趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
個人的にこれまで食べたいと思っていたにもかかわらず、本場で食べられていなかったいわゆる「名古屋めし」がいくつかあるのですが、その中の一つが台湾ラーメン。ですが今回、笠松競馬やら名鉄乗り鉄やらを目的に当地を訪れた際、その台湾ラーメン発祥のお店である、今池の味仙本店にお伺いすることができました。
金曜日の午後6時頃、名古屋市営地下鉄東山線(と、桜通り線)今池駅の9番出口を出て、大きな通りからそれほど広くない通りに折れると程なくして、大きなビルになっているお店を発見。早速、立派な入り口からお店へと入ります。それで入店すると、中国(台湾?)系の店員さんに迎えられ、1人だと告げると入り口近くのカウンター席にご案内。それにしても、かなり広い店内は、この時間で既に結構な賑わいですね。
で、注文する品々はあらかじめお店のウェブサイトを見て見当をつけていたので、確認程度にお品書きを見てから、近くの店員さんを呼んでお願い。カウンター席からは、ガラス越しに厨房の中もよく見えたので、注文した品が来るまでのあいだそれとなく見ていると、調理されている方も(見える範囲では)中国(台湾?)系の方々ばかりでした。
【手羽先 450円(税別)】
【生ビール(中) 550円(税別)】
それで注文からすぐに出てきたのが、そう思ってお願いした手羽先と、とりあえずの生ビール。早速喉を潤してから手羽先をいってみたところ、唐辛子の鋭い辛味が。あと手羽先き一度揚げてたものを煮込んでいるのか、コッテリ感も良い感じに加わっていますね。それと共に、濃いめ甘じょっぱさが口の中に広がって、これはビールが捗る!!という感じで。ただ、最初は調子よく齧り付いていたものの、食べ進むにつれ唐辛子辛さが口の中に蓄積しだして 、2本目からペースが落ち、3本目はヒーヒー、4本日は、もう、そろそろ限界という具合で。辛味にたいする耐性は個人差があるのですが、私にとっては、結構ギリギリの戦いとなりました。
その手羽先をいただいていると登場したのが、こちらのお店にお伺いした目的である、元祖の台湾ラーメン。丼の大きさがミニサイズというか、日本の一般的ラーメン丼と比べると一回り小さいサイズなんですね。で、早速スープからいってみたのですが、手羽先の辛味で舌がバカになりかけているにもかかわらずしっかりと感じる確かな旨味。スープの出汁からはもちろん、たっぷり入る、いわゆる台湾ミンチからの肉的旨味が加算されているのでしょうか?あと不思議に思ったなのは味付けで、ベースは醤的な味わいですが、調味料的エッジはなくまろやかさな印象。そこに、唐辛子の辛味がしっかりと効かされているのですが、手羽先の影響を排除できないので正確なところ、どの程度辛いのかは不明。また麺は、加水率が低そうな動きの鈍さと若干ゴワっとした食感の中細タイプ。個人的には、太さはともかく食感的に某蒙古タンメンの麺を連想したのですが、これはこれで良く合っている気がします。そして具は、前述のとおりたっぷりの台湾ミンチと、モヤシとニラ。あと、ただ、いただいていると口の中に相当辛味が溜まってきたので、思わずビールでは無くお冷やをお願いしたのですが、ボトルに入った物が出てきたのにはちょっと驚きました。
というわけで、美味しくいただいたのですが、もし次の機会があれば、最初は辛くないつまみでビールなど飲んだ〆にいただきたいなと。そうすれば、元祖の台湾ラーメンの味を、よりもっと堪能できたと思いますので。ごちそうさまでした。
令和2年1月訪問
この日は、所用で数人と那須町まで行ったついでに遅めの昼食となったのですが、ここまで来たなら県境を超えて白河まで行ってしまおうということに。で、まずは同行者の一人が、ネットの情報を元にとあるお店を提案するも、あえなく臨時休業。そこで私が、これまで何度か伺いして間違いがないことがわかっているこちらのお店を提案。いい加減皆お腹が空いていたのもあってすぐにお伺いすることに決定したという。
さすがにド平日の午後2時近くとあっては行列もなく、すんなりと入店。こちらのお店は初めてだという同行者たちには醤油味の品を勧めたにもかかわらず、自分で注文したのが、火風鼎さんでは個人的に初めての味噌味となるこちらの品。
【ねぎみそチャーシュー 1100円 + 煮たまご 110円】
眼の前で鮮やかに調理されるのを眺めつつ待つこと少し。登場するとまずはスープからいってみたのですが、基本的にアッサリしているけど醤油味のらーめんよりも動物的コクと旨味があるような。そこに合わせる味噌ダレは、味噌の香りがちゃんと残っていて、味付けも丁度良く。更に、仕上げにタラっと掛けられたラー油が、ピリッと適度な刺激を加えていますね。また麺は、極上とも言える手打ち麺。エアリーな歯触りからモチムチシコっとした噛み応えが、もう。こちらの麺は、個人的に今まで食べた白河ラーメンの中でもトップランクの旨さだと、改めて思いました。そして具のチャーシューも、また。適度にスモーキーで、味付けや肉の食感もたいへん好ましく。それと何気に効いているのが茹でモヤシ。そのシャキっとした食感が麺との対比を生み、一緒に頬張ると何とも楽しいことに。コーンも嬉しいですね。あと追加した味玉は、黄身がトロっトロの固まり加減。味付けも丁度良いです。それで麺も具も食べ終えて、最後にスープを飲み干そうとしたところ、丼の底に結構な量の豚挽肉を発見。最初に感じた動物的コクと旨味は、これから来ていたようですね。
というわけで大変美味しくいただいたのですが、同行者たちも口々に絶賛。特に麺の美味しさには感動していたようで、何よりでございます。ごちそうさまでした。
令和2年1月訪問
前日に続いてこの日も、旧氏家町内で外食となったのですが、この日は中心部ではなく国道293号を走って、旧喜連川町との境からほど近いところにあるこちらのお店まで。
それで今回いただいたのはネギチャーシューの並。登場時の香りで「今日のスープはちょっとワイルド風味かな」と思ったのですが、チャーシューをどけ、ラーメンの醤油ダレやゴマ油などで和えられたネギを全体に混ぜてからいただいてみれば、いつものライトな豚骨スープといった感じに落ち着き、ビシっと濃いめの醤油ダレの効き具合と合わせると、バッチリといった塩梅。こうなると、個人的にはニンニクよりもコショウが合うんですよね。また、細ストレート麺の茹で加減もバッチリ。チャーシューは、最初によけた時スープに沈めておいたのですが、それでも歯応えがミシミシ強め。もっとも、この歯応えがないと、ここのチャーシューって気がしないんですがね。
というわけで、今回も美味しくいただきました。ごちそうさまです。
令和2年1月訪問
この日は所用で朝から夕方まで、さくら市の旧氏家町中心部あたりにいたのですが、その途中、お昼にお伺いしたのがこちらのお店。
それでだいぶ前の記事でも書いたように、こちのお店は私にとっての中華料理の原体験というべきお店なので、来るとどうしても昔のことを思い出してしまうのですが、今回思い出したのは数年前になくなった祖母のこと。その祖母が外出先でよく食べいた記憶があるのが、こちらの品です。
お店によっては「五目そば」などと呼ばれていて、またお店によってかなりバラつきがある品だと思うのですが、私のイメージとしては、塩味のスープに、いろいろな具が載ったラーメンで、その具も、一般的なラーメンには載っていない、タケノコや海老、イカ、うずらの卵などが印象に残っています。
それでこちらのお店の五目ラーメン。パっと見はタンメンにうずらの卵とチャーシュー、メンマが載ったような感じなのですが、さにあらず。白菜やホウレン草、ニンジン、タケノコなどの野菜と共に、キクラゲや豚肉、イカ、海老も入っていて、それだけで「五目」は軽く超えた状態というか、五目ラーメン野菜マシというべき状態です。で、まずはスープからいってみたところ、これが記憶にある五目ラーメンと同じく、中華的出汁に、具材の旨味が加わって、塩ラーメン(は、こちらのメニューに無いのですが)やタンメンとも違う滋味を感じるというか。また塩気も良い塩梅ですね。そして麺は、平打ちの中太タイプで、チュルっとした食感。それと具は、中華料理屋さんらしいスパイスが効いた味わいのチャーシューに、しっかり甘辛い醤油味が良いアクセントになるメンマ。あと前述の野菜類は、スープと馴染んでクタっとした食感がまた良いです。
というわけで、祖母の記憶とともに美味しくいただいいて満足したのですが、食べながらよくよく考えてみると、うちのばーちゃん、こちらのお店では五目ラーメンではなく、いつも八宝菜や春巻きを頼んでたっけ!人の記憶は、かくも曖昧なものですなぁ。ごちそうさまです。
令和2年1月訪問
先日購入した某もんみやのラーメン特集号を相方に手渡し、「どこか行きたいお店、ある?」と尋ねたところ、相方が選んだのは最近できたようなお店ではなく、こちらのお店をチョイス。そういえば個人的には、用時で宇都宮まで来たついでに、たまにお伺いしていたのですが、相方は2年以上ご無沙汰になっていましたっけ。
それで今回、私がいただいたのが、この日初お目見えとなったこちらの品。登場すると同時に、藻屑蟹(モクズガニ)由来の淡水蟹の風味を強く感じます。どる屋さんでは以前一度だけ、藻屑蟹を使ったラーメンをいただいたことがあったのですが、そのときは味噌味だったこともあり強烈に感じなかった淡水蟹の風味が、塩味の今回はグイグイと来ますね。で、早速そのスープを一口啜ったところ、藻屑蟹に加えて今回の品は烏骨鶏も出汁に使っているためか、アッサリめですが結構複雑な旨味。そこに、塩気がバシっと決まって、味に芯を一本通しているようです。それに合わせる麺は、最初はコリっと歯切れよく、途中からは馴染むように変化する食感。そして具のチャーシューは、ラーメン店ではなく中華料理店でいただくようなスパイシーさがあり、部位にごとにプリサクっ、あるいはミシっとした食感や、肉の味の違いが楽しめるもの。加えて当たりは柔らかいけどしっかりとしたネギの味も楽しめる柔白ネギも良いですね。
こちらは、一緒にいただいた品。ほっぺた肉はサクプリっとした食感で、そこに甘辛のタレが絡んで、もう。あとこの品で毎回感心するのが、添えられたネギ。火の通し加減が絶妙で、それによってネギの味が最大限引き出されて、また一緒にいただくことよって、味に奥行きを与えてくれますね。
こちらは、相方がいただいた品。以前はたしか平日限定だった塩バターラーメンですが、週末も提供するようになっていたんですね。で、少々味見させてもらったところ、以前いただいた時よりも鯛そしてバターの風味が強くなっていたような気が。ちなみに相方も、「鯛の風味が強い。」と申しておりました。
というわけで、新メニュー含めていろいろといただきましたが、次にお伺いするときは、暫くいただいいないレギュラーメニューもいってみたいなと思ったりして。ごちそうさまです。
令和2年1月訪問
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