趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
連日というのは珍しいのですが、この日も所用で宇都宮まで。ただ、前日とは方向が違ったので、ついでのお昼はこちらのお店でいただくことに。
それでお店に入り、何をいただこうかと店内に置かれたボードを見たところ、こちらの品が目にとまりました。こちらのお店って、限定メニューが多いのですが、この品もそのうちの一つのようです。で、店員さんに注文しようとすると、その際、蕎麦粉使うが大丈夫か尋ねられました。
程なくして登場したこちらの品。早速スープからいこうとしたところ、個人的に連想する「鰹節」とは違うけどもとても食欲をそそる魚系の香りが。というのも、出汁に使う鰹節は焼津の「本枯節」を使用しているそうで、市販のリーズナブルな、いわゆる「鰹節」とは香りに結構違いがあるんですよね。で、リーズナブルな方の香り(それはそれで良い香りですが)=鰹節の香りという認識になっていた自分が、いい歳をしてちょっと恥ずかしくなったというか。(「鰹節」はざっくり言うと、煮た鰹を燻しながら乾燥させた「荒節」と、それに黴付けした「枯節」があり、後者の方が、手間がかかる分値段が高く、リーズナブルな市販品は荒節を使っていることが多いんです。)と、スープを飲む前に長くなってしまいましたが、口に含むと、枯節だけではなく鶏の香りやそれらの豊かな旨味が口の中に広がります。また、中くらいの太さのストレート麺は、前述のとおり蕎麦粉入りなのですが、黒い粒が見えるので(殻まで一緒に挽く方の)挽きぐるみを使っているのでしょうか?力強い香りが印象的。そして、スープの味付けが塩というのが心憎いというか、これら出汁や麺の風味を、存分に味わえるようになっていますね。それと具は、2種類のチャーシューや、良い塩梅の筍、シャキッとした歯触りを残した青菜と、全部が全部良いのですが、とにかくスープと麺が印象的なので、個人的には豪華な脇役というか引き立て役という感じに。で、麺や具を食べ終わった後は、付属のミニ茶漬け用の丼にスープを注ぎ入れて味わえば、これがまた!ご飯の上に乗っていた大葉味噌と叩き梅、そしてあられの味と香りが加わることによって、また違った味わいになりました。
というわけで、今回も、とても美味しくいただきました。ごちそうさまです。
平成30年10月訪問
この日は、所用で宇都宮へ行くついでに昼食となったのですが、久しぶりにこちらのお店へと。それでお店に入る際、入口の所に置かれた黒板に「昼の部日替麺」とあり、今日火曜日は「和風煮干中華そば」と書かれていました。今日は元々、別の品をいただく予定で来たのですが、煮干しはわりと好きなので、急遽こちらをいただいてみることに。
それで早速、「煮干し丸ごと入ってます」的色合いのスープからいってみたところ、口当たりは粒子感もあるのですが全体的にサラっとしつつ、見た目どおり初っ端から煮干の風味が結構主張。更に、口に入れるとコクやコッテリ感もあって、味付けはビシっと濃い目のチューニング。加えて、海苔の上に乗っている煮干粉を途中から混ぜれば、更に煮干感がパワーアップし、これが、もう。それに合わせる麺は、ストレート麺と平打ち麺からの選択制。今回はストレート麺にしてみたのですが、中太のそれは加水率低めというか、コリっとした歯応えが、煮干のスープと合っていますね。そして具のチャーシューは、低温調理されたものでしょうか。レアっぽい肉感が何とも。それとメンマは、枕木の如く太いもの。あと、薬味的にあしらわれた生の野菜ですが、白ネギはもちろん、タマネギは煮干と鉄板の相性ですね。また豆苗は、個人的に風味というかクセの強い野菜だという認識で、ラーメンのあしらいとしては珍しく感じたのですが、スープの煮干風味が強いせいか、なかなかに悪くない相性だと感じました。
というわけで、美味しくいただいたのですが、それと同時に、日替わりの限定ということで、スペシャル感の出し方も関心いたしました。ごちそうさまです。
平成30年10月訪問
ここ少し前から、矢板市中交差点南付近の国道4号を通る度に気になっているものが。それが、こちらのお店に掲げられた「カレーらーめん」の幟旗。
カレーラーメンって、個人的には、たまに見かけて興味本位でいただくこともあるのですが、お店によってかなりの違いがあるというか、それこそ醤油ラーメンにカレーライスのルーを掛けたものから、スパイスの調合までこだわったものまで様々なバリエーションがあり、どれもそれなりに美味しい(個人的経験からすると、過去、びっくりするくらいのハズレを引いたことは1度きり。)ものの、決してスタンダードにはなれない品という勝手な認識を持っておりました。
しかるにCoCo壱番屋さんといえば、説明不要の超有名なカレーライスのお店。個人的にもラーメン、そば・うどん以外では良く行く部類のお店だったりするのですが、そんなCoCo壱番屋さんがカレーラーメンを出すというのは、以前、カレーうどんを出し始めた時よりもショッキングだったというか。それで調べてみると、「麺屋ここいち」という名前で、カレーラーメンのお店を出し始めたんですね。で、そのうちの一部メニューがCoCo壱番屋のごく一部のお店でも提供されているみたいで、栃木県内ではこの矢板国道4号店が(このお店にお伺いした時点では)唯一みたいです。
それで今回、気になったからにはいただいてみたいとお伺い。お品書きを見ると、基本の「うまこくカレーらーめん」の他、「濃厚うまこくカレーらーめん」や、それらにトッピングを加えたもの、更にはセットメニューも充実、また、ラーメン自体も普通麺と太麺が選べ、辛さも(カレーライス同様有料で)追加できるようになっていました。
うまこくカレーラーメン唐揚げセット 896円 + 3辛 63円
そんな中今回いただいたのが、こちらのセット。最初はどノーマルなラーメンとライスくらいにしておこうと思ったのですが、こちらでカレーライスいただく時の個人的標準が3辛だし、かなりの空腹でメニュー写真の唐揚げにそそられてしまったもので。
それでまずはカレーラーメンからなのですが、早速スープからいってみたところ、口当たりはわりとサラっしてます。してそのお味は、スパイス感が「さすが」と関心。何というか、旨いカレーなのには間違いないのですが、その味わいが、白米よりも麺に合うようチューニングされているように感じました。また3辛にした辛さも(個人的には)ちょうど良いです。また普通麺をチョイスした麺は、硬質な歯応え。加水率は低くなっぽいので、コシが強いってことですかね。そして具は、茹でキャベツ、モヤシ、そしてピリ辛のひき肉で、どれもこのラーメンには合っています。ちなみに、もっと肉が欲しい向きには、豚肉のたっぷり入った「カレー肉そば」や、「チャーシュー3枚・5枚カレーらーめん」もありました。そして最後に、残ったスープをセットのライスに掛けたところ、これはこれで旨いのですが、やはりこのカレースープには、麺の方がより合うように思えたというか。それと、一緒にいただいたセットの唐揚げですが、衣がサクサククリスピーで、味付けはプレーンというかあっさりタイプでした。
こちらは、同行の家人がいただいた品。コンソメで煮込んだタマネギがドドンと鎮座する何とも「映え」る見た目ですが、お味の方もこれがなかなかで、タマネギは甘味があり、それとトロッとした食感が、ビーフカレーとマッチして、これが、もう。家人もたいそう気に入ったようでした。
というわけで、どれも美味しくいただいたのですが、お目当てだったカレーラーメンは、かなりの完成度だと思いました。なので今度は、今回いただかなかった「濃厚うまこく」の方も、必ずいってみたいと思います。ごちそうさまでした。
平成30年10月訪問
前日、前々日と年甲斐もない事をしたせいか、この日は朝からパっとしない体調だったのですが、そんな中、「あ、風邪の予兆だ」って奴が襲ってきたので、昼飯は急遽、こちらのお店へ。
そんな時、「薬食い」としていつもいただくのがネギ(味噌)チャーシューメン。(もっとも、チャーシューの「豚」に隠語は無いんですが。)更に薬増量と思って餃子も追加したのですが、実そんなにお腹が空いていなかったので、麺の量は並盛りの30円引きとなるハーフサイズにしてみました。
それでまずは全体をよく混ぜた後、それによってタレと混ざったスープからいってみたところ、ベースはいつものライト目な豚骨ですが、今日のは味噌ダレ濃いめで嬉しいです。で、味見ののち、早速ニンニクを三点爆撃(丼の3カ所、私の場合は丼の縁近く、正三角形の頂点という感じで)で投下。いくらブレスケアしたとて午後はマスク必須になってしまうのですが、今回は「薬」ということで致し方ないかと。また麺は、いつものラーショ麺で、安定の茹であがり。量的にも、(今日の腹具合的に)このくらいで丁度も良かったです。そして今日は、チャーシューがアタリの部類だったのが嬉しいですね。噛んだ時に繊維のミシっと感ありつつも、実は柔らかい口当たりという。こんな時は、豚肉自体の肉質も良く感じます。あとは、途中で豆板醤も追加しつつ一気に完食。スープまで飲み干してしまったのですが、麺ハーフだと罪悪感が減って良いですね。
こちらは、前述のとおり一緒にいただいた品。ニンニク+豆板醤+お酢の風邪引き仕様タレで食します。これだと、餃子自体の味がわかりづらくなってしまい少々勿体ないのですが、「薬」だから致し方ないですね。
というわけで、風邪で口がバカになっていたはずなのですが、どちらも美味しくいただくことが出来ました。ちなみに、食べてる最中から汗が結構出てきたのですが、その汗と共に、風邪もどこか行ってくれると良いな、と。ごちそうさまでした。
平成30年10月訪問
前の記事、そして前々の記事でも書いたとおり、今回、マイルチャンピオンシップ南部杯というレースを見に盛岡まで来たのですが、盛岡と言えば三大麺類、中でも盛岡冷麺は、これまで競馬場でいただいたのみでした。(それはそれで美味しかったんですけどね。)
で、競馬場からの帰り、無料のファン優待バスで盛岡駅に戻ってきたのですが、新幹線の発車時刻までまだ時間があったので、駅近くにあった有名どころの支店でいただいてみることに。さすがは盛岡冷麺という名称を初めて使用した超が付く有名店だけあって、支店といえどもお店は大きかったのですが、店内は混雑しており、お店入口のウエイティングスペースには待っている人達も。列車の時間は気になりつつもそこに加わり、待つこと少々で、2階の大きなテーブル席へとご案内。早速注文ですが、競馬で負けたにもかかわらず、折角なので、少々豪華なこちらのセットをいただきました。
盛岡冷麺牛焼肉セット 1780円
生ビール アサヒスーパードライ(中) 580円
一緒に注文した生ビールで喉を潤しながら待つこと少々で、セットの牛焼肉とナムルが登場。早速、肉を焼いていただくのですが、マーヴェラス!カルビ、ハラミ、モモの3種類の肉は、どれも違ってどれも良い感じで、更にその肉の味を引き出す味付けも、さすがかと。ほんと、これと生ビール、白米で、永久機関ができるレベルでした。それと比較するとナムルは、これも相当旨いんですが、他との差を出すのが難しいですよね。
で、追加の生ビールを飲みながら焼肉を楽しんでいると、メインの盛岡冷麺が登場。注文時、辛さを中辛、特辛、激辛、別辛の4種類から選べるのですが、別辛でお願いしたので辛さの元のキムチは別添えとなっています。それでまずは、辛味を加えずにスープからいってみたところ、旨味、味付け共に適度。ほんと、クセが無いというか、日本人に合わせた嫌みが全く無い味というか。そして盛岡冷麺の特徴である、デンプンが入った太めの麺は、コシと歯応えが凄いけど、それでも、節度ある感じ。このあたりの「味」の作り方というかチューニングも、さすがですね。また途中から、辛味の元であるキムチを徐々に入れてみたのですが、唐辛子などの辛さはしっかりと。個人的には、全部入れちゃっても平気なのですが、ただ、味がキムチに支配され、勿体ない感も出てしまうよう思いました。それと具は、漬け物感のあるキュウリ、牛スネ肉、ゆでに加え、個人的には梨が嬉しいです。夏場はスイカに変わるそうなのですが、個人的に冷麺に一番合うのは梨だと思っているので。
というわけで、大変美味しくいただいたのですが、冷麺も焼き肉も、そのクオリティに感心しきりだったというか。やはり一度は、有名どころでいただいてみるものですね。ごちそうさまでした。
平成30年10月訪問
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