趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
前の記事で東武鉄道の立ち食いそばのことを書いたのですが、個人的に東武鉄道の立ち食いといえば、ラーメンのほうが先に知っていたというか。というのも、かつてはJRとの乗換駅である久喜駅にもそのお店があり、何時かいただこうと思っているうちに閉店してしまった、ということがあったもので。それで今回改めて調べてみたところ、立ち食いラーメンがあるのは、西新井駅(伊勢崎線下りホーム)と春日部駅(野田線ホーム)の2駅だけになってしまったようです。
というわけで今回、思うところあって東武鉄道のとある列車やいくつかの路線に乗ろうと日帰りで上京した際に、そのどちらかでいただこうと思っていたのですが、今回は西新井駅に決定。(確認できていないのですが)お店は、昭和44年(1969年)オープンと、50年近い歴史があるそうですね。
西新井駅から出ている今回のお目当ての1つ、東武鉄道大師線に乗った後、東武スカイツリーライン(伊勢崎線)の下り線ホームに移動。改札階への跨線橋下にそのお店はありました。注文は食券制で、店頭の券売機で購入するのですが、見たところラーメン(醤油味)とカレーライスがメインで、あとはワンタンメンやチャーシューメンなど具材でバリエーションを持たせたもの、という感じ。そしてカレーライスのルーを掛けると思われるカレーラーメンもありました。
ですがいただいたのは、最もシンプル(ちなみに以前あった「かけラーメン」は現在メニュー落ちのようです。)のラーメンを。で、食券提出後、お姉さん2人でテキパキと作ってあっという間に完成。早速スープからいってみたところ、丼に注ぐ際に見た時はやや黄金色がかった出汁は、鶏ガラベースでしょうか?旨味はそれほど効かされていませんが、しっかりと効かされた醤油ダレと相まって、何とも懐かしい「中華そば」っぽい味わいが良いですね。また麺は、手揉みされたようなウェーブがかった細めの物で、コリっとした歯応えを残す固めの茹で加減がまた。そして具のチャーシューは、昔っぽいラーメンにありがちなクセの強いものでは無く、これならチャーシュー麺でも美味しくいただけそう。あとメンマもプレーンというか、発酵風味の強くない食べやすいタイプのものでした。
というわけで、美味しくいただいたのですが、それにしてもこれが1杯450円(ちなみに大盛りは100円増し。)って、ものすごいバーゲンプライスに感じますね。それに加えて駅のホームでいただくというシチュエーションも良く、たとえばこれがもしJRの宇都宮駅にあったなら、駅を利用する度にいただいたのは間違いが無いところかと。なかなか気軽に来られるところでは無いのですが、ここも、また何時かお伺いしたお店となりました。ごちそうさまです。
平成30年3月訪問
この日は平日だったのですが、家人と白河の超が付く有名店であるこちらのお店まで。ちなみに、お伺いするのはこれで3回目なのですが、前回お伺いしたのは、もう8年も前なんですね。(そりゃ、歳取るわけだよなぁ。)
で、開店(午前11時)の20分くらい前に到着したところ、駐車場には開店待ちしているクルマが1台。私たちもクルマを停め、入口に置いてある順番待ちの名簿に記名したのですが、さすがに平日はそれほど混まないのかなと思っていたところ、その後続々とクルマがやってきて、開店直前には結構な数の人が店頭で開店待ちをするように。やがて開店時間になり、名簿の記入順に案内されて店内へと入りました。
焼豚ワンタン麺 1070円 + 大盛 180円 + 半熟煮玉子 100円
それで今回いただいたのは、「全部入り」となるこちらの品。しかも、後悔がないよう珍しく大盛りでお願いしました。で、登場してまずはスープからいってみたところ、鶏の出汁感は必要充分で、そこに醤油がキリっと効いた、シャープでキレがある印象です。また、手打ちの麺はやや細めでしょうか。これが今回最大のヒットというか、とても滑らかな口当たりが印象的で、いくらでも啜りたいですね。(大盛りにして良かった!)そして具のワンタンは、白河のものにしては餡が大きめで存在感あり。チャーシューは適度に香ばしく、部位ごとに違う味わいが感じられます。あと、味玉はしっかりした醤油の風味があるけど、味付けはいい塩梅。それと、卓上には白、黒、テーブルコショーと、3種類のコショウが置かれていたのですが、個人的にはテーブルコショーが一番合うように感じました。加えて、これも卓上に置いてあった刻み玉ネギも合いますね。
こちらは、家人がいただいた品。それで実はこちらのお店。家人が長年探していたお店だったそうで。というのも以前、とても印象に残った白河ラーメンを食べたお店が思い出せずにいたそうなのですが、今回お店にお伺いして、更にこちらの品をいただいて、それがとら食堂だったと確信したとのことで。
というわけで、家人共々大変美味しくいただき、満足いたしました。家人か探していたお店だったということも判ったので、次は8年も置かずにお伺いしたいと思います。ごちそうさまでした。
平成30年3月訪問
(平成30年)1月28日の日曜日をもって、店舗リニューアルのための小休止に入ったこちらのお店(その前日にお伺いした時の記事はこちら)なのですが、2月26日の日曜日に、そのリニューアル後、初めてお伺いする事が出来ました。
それでお店には開店直後に到着したところ、お店の外観についてはパっと見、あまり変化は無いような。それは入店して食券を買おうと券売機に相まみえても同じで、更には元気の良い店員さんの接客や、席の周りに貼られたカスタマイズ方法のPOP等もそう感じたのですが、食券を渡す際、味の濃さ、油の量、麺の固さ共に、麺を太麺にするか細麺にするかを訊かれた時、ようやく以前との違いを感じました。
ですが、前との違いを一番感じたのは、ラーメンが登場した後。今回も以前同様「味濃いめ」でお願いしたのですが、まず見た目からして微妙に白っぽいのに加え、表面に明確な油の層がありません!それでまずは、コショウもニンニクも入れずにスープからいってみたところ、ものすごくクリーミー。家系のスープといえば、豚骨を炊き出したベースに、表面には鶏油の層というのが一般的だと思うのですが、リニューアル後のこちらのは、ベースと鶏油が一体化したかのような口当たりと味わいで、正直、かなり驚いたというか。そして麺は、折角なので細麺にしてみたのですが、極細と言うよりも中細と言った方が良い太さ。また固さは普通でお願いしたのですが、麺が細くなった分、歯応えが若干弱くなる気がしたので、個人的には固めの方が好みかもしれません。それにしても、このスープと麺の組み合わせは、以前の全く別のラーメンをいただいている様に思えたというか、コショウやニンニクや玉ネギでカスタマイズしても、その印象は変わりませんでした。
ラーメン 700円 + ほうれん草増し(たくさん) 100円
こちらは、同行の家人がいただいた品。私のと違って油少なめですが、私のと色合いが違うのは、主に写真の写り方が原因かと。で、家人も以前との味の違いに驚いていました。
というわけで、リニューアル後の初訪問だったのですが、リニューアルって、店舗ではなくラーメンの方だったんですね。ごちそうさまでした。
平成30年2月訪問
勝手に続けている朝ラーシリーズですが、今回は久方ぶりとなるこちらのお店へ。山岡家さん自体はちょいちょいいただいていたのですが、ここ宇都宮長岡店は数えてみると約1年ぶりなんですね。
それで山岡家さんは基本的に24時間営業だし、なので朝いただけばどれも朝ラーになるのですが、折角なので今回は、午前5時から11時の間しかいただけないこちらの品をいってみることに。山岡家公式ウェブサイトの商品紹介では「塩ラーメンをベースに」と書いてあるのですが、山岡家といえばつきものの油感は相当控えめで、スープ自体も相当サラッとしています。ちなみに、この品をいただくのはこれで3回目なのですが、その度にアッサリしていっているような気がするんですが。(といっても前回いただいたのが約6年前なので、記憶違いもあるかもしれませんが。)またそこに合わせる朝ラーメン専用の細麺は、結構硬質な歯応え。この麺とスープの組み合わせに、何故か昔、博多長浜でいただいたラーメンを思い出しました。そして途中から、別皿の練り梅で味変し、前回は我慢したニンニクも、今回は休日だったので躊躇無く投入。もっとも、スープが相当アッサリに感じる所為もあって、ニンニクは無理して入れなくても、という感じでしたが。
こちらは、一緒にいただいた品。今回はたまたま、作るところを見ていたのですが、こちらのラーメン同様に注文を受けた後にチャーシューをスライスし、それをタレと共に小鍋で煮る手間をかけていたんですね。おかげでチャーシューは柔らかくなり、甘じょっぱいタレの味も良く染みていました。で、最初はそのままいだいて、途中からラーメンのスープを掛けてサラサラっといただきましたが、(そういういただき方は想定されていないため)ちょっとしょっぱく感じたものの悪くなかったです。
というわけで、ごちそうさまです。
平成30年2月訪問
まだまだ続く朝ラーシリーズですが、今度も個人的に宿題となっていたお店。というのも、ちょっと前からSNSでかなり凝ったラーメンの投稿を見かけるようになり、するとたいていはこちらのお店のラーメンだったりしたもので。で、この朝ラーシリーズの発端となったもんみや1月号でも朝ラーの出来るお店として紹介されていたものだから、これは行くしかないだろう、と。
というわけで、2月半ばのとある日曜日の早朝。お店にお伺いすべく国道4号を南下。途中、急にトイレに行きたくなったためにタイムロスしてしまい、午前7時の開店時間をちょっと過ぎた頃に到着したところ、まず、指定された駐車場に停めるのに一苦労。その後お店に入ると、店内は開店待ちしていたお客さん達で丁度満席という状況で、入口の所で待つことに。それにしても、店内には濃密な魚介系の匂いが漂っていたのですが、どうやら、週末に供される日がわりの限定メニューの所為らしいですね。で、こちらのお店のレギュラーメニューは鶏と煮干しの二本立てという予備知識はあり、最初はレギュラーメニューでもと思っていったのですが、先述の魚介系の匂いがとても気になったので、暫く待ってからカウンターに案内された時、思わず、その匂いの元となる限定メニューのうちの1品を注文してしまいました。
それがこちらの鮮魚白湯塩そば。(ちなみにこの日は、鮮魚白湯に煮干しを加えたhybrid塩そばもありました。)で、まずは見るからに濃厚そうなスープからいってみたところ、トロッとした口当たりの後に広がるのは、ものすごい魚の旨味。カウンター後ろのホワイトボードには、「鯛をベースにスズキ、サーモン、かれい2種、マゴチetc.」と書かれていたのですが、それらの鮮魚を贅沢に使って高濃度に炊き出したとおぼしき出汁は、複雑かつ重厚な味を作り出し、結構なコッテリ感は魚の持つ油由来でしょうか?それらが相まってとても強力ですが、出汁の取り方が上手いのか、風味的に嫌な部分は皆無で、素材の中でも主張の強いサーモンの香りがアクセントになっていました。また、塩気も丁度良いですね。そして、そこに合わせる麺は、濃厚なスープとの相性が良い、中細ストレートタイプ。加水率は低めでしょうか?最初はバツっとした歯応えがあり、そのうち全体と馴染む感がありました。そして具は、低温調理された「肉」が印象的。っていうか、この味と食感。少なくともチャーシューでは無いですよね。また、メンマではなく、筍の穂先部分を醤油ベース?で煮た物も良かったです。
というわけで、美味しくいただいたのですが、何いうか、店主さんの発想と、それを生かす確かな技術に感服いたしました。ちなみにその店主さん。一見強面ですが、とてもフランクかつお優しく、それらが接客に現れていたのも好感度高かったです。で、今回いただかなかったレギュラーメニューも是非いただいてみたいですし、毎週末SNSに流れてくる限定メニューはとても気になりますので、また近いうちにお伺いしたいと思います。ごちそうさまでした。
平成30年2月訪問
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