趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
この日のお昼時。わりと時間に追われつつ昼食をいただく場所を探していたのですが、そんな時思い出したのが、個人的にだいぶ昔にお伺いした事があった、矢板市の南端というか、さくら市との境付近にあるこちらのお店というか施設。後でこの記事を書くにあたって調べた際、ウィキペディアによると『トラックステーションは、公益社団法人全日本トラック協会の計画に基づき、公益財団法人貨物自動車運送事業振興センター・各都道府県トラック協会が建設・管理・運営する形が取られる。』というトラックドライバー向けの施設なのですが、矢板にあるのは公益財団法人貨物自動車運送事業振興センターで運営されているようで。
と、そんな能書きはさておき、ここなら素早くいただけると思い駐車場にクルマを入れると、駐車場にはトラック以外のクルマもわりと停まっていました。なので食堂も混んでるかと思いきや、店内が広いお陰で座るとこには苦労しなさそうな混み具合。それでまずは、入口の所にある券売機で食券を購入しようとしたのですが、さすがはトラックドライバー向けの食堂だけあって、そのほとんどがボリューミーな定食やセットメニューですね。(その他は、ラーメンの単品がある程度だったかと。)で、そんな中から今回は、ディスプレイしてある品がパッと目に入った本日のおすすめメニューの食券を購入しました。
本日のおすすめメニュー 720円
ちなみに、本日のおすすめメニューの構成は、あんかけラーメンとチャーハン、そしてシューマイというこれまたボリューミーなセット。食券提出後、程なくしての登場となったのですが、配膳はお店の方がやってくださいました。(ちなみに片付けはセルフのよう。)それでまずは、メインとおぼしきあんかけラーメンなのですが、ベースは醤油ラーメンで、上に掛かったあんからは、ゴマ油の香りがほのかに。早速いただいたところ、あんとスープが混ざり合って、通常の醤油ラーメンとは違った味わい。また餡の中には豚肉のほか、干し椎茸やクタクタに煮込まれたキャベツなどの野菜が結構入っていたのですが、個人的にはウズラの卵が2個も入っていたのがラッキー!(ウズラの卵、好きなんです。) そして麺は、中くらいの太さの縮れ麺。若干硬質なモソっとする感じの歯応えがありました。それと、セットになっているチャーハンは、作り置きなのは致し方ないところ。味付けは薄めで、ラーメンと一緒にいただいて丁度良いくらい。具は、フチの赤いハムが入っているのが泣かせるのですが、他に玉子とネギでしょうか。そして、サラダにはシューマイが載り、野菜部分にはノンオイルドレッシングが掛けられていました。
というわけで、お腹いっぱいになったのですが、いただいている時に、社員食堂チックというか、限られたコストでボリューミーな食事を素早く出そうとしているのが伝わってきました。ごちそうさまです。
平成29年11月訪問
休日のこの日。昼過ぎまでの所用を終え一旦自宅に戻り、ようやく昼食。時間も時間だしあまり遠くまで行く気も無くなっていたので、昨日同様比較的近場で済まそうと野崎街道を走っていたのですが、そんな時、家人に話を振ったところ、驚くべき事に「阿Qさん」の名前が。それは即ち、常人並みの胃袋しか持たぬ者にとっては戦いを意味することになるのですが、体調的に今回は戦えそうだったので即座に参戦を決定。流石に午後2時頃となれば駐車場にも空きがあり、すんなりと戦場(店内)に入ることが出来ました。
もやしそば 700円
それで今回私が戦うのが、初挑戦となるもやしそば。今回は塩味がいただきたかったのと、個人的にモヤシが好きなのでいけると踏んでの注文したのですが、結論から言うと、これもかなりの強敵でした。まず登場時、塩味なのにスープに透明感が無くわり濃い色だったのですが、よく見ると表面を油がかなりの厚みで覆っていました。で、阿Qさんの麺(汁ソバ)類では麺が延びるのを遅くするために必須と思っている天地返しを行ったところ、ゴマの良い香りがしたのですが、まずはスープを一口啜れば、モヤシなどの野菜を炒めた旨味に阿Qさんらしい濃いめの塩気がビシっと。また前述のとおり浮いているのがゴマ油など植物性の油メインと思われるので重さはあまり無いのですが、良く攪拌しないと大量に摂取することになりそうです。そして次に、天地返ししてある極細麺に食らいついたところ、伸びるスピードが考慮されたような、はじめはボリっとした食感が良いですね。また、極細麺故にスープ、ということはその表面の油が良く絡みます。そして具は、モヤシの他、豚肉、キクラケゲ、タケノコ、ニラ、タマネギ、ニンジン。焦げたところは味に香ばしさと深みを与え、モヤシはシャキっとした良い感じの火の通し加減ですが、タマネギのうち大振りなものとニンジンについては、歯応えが強め。して、後はひたすら麺を啜り具を食べを繰り返し、それらについては細かい欠片を除き食べきったのですが、その時点でもスープ表面には3mm以上の油の層が浮いており、腹具合も限界に近づきつつあったので、その後のスープ完飲は自重しました。
天津丼(スープ付き) 800円
こちらは、家人が挑戦した品。で、家人が天津丼をいただくのはだいぶ久しぶりだっのですが、前回いただいた時と違うところが多かったように感じました。まず具に野菜が増え、特にニンジンとニラは前回無かったような。そして何より味付けが変わっていたのに驚いたというか、前回はかなり甘味の効いたタレが掛かっていたのが、今回はほぼ甘味は無く、その替わりかお酢の酸味がとても強く効かされて、うかつに口に入れると咽せるほどでした。ですが家人もそれに負けじと戦いを挑み、前回は破れたものの今回は(最後は私がちょっとだけ味見させて貰いましたが)概ね食べきることが出来ました。
というわけで今回の戦い、勝ったとはいかないまでも、何とか引き分けに持ち込むことは出来たのではないでしょうか。そしてまた機会を見て、戦いを挑みたいと思います。ごちそうさまでした。
平成29年11月訪問
ちなみにこの日、我が家は二人して夕食は食べられませんでした。それを考えると、阿Qさんって、トータルではコストパフォーマンスが良いんじゃないでしょうか。なんて。
このところ所用がらみとはいえわりと遠くのお店ばかり行っていたこともあり、この日は「近場のお店でいただきたい」と言ったところ、家人から「長年の謎を今年中に解決したいので、どさん子さんに行くがよい」との一言が。そういえば、このところ、クラシックな味噌ラーメンがいただきたかったところなんですよね。
ベーコン焼定食 800円
それで注文後まず登場したのが、今回のある意味メインというか、家人、そして私も長年謎に思っていた品。実はこちらのお店って、定食類やご飯物のメニューがとても豊富だったりするのですが、その中で、(焼肉定食などの分かり易い品名と違って)ベーコンで定食ということで名前から想像力をかき立てられることに加え、値段もこちらのお店で2番目に高額(焼肉定食などと同額)な品だったりするんです。で、ライス、味噌汁、お新香ときて、メインのお皿がテーブルに載せられると「成る程!そういうことか!」と即座に納得。ベーコンがメインのベーコンエッグなのですが、ベーコンは厚みが5mm以上有るものがゴロゴロという感じでした。で、ご飯の量も含めかなりボリューミーなので、食べきれない分が私に回ってきたのですが、焼かれたベーコンは黒コショウが効かされていて美味。また、味噌汁はワカメと豆腐、ネギと極めてスタンダートながらホっとするお味でした。
みそバターラーメン 650円
そして前述のとおり、私がいただいたのは、いつものみそバターラーメン。ニンニクが効いた味噌ダレに、モヤシとキャベツ(今日はちょっと少なかった)、そして挽き肉という、個人的初体験と同じ構成の味噌ラーメンは、やっぱり今回も旨いです。ムチポニョッとした食感の中太麺も前回同様の良さで、コリコリのメンマと茎ワカメが箸休めに丁度良いのも相変わらずだったのですが、今回は体調の所為かいつものガツンとくる感じがなかったというか、ちょっと大人しめの味に感じました。
しそ餃子 350円
こちらは、私がラーメンと一緒にいただいた品。実はどさん子さんの餃子は確か初めてだったと思うのですが、失礼ながら、これが想像以上だったというか。上手い焼き加減のお陰か、皮のカリモチ感もあり、そして中の餡も皮肉汁滴るとまではいきませんが、わりとジューシー。そしてシソが良い感じに効いていて、もう。いただいている間、テイクアウトで餃子3人前というお客さんが居たのですが、確かに、これはいただいた方が良い品かもしれません。今度は、ノーマルな餃子もいってみたいですね。
というわけで、どれも美味しくいただいたのですが、そのお陰か今度は私も、いつものみそバターラーメンでは無く、別の品をいってみようという気になりました。別の味噌味が醤油味か塩味か、はたまた定食メニューか。ほんと、何をいただきますかね。ごちそうさまでした。
平成29年11月訪問
今回お伺いするのは、個人的に長年の宿題となっていたお店。2000年代初頭に、県内でかなり話題になっていたのですが、その後惜しまれつつの閉店を経て、2010年に名前を変えて復活。で、復活後も「いつかお伺いしたい」と思いつつ、今日まできてしまったという。それで平日のこの日はお昼時に宇都宮市内に用事があったため(そういえば前回、前々回と、ここ3回連続。その前のうどんも入れると4回連続で宇都宮での所用ですね。)、その前に新4号でちょっと足を伸ばして上三川まで。お昼ちょっと前に到着しました。
サービスのサラダ
お店の造りはかなり立派で、店内も広々。席もテーブル席や小上がりもあるのですが、今回はお一人~二人様用とおぼしき大きなテーブルに着席し、注文のためにお品書きを手に取ろうとしたところ、立派な冊子になっているレギュラーメニューの他、パウチされた写真入りのも多数あって、その中には、個人的に大好きだった宇都宮の彩羅さん(閉店)の看板メニュー「赤玉パンチラーメン・つけ麺」も、当時は確かなかった味噌味やカレー味が加わって載っていました。で、それにかなり心惹かれたのですが、今回はレギュラーメニューの中からお店の基本っぽいものと、お店のウリになっているサイドメニューがいただけるセット品をいただく事に。注文後、「お召し上がりになったお待ちください」とサラダが出てくるのが嬉しいのですが、そこに載っている昆布は、スープを取る時に使ったものでしょうか?それでも味は良い感じに残っていますね。
藤原家麺 880円(税別)
その後程なくして登場したラーメンが、こちらの品。ちなみに味付けは、店主さんイチオシで醤油メインの1号「茶」、人気の白醤油メインという2号「白」、天日乾燃自然塩を使用したという3号「塩」から選べるのですが、今回は1号「茶」でお願いしました。それで早速そのツユからいってみたところ、動物系や魚介系、植物系など様々な素材から抽出された出汁が織りなす風味と旨味が、贅沢だけどしつこくないというか。また醤油ダレは味のピントを合いやすくはすれどその主張は強すぎず、一体感がある塩梅です。そして麺は、製粉から自家製という中細のストレートタイプ。加水率はどちらかというと低めでしょうか?最初はコリシコっとした歯応えが楽しめ、それが食べ進むうち徐々に全体と馴染んでいく感じもあります。それと具ですが、特に2種類のチャーシュー、そして味玉が良かったというか。まずはチャーシューですが、コショウの風味が効いているほうは低温調理でしょうか?肉肉しい味わいと歯応えが楽しめ、もう一方のは柔らかめの食感で、懐かしい感じの煮豚味。次に味玉は、醤油ベースの味付けで、その味加減、黄身の中心部がトロッとした火の通し加減共に絶妙でした。
揚げシュウマイセット(Aセット) 330円(税別)
こちらは、一緒にいただいたセット品。こちらのお店はラーメンのメニューも豊富なのですが、セットメニューもかなり豊富で、ライスとお新香のみのセットを除いて8種類もありました。その中からいただいたのが、前述のとおりお店のウリっぽかった(外に幟旗も出ていたかと。)揚げ餃子が付くこのセット。で、いくら自家製を謳っても、揚げ餃子にしてしまうと、正直なところ(既製品と)そんなに差が出ないだろうなどと思ってしまったのですが、申し訳ありません。私が浅はかでした。薄皮はパリっとクリスピーなのは予想通りだったのですが、そこから更に歯を入れると、中から肉汁が。まさかシュウマイで「ジューシー」などという表現を使うとは思っていなかったのですが、まさしくジューシーでこれが、もう。そのままでも、辛子を付けても、醤油+辛子でも、酢醤油+辛子でも美味しくいただけたのですが、これ、ビールにもめっちゃ合いそうですね。あと、添えられた漬け物もありきたりな市販品では無く、大根の他にハヤトウリだと思うのですが、こういう所にまで凝っているのは凄いと思いました。
というわけで、どちらも美味しくいただいたのですが、ラーメンはもちろん、個人的には揚げシュウマイがとってもインプレッシブでした。また、今回惹かれつついただかなかった赤玉パンチ系の品や、他にも多数あるラーメンとセットメニューなど、いただいてみたい品は数々あるので、また是非とも、機会を作ってお伺いしたいと思います。ごちそうさまでした。
平成29年11月訪問
このところ宇都宮に用事のある日が続いている気がするのですが、この日も宇都宮の北の方に用事があり、そのついでに昼食を。で、月曜日ということで休みのお店が多いなか、こちらは営業中でしたのでお伺いしたのですが、なんていうか、この時は、砂漠の中でオアシスを見つけたような気分でした。
ラーメン 590円
それで今回いただいたのが、こちらの基本と言うべきラーメンなのですが、まさしく、シンプルイズベストなんじゃないでしょうか?それを特に感じるのがツユで、ベースとなる出汁は、(1杯の値段を考えると)原価を掛けて様々な素材を使いまくっているわけではないとは思うのですが、動物系の旨味は十分ですし、更に表面に浮く油や、良い感じで味付けする醤油ダレ、薬味的にあしらわれた白ネギなど、味を構成する要素はさほど多くないものの、それら全てが十二分に力を発揮して、味を作り上げているように思えるのです。(と、自分でも書いていて「何言ってんだこいつ」的な表現になってしまったのですが、要するに、アッサリしているけど美味しいツユということで。)そこに合わせる麺は、確か自家製だったと思うのですが、やや平べったい形状の縮れ麺で、太さは中くらいながら、ムチシコっとした強めの弾力が楽しめる歯応えが印象的。それに加え、ツルツルっと入っていく喉越しも良いですね。そして麺と並んで印象的なのが、大判のチャーシュー。今回は指定しなかったのでロース肉を使ったものですが、適度な歯応えと肉本来の味わいが楽しめる仕上がりになっています。そこに、良い塩梅に味付けされた極太のメンマが加わって、繰り返しますが、シンプルながらも完成された1杯になっていますね。
ぎょうざ 3ヶ 250円
こちらは、一緒にいただいたもの。一凛さんの餃子はかなり久しぶりなのですが、これもまた、シンプルイズベスト。(って、餃子という食べ物自体が、ごちゃごちゃと色んな要素を入れても美味しくなるとは思いませんが。)確か自家製の皮は、確かな存在感。焼き目はカリっ、他はムチっとした食感で全体を包み込み、中の餡はざく切りキャベツと共に肉っ気もちゃんとあって、適度なジューシーさも。また、個人的には何も付けずとも全然いけてしまうお味なのですが、添えられたタレを付けてみたところ、味がビシっと決まったような。ちなみに、今回は3個にしてしまいましたが、これは5個(390円)でも良かったかもしれません。
それにしても、これでお値段合わせて840円って、どれだけコストパフォーマンス良いんですかね。それでいて、しっかりと美味しく、満足も出来るという。ほんと、こちらの店主さんの、値段にこだわって美味しいものを出す心意気には、改めて頭が下がります。ごちそうさまでした。
平成29年10月訪問
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