというよりも、食感共々、もっとナッツ感のあるゴマ味が強く、そこに一体化した挽き肉のコクや、ショウガが後から追いかけてくる感じが。また、ゴマ味のお陰か塩気がマスクされ、中本さんにしては塩分控えめにも感じられました。(もっとも、他のお店と較べれば十分な濃さですが。)ちなみに辛さは、こちらもゴマ味のお陰で初めから攻撃的に来ないものの、さすがにレベル8だけあって、すぐに口の中に蓄積。またゴマのお陰で中太の麺にもたっぷり絡むので、自然と口に入る量が増えて余計にそう感じるのかもしれません。(個人的には、食べる分には平気なものの味わうにはギリギリという感じでした。)それと挽き肉以外の具は、茹でモヤシとニラ、そしてスライスされたゆで卵と輪切りの白ネギなのですが、いただいていくうちにこれらも全て、ドロドロスープに飲み込まれて一体化し、後半は食感の違いでそれと判る感じに。そして、麺を食べ終わった後は、手を付けていなかった半ライスをスープに投入。これがやってみたかったので、プチ麻婆丼ではなく半ライスにしたのですが、旨いっちゃ旨いものの、ここで先程の塩分控えめ感が出てきて、個人的にはもうワンパンチ欲しい感じ。しからばと、卓上の紅生姜を半ライスの容器に取り、つまみながらいただいたところ、これが良い感じになりました。ただ同時に、デフォルトの麺量が1.5玉なのは、このスープはライスよりも麺で食べきった方が美味しく感じるからかなぁ、と思ってみたりして。
というわけで、美味しくいただきお腹いっぱいになったものの、自分流のアレンジが微妙な結果に終わってしまい、ちょっと勿体ないとも感じてしまった今回の訪問となりました。ごちそうさまです。
平成29年12月訪問
最近、あまり気合いを入れずにラーメンをいただきたい時に候補となるのが、矢板市にあるこちらのお店。この日も家人共々そんな感じだったので、ゆるっと開店直後にお伺いしました。
Aセット(味噌ラーメン) 800円
それでいただいたのが、こちらのお店定番のセットメニューで、いわゆるハンチャンラーメンとなるAセット。ラーメンは、醤油、味噌、豚骨から選べますが、今回は味噌ラーメンをお願いすることに。それで、味噌ラーメンも半チャーハンも、ちゃんと鍋を振って調理する音を聞きながら待つこと少しでまずは味噌ラーメンから登場しました。で、早速、ツユから行ってみたところ、これが口当たりはマイルドですが、ベースのスープの旨味に炒めた肉と野菜からの旨味も加わり、更に味噌ダレも若干濃いめに効いたしっかりとしたもの。ニンニクはさほど強く効いておらず、トウガラシではなく黒コショウがアクセントになっているのが面白く感じます。それに合わせる麺は、太麺では無くラーメンと共通の細麺というのが珍しい気がしたのですが、チュルっとした食感が、これはこれで合っているんじゃないでしょうか。そして具は、もやしやニラ、ニンジンなどの野菜と豚肉を炒めたものに、ワカメもプラス。あと、薬味のネギの切り方に、中華料理屋さんを感じました。それから、一緒にいただいた半チャーハンですが、以前いただいた時と同様の、コショウとハムの風味が効いたしっとり食感のもの。味噌ラーメンと一緒にいただいても旨いです。あと余談ですが、これまで個人的に、中華料理屋さんで味噌ラーメンを頼むことは少なかったのですが、今回、トラディショナル(個人的には豚肉と野菜を炒めて煮るスタイルで、チャーシューは載らないものをそう思っています。)だけどオリジナリティー(黒コショウの効かせ方とか、麺が細麺なところとか。)もある味噌ラーメンをいただけたことで、今後、その食べ歩きもしてみたくなりましたね。
チャーシューメン 700円
こちらは、家人がいただいた品。どちらかというとミシっとした懐かしい系統のチャーシューがドドンと4枚載っているのですが、ちょっとだけ味見させて貰ったところ、その風味がラーメンに肉々しさをプラスしている気が。これはあとで、自分の物として丸ごと一杯いってみたいですね。
というわけで、どれも美味しくいただいたのですが、作っているのを待つ間にふと思ったのが、この味噌ラーメンと半チャーハンを同時に出すセットって、滅茶苦茶手間かかってますよね。(だって、どちらも中華鍋振るんですよ。それも1人で。)更には、家人のチャーシュー麺まで同時に作り、それがあまり時間差無く出てくるのって、考えてみたら凄いことだなぁ、と。ごちそうさまでした。
平成29年12月訪問
この日は、家人と那須塩原市内の映画館で朝一番の上映を見た後、そのまま市内で昼食という流れになったのですが、今回はこちらのお店で久しぶりにいただくことに。で、前回お伺いしたのが平成22年10月って、時の流れは速いものですなぁ。
それで店内に入り、小上がり席に着席。確かこちらは、醤油味と塩味だけだったっけと思ってカウンター上に貼ってあるお品書きを見たところ、みそラーメンの文字を発見。家人のラーメンと共にお願いすると、あまり待たずに登場しました。
みそラーメン 850円
ライス 100円(写真なし)
というわけでそのみそラーメン。中央付近の赤い物は、注文後「辛いのは入れますか?」と尋ねられたさいにお願いしたので入ったもの。ひと舐めしたところ、豆板醤っぽいですかね。それでその辛いのを、最初は混ぜないようにまずはツユからいってみたところ、表面にそれなりの量の油は浮いているもののしつこさは無く、ベースとなったスープのじんわりとした旨味に、角の無い味噌ダレがこれまたじんわりと効いて、これが何とも優しい味。ですが、食べ進むうちに優しいだけじゃ無いというか、それらが織りなすしっかりとした「味」が感じられます。また手打ちされる中くらいの太さの麺は、ピロムチっとした食感が良いですね。で、前述のスープは、この麺に合わせた味付けになっているんだな、と思ったりして。そして具は、ちゃんと「肉」感のあるチャーシューに、キャベツ、モヤシ、ニンジンといった野菜類は炒めではなく茹でるか煮たタイプでしょうか?そうすることによって、より一層マッチングが良くなっているようにも思えます。あと、辛いのは、混ぜるのが後半になってしまったせいか、味が一気に鋭角に変わって、個人的にはちょっと勿体ない感も。溶かすなら、最初の方が全体に馴染みやすいですかね。あと、写真だと切れちゃってますが、一緒に出てきたお新香が美味しかったというか、お陰で思わずライスが欲しくなり追加で頼んで、更に(お新香が苦手な)家人の分のと合わせていただいてしまいました。
ラーメン 650円
こちらは、家人がいただいたもの。例によって少々味見させて貰いましたが、当たり前ながら、私がいただいたみそラーメンよりも、より出汁感があるというか、こちらのラーメンって、当地の一般的なものよりも醤油感控えめで、その替わり麺の旨さとこの出汁感で食べさせるように感じました。ちなみに家人も「美味しい」と。
というわけで美味しくいただいたのですが、エッジの効いたラーメンも良いけれど、こういう優しい味のラーメンも、やっぱり良いもんだと、改めて思った次第で。ごちそうさまでした。
平成29年12月訪問
平成29年中に仕入れたネタはまだ沢山残っているのですが、平成29年の更新は、この記事で最後になります。また来年も、暫くはこのペースでの更新を予定しておりますので、よろしければおつきあい下さいませ。(ただし、次の記事は、明日の更新を予定しておりますが。)
それと余談というかどうでも良い話ですが、昔、別のハンドルネームでブログを書いていたものの、色々思うところあって別ハンドルネームとなり当ブログを立ち上げたのが平成24年の暮れ。ですが同時に、旧ブログで書いた記事が勿体なくて、その一部をリライトしつつ移植し始め、5年掛かってようやく移植が完了することができました。(ラーメン等訪問店一覧、およびそばうどん等訪問店一覧の記事にも反映してあります。)今となっては閉店されたお店も多く、情報としてはあまり役に立たないのですが、気持ち的に一区切り付けることができたということで、個人的には当ブログから暫定の文字がようやく取れた思いでございます。
こちらのお店。もう暫く前からお店の場所が変わり、その前を何度も通っているにもかかわらず、いっぱいの駐車場とお店の入口付近にたむろする入店待ちのお客さんに気後れして、移転後は一度もお伺いしていなかったという。ですが平日のこの日、開店直後にお店の前を通りかかったところ、駐車場に空きスペースが。店頭にも入店待ちのお客さんはいなかったので、すぐさま駐車場にイン。空席が見えたので勢い込んでお店に入ろうとしたところ、店員さんから「こちら(名簿)にお名前を書いておまちください。」と。以前はどういうシステムだったか忘れましたが、今はこうなっているんですね。
なので、店頭の待合スペースでちょっと待ってから入店。カウンターに案内されると注文となったのですが、今回は、店頭、として待合スペースに貼ってあったPOPを見て気になった牛モツ辛味噌というのをいただいてみることに。こういった限定ぽいメニューでも、麺の種類や量(大盛り相当の300gまで同料金)が選べるんですね。また、牛モツは生の物を使用するので歯応えが強いけど大丈夫ですかと尋ねられたり、辛さは小辛・中辛・激辛から選べるので中辛を選んだところ辛いけど大丈夫ですかと尋ねられたり、その他、ニンニクやチャーシューの種類、付属のライスなど、色々確認されてオーダーが通った後、20分程待ってからのご対面となりました。
牛モツ辛味噌らー麺 790円
登場時、店員さんから「左手が煮チャーシュー、右手が炭焼きチャーシューです」と説明していただいたのですが、どちらも結構な存在感を放っていますね。それらを暖めるため速攻で沈めた後、まずはツユからいってみたところ、ブっとい豚骨と思われるベースに、辛味噌が良い感じに主張。更には、背脂っぽいコッテリ感と甘味、上に振りかけられたスパイス類に添えられた刻みニンニクの香りや辛さも相まって、濃厚かつパンチの効いた味が、問答無用に「旨い」と思わせてくれます。また中辛を選んだ辛味は、個人的な感覚だといわゆるピリ辛よりはハッキリと辛く感じるぐらいで丁度良いというか。そして自家製の麺は、今回中太麺をチョイス。ねじりが入りエッジの立った断面で、ムチシコっというしっかりした歯応えが良いですね。量は250gでお願いしたのですが、具沢山だったのと付属のライスもあったので、お腹一杯になりました。それと具ですが、2種類のチャーシューは、調理法による味や歯応えの違いが対照的。牛モツは新鮮さが判るプリプリシコシコさ加減。ほんと、歯応えが凄いです。あとキャベツとモヤシは、こういう濃厚なラーメンにはピッタリ。更に、残ったスープはライスに掛けていただけば、これもまた!という旨さでした。
というわけで美味しくいただいたのですが、また今度、時間に余裕がある時にでも、混雑に気後れせずにお伺いしたいと思います。ごちそうさまでした。
平成29年12月訪問
師走に入った最初の日曜日。この日は、さくら市の氏家で家人と用足しをした後、ついでに市内で昼食となったのですが、そこでお伺いしたのがこちらのお店。最初、お店の駐車場(ちなみに駐車場は、お店の両側にあるのですが、東側が1軒挟んだところにある未舗装の空き地内、西側が2軒挟んだところにある角地の舗装された駐車場内となっています。)の前を通りかかった時、クルマが一杯っぽくて諦めかけたのですが、よく見ると1台分空いていたので、無事お伺いすることが。
タンメン 650円
それで私がいただいたのが、こちらのタンメン。ちなみにタンメンといっても、街なかの中華屋さんらしく、中華的「湯麺(たんめん)」ではなく、炒め野菜の入った塩味のツユという、関東地方ローカルスタイルの「タンメン」なのは写真のとおりです。で、早速、そのツユからいってみたところ、中華料理店ならではの清湯スープをベースに、ゴマ油の良い香りと、具の豚肉や野菜からの旨味が合わさって、もう。また麺が優しいというか、スープと相まってゆるーっと口の中に入ってきて、何ともホっとするというか、落ち着いていただける味というか。そこにたっぷりと入る野菜類は、アクセントになるシャキ感を残した炒め加減も程よく、更に豚肉も結構入っているのが嬉しいですね。
シューマイ(3ヶ) 350円
こちらは、一緒にいただいた品。ラーメン類のお供と言えば餃子ですが、シューマイがいただけるのは中華料理点ならではの楽しみなのではないでしょうか。で、上にはグリーンピースではなく、カニの身が載っているのが嬉しいですね。サイズは中くらいでしょうか。中の餡はプリっプリで、旨味たっぷり。辛子、そしてお好みで醤油を付けていただけば、たまりません。(ただ、これ単品でビールをいきたいというのも正直なところ。)
ラーメン 500円
こちらは、家人がいただいた品。こちらのお店のラーメンは、子供の頃から知っている味というか、個人的ラーメンのスタンダードの一つ(もっとも、こちらのお店自体が、私の中華料理のスタンダードだったりするんですが。)なのですが、家人に味見させて貰って久しぶりにいただいてみたところ、やっぱり良いですね。刺激の強い昨今のラーメンを食べ慣れてしまった今でも、この何気ない一杯は、じわっと染みてきます。また家人も、「これぞまさしく、中華料理屋さんのラーメン。とても美味しい。」と申しておりました。
というわけで、今回も美味しくて満足させていただいたのですが、今回いただいたタンメンが650円、家人がいただいたラーメンが500円って、今時かなりのお値打ち価格ですね。手間暇掛けて街なかの中華屋さん的お値段を守ってくださってるお店の方には、頭が下がる思いでございます。ごちそうさまでした。
平成29年12月訪問
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