趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
幸楽苑の主力メニューである中華そばと餃子が4月にリニューアルされたのですが、それから一度はいただこうと思いつつ半年もたってしまったという。で、この日のお昼時、居たところから一番近いこちらのお店で、ようやくいただくことができました。
それでまずは、商品名も「極上中華そば」と変わったこちらの品から。早速、「鶏豚濃厚合わせダシ」を謳うスープからいってみたところ、そのとおり動物系の旨味が濃いですね。また表面には油も結構浮いていて、コッテリ感も。そのせいか、それとも、意図的にそうしているのか醤油ダレの塩気は塩気は若干抑えめに感じられますが、それでもバランスが取れた上手いところを突いたチューニングだと思いました。そこに、チュルモチッとした食感の多加水麺が合わせられるのですが、何気に幸楽苑の麺って、馬鹿に出来ない味なんですよね。そして具のチャーシューは、軟らかい食感。味的には無難で特筆すべきものはないのですが、2枚から4枚に増やした心意気は買いたいですね。他には、極めてプレーンな味わいのメンマ、薬味的白ネギ、そしてナルトが「いっぱしの中華そばだぞ」と主張しているようです。
メンマは極めてプレーン。
次に『極』と付けられた餃子ですが、焼き目がパリッとした薄皮に包まれた餡は、以前のものよりも明らかにジューシー。それと、キャベツザクザク感が良い感じに主張しています。また餡の味付けは薄めで、個人的にはいつものお酢+ラー油ではなく、そこに醤油を加えた方が美味しく感じました。実は、前のバージョンの餃子は、それ以前のものと較べると正直?(それでも、お値段考えると立派なんですが。)なところもあったのですが、これは掛け値無しにバージョンアップしていることを実感したというか。あと、幸楽苑の餃子の焼き加減には、毎度の事ながら感心させられますね。
というわけで、どちらも美味しくいただいたのですが、こんなクオリティのラーメンと餃子が、2品合わせて税込み658円というのは、凄いことだと。個人的には最近、「もの」や「サービス」の値段と価値について思うところがある為、色々と考えさせられてしまいますが、それでも、「庶民の味方」としてのラーメンは必要かと。(って、小難しいこと考えるなんて、オレのキャラじゃないよなぁ。)ごちそうさまでした。
平成30年10月訪問
この日、所用で宇都宮に行ったついでの昼食になったものの、あまり下調べしないで行ったら、1軒目は臨休、しからばと、そこから南に下ったところにあった2軒目は某Googleでは営業となっていたけど実際は休みだったという。それで別のサイトで近くのお店を探したところ、発見したのがこちらのお店。3軒目の正直とばかりにお伺いしました。
ウッディーな外観のお店は無事営業中で、店内に入ると鶏っぽい良い香りが。なんでも、こちらの店主さんは県内の有名店で修行されたそうで、お店のラーメンスープは、修業先のお店のウリである鶏白湯に加え鶏清湯の2種類。更にそこに、節系が入るか入らないかで、都合4種類のスープがあるそうで。
そんな中からいただいたのは、鶏清湯ベースとなるこちらの品。パっと見、黒々としたスープに、それと対照的にカラフルなあられ?が目を引いたのですが、まずはスープからいこうとしたところ、鶏油っぽい匂いと生醤油が香り、更に口に入れると、しっかりした鶏の出汁感と濃いめの醤油味が口の中に広がりました。次に細めの麺を啜ると、加水率は低めでしょうか?最初はそれっぽいモシャシコっとした感じの食感なのですが、それが徐々に、食べ手に馴染んでいくような印象です。そして具は、厚めに切られたホロトロっとした食感のチャーシューに、柔らかい穂先メンマ。あと丸っと1個入る味玉は、黄身がトロトロで、甘味を感じる味付けが個性的ですね。
こちらは、一緒にいただいた品。ラーメン+150円で小丼が付けられるのですが、ライスの上にはちょい辛のモヤシ、そしてチャーシューと青ネギが載っていました。で、そのチャーシューもただ切って載せたのではなく、表面には香ばしい焼き目が付いている箇所もあって、脂身はトロトロ。これはかなりお値打ちなんしゃないでしょうか?
というわけで、どちらも美味しくいただいたのですが、特にラーメンは、正直なところ一口目の印象はそれほど惹かれるものは無かったものの、食べ進むうち旨く感じ、最後は食べ終わるのがとても名残惜しい程になったという。個人的にラーメンという食べ物、特に最近のは最初の一口のインパクトが強く、それで最後まで食べきってしまうことが多いのですが、こちらのはそれとは逆という、珍しい体験をしました。で、今回は最初からこちらのお店が目的ではなかったのが申し訳ないというか、今度はこちらのお店目的にお伺いします。ごちそうさまでした。
平成30年10月訪問
この日はまた風邪っぽい予兆があった気がしたので、予防的措置でネギラーメンをいただくべく、こちらのお店まで。
それでこちらのお店。トッピングに辛ネギ(160円)があるので、どのラーメンでもネギラーメンに出来るのですが、今回はメニューの中から濃厚味噌ネギらーめんを。で、早速スープからいってみたところ、ベースは豚骨強めでそこに魚介という組み合わせだと思うのですが、コッテリ、まったりとした口当たりで、名前のとおりかなり濃厚な味わいが口の中に広がります。また、味付けもそれに負けない濃さで、なんていうか、圧倒的物量で攻められている感じですね。そして、そこに合わせるのは、モチモチっとした食感の太縮れ麺。スープの濃厚さもあって、ツルツル啜るというよりも、しっかり噛んで味わうといった食べ方が合います。それと上に載った辛ネギは、混ぜちゃうと強いスープに埋もれがちになるので、麺と一緒につまむようにして食べると吉。あと、具のチャーシューは、パカホロっとした食感なのでお店のおすすめに従い、登場してすぐにスープに沈めておくと良い感じでいただけます。他は、半熟味玉が半個分と、ボリューミーな野菜類。その野菜は種類も豊富で、だいたいの量順で、モヤシ(かなり多い)、シイタケ、キャベツ、ニンジン、キクラゲという感じ。それにしても、味付けの濃さもあって、卓上のニンニク酢がとても合うのと、いただいている最中ライスが欲しくなったというか、変に遠慮せず頼んじゃえば良かったなぁ。
というわけで、美味しくいただいたのですが、同時に、圧倒的物量で攻められたというか、これはオーバーキルだな、と。ただ、たまにはそれも悪くないですね。ごちそうさまでした。
平成30年10月訪問
この日は、宇都宮インターパークでの用足しついでのラーメンだったのですが、前回同様、インターパークから少しだけ離れたこちらのお店まで。前回お伺いした時、私も家人も何か気に入ってしまったんですよね。
それで今回私がいただいたのが、こちらのお店オリジナル(だと思う) 唐椒ネギラーメン。お品書きに書かれた説明を見ると、「唐」辛子と山「椒」で「唐椒」というネーミングなのでしょうか。それで早速スープからいってみたところ、ベースは色味どおり味噌味と思われ、そこに唐辛子と山椒が効かされていますが、辛味、しびれとも適度。更にそこに、千切りでは無く若干太めに着られた白ネギの刺激や、お酢のサッパリ感も加わって、なるほど、と思う味のチューニングです。また麺は、ゆるっとした啜り心地とポニョッとした食感の、いわゆるラーメンショップの麺。そして具は、チャーシューを含めオーソドックスです。
こちらは、家人がいただいた品。例によって少々味見させて貰ったのですが、やっぱりこちらのラーショは全体的にあっさりめの仕上がりと。家人は入れないのですが、個人的には卓上のおろしニンニク入れると丁度良い感じになるんですよね。
こちらは、家人がいただくはずが、いつの間にか私がいただいた品。基本的にはラードタレご飯(+白ネギ、チャーシューとメンマ少々)ですが、そのあたりが、家人にはちょっと苦手だった模様。それで私がいただいたのですが、私的にはラードのコクとタレの塩梅が、実に良いんですよね。
というわけで、今回もどれも美味しくいただいたのですが、どの品もエッジの効いたインパクトはないんですけど、何か安心できる味わいなんですよね。そういったところが、私も家人も、気に入ったのではないかな、と。ごちそうさまでした。
平成30年10月訪問
7年ほど前、初めて盛岡競馬場にお伺いした時、(その時は7月で暑かったせいもあって)競馬場にいたオッサン、おじいさん達が、こちらのお店でやたらと注文していたメニューが、「中華ざる」。個人的には、食堂やラーメンも出しているような街中のそば屋さんでよく見るメニューという印象で、表記も、「中華ざる」だったり「ざる中華」だったりするのですが、ようは、茹でてから締めた中華麺を、冷たいめんつゆに浸けていただく食べ方だったかと。で、調べてみるとこのメニューって、東北地方を中心に食べられているローカルメニューなんですね。(ウィキペディアによると、北海道では「ざるラーメン」という呼び名とのこと。)個人的には、栃木県内で何度か食べたことがあるのですが、決して全国的なメニューじゃなかったというのを、今知った次第で。
それで注文する際、「10分ほど待ってください」と言われたのですが、確かに、麺を一度茹でてから冷水で締めるという工程は時間がかかりそう。(数が出る夏場は見込みで調理が出来ますが、お伺いした10月下旬ともなれば、そうそう数が出ないので、そうもいきませんからね。)もっとも、実際にはそれほど経たずに登場したのですが、早速、麺をツユに浸けて啜ってみると、これがなかなか。流水で締められた中華麺はツルリとした啜り心地のシコッとした噛み心地が増し、そこに冷たい蕎麦ツユがサッパリと。またツユ自体の味も、絶対的には濃い味なのですが、角の立たない優しい感じが良かったです。また、量的にもボリューミーで、薬味のワサビがまた合いました。
というわけで、オッサンやおじいちゃんに受けるメニューということが、実際にいただいてみるとよくわかりました。で、50手前のオッサンである私も、季節外れにもかかわらず、美味しくいただきました。ごちそうさまです。
平成30年10月訪問
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