趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
台湾3日にして最終日の朝。昨日に続いて朝食は地元密着型で行こうと、早朝の街に5人ほどで出かけたのですが、今回は、当地の朝食と言えば豆漿(トウジャン)=日本語で豆乳と点心だろうということでこちらのお店に。ちなみに、洪記豆漿大王(ホンジートウジャンダーワン)は、台北市内に何店舗かある24時間営業のお店で、都合が良いことに、ホテルからほど近い場所にも1軒ありました。
それで、注文なのですが、とりあえず豆漿を全員分と、食べ物については各自適当になんてやっていたら、テーブルの上がものすごいことに。
鹹豆漿 30元
豆乳は、ノーマルな冷たいもの(冰豆漿 22元)とノーマルな暖かいもの(熱豆漿 22元)もあったのですが、今回は鹹豆漿(シェントウジャン)に。で、ノーマルな豆乳と何が違うのかというと、豆乳にお酢とタレ、ラー油的な辛味が入っているのですが、これが酸味や辛味はそんなに強くなく、なかなかに良い塩梅で、お酢の作用で豆乳がおぼろ豆腐のようにフルフル固まっていくのも面白いですね。また、具の油條とザーサイ的な物、そしてネギが良いアクセントになっています。それとボリューム的には丼1杯分くらいあるので、けっこうお腹にも溜まりますね。
点心類各種
こちらは、登場した点心類。写真上段の左側は、鍋貼(25元)。いわゆる焼き餃子です。そして上段右側が、玉米蛋餅(35元)。蛋餅(ダンピン)はこういうところではポピュラーなメニューで、モチッとしたクレープみたいな物だったかと。また種類も豊富だったのですが、これは玉米=トウモロコシ(コーンマヨ的な物?)入りのものです。真ん中は、鮮肉包(20元)で、いわゆる肉まん。そして下段は私が花の季さんのチェンピンみたいだなと思って指差して注文した2品。左側が猪肉饀餅(30元)で、味的にも、表面カリッ、周りはモチっとした皮に肉まんのような餡という組み合わせが、汁気の少ないチェンピンという感じでした。そして右側がお品書きのどれを指すのかわからなかったのですが、肉の替わりに野菜と春雨を餡に使ったもののようなもので、餡の甘塩っぱい味付けが良かったです。(個人的には今回一番気に入りました。)
小籠湯包
それらをいただいている時、蒸かしたてが2つも届いたこちらは小籠湯包(1つ65元)。昨日を思い出してはいけませんが、これはこれで悪くなかったというか結構いけてました。
蝦黃蒸燒賣?
そしてさらに届いたのが、こちらは多分、(写真は既に1つ食べてしまっていますが)蝦黃蒸燒賣(70元)で、いわゆる蟹焼売。ちなみにお会計は、鹹豆漿が4人前と点心類全部合わせて446元と大変リーズナブルだったのですが、昨晩深夜まで飲んでいたオッサン5人でこの分量は、明らかに多いというか…。
冰紅茶 20元 と 冰奶茶 22元
そんな満腹中枢と戦っている時、更に、冷たい紅茶が人数分追加に。同行者の一人がウーロン茶で流そうという作戦を立てたのですが、売っていなくて紅茶を買ってきたとのこと。ちなみに紅茶(ホンチャー)はストレートティー、奶茶(ナイチャー)はミルクティーで、どちらも砂糖で結構甘くなっており、個人的には甘いのも全然いけるので問題なかったですが、当の作戦を立てた人は甘い物が駄目らしく、さらなる深みにはまっていたようで。
というわけで、少々食べ過ぎてしまったものの、当地の朝食を美味しく堪能することが出来ました。吃飽了(チーバオラ)!
平成27年10月訪問
台湾2日目の夜の続き。日式居酒屋で多少は飲んだものの、その後、別の店に行ってきた奴らとも合流して「もう1軒行こう!」ということになり、個人的には今度こそということで、半ば強引に昨日も訪れた鮮定味さんへ。本日も盛況でワイワイガヤガヤしていますが、日曜日ともなれば、昨日来た時と較べると若干空席もあり、啤酒小姐も居ませんでした。
で、先程日式居酒屋で飲んだ酒が効いてきたのか食欲も多少戻ってきたので、さすがに昨日並みには無理でしたが、今日も色々と。ちなみにお伺いするのは2度目とあって、ビールはセルフで冷蔵庫から持ってくるなど、システムなども色々とわかってきました。
青菜 時價
定番の空心菜炒め。ちなみに時價(時価)といっても、100元しなかったかと。(70元くらい?違っていたら申し訳ない)で、台湾に来て以来、何回かいただいた(そしてどれも外さなかった)のですが、こちらのも美味。ニンニク、ガッツリ効いています。
宮保蝦仁 120元
日本語の説明書きには「エビの唐辛子炒め」とあるのですが、衣を付けて揚げた海老と、ピーナッツ、そしてネギなどを唐辛子を炒め合わせたもの。で、見た目どおりとっても辛いのですが、これがものすごく後を引くというか。一口食べて「旨いっ!でも辛いっ!!」とビールをグビグビ。で、ほとぼりが冷めるとまた一口食べて「旨いっ!でも辛いっ!!」とビールをグビグビ。(以下エンドレス。)そんなわけで何とも危険な食べ物でしたが、これは是非、またいただいてみたいですね。
烤香魚 150元
こちらは、趣味で鮎釣りをする同行者が「台湾の鮎を食べてみたい」と注文。こちらでも鮎のことを「香魚」って表すんですね。それで、料理人でもあるその注文した人が言った「化粧塩が頭としっぽというのが面白い」というのに得心しつつご相伴にあずかると、身の風味とふわっとした食感に新鮮さを感じます。また当地のレモンの他、太田胃散みたいな風味の漢方的スパイスが添えられていたのですが、試しにその太田胃散的スパイスを付けてみたところ、これが鮎とものすごく合ったのには驚きました。
Tiger Beer(タイガービール)
今回の口開けは、昨日もいただいたタイガービール(老虎啤酒)。やっぱり、スッキリ飲みやすいですね。
18天台灣生啤酒
その次にいただいたのが、台灣啤酒の生ビールであるこちら。瓶には「ONLY 18 DAYS」と書かれているので、賞味期限は製造日から18日ということですかね?また「全程低溫保鮮」とも書かれているので、チルドビールということでしょうか?だからというわけでは無いんですが(いや、気分的なものかも)とてもフレッシュな味わいで旨かったです。
經典台灣啤酒
最後にいただいたのが、ラベルに「CLASSIC」と書かれているこちら。後で調べたところ、ネット上の記述では台灣啤酒の前進である高砂啤酒の味を再現したとあったのですが、とてもスッキリ軽い喉越しのビールという印象です。
というわけで、二日続けての鮮定味さんだったのですが、今日もとても美味しく、かつ楽しく飲み食いすることが出来ました。ちなみに、今日は料理が各1~2品ずつ、ビールが各数本ずつで1350元と、本日もリーズナブルです。それにしても、熱炒(ルーチャオ・台湾式居酒屋)というのは良いものですね。台北市内には、こちらの鮮定味さん以外にも色々な熱炒があるみたいなので、今度台湾を訪れる時は、色々食べ歩いてみたいと思います。吃飽了(チーバオラ)!
平成27年10月訪問
台湾2日目にして最後の夜。ナイトツア-からホテルに戻った後、また今夜もどこぞで飲もうという話になったのですが、個人的に昨日のような熱炒(台湾式居酒屋)を希望したものの、同行者のうち一人が頑なに「中国語がうるさいところには行きたくない」と言い張ったりしたものだから(だったらそもそも台湾に…。)、とりあえず日式(日本式)居酒屋で飲むかということになり、たまたまこちらに近づいて来た関西弁を操るポン引きのおっちゃんに訊いたところ、教えて貰ったのがこちらのお店。もっとも、教えて貰ったといってもお店のだいたいの場所だけで、紹介料を取られたりすることはありませんでしたが。
それでお店に入ると、座敷には、日本人の先客が1組。日曜日の午後8時過ぎですが、いかにも仕事帰りといった感じで、何かを熱く語っていました。で、その隣に座って、以下のものを飲み食い。
お通し と しらす大根おろし 100元+サービス料
ポテトサラダ 130元+サービス料
お通しはコーンにチャーシューとキュウリなどをあしらった物。しらすおろしはネギが添えてありました。そしてポテトサラダですが、マヨネーズベースの味付けだとは思うものの、日本でいただくものと微妙に味わいが違う気が。(気のせいかもしれませんが。)
山掛け 200元+サービス料
こちらは、私が注文したもの。それで、マグロの刺身がタテ×ヨコ角5mm程度の細(ほそ)切りになっていたのに驚きました。あと醤油は当地のものですかね?しらすおろしに掛けた時にも感じたのですが、ちょっとばかり味が違うような気が。
アサヒ生ビール・中ジョッキ(朝日生啤酒中杯) 150元+サービス料
台湾に来て初めて見たジョッキの生ビール。味的には全く変わったところはありません。そういえば、日本だとどんなお店でもジョッキの生ビールが飲めたりするのですが、海外だと珍しいことなんですかね。
レモンハイ(檸檬蘇打燒酒) 150元+サービス料
飲み物のお品書きには日本語の脇にカッコ書きで当地の言葉が書いてあるのですが(なのでこの記事もそれに倣っています)、ぱっと見、檸檬と燒酒はわかったものの、蘇打は一瞬考え込んでしまい、そのまま「ソーダ」と読めば良いことに気付くのにちょっとだけかかったというか。それで登場した時にちょっと驚いたのですが、まずグラスがロックグラスで、氷が細かいんですね。そして口を付けると、味的にはコンクのソーダ割りだと思うのですが、当地のレモンの香りが良かったです。
というわけで日式居酒屋だったのですが、日本でいただくのとは微妙に違う酒やつまみが面白かったというか。それでもし台湾に長期滞在するようなことがあれば、日本を懐かしんでたまにお伺いするかもしれませんね。吃飽了(チーバオラ)!
平成27年10月訪問
注)価格に+サービス料と書きましたが、こちらのお店では、お品書きに10%と明記されています。
今回、台湾での観光は、最終日以外旅行会社のツアーで回ったのですが、2日目夜のツアーで立ち寄ったのが、なんと、小籠包でつとに有名な、鼎泰豐(ディンタイフォン)の本店!このブログを書くに当たっては、食べ物ネタの場合、自ら(同行者も含む)の意思で注文したものを載せるというマイルールがあるのですが、このお店だけは、ツアーで立ち寄って、ビール以外はお任せで出てきたものをいただいただけにもかかわらず、何としても記事にしたかったというか。
それでお店に到着したのは午後6時頃だったのですが、お店の前は待っているお客さんでごった返している状態。ちなみにこちらのお店は本来予約不可らしいのですが、今回のように旅行会社のツアーでお伺いする場合、料理は自由に注文できませんが、その代わり待たずにお店に入れます。で、以外と狭いというか奥に長い店内を縦断して階段で上へ上へ。案内されたのは団体用のフロアですかね?そこでビールの注文を聞かれた以外は、お料理が次々に出てきました。
金牌台灣啤酒 生
といわけで唯一注文したビールですが、ラベルに「生」と書かれている物は初めて。日本だといつの間にか瓶でも缶でも生ビールが当たり前になってしまいましたが、昔はこうやって「生」って書いてあったよなぁ、なんて思ったりして。あ、お味の方は、生でも軽い台湾ビール味というか。
小菜
寧式黄芽菜
これらは、あらかじめテーブルに用意されていた和え物2種。お店の公式ウェブサイトによると(ちなみに、この記事内での料理の表記などは公式サイトに準じます。)小菜は干し豆腐と昆布、もやしなどを和えたもので、英語表記だとHouse Specialとなっていたのですが、だとしたら当店のスペシャリテ的な料理なんですかね。また寧式黄芽菜は豆もやしの和え物なのですが、寧式というのは上海式という意味らしいです。それで、両方とも味加減は丁度良く、これからの料理に大いに期待が持てますね。
空心菜
次に出てきたのは空心菜の炒め物。こちらのもニンニクが効いていますが、程よい感じで旨いですね。それにしても、個人的にも空心菜は好きで、近所のスーパーで売っているものを炒めていただくのですが、ニンニクと中華スープを使って調理しているのに、こちらでいただく物とは(旨いけど)別物なんだよなぁ。
小籠包
そしてお待ちかねの小籠包が登場!当然蒸したてのアッツアツで、シルキーな薄皮、それに包まれた極上のスープ、肉が高位の存在に進化した感じの餡という、小籠包を構成するパーツの全てがハイレベルというか、そのままで全部旨いです。また、生姜の千切りが入った酢醤油に付けていただくと、更に味わいが深まって、もう。ちなみに、卓上には、食べ方が丁寧に(酢醤油における酢と醤油の混合比まで)日本語などで書かれたものが置いてあるのがとっても親切ですね。
鮮魚蒸餃
蝦仁燒賣
蝦肉蒸餃
菜肉蒸餃
小籠包の他にも、点心類が蒸したてで続々登場。(ちなみに、写真は登場順になっています。)で、どれも、もっちりすべすべの皮、プリッとジューシーな餡が良いですね。ちなみに、蒸餃は蒸し餃子のことで、鮮魚は魚肉に手を加えた物、蝦肉は海老と豚肉、菜肉は野菜と豚肉が。それと蝦仁燒賣は海老焼売のことで、餡は海老と豚肉となっています。
肉絲蛋炒飯
酸辣湯
〆的に出てきたのがこれら。ふんわりとした炒飯には豚肉の小片が。そして具沢山の酸辣湯。こういう料理もしっかりと旨いですね。
豆沙小籠包
デザートに出てきたのが、何と、アンコの入った小籠包。でもこれが、決して甘すぎず美味でした。
というわけで、この約1時間前に牛肉麵を1杯半いただいたにもかかわらず、どれも大変美味しく、バクバクといただいてしまいました。また当たり前のことかもしれないのですが、料理はどれも出来たてをタイミング良く出していただいたのにも感心したというか。それでこの記事を書くにあたってこちらのお店のウェブサイトを見てみると、今回いただいた他にも、美味しそうな品が目白押しじゃないですか!これは再び台湾を訪れた時に、もう一度お伺いしなくては駄目ですね。吃飽了(チーバオラ)!
平成27年10月訪問
台湾で迎えた旅行2日目の朝。今回宿泊したホテルというか旅行プランには朝食が付いているのですが、折角だから地元密着系というか、朝から開いているお店で台湾の皆さんがいただいているようなものをいただきたいなと思っていたところ、今回の同行者で台湾が2度目という料理人さんが、是非とも行ってみたい、日本で言うところの肉まんのお店があるというので、私とその人を含めて総勢5名で行くことに。
そのお店はホテルから歩いて5分程の所にあったのですが、日曜日の午前7時半前という時間帯に、店内はほとんどのテーブルが埋まっていました。それでとりあえず空いていた一番奥のテーブルに陣取ってから注文したのですが、こちらのお店は品数が後述する2品しかないので、迷わずお願いできます。
蒸包(每籠10個) 85元
まずはメインの肉まんなのですが、10個入りで300円ちょっとと、これまたかなりお安いですね。で、ちょっとだけ待ってから蒸したてのが登場したのですが、普段見慣れて肉まんと較べると、カタチはずいぶん小さくいびつというか。それで注文した時、私たちがこちらのお店に慣れていない日本人だとわかると、店の親父さんがおろしニンニク(OK?と訊かれた。)、合成酢のような鋭いエッジを持つお酢、醤油、そして見た目が赤っぽい色の正体不明な調味料を混合してタレを作ってくれたのですが、最初はそれを付けずにそのままパクついてみたところ、皮は薄く、中の餡は肉汁滴るという感じではないけど密度感、そして肉肉しさが力強いものの、そのままだと味というか塩気は薄め。ですが前述のオヤジさんが作ってくれたタレ付けると、なんとも良い塩梅になって、これならいくらでも食べられるというか。
酸辣湯 25元
こちらのお店のもう一つの品が、この酸辣湯。で、表面にコショウがかなり多めに掛かっていたので、それらを混ぜ込む意味で良くかき混ぜてからいただいたのですが、トロみが強く、味的には(コショウが結構掛かっているにもかかわらず)辛味はあまりないく、また塩気もあまりなく。また酸味の元となるお酢はスープに混ぜられておらず底の方に入れられていたのでしょうか?私は前述のとおりよく混ぜてから食べたのでさほど気にならなかったのだが、同行者達は最初酸っぱくなくて、途中から急に酸っぱくなったと。そして具は、干し豆腐がメインですが、普通の豆腐なども入っていました。
というわけで、とても美味しくいただいたのですが、実はこちらのお店ってかなりの有名店らしく、毎日お昼過ぎには品切れ閉店となってしまうようで。そんなお店に連れて行って貰って本当に良かったなぁ、と。吃飽了(チーバオラ)!
平成27年10月訪問
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