たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

石川県金沢市 赤玉本店

 前の記事でも書いたのですが、今回所用で金沢に来て、その用事の後は市内に一泊したのですが、その際、夕食にお伺いしたのがこちらのお店。実は来る前に、「ホテルに近いところで何か良さそうなところはないかな」なんて探していた時、こちらの『金澤おでん』というものに惹かれてお伺いすることにした次第で。(実はおでんって、わりと好きな食べ物だったりするんです。)

牛すじ煮込み 500円
牛すじ煮込み 500円
 お目当ての金澤おでんを含め最初に色々と注文したのですが、まず最初に(お通し以外で)登場したのが、赤玉伝統の味を謳うこちら。しっかりとした味付けですが、ただ濃いだけではなく、だしの味や香りも感じられ美味でした。

湯豆腐 500円
湯豆腐 500円
 こちらは次に登場したもの。で、こちらのお店の湯豆腐は一般的な物と違って、あらかじめ味の付いただし汁に入って出てくるのですが、このだし汁がまた良い塩梅で。これも美味しいですね。

おでん おまかせ盛り合わせ 1,200円
おでん おまかせ盛り合わせ 1,200円
 お任せというのがあったのでまずはお願いしてみたのですが、その中身は、玉子、糸こん、ごぼ天、さつま揚、赤巻、ちくわ、大根、焼豆腐といったところでしょうか。この中では、赤巻(赤くのの字になっているカマボコ)がご当地らしさを醸し出していますね。で、こちらの『金澤おでん』ですが、おだしがとっても淡いというか、ダシ感はしっかりとありつつも必要最低限の味付けで、ゴクゴク飲めるという塩梅。おでんダネの元々持っている味を堪能できますね。

おでん 蓮根団子 280円、梅貝 300円、海老真丈 270円、ふんわり天 130円
おでん 蓮根団子 280円、梅貝 300円、海老真丈 270円、ふんわり天 130円
 こちらは、「季節のおすすめ」と書かれたお品書きから。どれも美味しかったのですが、この中では、何と言っても梅貝でしょうか。北陸地方ではよく食べられている食材らしいのですが、シコシコだけど柔らかく甘味がある身と若干クセのある肝が、もう。これは熱燗が進みますね。

おでん ふかし、車麩 (どちらも値段失念)
おでん ふかし、車麩 (どちらも値段失念)
 こちらは、追加でお願いしたもの。ふかしも北陸地方独特の練り物らしく、いただいてみるとハンペンとカマボコの中間といった感じでした。それと車麩も、個人的にはおでんでは珍しく感じたのですが、だし汁を吸って旨いですね。(ちなみにこの後、我が家で作るおでんには、車麩が定番の具となりました。)

日本酒(2合) (値段失念)
日本酒(2合)
お通し (値段失念)
お通し (値段失念) 
 お通しは、昆布の佃煮とクラゲの酢の物。佃煮はだし汁を取ったあとリサイクルしたものだと思ったのですが程良い味加減でこれがなかなか。またクラゲは、個人的に好物だったので嬉しかったですね。そしてお酒は、当地の地酒があったのですが、この日は熱燗が飲みたかったのでデフォルトの物を。(良いお酒で熱燗は勿体ないというか。)ですか、これはこれで悪くなかったというか、美味しい料理にお酒が進み、ついついもう1本頼んでしまいました。

 というわけで色々といただいたのですが、これらの料理・酒の他、生ビール、ウーロン茶などをいただいて、お会計は6,000円ちょっとと、さほどお高くない印象。場所的にも行きやすいところにあって、今回案内された2階席は夜景を見ることも出来ましたので、席自体の雰囲気もなかなかでした。ごちそうさまです。

平成23年9月訪問

北海道帯広市 味処 新橋

 用足しがてらの北海道旅行4日目。前日に用足しも済み、あとは帰るまで遊ぶのみなのですが、この日は、レンタカーで札幌市から帯広市まで移動して、日本で唯一ばんえい競馬が行われている帯広競馬場に行くことに。で、競馬場に行く前に帯広市内で立ち寄ったのが、豚丼で有名な十勝地方の中でも、昭和20年代から豚丼を提供する老舗(ちなみに、お店自体は大正時代に創業だそうです。)として名高いこちら。なんでもフライパンで作る、特徴的な豚丼がいただけるそうです。

豚丼肉盛 900円
豚丼肉盛 900円
 で、お願いしたのは、店員さんが熱心に勧めたこちら。並盛りより肉の量が多いとのことですが、確かに、丼の中央部に真っ黒な肉の小山が出来てます。早速そのお肉をいただくと、カラメルっぽいほのかな苦味と深いコクを感じますが、塩気や甘味はさほど濃くは感じず、厚切りですが結構柔らかい肉自体の味も堪能できました。なるほど、これは美味しいですね。

けんちん汁 200円
けんちん汁 200円
 汁ものはオプションなので、こちらもお勧めされたけんちん汁を注文。一口啜ると、どこかで味わったことのあるような独特の風味が感じられましたが、食べ進むうちにその正体が具として入っている芋がらであることが判明。他にも、フキや油揚げなど入っていて(でも豆腐は入っていなかったりして)、個人的に想像するけんちん汁とはだいぶ違う味なのですが、これはこれで良いですね。

豚丼(ご飯少なめ) 700円
豚丼(ご飯少なめ) 700円
 こちらは、店員さんの勧めを振り切って並盛りにした同行者の物。注文した後、ご飯の量を尋ねてくれるのですが、その際、「少なめで」と言うとこのくらいの量になります。

みそ汁わかめ 150円
みそ汁わかめ 150円
 こちらも同行者がいただいた物。メインの具であるワカメは、煮込まれてトロトロなタイプです。

 というわけで、名物の豚丼を堪能させていただいたのですが、何でも、他にも色々と作り方や味付けにバリエーションがあるようなので、またいつか当地を訪れ、豚丼の食べ歩きなんてしてみたいですね。ごちそうさまでした。

【お店の入口に置かれた看板】
お店の入口に置かれた看板

平成23年9月訪問

北海道札幌市 マジックスパイス 札幌本店

 8月に言った用足しがてらの北海道旅行がらみの記事なのですが、何とか用足しを済ませ、そこから地下鉄でホテルに戻る途中、南条7丁目という駅で途中下車。何故かというと、駅から程近いところに、スープカレーの超有名店、マジックスパイスの札幌本店があるからでして。なので、遅い昼食というか少々早い夕食にお伺いしてみることに。

北恵道(ホッケイドー) 1080円 + (辛さ)涅槃 180円
北恵道(ホッケイドー) 1080円 + (辛さ)涅槃 180円
 それでいただいたのは、チキン、豆、コーン、野菜の入った、札幌本店限定の北恵道を、お勧めの辛さである涅槃で。まずはスープだけいただいてみると、一般的に連想するカレーの風味とは違う、何ともスパイシーなお味。これが、インドネシア風スープカレーという物なんですね。ちなみに辛さは、個人的には涅槃だとまだまだ余裕がありましたが、辛い物がそれほど得意ではない同行者は「辛い」とのこと。具は前述のとおりですが、2本入るチキンレッグはホロホロで、スプーンで簡単にほぐせます。そして、豆類や野菜類もタップリと入り、かなりボリューミー。そして、途中からは、卓上に置かれた辛さを増すスパイスやカレー風味のスパイス、辛さをマイルドにするマジックビネガーを適宜投入していただきましたが、どれも良いアクセントになりますね。個人的には、酸味が加わることによってまた違った味わいになるマジックビネガーが気に入りました。

北恵道(ホッケイドー) 1080円 + 元気カレー(トマトベース) 100円 + (辛さ)覚醒 50円
北恵道(ホッケイドー) 1080円 + 元気カレー(トマトベース) 100円 + (辛さ)覚醒 50円
 こちらは、同行者のいただいた物。例によって少々味見させてもらいましたが、店員さん曰く「マスターしか作れない」トマトベースの元気カレーが入ることにより、また違った味わいになるんですね。個人的には、こちらの方が一般的に連想するカレーに近い味に感じました。ちなみに、辛さに関しては、この覚醒だとピリ辛くらいに感じたのですが、同行者(辛い物がそれほど得意ではない)は「ちょっと辛目だが丁度良い」とのことでした。

タイ焼きくん 80円
タイ焼きくん 80円
 こちらも、同行者がいただいた物。モチが入っている以外はごく一般的なあんこの鯛焼きのようで、同行者曰く「美味しかった」とのことです。

 というわけで、どれも美味しくいただいたのですが、レギュラーメニューに加え限定メニューも沢山あり、一度行っただけじゃ到底味わい尽くせない感じですね。なので、またいつかお伺いしたいなぁ、なんて。ごちそうさまでした。

平成23年9月訪問

北海道札幌市 海鮮居食屋 やっとこ

 今回、用足しも兼ねて北海道旅行に行ってきたのですが、これから暫くの間、その時のネタが続きます。

 で、その最初の記事は、旅の初日に、札幌の宿に着いてすぐにお伺いしたこちら。今回の旅で最初に行くお店だったので失敗したくなく、事前にいろいろと調べたうえ、予約してお伺いしました。それでいただいたものを以下に。

ジャガバター 480円
ジャガバター 480円
 北海道でジャガバターと言えば、当然塩辛付き。お芋はホクホクで、塩辛も良い塩梅でした。

たこの白子 480円
たこの白子 480円
 これは珍味。説明書きのとおりフワフワ、ツルツル、コリコリと3つの食感が楽しめ、濃厚な味は日本酒にとても良く合いますね。

根ぼっけの一夜干し焼き(半身) 680円
根ぼっけの一夜干し焼き(半身) 680円
 半身でもこの大きさ。大きいですが、身はしっかりと締まっていて、味もしっかり。文句なしに旨いです。ちなみに、あまりホッケが得意ではない同行者も「美味しい」と申しておりました。

炭焼き豚のスペアリブ 580円
炭焼き豚のスペアリブ 580円
 こちらのお店のウリの一つのようですが、そのお肉は、スパイシーでジューシー、そして柔らかく香ばしく絶品。また、添えられたミルはコショウではなく山椒なのですが、これが実に良く合いますね。

もんじゃ風 とろろ・ステーキ 580円
もんじゃ風 とろろ・ステーキ 580円
 味付けは塩気の他に砂糖の甘さを感じましたが、それが焦げたところの香ばしさと、中のフワフワ感の取り合わせが面白かったです。とろろは好物なこともあって、個人的にとても気に入りました。

飲み放題 1,500円→980円(クーポン利用) と お通し
(生ビールとお通し)
生ビールとお通し
(大雪の蔵辛々麗)
大雪の蔵辛々麗
(ウーロン茶)
ウーロン茶
 ビールは、北海道では珍しいスーパードライ。ですが、こちらのお店のように海鮮系がウリな場合、スーパードライの方が相性が良いような気がします。ちなみに、ビールと一緒に映っているお通しは、タコ(水ダコ?)の酢の物。タコが柔らかくて味も良く、お酒が進みました。そしてビールを数杯いった後は、これも飲み放題に含まれている地酒にチェンジ。『大雪の蔵 辛々麗(しんしんれい)』というのをいただいたのですが、名前のとおりさらっとした辛口でまことに好みな味。たいそう気に入り、したたか飲んでしまいました。あと下段は、同行者のいただいたウーロン茶です。

 というわけで、二人でこれだけ飲み食いして5,000円少々(チャージ料一人315円含む)って、どんだけコストパフォーマンスが良いんでしょうか。実は、今回の遠征で最初に行くお店だったので失敗したくなく、事前にいろいろと調べて予約して行ったのですが、大正解でした。是非ともまた、お伺いしたいなぁ、と。ごちそうさまでした。

平成23年9月訪問


東京都千代田区 茶寮 結

 今回旅行で東京を訪れた目的のひとつが、前の記事のように靖国神社への参拝だったのですが、その境内には『遊就館』という資料館があって、さらにその中にある喫茶コーナーのようなところがこちら。何でも、昔のレシピで作った『海軍カレー』がいただけるということで、拝観の後にお伺いしてみました。

海軍カレー 680円
海軍カレー 680円
 添えられたというかスプーンの下に敷いてある紙によると、「当店のカレーは、明治41年9月に発刊された海軍割烹術参考書のレセピーに基づいて、その時代の味を忠実に再現致しております。」との事。いただいてみると、確かに、牛肉と野菜とブイヨン、そして小麦粉、カレー粉、そして塩で作られた、シンプルで風通しの良い味。まさしく、材料の本来持つ味のみで構成されているという感じですね。で、個人的にはとても気に入ったのですが、巷に溢れるサービス過剰な味とは違うので、それに慣れてしまったイマドキの若い子にはちょっとつらいかもしれません。

冷やし海軍珈琲 350円
冷やし海軍珈琲 350円
 カレーと言えばアイスコーヒーでしょうということで、一緒にいただいたのがこちら。どのあたりが海軍かは不明ですが、結構苦みばしった味というか。牛乳が合いそうですね。

クリームソーダー 450円
クリームソーダー 450円
 こちらは、同行者がいただいた物。ブルーがきれいですね。そのブルーなソーダ水だけちょっといただきましたが、それほど甘くなく、さっぱりしてて良かったです。

 というわけで、どれも美味しくいただきました。ごちそうさまです。

平成23年9月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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