たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

福島県白河市 とら食堂

 この日は平日だったのですが、家人と白河の超が付く有名店であるこちらのお店まで。ちなみに、お伺いするのはこれで3回目なのですが、前回お伺いしたのは、もう8年も前なんですね。(そりゃ、歳取るわけだよなぁ。)

 で、開店(午前11時)の20分くらい前に到着したところ、駐車場には開店待ちしているクルマが1台。私たちもクルマを停め、入口に置いてある順番待ちの名簿に記名したのですが、さすがに平日はそれほど混まないのかなと思っていたところ、その後続々とクルマがやってきて、開店直前には結構な数の人が店頭で開店待ちをするように。やがて開店時間になり、名簿の記入順に案内されて店内へと入りました。

焼豚ワンタン麺 1070円 + 大盛 180円 + 半熟煮玉子 100円
焼豚ワンタン麺 1070円 + 大盛 180円 + 半熟煮玉子 100円

 それで今回いただいたのは、「全部入り」となるこちらの品。しかも、後悔がないよう珍しく大盛りでお願いしました。で、登場してまずはスープからいってみたところ、鶏の出汁感は必要充分で、そこに醤油がキリっと効いた、シャープでキレがある印象です。また、手打ちの麺はやや細めでしょうか。これが今回最大のヒットというか、とても滑らかな口当たりが印象的で、いくらでも啜りたいですね。(大盛りにして良かった!)そして具のワンタンは、白河のものにしては餡が大きめで存在感あり。チャーシューは適度に香ばしく、部位ごとに違う味わいが感じられます。あと、味玉はしっかりした醤油の風味があるけど、味付けはいい塩梅。それと、卓上には白、黒、テーブルコショーと、3種類のコショウが置かれていたのですが、個人的にはテーブルコショーが一番合うように感じました。加えて、これも卓上に置いてあった刻み玉ネギも合いますね。

手打中華そば 680円
手打中華そば 680円

 こちらは、家人がいただいた品。それで実はこちらのお店。家人が長年探していたお店だったそうで。というのも以前、とても印象に残った白河ラーメンを食べたお店が思い出せずにいたそうなのですが、今回お店にお伺いして、更にこちらの品をいただいて、それがとら食堂だったと確信したとのことで。

 というわけで、家人共々大変美味しくいただき、満足いたしました。家人か探していたお店だったということも判ったので、次は8年も置かずにお伺いしたいと思います。ごちそうさまでした。

平成30年3月訪問

栃木県大田原市 横浜家系ラーメン 喜多見家 大田原店

 (平成30年)1月28日の日曜日をもって、店舗リニューアルのための小休止に入ったこちらのお店(その前日にお伺いした時の記事はこちら)なのですが、2月26日の日曜日に、そのリニューアル後、初めてお伺いする事が出来ました。

 それでお店には開店直後に到着したところ、お店の外観についてはパっと見、あまり変化は無いような。それは入店して食券を買おうと券売機に相まみえても同じで、更には元気の良い店員さんの接客や、席の周りに貼られたカスタマイズ方法のPOP等もそう感じたのですが、食券を渡す際、味の濃さ、油の量、麺の固さ共に、麺を太麺にするか細麺にするかを訊かれた時、ようやく以前との違いを感じました。

味玉ラーメン 800円
味玉ラーメン 800円
ライス 100円
ライス 100円

 ですが、前との違いを一番感じたのは、ラーメンが登場した後。今回も以前同様「味濃いめ」でお願いしたのですが、まず見た目からして微妙に白っぽいのに加え、表面に明確な油の層がありません!それでまずは、コショウもニンニクも入れずにスープからいってみたところ、ものすごくクリーミー。家系のスープといえば、豚骨を炊き出したベースに、表面には鶏油の層というのが一般的だと思うのですが、リニューアル後のこちらのは、ベースと鶏油が一体化したかのような口当たりと味わいで、正直、かなり驚いたというか。そして麺は、折角なので細麺にしてみたのですが、極細と言うよりも中細と言った方が良い太さ。また固さは普通でお願いしたのですが、麺が細くなった分、歯応えが若干弱くなる気がしたので、個人的には固めの方が好みかもしれません。それにしても、このスープと麺の組み合わせは、以前の全く別のラーメンをいただいている様に思えたというか、コショウやニンニクや玉ネギでカスタマイズしても、その印象は変わりませんでした。

ラーメン 700円 + ほうれん草増し(たくさん) 100円
ラーメン 700円 + ほうれん草増し(たくさん) 100円

 こちらは、同行の家人がいただいた品。私のと違って油少なめですが、私のと色合いが違うのは、主に写真の写り方が原因かと。で、家人も以前との味の違いに驚いていました。

 というわけで、リニューアル後の初訪問だったのですが、リニューアルって、店舗ではなくラーメンの方だったんですね。ごちそうさまでした。

平成30年2月訪問

栃木県宇都宮市 ラーメン 山岡家 宇都宮長岡店

 勝手に続けている朝ラーシリーズですが、今回は久方ぶりとなるこちらのお店へ。山岡家さん自体はちょいちょいいただいていたのですが、ここ宇都宮長岡店は数えてみると約1年ぶりなんですね。

朝ラーメン 450円
朝ラーメン 450円

 それで山岡家さんは基本的に24時間営業だし、なので朝いただけばどれも朝ラーになるのですが、折角なので今回は、午前5時から11時の間しかいただけないこちらの品をいってみることに。山岡家公式ウェブサイトの商品紹介では「塩ラーメンをベースに」と書いてあるのですが、山岡家といえばつきものの油感は相当控えめで、スープ自体も相当サラッとしています。ちなみに、この品をいただくのはこれで3回目なのですが、その度にアッサリしていっているような気がするんですが。(といっても前回いただいたのが約6年前なので、記憶違いもあるかもしれませんが。)またそこに合わせる朝ラーメン専用の細麺は、結構硬質な歯応え。この麺とスープの組み合わせに、何故か昔、博多長浜でいただいたラーメンを思い出しました。そして途中から、別皿の練り梅で味変し、前回は我慢したニンニクも、今回は休日だったので躊躇無く投入。もっとも、スープが相当アッサリに感じる所為もあって、ニンニクは無理して入れなくても、という感じでしたが。

ミニチャーシュー丼 330円
ミニチャーシュー丼 330円

 こちらは、一緒にいただいた品。今回はたまたま、作るところを見ていたのですが、こちらのラーメン同様に注文を受けた後にチャーシューをスライスし、それをタレと共に小鍋で煮る手間をかけていたんですね。おかげでチャーシューは柔らかくなり、甘じょっぱいタレの味も良く染みていました。で、最初はそのままいだいて、途中からラーメンのスープを掛けてサラサラっといただきましたが、(そういういただき方は想定されていないため)ちょっとしょっぱく感じたものの悪くなかったです。

 というわけで、ごちそうさまです。

平成30年2月訪問

栃木県宇都宮市 バードメン

 まだまだ続く朝ラーシリーズですが、今度も個人的に宿題となっていたお店。というのも、ちょっと前からSNSでかなり凝ったラーメンの投稿を見かけるようになり、するとたいていはこちらのお店のラーメンだったりしたもので。で、この朝ラーシリーズの発端となったもんみや1月号でも朝ラーの出来るお店として紹介されていたものだから、これは行くしかないだろう、と。

 というわけで、2月半ばのとある日曜日の早朝。お店にお伺いすべく国道4号を南下。途中、急にトイレに行きたくなったためにタイムロスしてしまい、午前7時の開店時間をちょっと過ぎた頃に到着したところ、まず、指定された駐車場に停めるのに一苦労。その後お店に入ると、店内は開店待ちしていたお客さん達で丁度満席という状況で、入口の所で待つことに。それにしても、店内には濃密な魚介系の匂いが漂っていたのですが、どうやら、週末に供される日がわりの限定メニューの所為らしいですね。で、こちらのお店のレギュラーメニューは鶏と煮干しの二本立てという予備知識はあり、最初はレギュラーメニューでもと思っていったのですが、先述の魚介系の匂いがとても気になったので、暫く待ってからカウンターに案内された時、思わず、その匂いの元となる限定メニューのうちの1品を注文してしまいました。

鮮魚白湯塩そば 850円
鮮魚白湯塩そば 850円

 それがこちらの鮮魚白湯塩そば。(ちなみにこの日は、鮮魚白湯に煮干しを加えたhybrid塩そばもありました。)で、まずは見るからに濃厚そうなスープからいってみたところ、トロッとした口当たりの後に広がるのは、ものすごい魚の旨味。カウンター後ろのホワイトボードには、「鯛をベースにスズキ、サーモン、かれい2種、マゴチetc.」と書かれていたのですが、それらの鮮魚を贅沢に使って高濃度に炊き出したとおぼしき出汁は、複雑かつ重厚な味を作り出し、結構なコッテリ感は魚の持つ油由来でしょうか?それらが相まってとても強力ですが、出汁の取り方が上手いのか、風味的に嫌な部分は皆無で、素材の中でも主張の強いサーモンの香りがアクセントになっていました。また、塩気も丁度良いですね。そして、そこに合わせる麺は、濃厚なスープとの相性が良い、中細ストレートタイプ。加水率は低めでしょうか?最初はバツっとした歯応えがあり、そのうち全体と馴染む感がありました。そして具は、低温調理された「肉」が印象的。っていうか、この味と食感。少なくともチャーシューでは無いですよね。また、メンマではなく、筍の穂先部分を醤油ベース?で煮た物も良かったです。

 というわけで、美味しくいただいたのですが、何いうか、店主さんの発想と、それを生かす確かな技術に感服いたしました。ちなみにその店主さん。一見強面ですが、とてもフランクかつお優しく、それらが接客に現れていたのも好感度高かったです。で、今回いただかなかったレギュラーメニューも是非いただいてみたいですし、毎週末SNSに流れてくる限定メニューはとても気になりますので、また近いうちにお伺いしたいと思います。ごちそうさまでした。

平成30年2月訪問

栃木県宇都宮市 粗炊中華そば のじじ 【店名変更前】

 このところ続いている朝ラーシリーズの第3弾は、土・日・祝日限定で朝営業をしているこちらのお店。あののじじさんの2号店ということで開店当初から気になっていたのですが、更に朝営業を始めてからは尚のことお伺いしたかったんですよね。

 それでお店には午前7時の開店時間丁度に到着したのですが、入店してすぐ感じるのは、店内に漂う煮干しの香り。こちらのお店のラーメンは、鯛のアラを煮出したスープが売りなのですが、朝の時間帯については、そこに煮干しが加わる朝ラー専用の『粗炊中華そばSRS』(醤油味・塩味)のみの提供となる由。ちなみにその他には、のしじさんではおなじみの1UP(半替え玉)やCONTINUE(追い玉)ラーメンのトッピングとして玉ねぎUP、焼豚OPTION、煮卵OPTIONと、ご飯物がとろろご飯、しらすご飯、生玉ごはん。それと、インドの青鬼というビールも朝から飲めるようで。

粗炊中華そばSRS(醤油) 650円 + 煮卵OPTION 100円
粗炊中華そばSRS(醤油) 650円 + 煮卵OPTION 100円

 そんな中からチョイスしたのは、SRS醤油味に煮卵OPTIONを加えて。1号店さん同様、背が高く下がすぼまった器で登場したのですが、早速濁りのあるスープからいってみたところ、初手からガツンと「海」。鯛スープ+煮干しの組み合わせは、風味や旨味的に何て言うか、かなり魚魚する気がするのですが、さらにそこに、具のアオサが磯の風味を加えて、海無し県の栃木らしからぬ「海」を感じたというか。また、風味・旨味共に濃い出汁に合わせてか、醤油ベースの味着けも濃い目で、一口いただいただけでバシっと目が覚めていく気がします。そして、それに合わせる麺は、細目のストレートタイプ。硬質な食感がスープと良く合っています。そこに、薬味的に入った刻み生タマネギの清涼感と甘味が合うというか、これなら玉ネギUPしても良かったかもしれませんね。あと、OPTIONの味玉は、白身柔らか黄身トロトロとなっています。

とろろご飯 250円
とろろご飯 250円

 こちらは、一緒にいただいた品。(個人的にトロロ大好きなもので。)で、こちらは特に変わったところは感じられないというか、ごくプレーンな印象。醤油が付いていたので何も考えずに味付けに使ってしまったのですが、食べ終わる頃、ラーメンのスープを味付けにプラスすれば更に美味しくいただけたのではと、思い付いてしまったという。(後で試してみなくては。)

 というわけで、どれも美味しくいただいたのですが、塩味も気になりますし、また昼間提供されている粗炊き中華そばも当然きになりますので、また遠からずお伺いしたいと思います。ごちそうさまでした。

平成30年2月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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